緑谷と帰ったあの日(通称 緑谷事変・壱)から数日、
緑谷から何度も一緒に帰ろうと言われるが断り続けている。
まぁ断るとあいつ泣きそうな顔するから結局一緒に帰ってしまうのだが…
「今から君らには…」
「委員長を決めてもらう。」
「「ガッポッーーイ!」」
上鳴、芦戸をはじめとした1Aほとんどの声が揃った。
いやがっぽいってなんだよ。
「がっぽいな治崎君!」
「あ、あぁめっちゃがっぽい。」
飯田がっぽいの意味分かってんのかよ。
「今日中に決まらなきゃ俺の独断と偏見で決める。なんとかするように。」
「それじゃあまずは立候補者を募ろうか!委員長になりたい者は挙手を!」
俺と轟を除いた全員が手を挙げた。えなんでお前らそんなにやりたがってんの?
お、俺も手挙げようかな…
なんて考えてると爆豪がこちらを見て言い放つ。
「おいトリ野郎ォ!お前と轟以外手ェ挙げてんだからお前がこっから仕切れやァ!」
…轟が仕切ればいいだろうと思いながら轟の方を見たら露骨に目を逸らされた。
ちっ、面倒事押し付けやがって。
「俺は鳥野郎じゃない。だがまぁそうだな。決めるのは投票でいいよな?」
常闇の方が鳥っぽいだろ…
「投票箱作るからそこに誰かの名前書いて入れろ。
あと…自分の名前は書くなよ?全員自投票したら
俺と轟の票で決まるから。」
全員が頷く。よし、じゃあ作るか。材料は…あ、これでいいか。
俺は入学してすぐあたりに配られたプリントに個性を使って箱の形にした。
「え、治崎の個性便利だね〜やっぱ。」
よしあとは…後ろの席の常闇からプリントをもらってそれを分解して二十枚に分けて配る。
「じゃあ名前を書いてくれ、当たり前だけど相談とか人のを覗き見たりとかはなしだ。
一斉に皆が書き始めた。俺は…そうだな…あいつでいいか。
「もういいな?投票箱に入れてくれ。」
全員が入れ終わった事を確認して集計を始める。
その結果を表したものはこちらです。(1分クッキング)
(0票と1票の人は省く)
飯田4
上鳴2
耳郎2
常闇2
緑谷3
八百万5
ちなみに俺は飯田に入れた。あの時のあいつはかっこよかった。
「じゃあ八百万が委員長、飯田が副委員長という事でいいな?」
「みんな!よろしく頼む!」
「みなさん、誠心誠意努めてみせますわ。」
そのあと口々に「僕がさ、3票?!」「俺やおよろっぱいに入れた。」「俺も。」
なんて事を話していた。
おいそこのブドウ頭と金髪ちょっとこい。
あ、チャイムが鳴った。
あいつらの粛清はまた今度だな。
俺は足早に教室を出て食堂を目指す。
今日の日替わりランチはなんだろうか。
「治崎君!」
「お、飯田か、なんだ?」
「君、ぼ、俺に投票してくれただろう!ありがとう!」
「あぁそんな事別に気にしなくてもいい…………
いや待てなんで俺がお前に投票したって知ってるんだ?」
「眼鏡の力さ!!!」
……俺も眼鏡掛けようかな…
その後、色々あって飯田のあだ名が、ピクトグラム飯田になった。
あとついでに色々あって飯田が委員長、八百万が副委員長になった。
「俺のあだ名よりそっちの方が大事だろう!」
「どうやって俺の回想の中にッ!」
「眼鏡の力だ!」
「…俺も買うか。眼鏡。」
ちょっとプロットとか練る時間がいるので次の投稿は遅くなるかもしれません。