転生者『虚飾の魔女』(なお中身) 作:白金の絹糸
昔、ふとした時に聞いた事があった。
──そういえば卍解したらどんな感じになるの?
『そうだね。卍解は斬魄刀の具象化。つまりはこの茶会を現実世界で行うに等しい』
始解に卍解と当たり前のように言っているが、ふんわりした雰囲気でしか私は分かっていないし、そもそも私の斬魄刀は特殊。考えれば分かる事だが、斬魄刀の名前からしてね。『
他の斬魄刀といえば漢字の読みはそのまま『
──お茶会を現実で? そんな事しても格好つかないと思うんだけど……。
『君は話を最後まで聞かないな。そういう例えだと少し考えれば分かるだろう』
──はい、ごめんなさい。
『普段のボクは君以外には見える事はない。魔法を介さない限りは物理的な干渉力も持たない。しかし、卍解し文字通り具象化すれば話は変わる』
──もしかして他のみんなにも見えるようになるって事? でも、それって、あんまりパワーアップって感じしなくない?
元々ブリーチという漫画については全然詳しくなかったが、それはそれとして卍解という言葉に惹かれるものはあった。
卍解という二文字。これ以上にカッコいい二文字もそうそうない。一体何を食べれば卍解なんて言葉が思い付くのか。この二文字にはつい口ずさみたくなるような魅力があった。
『どうやら忘れているようだね。君の斬魄刀の本質はこの茶会そのもの。君は知っているはずだろう? ボクがどのような経緯であの墓場に籠もるようになったのか。そして、その茶会に出席するのがボクだけではないという事も』
──え、それってもしかして……!
『差し当たっては、共に卍解名を考えようじゃないか』
──卍解の名前って自分で考えるの!?
あの時は自分のネーミングセンスのなさにウンザリしたよね。うん。
というか、そもそも普通は斬魄刀から卍解の名前を教えてもらえるらしいし。
まぁ、そんなこんなで思い入れがないわけではないのだが、わざわざ使うタイミングがなかったのだ。
今、この瞬間までは。
▼△▼△▼△
「では、次の一手といきましょうか」
とは言ったものの。まだ他の隊長とかが残っているような気がするこの状況でいきなりドンは気が引ける。なにせ、災厄を顕現させるようなものだ。
アル・シャリオは遠慮せずに撃った? それはそれ。これはこれ。
「誰か、天挺空羅が使える方がいれば良いのですが。そういえば、桃はどうなり──」
「はいっ、隊長!」
「ああ、無事だったのですね。安心しました」
桃は呼んだらどこでも来るという安心感がある。
怪我をしているようだが、元気そうだし大丈夫なのだろう。回道もあるし。
「では、他の方々に繋いでいただけますか? この場で生き残っている方全てに。破面たちも含めて」
「分かりました!」
桃が目を瞑る。霊圧を探っているのだろう。
「縛道の七十七──天挺空羅。どうぞ、隊長!」
「ええ、助かります」
本当に有能で助かっている。普段の仕事からそうだし、今だって私が来たからこうなったが、私が来なければ惣右介と戦っていたのは桃だったかもしれない。
他の隊長たちが不甲斐ない中、副隊長でこの働き。もう総隊長になったら良いんじゃないかな。元柳斎は反省してほしい。
「護廷十三隊の皆さん、そして破面の皆さん。こちらは護廷十三隊所属、九番隊隊長の虚飾パンドラです」
破面の皆さんとか言ったが、ちゃんと破面は生き残っているのだろうか。
ロリが言っていた十刃が残っていないというのは、一部は現世について行ったからと聞いていたから、こっちにもいるのはいるのだろうが、最悪全部死んでしまっている可能性もなくはない。
まぁ、桃が何も言ってこないから、ちょっとぐらいは残っていると信じよう。
「突然の事で申し訳ありませんが、動ける余裕のある方は至急この場から離れていただけると助かります」
動けるなら惣右介と戦っているだろうし、そんな事を言ってもこの場から離れる余裕のある者なんていないかもしれないが、念の為。動けないにしても心の準備は出来た方が良いだろうし。
「これから卍解を使います」
「何……?」
と、放送中律儀に待っていた惣右介が困惑の声を上げた。さっきまで自信満々だったのに。
「おや、聞こえませんでしたか? これから卍解を使うと、そう言ったのですよ」
「何を言っている。認識を操作した訳でもない。君は既に卍解を使っている」
「ああ、アル・シャリオの事ですか」
やっぱりみんなアル・シャリオが卍解だと思ってるんだよね。誰が言い出したんだろう。やっぱり元柳斎かな?
