前世ファンだったヤツのイナイレ転生   作:Lcrcl (エルマル)

22 / 39
三輪星妃をチームに入れてるの、俺だけ説。ムラクモトラップとスパークルウェイブが似合う子です。


データは参考程度に

side三雲拓也

 

野生中に勝ち、次の対戦相手は御影専農に決まった。

 

「どうやら相手校のデータを集めて、ソレに沿った戦略を立てるらしいです!」

 

「淡々とサッカーをする姿はまるでサイボーグとも言われてます」

 

目金と音無が一回戦の試合映像を見せながら説明する。映像まで持ってくるのは助かるな。

 

「データサッカーってヤツか、ならデータにない動きをするだけだな!」

 

「そう簡単に行くか…?」

 

試合の様子からして、相手の強み・弱みを完全に把握した上で的確な指示をしてるが…まぁ何とかなるか。

 

ーーー

 

いつも通り河川敷に集まり、練習を開始する。しかし少しするとトラックのような物が来て中から数人出てきた。

 

「何すかね、あの人たち…」

 

「もしかして…ファンでやんすか!?」

 

「なワケあるか、どう見ても相手校の偵察だろ」

 

「「ええっ!?」」

 

原作通り、御影専農のヤツらがこちらの練習を見てデータを取っている。

 

「お前ら、必殺技の練習はやめとけ。データを取られるのは嫌だろ?」

 

「だな。基礎練習に留めるか」

 

ドリブル、トラップ、パス、キャッチ。必殺技を使わなくとも練習できる事はいくらでもある。前世の経験が活きる所だな。

しばらくそのように練習していると、チクチク頭こと杉森とコピー野郎こと下鶴がこちらへ来た。

 

「何故必殺技を使わない」

 

「使えばお前らがデータを取るからに決まってんだろ」

 

「…今更ソレをやっても無駄だ。既にデータは取り終え、解析を完了している。君達の次の試合の勝率は、0%だ」

 

「へぇ、言うじゃん。挑発のつもり?」

 

「挑発ではない、事実だ」

 

「ンだと…!」

 

淡々と喋る杉森に、染岡がプッツンした。

 

「落ち着け染岡。お前らがデータを取って解析して、勝った気になるのは構わない…だがな」

 

「「?」」

 

「データが正しいと信じすぎると、足元を掬われるかもしれないぜ?」

 

「…理解不能だ。我々が集めたあらゆるデータを上回ると?」

 

「やってみないと分からない、ソレがサッカーってモンだ…で?データの解析が完了してるなら、わざわざ来る理由は何だ?」

 

「"あるお方"から『最終確認を怠るな』と言われたのでな、従ったまでだ」

 

あるお方…また影山か。原作もこうだっけ?

 

「勝負しろ。私、杉森威とココにいる下鶴改…そして円堂守と乙女乃スピカでな」

 

『!?』

 

豪炎寺じゃなくてヴァーゴか…謎だな。

 

「円堂、ヴァーゴ…どうする?」

 

「もちろん、受けて立つ!」

 

「私に勝負を挑んだこと、後悔させてあげる」

 

勝負は決定し、早速杉森がゴールに立つ。ヴァーゴは照美との勝負と同じく好戦的な笑みを浮かべている。

 

「行くよ…!」

 

膝でボールを宙に飛ばし、ヴァーゴも跳び上がる。改より動きは速いが…超よりは遅いな。

 

あびせげりッ!」

 

「…っ、シュートポケット!」

 

杉森を中心に防護膜のような物が展開される…しかしボールはソレを貫いた。このまま得点…と思いきや。

 

「ぐ、ぅぅ…っ」

 

杉森が両手で抑え込む事でボールは勢いを失った。

 

「…認めよう。このシュートは解析した結果を上回っていた。だが、試合までにはこの程度無理せずとも止められるだろう」

 

「…チッ」

 

うわ、舌打ちしたぞあの子。最近怖くなってる気がするが、気のせいじゃないよな?

 

「(足、ちょっと痛いなぁ)」

 

「次は円堂守の番だ」

 

「何が来ようと、止めてみせる!」

 

そう意気込む円堂だが、何が飛んでくるんだろうな。原作通りファイアトルネードか、ヴァーゴを勝負に出した事を考慮してあびせげりか…

 

「…フンッ!」

 

「──は?」

 

「アレは三雲の…!」

 

下鶴が左足でボールをスピンさせ、エネルギーを溜めはじめた。おい、その技は…

 

「ブルーインパクト!」

 

「なっ!?」

 

俺の技じゃねぇか…!

幸い進化はしてないようだが、それでも俺の技そのものだ…止めてくれ円堂!

 

「(三雲の技、でも関係ねぇ!)ゴッドハンド!」

 

「……!」

 

神の手によって威力は削りきられ、ボールは円堂の手に収まった。

 

「傾向ではこの状況だと熱血パンチを出すと思っていたが…コレも想定外か」

 

「シュートの強さを見る目は鍛えてるんだ!」

 

「ふむ…その情報もデータに加えておく。…さらばだ、試合でまた会おう」

 

そう言って杉森と下鶴が戻っていくが…技をパクられるのって、こんな気持ちなんだな。

 

「拓也くん、大丈夫?」

 

「大丈夫だ、少し悔しいだけさ…絶対、技を進化させてやるぞ。オリジナルの方が上だと証明してやる!」

 

「ふふっ、手伝うよ」




ヴァーゴが技を自由に進化させてる件
普段使い出来るのはまだ改。ソレ以上使うと体に負担がかかるので実践には不向き…その内本当に超まで行きそうだけどね。

下鶴のブルーインパクト
威力は現在の三雲と大差ない。あくまで円堂を動揺させ熱血パンチを使わせる事で点を取る作戦だった。

イナヴィクの下鶴、ええヤツ。

アンケート、個人的にはエンドレスサマーですね。腹連続で蹴るより顎三発の方がヤバくない?でもジャッジスルー2が多いのも妥当。

次回もよろしくおねがいします。

アカン(アカン)な技と言えば?

  • ジャッジスルー2
  • エンドレスサマー
  • ツインミキサー
  • 王の剣
  • サクリファイス
  • マッドジャグラー
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。