オーバーロード 傾国狐の異世界日記   作:破戒僧

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第2章 狗と犬

 

 

 王国でいきなり王様が代替わりした――それもクーデター同然の方法で――というのは周辺国に一気に知れ渡り、特に隣国である帝国、法国、そして聖王国の動揺は大きかった。

 

 帝国としては、ゆくゆくは滅ぼして併合する予定の王国がこれからどうなっていくのか注視しておく必要があるだろう。

 しかも、新たに王様になったのが、無能で有名なバルブロで、即位直後から早速。頭が痛くなるようなアホな政策をいくつも打ち出してるようだし。帝国が何もしなくても、勝手に王国が自分で弱っていくこと間違いなしなのを。

 

 法国は……元々『あの国もうダメだ』と見限っていたところだったので、前まで同様注意して見ておいて……必要があれば介入する、という感じになるかも。

 以前、色々回りくどい+人道的でない方法でガゼフを殺そうとしたこともあったっけな……今回はどんな手が出るのか出ないのか。

 

 そして聖王国だけど、ここが一番、外交分野における反応が早かった。

 

 あの国もあの国で、ちょっと前に起こった『ゲゲル』や亜人の大侵攻のせいでまだ色々大変なところだから、面倒なことになりそうな外交相手に対してはさっさと挨拶でも何でもして『仲良くしようね』『仲良くできなくても敵対はやめようね』アピールがしたかったんだと思う。

 さっきも言った通り、バルブロの無能っぷりは外部にも有名だからね……。

 

 そこで、正規軍所属の聖騎士の1人であり、『九色』の一角を担う、パベル・バラハさんが使節として派遣された。

 こないだの聖都防衛戦の時に、娘のネイアちゃんと一緒に頑張ってた人だな。

 

 というか、そのネイアちゃんも、見習い聖騎士ながら従者ないし手伝いとして同行してた。

 

 新王であるバルブロに謁見し、きちんと挨拶して聖王女からの書状を渡したものの……そのバルブロが開口一番言ってきたのが『なぜ聖王女本人が来んのだ』だった。

 どうにか表情を変えないように我慢したようだったけど、内心『何だコイツは』って思っただろうな……そりゃあんた、国家元首がそうフットワーク軽く他国に行けるはずないだろうに。

 一緒にいるネイアちゃんや他の部下達も、ちょっとざわついてたな……。

 

 さも当然のように『あいさつに来いよ』なんて言ったりしたら、自分がその国を下に見てるって言うも同然だ。お前が下で俺が上なんだから、直接来い、って感じに聞こえてしまうだろう。

 ……というか、あいつのことだからそう思ってるんだろうけどね。

 

 パベルさんは、『何分急なことでしたので』って感じでごまかしてたけど、確実にバルブロに対する心象は悪くなったと思われる。『これからの王国に期待できなさそう』的な意味で。

 

 そのまま謁見は無事に終わったんだけど、バルブロは最後まで『次はきちんと聖王女が自分で来ることを期待する』なんて言ったもんだから、評価はだだ下がりだろうな。

 指摘しても逆ギレして面倒なことになるだけだってわかり切ってたから、パベルさん、適当にあしらってそのまま帰ってたけど。

 

 そしてこの後、聖王国に帰ったら、あったことをそのまま報告して、聖王女様やその周辺を呆れさせることになるんだろう。

 カルカ様を軽んじられた、ってレメディオスが怒りだすところまで目に見えるようだよ。その妹のケラルトも、露骨に態度には出さなくとも、色々と今後の付き合い方を考えるだろうな。

 

 

 

 さて、そんな聖王国の使節団だけど……帰り道、気の毒なことに、頭の悪い襲撃に遭った。

 

『頭の悪い襲撃』って何かって? この後説明するからちょっと待ってね。

 

