前世ファンだったヤツのイナイレ転生   作:Lcrcl (エルマル)

38 / 42
よく考えるとツインブーストDって4人技ですね。そりゃ強いわ。


予選決勝!雷門vs帝国②

side三雲拓也

 

「………」

 

フルパワーシールドを破る技としてイナズマ1号落としがある。しかし源田は進化させてるからな…それに、円堂を前線に出すリスクを考えると余程の隙ができない限りは無理だ。

 

「(隙を生み出すしかないか…)」

 

ピーッ!

 

「ヴァーゴ、行くぞ!」

 

「うん!」

 

前線に切り込み、豪炎寺とヴァーゴがファイアドロップの準備をする。

 

「ジャイアントスピン!」

 

「エンゼルレイV2!」

 

「ぐぬ、ぉぉぉ!」

 

「なっ──きゃぁ!」」

 

ゴーグルを着けてるからか目眩ましが通用せず、ヴァーゴはボールを奪われた。

 

「大野、パスだ!…もう一度ツインブーストD、行くぞ!」

 

「「「おう!」」」

 

「ッ、お前ら下がれ!円堂は初めから両手でゴッドハンドだ!」

 

「分かった!」

 

頼むから、間に合ってくれ…!

 

「「「「ツインブーストD!」」」」

 

悪魔合体のようなシュートが放たれる。

 

「ザ・ウォール!」

「コイルネット!」

「突風蹴り!」

 

「「「ぐぅわ!」」」

 

どうだ、円堂…?

 

「ダブルゴッドハンド!たァッ!」

 

ギリギリ間に合ったようで、ボールは円堂の両手に収まった。

よし…いや、まだ喜べねぇな。今のはギリギリだった、つまり次のシュートでヤツらは絶対に対策してくる…その前に一点取っておきたい!

 

「円堂、パスだ!アレをやる!」

 

「アレ?…分かった!とうっ!」

 

ボールを貰い、早速必殺技の構えに入る。アレ、とはもちろん──尾刈斗でもやった多重シュートチェインだ──

 

「…!(ゴールの方を向いていない、さてはシュートチェインをするつもりか?)スピニングカットV2!」

 

──へっ。

 

「来ると思ったぜ!突風蹴り、ドリブルバージョン!」

 

「!?」

 

壁を貫く槍のように衝撃波を突破する。ぶっつけ本番だが上手く行ってよかったぜ…さてと。

 

「行くぞ!ブルーインパクトV3!」

 

俺から、半田。

 

「ローリングキック!」

 

半田から、壁山と豪炎寺。

 

「「イナズマ落としV2!」」

 

2人から、ヴァーゴ───ではなく大野。

 

「ジャイアントスピン!」

 

威力を少し削がれ、ついでに軌道も逸らされたが…問題ない。丁度染岡がそこにいた。

 

ドラゴンクラッシュ!打ち砕けェ!」

 

ドラゴンスレイヤーを撃つときと同じようなセリフを叫ぶ染岡を最後に、多重チェインは終わりゴールに向かう。

 

「フルパワーシールドV2!…っっ!?」

 

ヒビが割れる音が聞こえ…最後に大きな破裂音と共にゴールは貫かれた。

 

「ゴールッ!尾刈斗との試合でもやった多重チェインで、雷門同点です!」

 

「…よっしゃぁ!」

 

シュートってのは、重ね掛けすりゃいいんだよ!!!

 

ピッ、ピーッ!

 

 

 

同点に追いついて前半が終わり、チームの雰囲気はかなり良い。

 

「もう一回多重チェインを撃てば、勝てるっすね!」

 

「だな…しかし、俺の勘が正しければヤツらはまだ隠し玉を持っている」

 

そしてその隠し玉は、源田が持ってると俺は踏んでいる。

 

「ソレが何であれ、俺達で点を決める…そうだろう三雲?」

 

「ははっ、その通りだ」

 

みんなで力を合わせれば、無限の壁であろうと何であろうと…破れねぇゴールはねぇんだ!

 

ーーー

 

「同点で試合再開!この均衡を破るのはどちらなのかぁ!?」

 

ピーッ!

 

「突風──」

 

「イリュージョンボール!」

 

技を発動する前に、鬼道の十八番で抜かれた。鬼道と言えばイリュージョンボールだよな。

 

「佐久間!」

 

「おう!…だぁっ!」

 

鬼道が上に蹴り上げ、ソレを佐久間がヘディング。

 

「「ツインブースト!」」

 

…普通のツインブーストを後からやるとはな。さてはチェインか?と思いボールの軌道を見ると、その先には寺門がいた。

 

「百裂ショットォ!」

 

恐らく小出しで技を使う事で、少しずつ俺達の体力を削っていく作戦に変更したな…ならこうしてやる!ゴール付近まで下がり、円堂に言った。

 

「円堂、俺とイナズマ1号だ!」

 

「三雲と?…いいぜ、やろう!」

 

そこにボールが飛んでくる。

 

「「イナズマ1号!うおおおおっ!」」

 

カウンタシュートだ、コノヤローッ!帝国のシュートチェインにイナズマ1号の威力が上乗せされ、今度は帝国ゴールに向かって飛んでいく。

 

「ッ、まさか打ち返すとはな…!スピニングカットV2!」

「ジャイアントスピン!」

 

シュートブロックは入ったが、威力はあまり削られていない…しかも向こうにはヴァーゴが待ち構えていた。

 

「もう一発行くよッ!あびせげり!」

 

さらに威力が上乗せ、ボールは突き進む。さぁ、どんな隠し玉を持ってるんだ源田…!

 

「むん……ッ!」

 

片手に赤黒いエネルギーを纏い、パワーシールドのような動きで地面に拳を叩きつける。

すると薄い魔法陣が現れ何層もの衝撃波が発生した。

 

 

「エンパイアシールド!」

 

 

「…!」

 

何だよその技…

 

「カッケぇ…!」

 

正に"帝国"って感じがして…何かこう、いいなその技!




突風蹴り(ドリブル版)
正式な必殺技ではない、しかし偶に使う可能性がある。壁を破るのに使う。

イナズマ1号(円堂&三雲)
ぶっつけ本番でやるタイプの技だからこそ出来る。

エンパイアシールド 火 源田
何層ものパワーシールドを繰り出し、ボールを弾き返す。イナヴィク版のプロトタイプ。
ダブルゴッドハンド<エンパイアシールド<無限の壁

カッコいいから出しました。悔いはない。

次回もよろしくおねがいします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。