「一つ聞きますが」
自信満々に間違った事を言っているのを見るのは、ちょっと面白い。文句は元柳斎に言ってね。
「私が一度でも言いましたか? 卍解、と」
「────」
「まぁ、否定しなかったのは事実ですが。使うのは初めてですので、巻き込んでしまうかもしれません。なので、離れられる方は離れていただけると助かります」
たぶん大丈夫だとは思うが、万が一がないとも言い切れない。
「ああ、こうなった責任は護廷十三隊総隊長である山本元柳斎重國にありますので、文句がある方は彼にお願いしますね」
責任転嫁も完了。だって元柳斎がいい感じにやってたら事にはならなかったし。
「以上です。もう大丈夫ですよ、桃」
「はいっ!」
「あなたも離れていてください。巻き込んでしまうかもしれませんから」
「巻き込まれてもいいです!」
目がガン開いて血走っている。
まぁ、いいか。桃なら大丈夫だろう。
「さて、お待たせしました。では、いきましょうか」
▼△▼△▼△
私の斬魄刀が特殊なのは今さら言うまでもない事だが、話を聞いて驚いたのは、エキドナが斬魄刀の本体というわけではないらしいという事だった。
正確には本体ではないわけではないが、エキドナだけが本体ではないのだとか。とはいえメインはエキドナだから対話とかの心配はしなくて良いという話だった。
で、何が問題かと言うと、卍解によって本体を具象化させるとエキドナの他にも色々と引っ付いてくるらしいのだ。
もちろん、戦力という意味ではエキドナ一人出てきたところで始解とほとんど変らないから、他にも出てきてくれた方が助かるといえば助かるのだが、その対象が対象なだけに慎重になる必要があった。
本当の最初の方に精神世界、つまりはお茶会の場を含めて本体だという話を聞いていた。
これはリゼロという作品内の話にはなるが、あのお茶会はかつて亡くなったエキドナの魂が封じられた墓所で行われていたもので、そしてそのお茶会に現れるのはエキドナだけではない。
最初は彼女たちに受け入れてもらえるかは不安だった。
結果から言えばそんな心配は無用だったわけだが。
▼△▼△▼△
飛行魔法で浮かび上がり、宙で停止する。
私の周りを飛んでいる書もついてくるが、ただそれだけではない。
パラパラパラといつもはただ宙を浮かんでいるだけの叡智の書が開き、ひとりでにページがめくられていく。
「──卍解」
「────!!」
ちょうど真ん中当たりのページが開いたところで止まり、小さく縮んでいく。
やがて手のひらに収まるサイズになったそれは、黒い箱に変化していた。見る者が見れば分かっただろう。それは、賢人の骨でできた魔女因子が込められた箱だ。
握り、ついに解放する。
「──『
握った手のひらを開けば、箱は消失していた。
その代わりに、衣服が変化する。死覇装と隊長羽織から白い布一枚、よく知る格好へと。
そして、私の周囲。
「なんだ、それは」
一人はよく知る『強欲の魔女』エキドナ。白い長髪に、黒い簡素なドレスのような衣装に身を包んだ美女。
一人は『憤怒の魔女』ミネルヴァ。長い金髪を一房に纏め、青と白を基調としたバトルドレスを纏う美女。
一人は『怠惰の魔女』セクメト。長く伸ばした赤紫色の髪に、黒い法衣に身を包んだ気だるげな美女。
一人は『暴食の魔女』ダフネ。黒い棺桶のような拘束具に全身をガチガチに拘束され、その両目をも黒い目隠しによって封じられている少女。
一人は『傲慢の魔女』テュフォン。肩口までの緑の髪と褐色の肌、白いワンピースに身を包んだ少女。
一人は『色欲の魔女』カーミラ。薄紅色の髪に、黄緑色のマフラーと白い衣服を纏う美少女。
そして、最後の一人は『嫉妬の魔女』サテラ。漆黒のドレスに漆黒のベールを纏った銀髪のハーフエルフ。
七人の魔女たちが、顕現した。
「魔女ですよ」
卍解『
そうして、頑張ってひねり出したのがパンドラの箱みたいな意味のあるピトス・パンドラだ。エキドナの語源もピトスも確かギリシャ神話が元になっていたはずだから統一感もたぶんある。