 王国の男爵位の貴族で、『モチャラス家』ってのがあるんだけどさ……そこの三男坊のフィリップってのが、ちょっと、いやかなり、いや壮絶なレベルのバカなんだよね。

 どのくらいバカかっていうと、バルブロがまともに思えてくるレベルなの。無能なんて言葉じゃ足りなくて、知識も経験も品性も何もないにもかかわらず、想像力(妄想力)だけは逞しくて、無駄に行動力もあるという、一番厄介なタイプ。

 根拠も何もないのに自信たっぷりで無茶無茶な方策を打ち出して、大真面目に『コレで全て上手くいく!』って高笑いして、上手くいかなかったら他人のせいにする、って感じ。

 

 唯一の救いは、今言った通り、こいつ自身はただの『貴族の三男』で、領地の運営その他に口出しできる実権はないに等しい所だ。

 男爵家の後継ぎである長男も、現当主である父も健在だからね。次男は病死しちゃったそうだけど……。

 

 そして、そのモチャラス家自体は、際立って有能でも無能でもないにせよ、良くも悪くも無難にきちんと領地運営ができてたし、王国貴族には珍しく、無意味な重税も、『八本指』をはじめとする後ろ暗い勢力との繋がりもなく、『まともな』貴族家なのだ。

 ただ、後を継がせる予定のないスペアだからって、息子の教育に失敗しちゃったわけだな……。

 

 ……で、そのバカ三男が、自分の取り巻きの他の貴族家(似たような小規模でケチな貴族の、後継ぎでない次男や三男)と一緒になって、よくわからない妄想を膨らませた挙句、帰還途中だった聖王国の使節団を襲撃した。

 

 しかもその襲撃、偶然にも野生の魔物達の襲撃とタイミングが一致しちゃってさ。

『魔物』と『バカ』、どっちか片方だけなら、精鋭揃いの聖騎士達なら対応するのも簡単だっただろうけど……ここにさらにいくつかの不運が重なったことで、聖王国の使節団の皆さん、割とマジでピンチになってた。

 

 魔物の襲撃に対応している間にバカ達が来て、挟み撃ちになってしまった聖騎士達が、わずかながら体勢を崩してしまったこと。

 

 そのわずかな隙を突かれて、見習いでまだまだ弱いネイアちゃんが魔物に襲われ、負傷してしまったこと。

 

 とどめを刺されそうになっているネイアちゃんを、この中で最大戦力であるパベルさんがとっさにかばい、負傷してしまったこと。しかも割と重傷。

 

 そこにさらにバカの手勢が弓矢なんか射かけたことでさらにパベルさんと、それをさらに助けようとした別な聖騎士までも複数名負傷してしまったこと。

 

 自分をかばって重傷を負った父親や先輩達の姿に戸惑い、動けないネイアちゃん。

 戦力が減ってしまって、前門の魔物後門のバカに対応しきれない聖騎士達。

 しかも血の匂いを嗅ぎつけてさらに魔物が追加でやってくる。

 

 ここでちょっと、そのバカ達が何を思って聖王国の使節団を襲撃なんかしたのかについて説明しておくけど……どうやら、『マッチポンプ』をやろうとしたみたいなんだよね。

 

 

 ①聖王国の使節団を、賊(に扮した手下達)が襲撃する。

 

 ②ピンチになる使節団。そこを颯爽と現れた自分が助ける。

 

 ③使節団は自分に海よりも深く感謝する。

 

 ④後日、聖王国から正式にお礼のために聖王女がやってくる。(!?)

 

 ⑤それを王都に案内してバルブロ王に謁見させる。(!?)

 バルブロ王は聖王女に会いたがっていたので喜ぶはず。覚えもめでたくなり家の格も上がる。

 

 ⑦王国と聖王国の橋渡しをした自分は国中から尊敬される。

 

 ⑧多大な功績が認められてラナー王女と結婚、晴れて王族の仲間入り。(はぁ!?)

 

 ⑨ゆくゆくはバルブロ王の後を継いで自分が次なる王に! ヤッター!

