オーバーロード 傾国狐の異世界日記   作:破戒僧

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天国へのカウントダウン(意味深)

 

 

【異世界転移400年目 ♡日目】

 

 ★ 6:04

 

 いつもより早く目が覚めた。

 ……まるで、遠足が楽しみで眠れなくて、眠っても眠りが浅くてすぐに起きちゃう子供みたいだな……と、自分で思った。

 

 まあ、今日という日をすごく楽しみに待っていたのは本当のことだし、無理もない……と、自分では思っている。

 

 たとえそれが、今まで何十万回、何百万回と経験してきたことであっても……緊張こそしないけれど、どうしてもわくわくしちゃうものだ。

 まだ一度も経験のない、まっさらで純粋な子の『初めて』を貰っちゃう時っていうのは。

 

 ましてや今回の相手は、あのマーレだ。

 ユグドラシル時代もすごくお世話になった1人である、ぶくぶく茶釜さんの(NPC)。下手な女の子よりも全然かわいい、ダークエルフの男の娘。

 

 それも、幾度か会って話して交流するうちに、光栄にも私のことを気にかけて、好きになってくれたっていうんだから……そりゃこれで気合入らなきゃ嘘ってもんでしょ。女として。

 

 そんなわけで、朝起きた時点でわくわくして……ふと鏡を見ると、だらしなくにやけちゃってる自分の顔が映った。

 そんな自分に呆れつつ……寝汗を流すためにシャワーを浴びる。

 これから会うんだから、身だしなみはきちんとしておかないとね。

 

 もしかしたら汗のにおいがある方が喜んでもらえるかもしれないけど……それにしたって、寝汗とか古い汗をそのままにしておくのは違うからね。1日の始まりは、きちんとリフレッシュして、新しい気持ちで向かえないと。色々ね。

 

 

 

 

 ★ 11:00

 

 朝ごはんを食べて、今日の分の仕事をささっと片付けて、ゆっくりくつろいでいたところに……『伝言』で連絡が入った。

 曰く、マーレ達が到着した、と。

 

 予定していた時間ぴったりの到着。

 ……コレ単純に時間を守っただけなのか、それとも待ちきれないくらい楽しみにしてて、ずっと前からスタンバイしてて時間になると同時に跳んできたのか……後者だったら嬉しいし面白いな。

 

 玉座の間でマーレ達を出迎えた時、同行していたシャルティアがニヤニヤ笑ってマーレの方を見ていたのを目にして、なんとなく答えがわかった気がした。

 横からそんな視線が注がれていることも(多分)知らず、『きょ、今日からお世話になります!』って、顔を真っ赤にして緊張しながらそう言ってくるマーレの、まーかわいいこと。

 

 ん? 『今日から』ってどういうことかって?

 今回のマーレ達の訪問はね、いつもの一泊か二泊くらいで帰っちゃう『使節』とは違うんだよ。これから先、マーレとシャルティアはここに、数週間単位で長期滞在することになるんだ。

 2人分ゲストルームに固定の部屋を用意したから、今後しばらく、むしろここを拠点にして、必要に応じてナザリックに通う、みたいな感じになる。

 

 マーレは言わずもがな、これから『お相手』として、私を妊娠させるために頑張ってもらうからだ。

 ナザリックから『転移門(ゲート)』で通えないこともないだろうけど、お互いに仕事の時間が被らない時間を打ち合わせて『種付け』の時間を決めて……っていうのを毎度やるのも面倒だからね。それなら一緒にいて、互いに空いた時+気分が乗った時に即トライできる方がいい。

 ……若干生々しくて申し訳ない。

 

 そんでシャルティアは……ぶっちゃけて言うとマーレのおまけである。

 ただ彼女にも、腰を据えて『練武郭』での訓練に参加し、武技、特技、その他使えそうな戦闘技能を勉強して身に着けていく、っていう真面目な目的もちゃんとある。

 これまでと違って数週間単位で、合宿免許みたいな感じで集中的に鍛えられる。

 

 シャルティアで成果が出たら、今後ナザリックの別のしもべ達への指導にもそのノウハウを応用していく予定である。

 

