※現実のバトルはゲーム通りには行きません   作:

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【報告】
気になることがあり二次創作に関するオレカの規約を確認しようとしたのですが、オレカ固有の規約が見当たらず、また他サイトで長い間削除されていない二次創作の小説作品を幾つか確認できましたので、とりあえずこっそりやるくらいなら許されるかな、と判断したので怒られるまでは続けていこうと思います。
怒られたら消えます。そうなったら申し訳ない…


!なんか君登場するの早過ぎない?

 

じゅー、と。何かを焼く音といい匂いが聞こえてくる。

目を開けると、綺麗な天井が視界に映る。

 

「あー、そうか」

紗月さんが家においで、と言ってくれたのが昨日。

布団は買ったまま使ってない来客用のものがある、ということだったので、特に家から持ってくるべきものも無かった私はそのまま紗月さんの家に転がりんだんだった。

 

ちなみにお風呂にも一緒に入ろうと言われたが、流石にそれは断った。まだ男としての意識が完全には抜け切ってないので…その意識を捨てるつもりも別にないけど。

 

むくり、と体を起こすとその気配に気づいたのか紗月さんが声をかけてきた。

「おはよう。空き部屋は掃除をしないといけないからってリビングで寝かせちゃってごめんね。よく眠れたかな?」

 

「おはようございます。おかげさまでぐっすり寝れました」

布団はとてつもなくふかふかしていて気持ち良かった。たぶんかなりいいやつ。

 

「それは良かった。朝ごはん作ったから、一緒に食べよう」

神ですか…? 私を拾ってくれた時点で神か。

 

お礼を言ってさっそく食卓へ向かう。机の上に並んでいるのはご飯に味噌汁に目玉焼き。完璧な朝食が出てきた。この人、逆に何ならできないんだろうか…

 

改めてお礼を言いつつ、さっそくいただく。美味しい。すごいおいしい。私にはこんな料理一生作れない気がする。メニューとしては定番なはずなのにここまで感動させられるとはいったい…

 

「普通に作ってるだけなんだけどね。アマネちゃんもちょっと練習したらこのくらいはすぐできるようになるはずだよ」

「いや、ここまではさすがに厳しいです…」

「そうかなあ?」

自覚はないらしい。おそろしや…

 

 

---

 

 

食事後、紗月さんはやることがあるから少し籠るとのことで、自室の方に入っていった。

私は室内でやることもないし、合鍵も貰えたので一旦いつものボーリング場に行ってうちの子たちに報告でもしようかなと。

 

それで、着いたんだけど…どうやら、先客がいるみたい。

今日は平日だから学生はいないと思うんだけど、大学生とかかな?と思いながらこっそり覗いてみる。

 

魔王がいた。

 

…うん? 見間違いか。もう一度こっそり様子を伺う。

 

やっぱり魔王ムウスだった。

 

なんで???

原作漫画でムウスがパンドラに介入するのはもうちょい後のはずだったと思うんだけど。記憶違い…?

 

「ほ……う…な。」

「あ…は……的…。」

 

何の話かは分からないが、すんごい仲良さそうに喋ってる。やっぱりパンドラは黒幕。いや知ってたけど。知ってたけどさあ…

 

…あのトリのせいで待たされるのはなんか癪だな。突撃するか。

 

こつ、こつ、と。

露骨に足音を響かせながら私は奴らの所に向かう。

 

「ぬ? なん…」

トリがこっちを見た瞬間固まった。表情がなんかおもろい。もしここにスマホがあったら写真撮りたかったくらい。

 

「パンドラ」

「な、なんダ…?」

「君達が何を考えてるかはどうでもいいから聞かないけど、それはそれとしてこのトリなんかムカつくからバトルしていい?」

「この我をトリ呼ばわりだと…!?」

「…? だってトリじゃん」

 

あれ、ムウスってトリじゃなかったんだっけ? まあいいか。誤差ってことで…

 

「おいパンドラ、お前には悪いがこの小娘に今から力の差を見せつけてやる。邪魔をするでないぞ。」

「仕方ねェな、今回は見逃してやるヨ」

あと、いつもよりパンドラのカタコト具合が酷い気がする。これはダークパンドラ(笑)さんが喋ってるからなんかな?

