魔王様は義理の娘と冒険者になって旅に出ます   作:Revak

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第九話 報酬

 

「もうモンスターは来てないようね」

 

 ダンジョン前に戻ったカレンはそう呟いた。

 戻る道中モンスターと遭遇する事無く二人はダンジョン外まで来ることが出来ていた。

 

 そこでは冒険者たちが勝鬨の声を上げており、モンスターの掃討を終わらせていた。

 

「どうやら元凶を倒したことでモンスターも通常通りになったらしい」

「のようね、ほんとよかったわ……」

 

 取りあえずこれで一安心──と思っていたら空から何かが落ちてくる。

 ズドンという着弾音と共に落ちて来たのはカレンの父、レイだ。

 

「カレン、無事か?」

「あ、お父さん……無事よ」

「おや、父君と一緒に冒険者をしているので?」

「横の男はなんだ?」

 

 レイはジロリとセルファスを睨みつける。

 殺気こそぶつけないが相当な威圧感のある睨みつけである。

 だがセルファスは気にせず好青年の笑みを浮かべる。

 

「初めまして、僕はセルファス・ルーヴェン。これでも鋼級冒険者をやらせてもらっている」

「そうか。で、娘に何用だ?」

「この戦場で一番強かったのが彼女だったので、彼女と共に元凶を討ちに行ったのさ。彼女は強く、僕以上の力を持っていた為問題なく元凶を討つことが出来た」

「そうか……娘に何かしたわけではないのならいい」

「もー、お父さん心配しすぎ」

「カレンはまだレベル三十だからな、心配するのも当然だろう」

 

 セルファスは(いやレベル三十とか国の将軍レベルなんだから心配しなくてもいいのでは?)と思ったが賢いので黙っていた。

 

「さて、元凶を倒したとのことだが、何があった?」

「それは──」

 

 レイはカレンとセルファスの二人から説明を聞く。

 凡その事態を把握し、レイはアーリンドラに解析を任せようかと思ったが冒険者ギルドが何かするか、と思い至り放置する事に決めた。

 

「取り合えずギルドに報告に行くとしようか。事態も解決したようだしな」

 

 

 

 

 ■

 

 

 その日の夕方。

 カレンとレイの二人は冒険者ギルドに呼び出されていた。

 通された部屋は冒険者ギルドのギルド長室。

 

「どうぞかけたまえ」

 

 部屋は広い。

 奥の窓側に執務机と椅子が一つと手前にソファが二つと机が一つ挟むように置かれている。

 

 ルセクアの街のギルドマスターはカレンとレイの二人に座るよう促し、二人は大人しく座る。

 

「さて、まずは自己紹介といこう。私はこのギルドを任されているリック・ブライトだ」

 

 リックは頭髪の無い男だ。

 服の上からでも分かる鍛え上げた体を持ち、体には傷跡が幾つもある事から元冒険者なのだと分かる。

 元鋼級冒険者である。

 

「まずはこの事態を解決してくれたことに感謝を。君たちが居なければこの街は滅びていたかもしれない」

 

 街とダンジョン両方からのモンスターの大量出現という片方だけでも大事なのに両方同時に起こるという異常事態。

 それが問題なく解決できたのは二人のおかげだとリックは称賛する。

 その言葉にカレンはふふんと鼻を鳴らし胸を張る。自分はやれば出来るのだと自信を抱く。

 

「その功績を称え、君たちを白金級冒険者として認めよう。これが新しいプレートだ」

 

 リックはそう言うと箱を取り出す。

 ぱかりと開けると中にはプラチナで出来た冒険者プレートが二枚入っている。

 

「おぉ……」

 

 白金級はレベル三十が条件の冒険者ランクだ。カレンに相応しいランクである。

 あの戦いでレベルも三十四になったがまだ三十代前半だ。まだまだカレンは伸びるだろう。

 

「ありがとうございます!」

 

 カレンはニコニコと笑顔を浮かべながらプレートを受け取る。

 銅級からいきなりの飛び級だが功績を考えれば妥当だろう。

 

「更にレイ君が殺害した男は十二禍徒を名乗っていたそうだね」

「そうらしいな……面倒な事だ」

魔王崇拝者(サタニスト)。二百年前に倒された魔王を崇拝する集団……その幹部である十二禍徒は最低でも白金級の実力を持ち、特に強い者は白銀級にも届くという。それを倒した君も、白金級に相応しいだろう」

「……そうか」

 

 レイもプレートを受け取り、前までの銅のプレートを返却する。

 

「さて。もう一つ話がある。君たちの勇名を轟かせるために君たちにはチーム名を作って欲しい」

 

「……チーム名か。どうする?」

「怒涛の疾風二連撃とかどう?!」

「それはどちらかというと技名ではないか?」

「出来ればわかりやすい物で頼む」

 

