前世ファンだったヤツのイナイレ転生   作:Lcrcl (エルマル)

55 / 55
珍しく円堂が落ち込んでる回。

三雲拓也 風 FW
ブルーインパクトV3  風 シュートC
真突風蹴り      風 ブロックB
ゴッドハンド     風 キャッチ
???        風 シュートC

乙女乃スピカ 火 FW
超あびせげり     火 シュートC
エンゼルレイV3    火 ドリブル
ファイアドロップV3  火 シュート
焔の風見鶏      火 シュートL
ファイアトルネード改 火 シュートC
???        火 シュート


決勝への不安感

side三雲拓也

 

今日から決勝の世宇子戦に向けて練習を始める…そのつもりなんだが。

 

『………』

 

作戦会議に集まった俺達の雰囲気は重かった。その原因である円堂は、ずっと下を向いて黙っている。

 

「やっぱり、心配だよね?ゴッドハンドの事」

 

「あぁ…」

 

がくっ、と円堂は項垂れる。ソレを見た豪炎寺は鬼道に尋ねた。

 

「鬼道、ヤツらのシュートにゴッドハンドは通用すると思うか?」

 

「…正直、分からない。だが、一人でトライアングルZ以上の威力を撃てる者もいるのは確かだ」

 

「ッ…」

 

ソレを聞いた円堂は顔を顰めた。

 

「やっぱり、この技を覚えるしかない…」

 

そう言って秘伝書のとあるページを開く。そこにはゴッドハンドを越えるキーパー技が書かれていた。

 

「『マジン・ザ・ハンド』、ココがポイントって書いてあるけどソレ以外分からないんだ」

 

「ココ…胸?心臓かな?」

 

「他には書いてないのか?」

 

「……書いてない」

 

俺は答えを知ってるが、ソレじゃ円堂の為にはならない。黙って見るしかないな。

 

ーーー

 

練習後、乙女乃家の特訓場に来た。

 

「うおおおおッ!」

 

走り込むことで風を纏い、その風を回転しながら足まで移動させ、ボールを蹴る。するとボールは風を纏って突き進み、壁にブチ当たる…俺が見落としていたポイントは纏った風の使い方だった。

 

「コレは…!」

 

「…成功ね」

 

瞳子さんがそう言って、シュートのデータを見せる。

 

「やったね、拓也!コレなら世宇子にも…!」

 

「いや、そりゃまだだな」

 

「えっ?」

 

「技そのものは大丈夫なんだが、俺自身の能力がまだ追いついてない。スピカが蹴ったなら充分かもしれないけどな」

 

「そっか…」

 

「…キックを上げるメニューを組めばいいのね?」

 

「はい、お願いします!」

 

ーーーーー

 

ーーーー

 

ーーー

 

ーー

 

 

side三人称

 

「………」

 

「…総帥、お待ちしておりました」

 

男…影山零治の前に、選手が跪く。ソレを見て影山は問うた。

 

「フットボールフロンティアを制する者は、誰か!?」

 

『もちろん、我ら世宇子中!』

 

「頂点に立つ者は、誰か!?」

 

『もちろん、我ら世宇子中!』

 

「私は勝利しか望まない…だが泥まみれの勝利など、敗北も同然!」

 

そう言った影山は、さらに声を上げて続ける。

 

「完全なる勝利!圧倒的な勝利のみを欲している!…その勝利をもたらす者だけが、この改良された神のアクアを口にするがいい」

 

選手たちの前に置かれた箱が開かれ、中から何らかの液体が入った瓶が数個現れる。

 

「さぁ、私に勝利をもたらす者は誰か!?」

 

その液体を飲み干し、選手たちは瓶を投げ捨てる…我々が勝利をもたらす、と言わんばかりに。ソレを見た影山は…不敵な笑みを浮かべた。

 

 

ーー

 

ーーー

 

ーーーー

 

ーーーーー

 

side三雲拓也

 

次の日、グラウンドで新たなシュートを練習することになった。

 

「ザ・ギャラクシーはゴッドハンドを使うらしい」

 

「円堂が参加するって事か?」

 

土門が訊いてくる。

 

「いや、俺が使う。一応覚えてんだよ」

 

「いつの間に…」

 

「去年教えてもらったんだ、ずっと使ってないけどな」

 

何か円堂が無茶振りしてきたのを覚えてる。

 

「次はそのゴッドハンドで、2人をビューンだったか?」

 

「そうだな…」

 

俺のイメージだとスピカと照美にやらせたい技だ、しかし照美はリハビリ中って事を考えると…

 

「俺がゴッドハンドを出しながら、スピカと相乗りする」

 

「ど、どういう事だ…?」

 

「ちょっとやってみたいが…スピカは豪炎寺と練習中なんだよ」

 

ファイアトルネードDD、のな。完成が楽しみだぜ。

 

「なら後で見せてくれよ、そこで行けそうか試せるだろ?」

 

「だな、そうするよ」

 

円堂は…ひたすら一人技を受け止めてるな。まだ悩んでいるようだ。




ゴッドハンド 風 三雲
緑色のゴッドハンド。技威力は同じだが、あくまで三雲はフォワードなので止められない。
ゴッドハンド(山)=ゴッドハンド(風)=ゴッドハンド(林)

ファイアトルネードDD、原作では豪炎寺が一回だけ使ったらしいですが…相方は誰なんでしょうね?多分虎丸かな?

次回もよろしくおねがいします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

偽天馬の超次元サッカー日記 (作者:猫屋ノン)(原作:イナズマイレブン)

これは、偽天馬として転生してしまったイナイレオタクの活躍を書き記した記録である。


総合評価:3322/評価:8.68/連載:18話/更新日時:2026年06月26日(金) 20:00 小説情報

ハァイ、南雲原。サッカー楽しんでる?(作者:エヴォルヴ)(原作:イナズマイレブン)

(首を横に振る)▼Oh……楽しいのに。▼これは、口を開けば胡乱な言葉しか吐かないし常に暴走して嵐竜巻ハリケーンすら楽しむような男が腐れ縁のサッカー大好き少年率いる南雲原サッカー部たちと共に進むヴィクトリーロードである。▼「雲明も頑張ってたし!俺も頑張らないと!」▼「サッカーボールしか持ってねえ……!!」▼「青春おでん食ってる場合じゃねぇ!!」▼ヴィクトリーロ…


総合評価:1973/評価:8.9/連載:26話/更新日時:2026年08月03日(月) 23:11 小説情報

神のアクア?、そんなもんより魔剤のが効くぜ(作者:宙の開拓者)(原作:イナズマイレブン)

エナドリってなんか美味しいよね▼無印編完結しました


総合評価:385/評価:6.11/連載:18話/更新日時:2026年07月24日(金) 18:45 小説情報

源王は玉座を譲らない(作者:青牛)(原作:イナズマイレブン)

中学サッカー界最強のゴールキーパーと言われながら、世界へ挑むチームの選考試合にすら呼ばれなかった彼に生まれ変わった誰かが、その玉座を死守しようとする話。▼書いていた前作のリメイク版です。▼現在:脅威の侵略者編▼柴猫侍様より頂きました、本作の表紙絵です。▼【挿絵表示】▼


総合評価:7077/評価:8.87/連載:68話/更新日時:2026年08月25日(火) 18:02 小説情報

教祖様になっちまったぜ(作者:アルピ交通事務局)(原作:イナズマイレブン)

朝目が覚めたら教祖様になってた……俺には荷が重すぎるのである。


総合評価:5817/評価:8.49/連載:88話/更新日時:2026年04月11日(土) 15:18 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>