 ……あと、シャルティアとは以前、『マーレが『男』になる瞬間を見たい!』ってめっちゃ必死に頼まれてて、それをOKしちゃったので……うん、まあ、見てもらいましょう。

 

 加えて、シャルティア自身もそっち方面には一家言持っているそうなので、色々と手伝える部分は手伝ってくれるそうだ。

 事前に打ち合わせしてあるんだけど、よさそうなアイデアをいくつも出してくれて、いっそう美味しくマーレの『初めて』をいただけそうなので、採用しました。よろしくね。

 

 なお、今回マーレと私が目的にするのは、『万魔の母(エキドナ)』を受け継いだ子供の誕生なわけだが……今まで400年間で3人しか誕生していない、ガチャもびっくりな低確率な大当たりをそう簡単に弾けるとは私も思っていない。

 

 しかも、前にも言った通り、私、今後マーレとしかしないわけじゃなくて、他の相手とも普通にやるからね。それを考えれば、『マーレとの子供が『万魔の母』を受け継いで生まれる』確率は、もっと下がる。

 

『数打ちゃ当たる』方式で、相当な回数をこなすことになるだろう……どのくらいの期間かかるのか、ぶっちゃけわかりません。下手すると年単位かも。

 その間ずっとマーレとシャルティアを、ここに滞在させるわけにはいかない――いや私は別にいいんだけど、ナザリック側の都合とか色々あるしね――ので、ひとまず今回の長期出張は、MAX1か月半として見ています。

 

 その間にせっせと作って産んで、『大当たり』が出ればよし。でなければ一旦2人には帰ってもらって、しばらく経ってから再チャレンジ。

 基本、こんな感じの繰り返しになるだろう。

 

 

 

 ★ 12:30

 

 

 それぞれ荷ほどきをして自分の部屋を好きなように作り替えたら、いつもと同じで食堂でお昼ご飯を一緒に食べる。

 

 ん? 早速寝床に行くんじゃないのかって? 焦らない焦らない……それは最後に、夜になってから、ね?

 それまでじっくり遊んで、焦らして、おいしくなーれ、おいしくなーれ……っておまじないをしてあげるのですよ。萌え萌えキュンよりもよっぽど効くよきっと。

 

 マーレはそんなに荷物はいっぱいは持ってきてない。基本的に空中庭園(ここ)にもうすでに何でもあるって知ってるからね。

 何か必要なものがあれば用意させるし。

 

 シャルティアも同じで、そんなに荷物は(・・・)多くないんだけど……彼女の場合、部下で愛人の『吸血鬼の花嫁(ヴァンパイア・ブライド)』を2人ほど連れて来た。

 身の回りの世話をさせるための家政婦みたいなものだってさ。事前にちゃんと相談された上でのことなので、許可は出してあります。

 

 なお、その『身の回りの世話』が世間一般的に想像しうるものに限らないものを含むということも確認済みです。その上で許可出してます。

 うちの『サキュバス街』にも『吸血鬼の花嫁』はいるんだけど、それと食べ比べてみたいとも言ってた(シャルティアには『サキュバス街』の使用許可は出してある)。

 

 ちなみに、お昼ご飯のメニューは……うな重です。あとハマグリの味噌汁。

 理由は言うまでもあるまい?

 

 

 

 ★13:30

 

 マーレが空中庭園に来た時の過ごし方は、だいたい2パターン。

 図書館で本を読んでるか、魔法やアイテムについて勉強するかだ。

 

 今日は後者、アイテムづくりに関する勉強の一環として、素材の採取体験に来た。

 

『萌緑郭』の一角に、植物系の素材を栽培しているビオトープがある。もう何度も来ている場所ではあるんだけど、そこで、ちょっと珍しい薬草の採取。

 ……というか、珍しいも何もここで独自に品種改良されて開発されたものなんだけどね。だからマーレとか外部の人が見たことなくて当然。

 

 今回収穫するそれを育ててるのが水中で、しかもそこそこ深い所なんだけど、当然、服着たままだと濡れちゃうでしょ?

