英雄症候群に治す治崎君っ!   作:シュガーマン

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Re.Re.緑谷を治す治崎君っ! 訓練編っ!

俺が宣戦布告をしたその日の放課後、帰ろうとしたところに緑谷が来た。

…また緑谷事変が始まるのか…?

 

「あの、治崎君っ。」

「……」

「なんで無視するの?!」

「…なんだ?」

「お願いがあるんだけど。」

 

あぁ。一緒に帰ればいいんだろ帰れば…

 

「今から特訓に付き合ってくれないかな?」

 

……ななんて?

 

 

「来たかい治崎少年!」

「来ましたが。…これから何するんですか?あとなんであなたがここに?」

「これから説明しよう!」

 

オールマイトに聞いた話によるとこうだ。

 

・体育祭が緑谷は不安。

・特訓したいが自分の個性じゃ特訓するたび体壊れる。

・そうだ治崎に治してもらおう。

・場所を借りて監督としてオールマイト。

 

……いや俺の負担エグいな。いくら相手を治す方が楽だからといって前みたいな怪我を

バンバンつくられるとさすがに困る。

 

「それがいいんじゃあないか治崎少年!」

 

ナチュラルに脳内読むなNo.1。

 

「個性というのはどこまでいっても身体機能の一つ!使えば使うほど個性の使用上限も伸びる!

つまりこの訓練は双方WinWinということさ!」

 

…俺の意思は?

まぁいいか、もとより体育祭にむけて何かしようとはしていたし。

 

「分かりましたオールマイト…あ、先生。」

「別に先生をつけなくてもいいよ。オールマイトの方が言い慣れてるだろうし…

いやそんな事言ってると相澤君に怒られるな。やっぱり先生を付けてくれ。」

「はい。オールマイト。」

 

「いやちょっと話聞いてよ…まぁ私はいいんだけどね。じゃあ緑谷少年!」

 

「はい!…レンジで卵が割れないイメージで………SMASH!!」

 

 

ドゴーンと凄い音を立ててビルが壊れた。凄い破壊力だ。

だが、問題点が大きく二つ。とくに二つ目はなぁ…

 

「ぐぁぁあ」

「このビル壊してもいいビルなんですか?」

「ああ。ここは根津校長に壊して欲しいと言われていた場所でね。むしろ壊して欲しいのさ。」

「ぐ、ぐぁぁあ」

「なるほど…それともう一つ。…力加減出来ないのにどうやって体育祭に出るつもりなんですか?

怪我人出ますよ、こんなの。」

「う、痛いところをつくね。」

「ぐぁぁあ」

 

あ、緑谷治し忘れてた。緑谷の腕を治しながら話す。

 

「0か100かしか出来ないならいっそ体育祭に出ない、という選択肢もあるんじゃ?」

「うーん…」

「それは嫌だよ治崎君。」

「?」

「僕が来たって事を…世間に知らしめないといけないからだよ…!」

「っみ、緑谷少年…」

 

オールマイトが涙目になってる。なんだこれ。

 

「人に向かって打てば勝手に力を弱く出来るんじゃないか?葛藤的なやつで。

多分今まで人に個性使った事ないだろ緑谷は。」

 

「治崎少年、…それは名案だよ!」

 

そっから緑谷がオールマイトに向かってSMASHしてそれを俺が治す、そのサイクルを夜になるまで繰り返した。

…なんだこれ。

 

「「はぁ。…っはぁ。はぁ。」」

「緑谷少年、少しずつ威力を落とせていたね。腕の傷もどんどんマシになっている。

治崎少年も今日はありがとう。」

 

なんでオールマイト痛がってないんだよ。…というかオールマイトからなんか煙出てないか?

 

「お、オールマイト早く早くコソッ」

「すまない、緑谷少年コソッ」

 

なんだあいつら。

 

「じゃあ治崎少年!さらばだ!」

 

あ、飛んでった。

 

「じゃあ帰ろうか治崎君!帰ろう帰ろう!」

「あ、あぁ。」

 

なんだこいつら。

 




家にて

緑谷「初めの怪我早く治して欲しかったよ…」


組長「廻はまだ「親父、もう寝てください」



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