西暦190年、曹操は董卓討伐のために少数ながらも軍を興した。出立に伴い小さな軍勢が駆けてくる。誰も武器を手にせず止まると全員が馬を降り、膝をついて拱手してあいさつをした。
「曹文烈、叔父上のいや殿!のお力になりたくはせ参じた次第!」
「おお文烈よ、遠きを推してここまで参じてきたのか!望外の喜びよな!」
時は少しさかのぼる。
「兵たちよ。お前たちはまだまだ武器を持った農民だ。叔父上、いや殿にお仕えするにあたり、礼儀と作法を身に着けるのだ。続け!おはようございます。叔父上いや殿!」
「おはようございます。叔父上いや殿!」
「承りました叔父上いや殿!」
「承りました叔父上いや殿!」
「ここは軍師殿の言葉が一理ありましょう、叔父上いや殿!」
「ここは軍師殿の言葉が一理ありましょう、叔父上いや殿!」
「よし、次は馬術だ!馬に乗ったら戦場だ、そういうときはこうだ。ご無事でしたか叔父上いや殿!」
「ご無事でしたか叔父上いや殿!」
「私にしんがりをお任せください、叔父上いや殿!」
「私にしんがりをお任せください、叔父上いや殿!」
「ようし!では加勢に行くぞ。皆続け!」
――
汜水関前曹操軍陣営内。
「聞いたか。悪来殿がオジウエイヤトノの絶体絶命を無傷で助けたうえ、自信は護衛なのに敵将を16人討ち取ったってよ。」
「それをいったらオジウエイヤトノの親戚にあたる夏侯淵将軍は弓一本で11師団を壊滅させたっていうぜ!」
「オジウエイヤトノはいい将軍方に恵まれているよ。」
「そうだな。オジウエイヤトノの天下は近いかもな!」
なぜか洛陽では
「オジウエイヤトノじゃと!?フン、ワシの首を狙って呂布に追い回されて逃げ回った男ではないか。そんなもの恐れるに足らぬわ!」
「オジウエイヤトノごときこの俺が叩きのめしてやる。豚いえ董卓、出撃を許可しろ。これは命令だ」
「呂布、だからワシがお主の主じゃぞ。少しはわきまえんか」
「よし、出撃する!オジウエイヤトノ・・・長いなOITを撃破する。」
汜水関は突破され虎牢関に向かう途中。
「おい、OIT。虎牢関はあの呂布だぞ。俺や典韋ならともかく、新人の李典や楽進だけでは突破は難しいぞ。」
「だから袁紹を起こしたのだ。この曹孟徳がな!」
「OIT!呂布です。虎牢関から呂布が現れました!劉備、張飛、馬弓手の関羽が抑えにかかっているとのこと!」
「かのものらは黄巾の折にも活躍していた義勇軍だな。」
それから20年ほどして魏帝OITが誕生した。OITは孫権と同盟を結び、荊州の関羽の最期を聞いて世を去った。
そのあとは曹丕子桓が受け継いだ。
やがて曹叡の代になり、司馬一族によって掌握される。
曹休は最後の瞬間に言い残した。
「今そちらに参ります。叔父上いや殿」