 なので、服は脱いで潜ります。

 

 でも全裸じゃないよ。この日のために用意しておいた、水着をちゃんと着ます。

 そう聞いた時、マーレはほっとしたような、あるいは残念なような……実に思春期男子らしい、微妙だけどわかりやすい表情を見せてくれました。

 

 ただし、水着はスリングショットだけど。

 あの紐みたいな見た目で、エロくてかわいいけど、少し激しく動くとすぐポロリしそうになるやつ。当然ながら、泳いだり潜る上での実用性は皆無。

 

 そしてそれに、マーレが見てる前で着替えたけど。

 普通に今着てる服を脱いでオールヌードになってから、収納空間から取り出して着衣。

 

 後ろを上手く止められないので、マーレに手伝ってもらおうとしたんだけど……前かがみになっててそれどころじゃなさそうだったので、仕方なくシャルティアに手伝ってもらいました。

 そしたら『おおっとぉ!?』って、ちょっと手が滑っちゃったらしくて、隠したと思った瞬間に上も下もポロリしちゃったけど。まったくシャルティアはおっちょこちょいだなあ♪

 

 そんで、その後その水着で水中にもぐって、底に生えてる藻類みたいな薬草を採取したわけなんだけど……結局その時もポロリしました。

 

 最初から最後までマーレの顔が真っ赤で、けど目をそらしてるように見えてきっちりチラチラこっちに視線をやってたのがまるわかり。

 もっと堂々と見てもいいのにねえ。

 

 ちなみに、私だけじゃなくてマーレも水着で潜って採取したよ。

 途中から隠すの諦めて、水着の前が盛大に変形してもっこりしてたのを恥ずかしそうにしながらも、きちんと採取はできてました。偉い偉い。

 

 あ、それとシャルティアは採取系のスキルを持ってないので薬草の採取ができない。

 なので、ドギマギするマーレをそれはそれは楽しそうに陸の上で見物してました。

 

 ……しかし、布越しだけど……マーレのぞうさん、なんか前より大きくなってたような……気のせいか、記憶違いかな?

 

 

 

 ★14:30

 

 水の中で採取したポーションを使って、今度は調合を体験……と行きたいところだったけど、水に浸かって体が冷えちゃったので、その前に皆でお風呂に入ることにしました。

 シャルティアは水に入ってないけど、ついでに一緒に入ることにしました。

 

 夜は夜でお風呂きちんと入るから、今回はさっと体を洗って温まるだけでいい。

 けどせっかくだから、遊享郭のスーパー銭湯に最近新しくできたコーナーを使ってみようってことになった。

 もちろん混浴。一応湯浴み着はON設定で。

 

 マーレの湯浴み着が、一部分の変形を最早隠せてないことについては一旦置いといて。

 

 今回新しくできたのはオイルマッサージのコーナーである。

 血行促進の薬効があるオイルを体全体に満遍なく縫ってくれるので、体の芯からぽかぽか温まって気持ちいいと評判の店。

 

 そして、それをやってくれるのは、様々な種族が揃っているマッサージ師のお姉さん達。

 今回は一番人気の夢魔(サキュバス)のお姉さんに頼むことにしました。私も、マーレも。

 

 一応言っておくと、この店の店員さんの仕草や手つき、そして店の雰囲気や嬢の制服(嬢って言っちゃったよ)がやたらエロいのは確信犯です。ご希望ならそういうサービスも受けられます。

 が、あえて今回はマッサージだけをお願いしてある。健全とは呼べないけども、普通にあったかく、気持ちよくなるだけなのを。

 

 手つきはいかがわしい……というかぶっちゃけエロいんだけど、アウトなところには触らずにその周りだけをプロの手つきで触って擦って温めて……うん、確信犯で焦らしです。

 でもきちんと体はあったまったよ。

 

 マーレは一部分が熱く硬くなりすぎちゃったけど、最後までそこを直接は触られはしませんでした。……そのせいで余計苦しかったかもしれないけどね。

 

 おかげでその後、薬草の調合体験に全然身が入ってなくて、ちょっと手つきが危なっかしかったな。そもそもが簡単な調合だから失敗はしなかったけどさ。

 

 なお、今回作ったこのポーションは、今晩マーレ君に飲んでもらうやつです。

 マーレ君のマーレ君が、今も十分元気だけど、もっと元気になるやつです。

 

