前世ファンだったヤツのイナイレ転生 作:Lcrcl (エルマル)
帝国と尾刈斗の順番が逆!?コ、コレも絶対影山ってヤツのせいなんだ!
??「はて、そんな事をした覚えはないがね…?」
何だとッ、コレは………どっちだ…?
side三雲拓也
へっ?え?尾刈斗?順番逆では?
「おおっ、初めての練習試合だ!いつなんだ木野?」
「試合は今週末だって冬海先生が言ってたわ」
…考えても仕方ないか。
「その試合に向けて、明日から頑張ろうぜ」
『おお!』
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次の日。木野と目金が尾刈斗中の試合データを見つけたらしく、提供してくれた。
「この部分を見て下さい……ココです、何故か相手校の選手たちが止まってるんですよ」
「ホントだ、なんでだろう?」
「ま、まさか呪いっすかね!?」
「何だよ、壁山はそんなモン信じてんのか?」
ネタバレすべきか?コレ。しなくても今の俺達だったら勝てるだろうし、しなくていいかもな。そんな事を考えていると、豪炎寺が何かに気付いた。
「…目金、少し音量を上げてくれ」
「音量ですか?」カチッ
『ま~れ~ま~れ~まれとまれ~…』
「…何か聞こえるでやんす」
「最大音量にしますね」
『ま~れ~ま~れ~まれとまれ!』
「確かに聞こえるな。ま~れ~…なんだ?」
このタイミングで豪炎寺が気付くとは思わなかった。
「催眠術、とかじゃないか?」
「なるほど、そういう事か!…あれ、でもどうやって対策するんだ?」
原作では円堂が『ゴロゴロドッカーン!』と雷みたいな音を出して無理やり解除してたな。
アレをしてもいいんだが、他に方法は…
「音をかき消せばいいんだし、大声で叫ぶとか?」
「ソレだ!」
いつの間にか解決してた。前世知識の使いどころがない。
「じゃあできれば声の大きいヤツに…ん?」
何故かこちらを見る円堂……おいまさか。
「三雲が適任だな!」
「なんでだよ!?」
「去年の体育祭でヴァーゴを応援してた時、めっちゃ声出してたじゃねーか!」
「なんでンな余計な事覚えてんだよ!確かにしたけども!」
「(えっ、そうなの!?)」
結局、催眠の解除係は俺となった。解せぬ。
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side三人称
「雷門中…か」
ある男が試合の映像を見ながらそう呟いた。
「豪炎寺修也が入部した以外はFFにすら出ていない弱小だと思っていたが…なるほど」
試合は終わり、得点板には『5-0』と書かれていた。無論、5は雷門側である。
「帝国が雷門に負ける可能性は高いな…ならばプロジェクトZは早急に進めるべきか」
男はそう言い、別の画面を出す。そこにはある学校の選手データが並べられていた。
「大半は神のアクアに適合したようだな…しかし1人は変わらずか」
そろそろ排除も考慮しよう、と男………影山はそう言いながら画面を閉じた。
次回。尾刈斗、死す!デュエルスタンバイ!
次回もよろしくおねがいします。