オールマイトが持ってきたくじ引きでペアを決めていく。
俺のペアは……
「よ!治崎!よろしくな!」
瀬呂か。悪くない。
「よろしく、瀬呂。」
俺達は3戦目になったのでカメラルームに移動した。
凄い設備だ。雄英すげー…
「おい治崎、始まるぜ。」
はじめのペアはヒーロー側 緑谷、麗日 VS ヴィラン側 爆豪、飯田か。
そういえば個性把握テストの時緑谷と爆豪は仲悪そうにしていたが大丈夫なのだろうか?
テストの後聞くと幼稚園からの幼馴染とか言っていたが。
「第一試合!はじめっ!」
オールマイトの声と同時に戦闘訓練が始まった。
ヒーロー側は緑谷が先行してビルに侵入していく。
飯田はなんかヴィランっぽい笑い方してる…
こういう時本気で取り組めるのはあいつの長所、かも?
爆豪は…凄いなあいつ。後ろに手を出して爆破し、それを推進力にして空を飛んでる。
頭いいな。
お、緑谷と爆豪がぶつかった。……ってなんだこれ。
「オールマイト。これはやめさせた方がいいんじゃないですか?これは訓練ではなくただの私闘です。」
「私も同じ意見ですわ。」
俺がオールマイトにそう言うと八百万も同調した。
爆豪がヒーロー側、ヴィラン側などの役割を忘れてただ緑谷を攻撃し続けている。緑谷はなんとか対応しているが….。
いなせてはいるが攻めきれない。爆豪の戦闘センスが良すぎるのと緑谷が個性を使えないのが原因か?
緑谷が個性を使うと爆豪を殺してしまいかねない。
「いや、しかし……」
オールマイトが渋ったと同時にカメラルームが震えた。
「きゃあっ!」
誰かの悲鳴も聞こえる。カメラを見ると爆豪がビルを三分の一ほどを破壊していた。
なんて威力だ。
「爆豪少年!次にそれを使ったら強制的に終わらせる。」
「わぁってるよ。」
爆豪はそう悪態をつく。
もう終わらせてもいいと思うが…緑谷はもうボロボロだ。いつ倒れてもおかしくない。
一緒にカメラルームにいたリカバリーガールも移動の準備をし始めた。
「ちょっとあんた。一緒に来てくれやしないかい?」
「はい、リカバリーガール。」
まぁ俺も呼ばれるわな。
「瀬呂、少し行ってくるから後でこの後の事を教えてくれ。」
「オッケー。」
これでよしと。どんな決着かは知りたいからな。
俺とリカバリーガールの2人で現着した時には決着はもうついていた。
緑谷麗日チームの勝利。緑谷は全身ボロボロかつ腕が折れていてまた気絶してるが。
どうやってあのバカ豪、間違えた爆豪に勝ったんだ?
「あんたは1番重傷の緑谷を治してやってくれ。個性使用を許可する。私は他3人を治癒するから。」
「分かった。」
俺は緑谷に個性を使って治した…が意識が戻らない。まぁすぐ起きるだろう。
俺は緑谷を保健室に運んだ。
こいつは俺に何回個性を使わせれば気が済むんだ。
保健室まで緑谷を背負って走る。出来るだけ揺れないように。
保健室のベッドに寝かすと同時に緑谷は起きた。
ここまで運んだ意味?俺が知りたい。
「…あ、治崎君!って全身治ってる…ごめん治崎君、また治してもらっちゃったね。」
「知ってるか?そういう時はありがとうって言うんだ。」
俺が苦笑しながらそう言うと緑谷は笑って
「ありがとう、治崎君!」
そう答えた。
自分を犠牲に勝ちへ向かう姿勢…悪くない。
なんとか投稿したんですけどまたちょい短いっすね。すんません。
最近僕謝ってばっかですね。
すみません…