 

 

 ★17:00

 

 晩御飯。ここは特に書くことはないかな。

 昼食と同じで、精がつくメニューだったってことくらいか。

 

 

 

 ★18:00

 

 まだ『寝る』には早いので、城の中にあるサロンでちょっとゲームでもして遊ぶことに。

 

 私とマーレ、それにシャルティアの3人で、かわるがわる色々なゲームをした。

 途中までは普通に、ビリヤードとかリバーシとか、健全で普通に楽しいゲームで遊んでたんだけど……途中で入ってきたデミアが、『これやりましょ』って持ち込んできたそれによって、一気にエロ方向に一変した。

 

 何を持ってきたのかというと、見た目は何の変哲もないチェス盤である。

 

 しかしコレ、デミアが作ったエロアイテムの1つであり……通称『脱衣チェス盤』。

 ルールは普通のチェスと同じだけど、相手に駒を取られるたびに、込められている魔法の効果で着ている服がはじけ飛ぶように破損していき、チェックメイトと同時に全ての衣服がはじけ飛んで全裸になるというエロアイテムである。

 

 注意点として、衣服が破損する関係上、壊れてもいい衣服を使わなければならないが、破損した衣服は後で『修復(リペア)』の魔法でも使えばすぐに修復できる。そういう風に壊れる。

 破損した時点で装備解除になっちゃうから、直した後改めて着る必要はあるけどね。

 

 ただしこのチェス盤、アイテムとしての等級は低いので、レア度の高い装備には効果が及ばず、破損させることはできない。早い話が、私やマーレ達が着てるような、『神話級(ゴッズ)』や『伝説級(レジェンド)』の装備の場合、アイテムの力が負けてしまい、脱衣にならない。

 なので、レア度の低い部屋着とかに着替えてからやるのがコレを楽しむコツだ。

 

 なおこれと同じようなやつで、『脱衣リバーシ』や『脱衣将棋盤』、『脱衣ポーカー』に『脱衣麻雀卓』などなど、色々ある。何作ってんだうちの筆頭研究者は。

 

 それで、チェスをやったわけだが……最初に私とマーレがやって、私が勝利。マーレはすっぽんぽんになっちゃいました。400年間でチェスもそれなりにやってて、そこそこ強くはなってるからね私も。初心者には負けない程度には腕あるよ。

 股間を隠しながら真っ赤になってるのが超かわいかった。しかし罰ゲームとしてそのまま見ていてもらうことに。

 

 しかしその次に、デミアと勝負することになって……完敗。さすがに頭の出来が違いすぎる彼女には勝てなかった。今度は私が全裸に剝かれました。

 それを見てマーレがもっと大変なことになってた。

 

 その後シャルティアも一応やったけど、ほぼ最速でデミアに負けて彼女もすっぽんぽんに。でも別に悔しそうじゃなかったな……完全にエロの方に目というか注意が行ってて。

 ……そのせいで元々全然チェスに集中できてなかったもんな。

 

 最終的に私、マーレ、シャルティアの全員が素っ裸に剝かれて……ちょうどいいからこのままお風呂行こうか、ということに。

 お風呂はすぐ近くなので、裸のまま歩いて向かいました。

 

 ……この辺からだんだんと、ていうかもう既に、マーレが限界になりつつあったんだよね。

 

 

 

 ★19:30

 

 お風呂に入るにはちょっと時間的に早い気もするけど、今日はもともと『夜が長くなる』予定なのでね。このくらいでいいだろう。

 

 お風呂に入る前に、マーレには脱衣場で、今日作ったあのポーションを飲んでもらうために渡しておいた。飲んでからお風呂に入る=温まると、薬の回りが早いのだ。

 

 そして、混浴設定にして3人でお風呂に入る。

 ただし今回は、設定をいじって、混浴だけど湯浴み着は出現しないようにした。3人とも生まれたままの姿でお風呂を楽しむ形になります。

 

 まず、かけ湯をして皆で一緒に湯船につかります。

 あったまって気持ちいいのと同時に、マーレの飲んだ薬がどんどん回ってきて、マーレのマーレがどんどん元気になってきます。さっきから私もシャルティアもガン見してるせいでマーレの顔が真っ赤です。