「あなたは何か勘違いをしているようですが、シャリオもクラムも
「…………」
卍解する事で魔法の行使能力はエキドナに戻る。
そのため、エル・クラムが解除され、超重力から解放されたアールベルティが迫ってきた。
「はぁ、いきなり呼ばれたかと思ったら。ふぅ、ちゃんと躾けてほしいもんさね」
が、直後気だるげな瞳に射抜かれ、不可視の衝撃を受けて地面へと真っ逆さまに落ちていった。
セクメトの持つ『怠惰の権能』だ。その能力は、簡単に言えばとてつもない破壊力の衝撃を操るというもの。かつて龍をボコボコにしたといえばその強さも分かるというものだ。
「よく考えもせずに動くから、山本元柳斎と同じ過ちを犯す」
同じ高度まで上がってきていた惣右介が言った。
見れば、アールベルティの身体は光りながら膨張していた。
恐らくは吸収したシャリオが暴発しようとしているのだろう。
「
「全く、こうなっても君は人遣いが荒い」
「あたしが癒やす!」
特化させたとはいってもアル・シャリオを何発も吸収出来る能力だ。ヴァストローデの可能性は高い。つまりはこのまま自爆で死なせるわけにはいかないという事だ。
「──アル・シャマク」
「とりゃあ──!!」
エキドナがアル・シャマクでアールベルティを異界へ、そしてその異界への穴へミネルヴァが突撃した。
二人が異界へ消えるのを見送り、改めて惣右介に向き直る。
「では、続きといきましょうか」
「なー、ドラ。あいつってアクニンなのかー?」
「ええ、アクニンですよ」
ぴょこっという効果音が似合いそうな動きで、テュフォンは惣右介の前に立った。
「──トガハクサビトナッテケッシテノガサズ」
それは『傲慢の権能』。罪の意識を持つ者の身体をガラス細工のように砕く、処刑人の力だ。
しかし、不思議そうに首を傾げるテュフォンの手には、指が一本だけ握られていた。
「────!?」
「んー、おかしいなー? アクニンなのに自分がトガビトだと思ってないのかー?」
「確かに、不思議ですね。最低でも四肢の半分は砕けると思ったのですが」
テュフォンの権能は相手の罪の意識に依存する。相手に罪の意識がなければ効果を発揮出来ないため、そういう相手には相性が悪い。
一本だけとはいえ指が取れた以上、罪の意識がゼロではないのだろうが、それにしても虐殺とかをやらかした者の罪の意識の大きさとは思えない。
悪人ならそれに付随して相応の激痛に襲われる。ただ、私を除いた他の隊長たちもそうだが、痛みがどれほど有効かは分からない。全身血だらけでも当たり前のように戦闘続行するような者ばかりなので。
まぁ、これは権能のただの一端らしいので、やりようはあるとは思うが。テュフォンが暴れるとセクメトですら手がつけられないらしいし。
惣右介が小さな身体へ斬魄刀を振り下ろす、その直前に不可視の衝撃が襲う。セクメトの権能だ。
惣右介の真っ白な身体が吹っ飛ぶ。きっと龍もこんな感じで大瀑布までボコボコにしながら飛ばしたのだろう。
「罪悪感はなくてもぉ、食欲はありますよぉ。ねぇ、ドラドラぁ」
「そうですね」
次に動いたのは、ダフネ。
ムカデのような足が付いた棺桶に拘束されたまま、カサカサカサと効果音のしそうな挙動で私の目の前まで移動してきた。
「お腹が空くからぁ、あんまり動きたくないんですけどぉ、ドラドラのためにぃ、食べちゃいますぅ」
ん、と顔をこちらに突き出してくる。
目隠しを外して、という事だろうか。拘束具に見えて、実は誰かに封じられたとかではなく棺桶を自分で作り出したダフネは、自分の意思で外そうと思えば外せるはずなのだが、そのちょっとの動作ですらしたくないのだろうか。
何も知らない者から見ればあざと可愛い行動なのだが、その魔眼の恐ろしさを知っている身としては普通に怖い。なので、目が合わないように目を瞑りつつ、左目だけ。
「そんなに怖がらなくてもぉ、ドラドラを食べたりしませんよぉ」
「それは分かりますが……」
ダフネが食べなくても、目が合ったら自分で自分を食べる事になるからね?