 

何はともあれ、向こうも戦いを受ける気にはなったらしい。

こちらは…ちょっと迷ったが堕天王サリエルとマルドクと参式で戦うことにする。参式がベンケイで耐えてるうちに先2人が火力を入れ続ければ勝ち、というシンプルな構成。

 

ただまあ、本物のオレカバトルなので良くないことを言ってしまえばリール関係なしに殴り続ければ勝ちだ。そういうことが多くてなんか慣れてきちゃった。毒されているとも言うかもしれない。

 

「クク…この我に刃向かったことを後悔するが良い!! パンドラ、貴様の作った機構を使わせてもらうぞ」

と、言いながらスロットを止めるためのボタンを出すムウス。

これまでルール無視してるやつばかりだったのにこいつはむしろルール遵守するんだ…

 

 

---

 

 

「クソ、……と…ニ…ゲン…」

 

なんかブツブツ言ってるけどとりま勝ちました。あいつが2ターン連続でニヤニヤしてたのでボコボコにしました。やったね!

 

ボスのムウスは途中のコマンドは怖いけど最初が半分ほほえんでいるだから、結構マシな感じがするよね。運悪く初手から必殺ばかり打たれたら厳しいけどさ。

と、考えながらうちの子と話していると、復活したムウスがこちらに声をかけてきた。

 

「負けてしまった以上はやむを得んか…おい小娘、何が望みだ」

「え」

なんも考えてない。別にただムウスならボコってもいいだろ思って絡んだだけだし…

 

「とくになにも…」

「チッ、こんな奴に負けるとはな…まあいい。それなら、保留にしといてやる。お前がパンドラに我を呼ぶように言えば、1度だけ応えてやる。わかったな」

「おー、ありがとう」

 

思ったよりいい提案をしてくれた。これ、呼び出す度にボコれば厳選ができるのでは?? カード化できるとは誰も言ってないけど。

 

私がそんなことを考えている内にムウスはまたパンドラと少し話をして、今度こそ帰っていった。オレカワールド、ちょっとどうなってるか気になるよね。

まあ、こちらの世界に同一個体が沢山呼び出されてる以上、平行世界が大量に混じって地獄の様相になってる気がするけどさ。

 

とりあえずムウスが帰ったので、ウリエルあたりの今回呼ばなかった面子も召喚していつも通り雑談を始める。

 

あと数日で2章が解禁されるわけだけど、こうやってメンツを見ると早くもっと先の章まで解禁してもらって各キャラを進化させたいなあって思ったり。

先を既に知ってるのも考えもんだなあ、って常々感じるわけなのです。

 

 

---

 

 

ただいま我が家…ではなく紗月さん宅。

あのあと、ポワンのコマンド厳選を少し進めていたらいい感じの時間になったので帰ってきた。家の中に入ると、紗月さんはリビングでテレビを見ていた。

 

「ただいまです」

「おかえり〜。お昼に帰ってこなかったけど、ご飯は大丈夫だった?」

 

あ、そうか。すっかり忘れてたけどお昼ご飯なんてものもあったな。紗月さんが用意してくれていたかもしれないと考えると申し訳ない。

 

そう思って謝ると、紗月さんは笑いながら「別にそっちの方は気にしなくていいよ」といいながら言ってくれた。やさしい。

 

手を洗ってから、私もリビングのソファに座る。ふかふかだ。これも絶対良いやつ。

「それで、今日はどこに行ってたの?」

「今日は駅前の方まで散歩してきました。それで―」

 

昨日の様子だと、たぶんこれが嘘なのもバレてるんだろうな。まあ、本当のことを言うのはおいおいということで。紗月さんが本物のオレカバトルに関わる機会があったら、その時に教えたりしようかな、と。

 

 

---

 

 

おはようございます。数日ぶっ飛ばして2章解禁の朝です。1章解禁の時と違ってすぐに作りたい!!って言うほど思い入れのあるキャラがあんま居ないんだよね。

 

もちろん、暇つぶしも兼ねて2章キャラも少しずつ育成はしていくが、どうせ3章の解禁は1ヶ月以上先だからね。ゆっくりやっていこう。

 

そんなことを考えながら今日も朝ごはんに舌鼓を打っていると、おもむろに紗月さんが切り出してきた。

 

「ねえ、アマネちゃん。そろそろ君が出かける所に着いていってもいいかな?」

「えっ」

 

このおねーさん、私について知るのを全然諦めてなかったみたいだ。

 

 

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