 

 次に湯船から出て、マーレにいつも通り尻尾×9をブラッシングしてもらう。

 この作業中は、私は全裸だとはいえ、ブラッシングに集中できるので、マーレの気分も少しだけ落ち着きます。しかしここで油断させておいて、この後一気に追いこみます。

 

 ブラッシングが終わったら、お礼にマーレの体を洗ってあげます。

 この時、タオルは使いません。手とか胸とかお腹とかにボディソープをつけて、私の体でマーレの体を洗ってあげます。

 昼間のマッサージ以上の濃厚接触にマーレはもう限界寸前。

 

 その後、『私の体も洗ってくれる?』とマーレに頼んでみます。

 この時、マーレの返事が『はい』と『いいえ』のどちらでも大丈夫です。

 

『はい』の場合はそのまま洗ってもらいます。ただしタオルは使用禁止。今と同じようにマーレの手とか体で洗ってもらいます。

 

 今回はしかし『いいえ』だったので、マーレに洗ってもらうのはなしになりました。

 しかしその代わり、事前に打ち合わせしておいたシャルティアが『じゃあわらわが洗わせてもらいんす!』と言って横から割り込んできて、びっくりして固まってるマーレの目の前で私の体を洗い始めます。それはもう徹底的に。

 腕も足も、胸もお腹も、背中もお尻も、あんなところまで、一切遠慮せずにエロさを隠さない手つきで、洗ってくれました。マーレに存分にその光景を見せつけてやりながら、色々ポーズまで変えてよく見えるように。

 

 最後の方なんか、泡塗れの私とシャルティアが絡み合ってるだけみたいな感じになってたけど、あれでもきちんと洗ってるは洗ってるのでセーフです。

 シャルティアがなんか、気持ちよさそうにしてる私と、赤面+涙目+バッキバキでもう限界ですっていう感じに震えているマーレを見て、感極まってびくんびくんしてた。

 

 さて……この後はお風呂から出て、いよいよ私の部屋に一緒に行って、寝室で最高の初体験を……という予定だったんだけども。

 最後の最後、予定が狂った。いい意味で。

 

 

 

 ―――どんっ!

 

「ごふっ!?」

 

「え?」

 

 絡み合ったまま、シャワーで泡を流した私とシャルティア。

 そこに飛び込んできたマーレが、無言でシャルティアを両手で突き飛ばし……5mくらい吹っ飛ばした。

 

「ちょっ……こらマーレ!? 一体何するでありん……お、おぉおぉっ……!」

 

 シャルティアの抗議の声は最後まで続かなかった。

 目の前の素晴らしい光景に、文句をつける気も失せてしまったのである。

 

 シャルティアを突き飛ばしたマーレは、呼吸は荒く、体は小刻みにぷるぷる震えていた。

 顔は真っ赤で、表情は泣きそうなそれなのに、必死さというか気迫がガンガン伝わってくる。

 目も泣きそうに潤んでるのに、同時に血走っていて獣のようで……私の裸体をガン見して来て、視線を全く外そうとしない。

 そして、その一部分は……破裂しそうなくらいに、もう、脈打って、上を向いて……『もう限界です』『お願い助けて』とでも言ってるのが伝わってくるようだった。

 

 私としたことが……楽しすぎて加減を前違えちゃったらしい。

 こりゃ、寝室に行く余裕はないな、と一発で見て分かったので、諦めた。

 

 ゆっくりとこっちに歩いてくるマーレ。

 数秒前までシャルティアと絡んでいた私を、お風呂の床にあおむけに押し倒す。

 

 すぐそこでシャルティアが、涎を垂らして見ているけど、絶対目に入ってない。

 

 

 

「……もう、我慢しなくていいです、よね……!」

 

 

 

 私の上に、覆いかぶさってきて、

 押し付けて来て……わ、すごい、硬い、熱い……!

 

 そのまま―――

 

 

 

 ★20:02

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ★02:46

 

 

 

 ―――ふぅ。

 

 美味しかった……ごちそうさまでした♪

 

 

 

 

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