セクメトにぶっ飛ばされた惣右介が戻ってきた気配がして、ダフネもそちらに180度方向転換したので目を開ける。
「おや、随分と印象が変わりましたね。その中には顔があると思っていたのですが、言い表しづらい様相になってしまいましたね」
身体のところどころがひび割れており、顔なんて半分ぐらい砕けてしまっている。そしてその中は空洞、ではないものの何か黒いモヤモヤしたようなもので満たされていた。
「何事も、進化の途中というものは醜いものだ」
「そうですか。では、
「はぁい」
「──ッ!? 何だ、これは……!」
「『暴食』ですよぉ」
惣右介が手を頭に当てる。きっと、とてつもない飢餓感に襲われているのだろう。
その手を自分で食べたりするかと思ったが、どうやら今の形態は口がないらしい。
とはいえ、大きな隙だ。
その隙にダフネは接近し、次の瞬間惣右介の右半身を喰い千切った。一瞬だったし、棺に隠れてよく見えなかったが、そう表現するしかない。
「もう半分もぉ……」
お気の毒ではあるが、それだけの事はやらかしているので、大人しくダフネの食糧になってほしい。
「オオオオオ──ッ!!」
しかし、惣右介を中心に爆発的な霊圧が吹き荒れる。
ダフネは一旦下がった。
「そろそろかな」
そして、そんな様子を横目にエキドナは再びアル・シャマクによって異界への穴を開いた。
「戻ってきた──!」
そこから現れたのはミネルヴァだ。その腕には人型のものが抱えられている。
髪の毛と思われるものが長すぎて顔は見えないが、恐らくはアールベルティだろうか。姿が違い過ぎるが、帰刃を解除した状態とか。
「本当にひどい! 自爆させるなんて最っ低! 本当に最っ低……! まだものもよく分かってない子供に!」
「念の為に意識は奪っておくとしよう」
エキドナが魔法で意識を失わせる。その前からほとんど動いてはいなかったが、ミネルヴァが行ったのだからちゃんと救ってくれたのだろう。
「では
「言われなくても! 皆癒やしにしてやるわ!」
アールベルティを抱えたまま、ミネルヴァは飛んで行った。
ミネルヴァの『憤怒の権能』は、簡単に言えば癒やしの力だ。治癒魔法とは比べ物にならないほどの効力があり、身体の一部を欠損していたり、致命傷を負っていたとしても完治させる事が出来る。
ただ、リゼロ原作においては世界を構成する核ともいえるオド・ラグナからマナを引き出し力を発揮しているとなっている。そのため、本来行き渡るべき場所にマナが回らなくなり、世界のどこかで天変地異が起こるというはた迷惑なものでもあった。
しかし、私の卍解として存在しているミネルヴァの権能は私の霊力を使用して発動する。つまり、天変地異は起こらない。
改めて惣右介の方を見れば、身体は再生していて、白面が剥がれて顔があらわになっていた。黒目と白目が反転していて不気味だが、さっきまでよりは全然マシだ。
「そろそろ、本腰を入れましょうか。
当たり前のように再生しているし、見た目的にパワーアップしてそう。
私の背に覆いかぶさるようにいるサテラを中心として、漆黒の影が溢れ出す。
「今、この状況でどう対応するのか興味があるね。──アル・シャリオ」
さらに空からは隕石が。勝手にアル・シャリオ撃つのやめてね? 私の霊力だからって好き勝手出来るから楽しんでるよね?