 

 

 ……後日、本人の頭の中からこっそり記憶を抜き出して判明したこれを、アインズさん達に説明した時の私の気持ち、わかる人、いる?

 

 前にさ、デミウルゴスが『中途半端に賢い人間の思考はかえって読みやすい。本当の愚者はむしろ考えが読めなくて厄介』って言ってたの、マジだなあって思ったよ。

 記憶読んでもなお理解できないもん。どういう思考回路してたらこんな、何重にも途中で破綻してるフローチャートが、しかもギャグじゃなくて大真面目に完成させられるのかって。

 

 デミウルゴスにアルベドにパンドラズ・アクター、カリンにデミア、そしてラナー王女に至るまで、『知恵者枠』が全員そろって欠片も理解できないって顔してたもの。

 

 まあでも、あらゆる意味で想定外な襲撃をやらかしてくれたバカ三男坊だったけど、2つの理由で、その襲撃が成功することはなかった。

 

 1つは、フィリップ達がその余波で出てきた魔物に襲われ、追い回され、逃げ回ってて、マッチポンプの救出役どころじゃなかったこと。バカじゃん。

 

 そしてもう1つは……偶然そこを通りがかったクライム達が参戦して、聖王国の使節団を助けちゃったことだ。

 

 クライムはまあ、まだまだ弱いんだけど、ブレインは『英雄一歩手前』程度には強いし、イビルアイは魔法詠唱者としては王国でも最高峰の実力者だ。野生の魔物や、金で雇われたごろつき連中なんて物の数じゃない。

 

 そしてそこにさらに……これまた偶然(を装って)通りがかった、エオンとアルシェがさらに加勢する形となり、あっという間に、賊と魔物を殲滅して使節団を助けることに成功したのである。

 

 なお、本来エオンとアルシェは、また違うプロセスを経てクライム達と『偶然』出会うはずだったんだけど、予想外になんかイベントみたいなのが発生してたので飛び込ませました。

 結果として、いい感じでクライム達と共闘できてちょっとした連帯感が生まれたのに加えて、聖王国サイドとも知り合いになれたのでよかったと思う。

 

 使節団の中には、重症で普通の治療やポーションじゃ助からなそうな人もいた。それをエオンが治療してあげたことで感謝してもらえて、さらに覚えもよくなったみたいだった。

 

 その後は、なりゆきだけど、クライム一行もエオンもアルシェも、聖王国の使節団の皆さんに同行することに。

 

 クライム達はもともと聖王国方面に向かっていたから、どうせなら一緒に行った方が安全だと思うし、ってことで。

 加えて、使節団の皆さんに、内容を上手くぼかしながら、ラナー王女が乗っていた(と思われる)馬車の目撃証言も聞いていた。特に何も聞けなかったけど。

 

 一方エオン達は、もちろんあくまでカバーストーリーだけど……『王国で急に起こった政変』について、気になって様子を見に来たということにした。

 それについて、クライム達に話を聞くという名目で、途中まで同行するということにしたわけ。

 

 負傷者多数だった聖王国の使節団の皆さんも、もう全員治ったとはいえ、今後を考えると心強いって、感謝してたよ。

 

 

 ☆☆☆

 

 

 魔物と賊の襲撃で危機に陥っていた『聖王国』の使節団を助け、成り行きでその旅程に同行することになったクライム、ブレイン、イビルアイ。

 同じくそれについていっている、エルフの青年エオンと、人間の少女アルシェと一緒に、一路、聖王国を目指して旅を続ける。

 

 クライムはこの旅の途中――使節団を助ける前からだが――時間を見て、ブレインから剣の稽古をつけてもらっている。旅路に影響が出るような疲労を残さない程度にだが、ガゼフと同等の実力者であるブレインの指導で、クライムは少しずつだが腕を磨いていた。

 