 その後、二人の親子はあーだこーだと話し合う。

 

「よし黒風(こくふう)でお願いします!」

「わかった。ギルドとして黒風として登録しよう」

 

 こうして二人のチーム名は黒風となった。

 黒要素が何処にもないし風は何処から来たと問いたくなったがリックとレイは黙っておいた。

 年頃の子は黒とか風とか使いたくなるモノなのである。風が……吹いている……とか唐突に言い出す物なのだ。

 

「では、こちらが今回の一件を解決したことによる報酬金だ」

 

 リックは今度は札束をドンと出す。

 一万セラ紙幣だ。紙には女神セラの横顔が描かれている。

 

「五十万セラある。これが報酬だ」

「ご、五十万?!」

 

 カレンがその大金の多さに驚愕し声を上げる。

 五十万セラ等カレンでは到底思いつきもしない大金である。月の小遣いが五万なのでその十倍である。

 

「え、えっと、これお父さんと二分だよね……それでも二十五万……?」

 

 二十五万セラは平均的な月収より若干多いぐらいである。

 その額の多さにカレンは怯え震える。

 レイは何も感じない。魔王城にある宝物庫の金塊の多さや支配下にある町村からの徴収金を思えば大した金ではない。

 

「君たちの働きはこの金額に相応しい物だと思っている。是非受け取ってくれ」

「は、はい……わかりました……」

 

 おっかなびっくりしながらカレンは五十万セラを受け取り無限収納の腕輪(インフィニティ・ボックスリング)に仕舞う。

 一瞬リックは謎の収納術に目を見開いたがアイテムバッグのようなものか、と納得した。

 上級の魔法道具(マジックアイテム)無限の袋(インフィニティ・バッグ)がある。これは無限収納の腕輪(インフィニティ・ボックスリング)と同じく異空間に物資を仕舞う事が出来るアイテムだ。

 尚無限と名がついてるが無限の袋(インフィニティ・バッグ)は実際は一トンまでしか入らない。無限収納の腕輪(インフィニティ・ボックスリング)は無限に入るが。

 

「では、君たちの今後の活躍を期待しているよ」

 

 

 ■

 

「……このお金どうしよう」

 

 カレンとレイはルセクアの街の飲食店に来ていた。

 テラス席に座り、注文した料理が来るのを待っている。

 

「好きに使えばいい。カレンが稼いだ金なのだから」

「だからっていきなり二十五万は大金過ぎない?」

「たかがはした金だろう」

「お父さんは魔王だからそう言えるんだろうけどさ……」

「そんなに不安なら一部は貯金すればいい。銀行口座も作ればいいしな」

「銀行かー。お父さんは持ってるっけ?」

「魔王城に預けれるから作ってない」

「そりゃそうか」

 

 この世界にも銀行はある。かつての賢王が齎した知恵の一つだ。

 大手銀行にエルドリッジ銀行がある。百年前から続く老舗の銀行会社だ。

 ルセクアの街があるグラキエラ公国や周辺国家にも支店を持つ会社である。

 

「お待たせしましたー」

 

 そうして話していると料理が運ばれてくる。

 

 ステーキとライス大のセットとハンバーグとパンのセットである。

 ステーキはレイが。ハンバーグはカレンが注文した食べ物である。

 

「「いただきます」」

 

 レイはナイフとフォークで肉を切り分け箸で掴んで食べる。

 カレンも同様に箸でハンバーグをわけて食べる。

 

 二十分程かけて食事を終え、二人は立ち上がり会計へと進む。

 

「あ、支払いは私がするよ。何せ二十五万稼いだからね!」

「……そうか。だが外で大金を稼いだと言わない方がいい。悪意を持つ者もいるからな」

 

 レイは娘に奢ってもらえるのか……と謎に感極まっていた。

 父を無視しカレンは会計を済ませる。

 

「はい。三千三百セラ丁度お預かりしますね。ありがとうございましたー」

 

 二人は店を出る。

 

「じゃあ早速銀行いこっ」

「わかった。ついでだし余も作るか」

「確かに、依頼の報酬金とかの預け先いるもんね」

 

 という訳で二人はエルドリッジ銀行へと足を進めた。

 

 その後二人は問題なく銀行口座を開設した。

 

 

 

 ■

 

 その後、夜になってカレンとレイは魔王城に帰って来ていた。

 レイの転移門の鍵(ゲートキー)<転移門>(ゲート)を開き魔王城の転移の間まで転移。

 魔王城にはアーリンドラが張った結界により特定の者以外の転移魔法を阻害しているがレイは阻害対象ではないので転移出来る。

 転移するとライカードが控えていた。

 

「ただいまー!」

「お帰りなさいませ、魔王様。お嬢様」

 

 ライカードは一礼する。

 