「何だ、これは……! このような卍解があるものか!」
「あるでしょう? 目の前に」
怠惰の大罪司教の用いる『見えざる手』が可愛く見えるほどの影が広がっていく。それは容易に街一つを覆い隠すほどに。
ここは空中。恐らく地上からは空一面が闇に覆われたように見えるはずだ。
前後左右下からは漆黒の影が。上からは隕石が。それも一つや二つでなく。
『剣聖』でもないのだから、影に対抗など出来はしないだろう。その影はかつて世界の半分を呑み込んだものだ。
そして、隕石にも対抗出来ないだろう。出来るなら、そもそも対策用に破面なんて用意する必要もない。
「終わりですね」
隕石は影に衝突し、大爆発を起こす。
衝撃は連鎖し、その様相はまるで天変地異だ。さっき自分でも同じような事をしたが、アールベルティがいなければこうなっていたと考えると、ちょっとやり過ぎだったかもしれない。
影のおかげで地上への影響はないはずだ。私や魔女たちはサテラが新たに伸ばした影が盾となり、その衝撃から逃れた。桃はいつの間にかいなくなっているし、たぶんまた興奮して倒れたのだろう。
惣右介の霊圧はなくなった。
「さて、他の方々の様子でも……」
「逃げられた……」
ミネルヴァが癒やしに行った方の様子を見に行こうかと思ったら、耳元でサテラが呟いた。
「あの状況から逃げたのですか?」
「穿界門か黒腔だろうね。尸魂界か虚圏へ飛べば、四方を囲まれていようと逃れられる」
「なるほど。では、追うとしましょうか」
往生際が悪いが、仕方ない。
まずはアジトがあった虚圏へ行ってみるとしよう。
○バンドラ主
遂に卍解した。自分も合わせて魔女八人を支える霊圧なので、そりゃ霊圧もデカくなる。各々の魔女の権能は大体原作通り。責任は全て元柳斎に擦り付けた。
斬魄刀:
解号:遍く叡智をこの手に
強欲の魔女であるエキドナの魔法を行使する事が出来る。始解中はイマジナリーエキドナが周囲を漂う。
卍解:
七人の魔女を召喚する。イメージとしては狛村の黒縄天譴明王が近く、他人からも視認出来るだけでなく物理的にも干渉出来る。それぞれの魔女が自律的に動き、それぞれの判断で権能を行使出来る。始解時のイマジナリーエキドナとは違い、パンドラ主と離れられる距離に制限はない。
また、自身の衣装が原作パンドラと同じ布一枚となる。
『強欲の魔女』エキドナ:始解時に使用出来る魔法を自律的に使用する。始解時にパンドラ主が使うよりも威力は高い。
『憤怒の魔女』ミネルヴァ:欠損を含めてあらゆる傷を癒やす『憤怒の権能』を操る。バラバラになっても生きていれば完治出来る。
『怠惰の魔女』セクメト:不可視の衝撃を操る『怠惰の権能』を操る。本気を出すと神龍すらボコボコにする。
『暴食の魔女』ダフネ:『暴食の権能』を操る。左目の魔眼を見た相手には強烈な飢餓感を与える。右目の魔眼はさらに恐ろしい効果を持つ。口だけでなく全身で食事をする事が出来る。また、三大魔獣を含めた魔獣を生み出す事も出来る。
『傲慢の魔女』テュフォン:相手の心の中にある罪悪感によってその相手を裁く『傲慢の権能』を操る。相手に罪の意識があった場合、その相手の身体は一部もしくは全身が砕ける。さらに、その相手が“アクニン”であればそれ相応の激痛が発生する。
『色欲の魔女』カーミラ:相手を魅力する『色欲の権能』を操る。自身の姿を相手の理想や幻想を再現した、見たい姿に見せる。相手の意識を完全に自分に向け、やがて呼吸や心臓の鼓動すら忘れさせる。相手の愛していた者の声で相手の心に呼びかける。などの能力がある。カーミラが歩いた跡には恍惚の表情で心停止した死体が転がる。
『嫉妬の魔女』サテラ:『嫉妬の権能』を操る。かつて世界の半分を呑み込んだ影を使い、攻撃や防御に応用する。人格は『嫉妬の魔女』ではなくサテラ。
当たり前だが、普通の斬魄刀ではない。普通の斬魄刀は卍解の名前を所有者と一緒に考えたりしない。こんな卍解あるわけないと言われたら、それはそうと頷くしかない。
魔女たちはエキドナと同じく、基本的に100%パンドラ主の味方。
火力としてはサテラの影やエキドナの魔法、セクメトの衝撃の三つが突出しており、他の四人は広範囲火力などに乏しい。ただし、一対一であればミネルヴァを除いていずれも藍染にすら勝ち得るポテンシャルを持つ。
また、ミネルヴァ以外の誰かを一人でも自由に暴れるように命令して放った場合、パンドラ主のバカ霊圧で強化されている影響もあって尸魂界(元柳斎がいない場合)も虚圏も勝手に滅ぶ。
カーミラは今回出番がなかったが、普通に危険。
魔女の一部だけを召喚する事も出来る
○藍染惣右介
流石に分が悪かった。尸魂界へ一旦退避。
隕石が始解とか聞いてない。だって過去の記録には卍解だって書いてあるもの。(記録:山本元柳斎重國より)
一応まだ変身を残している。
○雛森桃
復活したが、途中で興奮してまた倒れた。
○市丸ギン
しれっと尸魂界に移動。
○アールベルティ・レオーニエ
セクメトの一撃を受けて自壊して爆発したが、爆発と同時にミネルヴァが癒やしたので奇跡的に生き残った。
本当は魔女全員集合の見開き風のイラストを描きたかったんですが、ちょっと無理でした。