第1話 虹の橋の見張り番?の巻
ふー子は、キジ白模様が自慢の9歳の雌猫だった。
ちょっとやんちゃで、でも大きな音にはすぐビクッとしてしまう、そんな愛すべき性格だ。
そして今、彼女がいる場所は——天国。
ふわふわの雲がふかふかベッドみたいに広がり、あっちからもこっちからも鳥の歌が聞こえてくる。
ここでは食べ放題・昼寝し放題・遊び放題。まったり生活にぴったりの世界だ。
「ふにゃ〜…。今日の雲はちょうどいい柔らかさだにゃ…」
ふー子は今日も雲の上でひっくり返り、お腹を上にした“逆さごろ〜ん”の体勢。
そこへ、天国仲間の黒犬・クロベエが勢いよく駆け寄ってきた。
「おい、ふー子!また寝てんのか?虹の橋の見回り行かねぇのか?」
「え〜?今日は休みの日にゃ。昨日ちゃんと行ったもんにゃ」
クロベエは鼻をふんふん鳴らした。
「お前、昨日は行っただけで、橋の途中で寝てただろ?」
「……にゃん…? そんなこともあった気がするにゃ…」
そんなゆるいやり取りをしていると、
ふわっと虹色の風がふー子のひげを揺らした。
「あっ、呼ばれたにゃ。」
虹の橋は、天国と下界をつなぐ特別な場所。
橋の上からは、元いた世界をそっと覗くことができる。
ふー子は、少し首をすくめるような仕草をしてから、小さく息を吸った。
「に、に、にじ…の橋……やっぱりちょっと緊張するにゃ……」
天国の住人のくせに、虹の橋は少し怖い。
でも、ふー子にはどうしても見たいものがあった。
——下界に住む飼い主のおじさん。
アパートの部屋で、ひょろっとしてるのに、最近ちょっとだけお腹に肉がついてきた優しいおじさん。
ふー子が天国へ来たあと、しばらく落ち込んでいたけれど、
ゆっくり、ゆっくりと元の生活に戻りつつある。
寂しさは…どうやらまだ消えていないみたいだけど。
ふー子は虹の橋にちょこんと座り、そっと下界を覗きこんだ。
――そこには、ひとりで湯のみを手にしたおじさんの姿。
テレビの音はつけっぱなし。
時々部屋を見回して、何かを探しているみたいだった。
(ふにゅ…。あたしのこと思い出してるにゃ…)
胸の奥が少しだけきゅっとなった。
でも、すぐにふー子は得意の“むんっ”という顔で前を向いた。
「よしっ!今日もちゃんと見守るにゃ!
おじさん、あたしはここにいるからにゃ!」
そしてふー子は、ひげをぴんと立てて宣言した。
「明日は、おじさんが笑顔になるように、天国パワーを送るにゃ!
……ちゃんと届くか分かんないけどにゃ!」
クロベエがあきれ顔で言った。
「お前、勢いだけは立派だなぁ。」
「えへへん。勢いが大事にゃ!」
天国の雲の上で、ふー子のしっぽが楽しそうに揺れた。
ペットロス中にいまうちの子はどうしてるかなーと妄想してた時にChat GPTに出会い勢いで投稿しました ⋯