 その指導に、最近、よく混ざってくる者がいる。

 名前はネイア・バラハ。聖王国の使節団の一員で……責任者であるパベル・バラハの娘。

 聖騎士としてはまだ『見習い』であり、戦闘能力も含めてまだまだ未熟な様子で……しかし、少しでも強くなりたいという貪欲さは持ち合わせている。

 

 そんな彼女であるが、ブレインが暇つぶし感覚でクライムと同様に見てやったところ、剣の扱いに関しては、残念ながらクライム以上に才能がないと一目でわかった。

 ブレインは取り繕うことなく、それをはっきりと告げたのだが、ネイアが『わかっています』とあっさりとそれを認めた。

 

「私の本来の武器は弓です。けれど、今回のように……敵に距離を詰められてしまったり、前衛ができる味方が倒れてしまったり、矢が尽きてしまった時のために……剣をおろそかにしてはいけないと思って……。才能がないことをわかって指導をお頼みしたこと自体、失礼だとはわかっているのですが……」

 

「ああ、いや、そういうことならいいんだ、嬢ちゃんの言ってることはもっともだからな。その……なんだ、才能がないのに無理に『騎士』であろうとしてるんじゃないか、って勘繰っただけでよ。そういうのは大抵、あんまりいい結果にはならねえから……少し案じちまった」

 

「…………」

 

 ネイアからすると耳が痛い話である。

 つい最近まで、まさに自分はその『才能がない分野を無理に鍛えようとしている』状態だったからだ。父や母からどれだけ言われても、『聖騎士になりたい』と剣を取って戦うことを望み、困らせていた。

 

 数か月前、首都ホバンスでの戦いで、なりふり構わず弓を取って戦い、強大な悪魔の眷属の眷属のさらに眷属程度の弱い悪魔(あるいは悪魔ではない怪物)を何体か倒した。しかし、剣をとってそれと同じことができたとは、自分には思えない。

 さらにその時は、負傷した父をかばいながらの戦いで……自分のつまらない意地を張り通すような考えはさすがに出てこず、結果的に『やはり自分が強くなるのなら弓だ』と再認識できた。

 

 それ以来、あくまでサブ武器として剣の修行も続けているものの、メインとしては弓を選んで鍛えていた。父・パベルが弓の名手だということもあり、その助言を取り入れてめきめきと腕を上げてきているところだ。

 

 その貪欲な向上心が改めて気に入ったのか、ブレインは『最低限自衛ができる程度でよけりゃ、鍛えるの手伝ってやるよ』と苦笑して受け入れていた。

 クライムと知り合って以降、以前に比べて精神的に丸くなり、面倒見がよくなった気がするな、と自嘲しながら。

 

 

 

 一方のクライムはというと、新たに加わった仲間(一時的にだが)である、エオンとアルシェに……恒例の頼み事をしているところだったが……

 

「その……すいませんクライムさん、言いにくいんですg……」

 

「あなたに魔法の才能はない。諦めるべき」

 

「言いにくかったん、です、がね……まあ、そういうわけです」

 

「……そう、ですか」

 

 剣を鍛えるのと同時に、魔法の力についても欲していたクライム。

 イビルアイには、もうずっと『お前に才能はない。別な努力をしろ』と突き放されていたが、諦めきれずにいた。

 

 そこで出会ったこの2人は、戦いを見ていたイビルアイ曰く、『女の方は私より少し弱いくらい、男の方は私と同等かそれ以上の魔法詠唱者だ』とのこと。

 

 なお、アルシェはラストの『新しい家族』になったことで、空中庭園で鍛えてもらう資格を得て大幅にレベルアップした上、エオンに作ってもらった『遺物級(レガシー)』相当の装備で全身を固めている。

 そのため、『フォーサイト』を解散した時とは比べ物にならないほど強化されており、既に『準英雄級』とまで呼べる程度になっていた。

 

 それについてラストは、『促成栽培なのは否定できないけど、厳しいメニューをきちんと泣き言も言わずにこなして、正真正銘彼女の努力で手に入れた力なのは確かだから、『分不相応』とか『やりすぎ』だとは思わない』と評している。