「余は風呂に入ってくる」

「わかりました。お嬢様は?」

「私はちょっとアーリンドラさんに用事あるからもういくねー」

「わかりました」

 

 

 

 カレンとレイはそれぞれ転移魔法陣で転移してしまう。

 

 

 

 

 

 レイは風呂場前まで転移する。

 魔王城の転移魔法陣は好きな所に転移出来る。

 原理としては魔力を貯蔵しその魔力を消費する事で転移を可能にしている。

 一日百回以上転移しても尽きないだけの魔力を貯蔵している為好きに使える。

 

 風呂場の入り口を潜り中に入る。

 中には扉が二つある。女湯と男湯だ。

 魔王城にはメイドとして女性が多数いる為女湯も必要なのである。

 

 男湯の入り口を潜り中に入ると脱衣所だ。

 脱衣所でレイは服を脱ぐ。

 普段履いているズボンと靴は魔法道具(マジックアイテム)であり伝説級の一品だ。

 ズボンは影走の脚衣(えいそうのきゃくい)。身体能力向上と多少の隠密効果を持つ。

 靴は虚歩の靴。空中に立つ能力と身体能力強化の効果を持つ。

 

 靴を脱いで靴下を脱いで、ズボンを脱いで下着も脱ぐ。上半身は裸の為脱ぐものがない。

 脱衣所のロッカーに服を入れる。無限収納の腕輪(インフィニティ・ボックスリング)は外さない。

 レイの股間に男ならついているべき生殖器は無い。面倒なので<肉体操作>の固有(ユニーク)特殊能力(スキル)で無くしている。

 なんなら乳首もない。

 

 タオルを持って風呂場へのガラス戸を開けて中に入る。

 

 中は常に使える様中級の魔法道具(マジックアイテム)が使われている。

 

 入ると一番に目に入るのは大きな風呂だ。

 肩まで疲れる深さと十六畳ほどの広さを持っている。

 

 それ以外にも電気風呂だったり炭酸風呂だったりジェット風呂などがある。銭湯にある風呂は全部一式揃っている。

 

 風呂に入る前にレイは洗い場に向かう。

 椅子に座って蛇口を捻って桶にお湯を入れる。

 この蛇口も魔法道具(マジックアイテム)だ。下級の魔法道具(マジックアイテム)でありお湯作成の蛇口(クリエイトホットウォーター・フォーセット)という。

 一日に二百リットルまでお湯を作る事が出来る。水版は水作成の蛇口(クリエイトウォーター・フォーセット)という。

 大都市等ではこれの水作成版の巨大なモノが街の水源になっていたりする。

 

 お湯作成の蛇口(クリエイトホットウォーター・フォーセット)水作成の蛇口(クリエイトウォーター・フォーセット)が十個程付いている。

 下級の魔法道具(マジックアイテム)はそこまで高くないとはいえ十個もあると結構な値段がするが魔王軍全盛時代に集めたり作ったりしたため資金的問題はない。

 

 レイはかけ湯をしてボディタオルにボディソープをかけて泡立ててから左手から体を洗う。

 ボディソープ等も三百年前の賢王が齎したものの一つだ。

 

 体を洗うとシャワーで泡を洗い落とし、シャンプーで髪を洗う。

 

 魔王ともなれば部下に体を洗わせそうなものだがレイは「他人が体を洗うとか嫌だが」と拒否している。カレンは拒否する事無くメイドに洗わせているが。

 髪も洗うと泡を洗い流し立ち上がり歩く。

 

 向かう先は中央の湯銭ではなくその奥の扉だ。

 

 扉を開けると其処は露天風呂だ。

 夜の星空と月が良く見える。

 この世界に月は一つしかない。

 

 この風呂は魔王城に生えている塔の一つだ。一つを丸々風呂にしている。

 

 風呂に入り、はぁと溜息を吐く。

 

「……娘に飯を奢ってもらうなんてなぁ……」

 

 じみじみと。感慨深いとレイは頷く。

 最初に拾った時はこうなるとは思ってなかった。というか途中から適当な奴に渡すつもりだった。

 だが気まぐれが続き、魔王城で育て続けた。

 

 レイは腕輪から酒を取り出し、のむ。

 飲むのはウィスキーだ。レイはウィスキーなどの蒸留酒が好みである。

 風呂に入ったまま酒を飲むのは健康に悪いがレイは毒無効の指輪を付けている為酔う事はない。酒は毒判定になる。

 

 このまま娘はどうなるのだろうか、とレイは考える。

 

 順当に行けばカレンは白銀級冒険者にまで上り詰めるだろう。

 アーリンドラの情報系魔法によってカレンのレベル上限は分かっている。カレンはレベル五十五が限界だ。

 そこまで上がれば白銀級になれるだろう。十一人目の白銀だ。

 だが、そこまで上がるとなると当然同じ白銀級冒険者、勇者リナ・フェイルーンとかかわりが出てくるだろう。

 

