前世ファンだったヤツのイナイレ転生 作:Lcrcl (エルマル)
side三雲拓也
尾刈斗との再戦から一週間、幸い特に事件とか起きなかったので練習に集中することができた。…そして、今日が予選決勝。帝国との再戦だ。
「…来たか、雷門。…円堂」
「鬼道…!」
グラウンドの挨拶で円堂と鬼道が向き合う。しかし敵同士というよりはライバルとの再戦のような雰囲気だった…実際そうだしな。
「いい試合にしよう」
「あぁ…!」
FW 豪炎寺 染岡
MF 三雲 半田 マックス ヴァーゴ
DF 壁山 影野 風丸 土門
GK 円堂
御影同様、最強編成で行くことになった。出来れば1年勢にも出てほしいが、仕方ない。
「(鉄骨落としは流石にないよな…?)」
頭上を見ながら考える。ネジが落ちてきたという報告もないので大丈夫そうだな。
「因縁の対決ッ!果たして勝つのはどちらなのでしょうかァ!?」
ピーッ!
笛が鳴ると同時に、豪炎寺が宙に跳び上がる。キックオフシュートか!
「真ファイアトルネード…!」
「スピニングカットV2!」
「パワーシールドV2!」
「…!」
相手も進化しまくってんな…場合によっては新技も開発してそうだし、侮れない。
「今度はこっちの番だ。佐久間、寺門!」
ピーッと笛を吹くと、鬼道の前に5匹のペンギンが現れる。
「皇帝ペンギン──」
「「──2号!」」
原作じゃダブルゴッドハンドで止めた…だが、俺達にはシュートブロックがある!
「突風蹴り改!」
「コイルネット!」
「ザ・ウォール!」
「…ゴッドハンド!」
シュートブロックを重ね掛けしたおかげで、シュートはゴッドハンドで止められた。
「フッ。この程度止めてもらわないと面白くない」
鬼道が笑みを浮かべながらそう言った。間違いなく新技を生み出してるなこりゃ。
「風丸!」
「させん!スピニングカットV2!」
「っ、疾風ダッシュ改!」
鬼道が放った衝撃波を風丸は避け、半田にパス。
「ジグザグスパーク!」
「ジャイアント、ぬぉぉ!」
「三雲!」
「オーケー、行くぜ!」
左足でボールにスピンをかけ、右足で蹴る。同時にヴァーゴに視線で合図をし、シュートチェインを始動した。
「ブルーインパクトV3!」
「からのっ、爆あびせげり!」
シュートブロック要因の大野と鬼道は後ろにいる、だから源田が出すとしたら…
「フルパワーシールドV2!」
予想通り、さぁどうだ!
「っぐぐ…!オォォ!」
「!」
衝撃波に少しヒビが入ったものの、シュートは弾き返された。こぼれ球を五条が拾う。
「クイック──」
「分身フェイントV2!」
「ッ、こっちだ!…えっ」
「ケヒヒ、右でした!」
本来分身フェイントは真ん中が本体のハズ。改良したのか…!(オリ設定です)
「影野、左右から囲むぞ!」
「あぁ!」
「キラースライド改!」
「コイルターン改!」
「ヒヒ…コレは無理ですねぇ…」
挟み撃ちで五条からボールを奪う…が。
「「「キラースライド!」」」
「「なっ!?」」
今度は3人に囲まれ、ボールを奪い返された。ちゃんと対策してる辺り、流石と言った所か。
「鬼道!」
「あぁ…あの技を使うぞ!」
「!」
佐久間、寺門、洞面の3人が跳び上がり、三角形の陣形で回る。しかしボールは鬼道が持っている…どういう事だ?
「…フンッ!」
ボールは蹴り上げられ、ちょうど三角形の中心まで行き…同時に蹴られる。
「「「うおおおっ!」」」
デスゾーン…いや、鬼道の方に向かってボールが───まさか、ツインブーストか!?
「「「「ツインブースト
濃密なオーラを纏ったシュートがゴールに迫る。
「突風蹴り改!」
「ザ・ウォール!」
「コイルネット!」
「「「ぐぁっ!」」」
シュートブロックを容易く破られた、威力はマジシャンズボックス並だ…!
「ゴッドハンド!…っぐぐ、がぁっ!」
両手を使おうとする直前に、神の手は砕けボールはゴールに突き刺さった。
「ッ…凄ぇシュートだ!」
「尾刈斗の試合映像も見たが、どうやら両手でのゴッドハンドは間に合わなかったようだな…スピードを追求した甲斐があった」
「対策してたのか…!」
「お前達雷門は間違いなく今まで戦って相手で一番の強敵だからな…徹底的に研究したさ」
「………」
尾刈斗とは別の方向性で、勝つのが難しい相手だな。だが、そんな相手とやりあうのは楽しいぜ…!
ツインブーストD 林 鬼道・佐久間・洞面・寺門
ツインブーストFのように、デスゾーンにツインブーストを重ね掛けした技。とても強い。
マジシャンズボックス≒ツインブーストD<(間に合えば)ダブルゴッドハンド
次回もよろしくおねがいします。