 現在の彼女の、レベル36、到達位階『第5位階』という強さは、まぎれもなく彼女の努力と……あとは恐らく、応援してくれるエオンとの愛の力によって手に入れたものなのだ。

 

 それで話は戻るが、クライムはその2人……エオンとアルシェにも、自分に魔法を教えてほしいと頼み込んだが……結果は先ほどのとおり。

 

 これについては、アルシェが持つ異能(タレント)により、彼自身に魔法の力が、才能レベルで全くと言っていいほど『ない』ことがはっきりしたための断言だった。

 

「意地悪で言っているわけじゃない。けれど、大成しないことがわかっていることに鍛練の時間を割くよりは、あなたにできることを少しでも伸ばすべきだと思う」

 

「……全部言われちゃいましたけど、まあ、そういうわけです。剣については、腕のいい師匠がいるようですし……体ももっと鍛えて力をつけていけば、まだ伸びしろはあると思いますよ。後は……もしどうしても魔法を使いたいというのであれば、まあ、方法もなくはないですが」

 

「……っ!? それは、どういうことですか!? いったいどんな方法が……」

 

「あ、いえ単純な話で……そういう効果を持った魔法のアイテムを使えば、というだけです」

 

 クライムも、かつては『罠解除』『鍵解錠』などの効果を持ったマジックアイテムを――ガガーランから世話焼きの一環として与えられて――持っていた。バルブロに捨てられた際に、城内の自分の部屋から持ち出せずに失ってしまったが。

 それと同じように、クライムが望む魔法の効果を封じ込めたアイテムなどを探し、あるいは発注して作ってもらい、それを身に着けるというのがエオンの提案だった。

 

 さらに聞けば、エオン自身がそういったマジックアイテムを作ることができる技師であり、アルシェはその助手であるという。

 それを聞いたクライムは、攻撃や強化、回復など、自分が使いたい、使えれば役立つと思う魔法について、作ってもらえないかと相談するも……

 

「もちろん、商売ですから依頼していただければそれは構いませんが……」

 

「お金はもらう。具体的には、このくらい」

 

 そう言って提示された金額は、自分が城の兵士だった頃ですら到底手が届かない金額だったため……がっくりとうなだれることになるのだった。

 

 

 

「ところでクライムさん……ちょっと聞きたいことがあるんですが」

 

「私も、さっきから気になってたことがある」

 

「ええ、はい……自分も、多分聞かれるだろうと……というか、話さなければならないと思っていました」

 

 

 ―――わんわんっ!

 

 

「「その犬、何?」」

 

 クライムの隣には……どこで拾って来たのか、明るいクリーム色、あるいは金色、と言っていい毛並みを持つ子犬が、お行儀良く座っていた。

 

 

 

 その後クライムが話した内容によると、町を散策している最中に見つけたのだが、なぜか懐かれてしまい、どこに行ってもついてくるとのこと。

 

 そしてその後、どうにか追い返して馬車の旅を再開したと思ったクライム達だったが、なんといつの間にか馬車に乗ってついてきていた。

 

 放り出すわけにもいかず、仕方なくしばらく面倒を見ることにした。

 イビルアイ達からは『責任もってお前が面倒見ろ』と言われ、クライムが飼い主(暫定)となったのだった。

 

 名前がないのも不便なので、『アルム』と名前を付けた。

 

「……名前つけちまったら色々と終わりだと思うんだが……」

 

「まあいいじゃないですか。なんだかんだクライム君も楽しそうですし、彼……いや彼女ですかね? アルムもきっと喜んでますよ……ええ、そりゃもう、確実に

 

 

 

 ―――わんわんっ! わんわんっ!

 

「わっ……こ、こら、そんなになめるな……汗だらけでまだ拭いていないから……」

 

 ―――わんわんっ! はっはっはっはっ……(興奮)

 

 

 

「「………………ぅわぁ」」

 

 

 

 

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