「……勇者か……」

 

 かつては勇者パーティと魔王一人の戦いだった。だから負けた。

 一対一ならば負ける気はないが、白銀級冒険者たちが邪魔をして来ればまた結果は同じになるだろう。

 どうしたものか──とレイは酒を仰ぐ。

 

 

 

 ■

 

 カレンは魔王城の転移魔法陣を使って目的の部屋前まで転移する。

 転移した先はある部屋の前だ。転移したカレンの目に扉が目に入る。

 

 扉の作りは素朴で木製の物だ。

 カレンは扉をノックする。

 

「はーい」

 

 部屋から女性の返答が帰って来る。

 

「アーリンドラさん、カレンです。ちょっと相談したいことがあるんですけど、いいですか?」

「いいわよー。開けちゃって」

「ありがとうございます!」

 

 カレンは扉を開けて中に入る。

 

 中の部屋の作りはカレンの部屋と左程変わらない。

 玄関口があってリビングがあって寝室と別れている。

 リビングは広い。中央にテーブルが一つとソファが二つある。

 テーブルの上にはベルが一つ置いてある。

 

 

 リビングには寝間着姿のアーリンドラの姿があった。

 ピンク色のパジャマを着ており、手には本がある。普段着けているピアスはついていない。

 

 アーリンドラは本を置いて部屋に入って来たカレンに目を向ける。

 

「どうぞどうぞ、好きなとこ座って」

「わかりましたー」

 

 カレンは靴を脱いでリビングに上がるとアーリンドラの向かいにあるソファに座る。

 

「それで相談なんですけど……」

 

 カレンは恥ずかしそうに顔を赤らめる。

 その表情にアーリンドラは女の子の日の相談か? と微笑ましく思う。アーリンドラに生理は無いため心から相談に乗る事は出来ないが。

 

「お父さんに何かプレゼントを贈りたいんです。お父さんって何が好きですか」

「……魔王様にプレゼントを?」

 

 そう来たか―、とアーリンドラは天を仰ぐ。

 

「アーリンドラさんはお父さんと付き合いが長いんですよね?」

「ん-、まぁ結構長いけど……」

 

 アーリンドラはかつて魔王軍四天王としても君臨していたことがある。

 魔王軍の時代は五十年程続き、それから二百年経っているので雑に考えて二百五十年ぐらいの付き合いがある。

 

「けど私って部下と上司っていう関係だし……あんまりそういうのはなぁ」

 

 うーん。とアーリンドラは頭を悩ませる。

 実際付き合いは部下と上司だ。アーリンドラはそれに満足していないが。

 かつての危機に陥ったアーリンドラを魔王だったレイが助けてくれた。だからアーリンドラは魔王軍に入ったのだ。

 だからこそ、そこには並々ならぬ感情がある。恋愛感情の類ではないが。

 

「そうねぇ……魔王様は結構食事にはこだわる感じだけど……カレンちゃんはそう言うのを求めてる訳じゃないのよね?」

「はい。何か形に残る物が良いなって思います」

 

 レイは結構美食家だ。色々食べる。

 流石に猿の脳みそ等のゲテモノは食べないがそれ以外なら割と分け隔てなく食べたりする。

 なんならあの街に美味い飯がある、なんて話を聞いたら翌日には空を飛んでその街まで赴いて食べに行くぐらいには好きだったりする。

 

「そうね……まず、魔法道具(マジックアイテム)なのは確実として、魔法効果も考えましょ。予算は幾ら?」

「一応二十五万セラまでです」

「だとすると第三環魔法ぐらいが限度ね。となると……うーん。ネックレスとかどうかしら? 魔王様指輪は全て耐性系で埋めてるから、ネックレスは着けてなかったはずよ」

「ネックレスですか……いいですね! 効果は……うーん。<飛行>(フライ)の魔法とかどうですか?」

「魔王様自力で飛べるから、それはなしね……となると探知阻害とかかしら? けど探知阻害は第五環からなのよね……」

「そっか……ていうか、まず何処で買うかも考えないといけないような気も……」

「そうねぇ。公国の首都とかまで転移魔法で行く?」

 

 アーリンドラは一応主要国家の首都を転移魔法で行けるよう全部行ったことがある。その為いこうと思えば何時でも行ける。

 

「いえ。そういった街に行くのはお父さんと一緒に冒険者として行きたいので……ネレヴィアに行きます。ネレヴィアにも市場があるのでそこで買おうかなって」

「いいわね。あの都市結構色々流れつくからね。まずは実際に行って見る?」

「行きます! 明日空いてますか?」

「空いてるわよ。じゃあ明日行きましょうか」

「はい、お願いします!」

 

 という訳で二人は明日、ネレヴィアに行くことになった。

 

 

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