前世ファンだったヤツのイナイレ転生   作:Lcrcl (エルマル)

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警告:前世バレ、創作バレ注意。

その類のものが嫌な方はコレ以上この作品を読まない方がいいので、ブラウザバックして本作をブロックして下さい。


別に脅威ではない転生者

side三雲拓也

 

ヴァーゴの部屋に来たが、ココもお金持ちって感じの部屋だな…ぬいぐるみとかがあるのを見ると年頃っぽさもある。

 

「さぁて…今日は、ゲームする?お話する?それとも…私?」

 

「ゲームで」

 

「即答!?」

 

「だって俺たちそんな関係じゃないし」

 

少なくとも今はな。

 

「むぅ…」

 

「てか、分かってやってるだろ?」

 

「…そんな反応されるとつまんないなぁ」

 

本気ならもう少しぐいぐい来るだろうしな。

 

「まぁいっか、特訓場に行こ。ちょっと会わせたい人がいるの」

 

「?」

 

ーーー

 

特訓場。ヴァーゴが持ってきたエイリアボール擬きなど、特定のスキルを強化する設備が置いてある場所だ。ちなみに地下室で、そんなに広くない。

 

「この人だよ」

 

「こんにちは…三雲君」

 

「──!?」

 

黒髪ロング、目が死んでいて、選手の事をあまり考えてない事から少し嫌われ気味な監督…吉良瞳子がそこにいた。何故か原作と違って目に光がある。

 

「私は吉良瞳子、乃星財閥に雇われたコーチよ。よろしく」

 

「…三雲拓也です」

 

「そんなに固くならなくてもいいわ、瞳子k…さんとでも呼びなさい」

 

ん?…まぁいいか。

 

「はい、瞳子さん」

 

「最近入ってきて私にちょくちょくアドバイスしてくれるんだ。私のキック力も瞳子さんのおかげだよ」

 

「…ソレは貴女自身の努力の結果だと思うわ」

 

「またまた~、ご謙遜を…そうそう、拓也くんに何か言いたかったんですよね?」

 

「そうね…でも、貴女には言えない内容なの」

 

瞳子さんがそう言うが…ヴァーゴに言えない内容?

 

「へっ?それってどういう…」

 

影山関連なら言えるハズだし……いや、待てよ。ありえるのか?

 

「ちょっと言えないわ。少しの間部屋を出てくれる?」

 

「えぇ…?」

 

今立てた俺の予想が正しければ、ヴァーゴに教えられないのも納得できる。けど可能性は低い…どうするか。

………ややゴリ押し気味だが、思いついたぞ。

 

「ヴァーゴが聞いちゃダメな内容って、何なんです?何か"超次元"なぶっ飛んだ内容なんですか?」

 

「…!えぇ、そうね」

 

「何ソレ、気になるんだけど!?」

 

ビンゴ。その反応は確定だな…でもどうしよ、ぶっちゃけヴァーゴに教えてもいい気がする。

 

「瞳子さん、ヴァーゴは居てもいいと思います。いずれ知るだろうし」

 

何処かで口を滑らせてバレるよりは間違いなくいい。

 

「…いいのね?」

 

「はい」

 

「分かったわ。では早速質問するけど…貴方たち雷門中の試合、特に貴方個人のプレーや反応を見る限り──」

 

 

 

side乙女乃スピカ

 

瞳子さんは真剣な目つきになり、拓也くんに質問した。

 

 

「貴方は私と同じ(・・・・)転生者、という認識でいいわね?」

 

 

「ん?」

 

転生者?ソレってどういう──

 

「はい。雲に乗ったおじいさんに会いました」

 

「??」( ゚Д゚)

 

雲に乗ったおじいさん?誰ソレ?

 

「あの人ね…私もよ。大人という立場でこの世界を謳歌するつもりだったけど、偶然吉良瞳子として転生したわ」

 

「???」( ゚Д゚)

 

瞳子さんも知ってる…えっ吉良瞳子として転生?はい?

 

「そうなんですね。ちなみに好きな技は?」

 

「天空落としよ」

 

「定番のチョイスですね、俺もです。こりゃ仲良くできそうですね」

 

「同感よ、よろしく」

 

「こちらこそ」

 

2人が固い握手を交わしてるけど、私には微塵も理解できなかった。

 

「………」( ゚Д゚)

 

「ヴァーゴ?おーい」

 

「は、え?転生?おじいさん?どういう事!?」

 

私の頭がパンクしそうなんだけどぉ!?

 

「…こうなるのが分かってたからヴァーゴさんに出てもらおうと思っていたのだけど」

 

「まぁいいじゃないですか、今から説明すれば」

 

転生…魂…スピリチュアル………はっ、まさか!

 

「拓也くん、もしかして変な宗教にでも「ヴァーゴ」…っ」

 

真剣な目つきでこちらを見る拓也くんに、私は『コレは真面目な内容』だと暗に知らされた。

 

「俺たちは今から、正直かなり非現実的なことをお前に言う。聞いたら嘘だと思うかもしれない、でも本当の事だ」

 

「………」

 

こんな真剣な拓也くん、見たことない。どうしよう…

 

「俺はヴァーゴ、お前を信じてる…聞いてくれるか?」

 

「ちょっと、考えさせて…」

 

よく、よーく考えて…私は答えた。

 

 

 

「…分かった。拓也くんと瞳子さんの事、教えてくれる?」




吉良瞳子 
三雲と同じ転生者。原作のようなノンデリにならないように頑張るつもりらしい。
エイリア石を利用して悪さをしようとする父に反抗し、吉良財閥を抜けて乃星財閥に匿ってもらった。ちなみに協力者がエイリア側に潜んでいる。

補足:転生者は、他にもいる。ただし既存キャラへの転生は瞳子のみ。

次回もよろしくおねがいします。
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