「治崎が俺と戦う事になるとは驚いたな。闇の力に惹かれたのか…」
「そ、そうかもなー…」
俺が舞台に出ると同時に常闇が声をかけてきた。
なんか…まぁ…うん。
「待ち侘びたぞ、治崎。」
「さっき驚いてたのに今度は待ち侘びていたのかよ…」
「…お前が意味の分からない事を言っても俺は気にせん…強者の余裕、というやつだ。」
「…」
「ここで貴様を倒してしまうのは惜しいが「はじめ!」貴様の分も「死ねェェェ!」
「ッ!なんて事を!まだ俺が話していただろう!」
「もう試合始まってんだよ…」
常闇が話してる途中で試合開始の合図が出たから
常闇の頭を狙って棘生やしただけだろう焦るなよ。
「
「ちっ!」
常闇が個性の黒影で攻めてくるせいで防戦一方になってしまう。まずいぞこれ。
『ここで負けろォ!』
個性が話せるって普通に強すぎるだろ…実質2人じゃねぇか…!
治崎は壁を作るぐらいしか抵抗出来ずどんどん舞台はじに寄せられている。
治崎と黒影の相性が悪すぎるのだ。
治崎が遠距離攻撃をするには地面に手をつく必要がある。つまりタイムラグがあるのだ。
そんな事をしている間に黒影の攻撃を受ければそれだけで負けてしまう。
よって、壁を作り続けて守るしか出来ないのだ。
ちっ、このままじゃジリ貧だ……あれやるしかないか…
「常闇!…このまま攻めてると負けるぞ、お前。」
「なに?」
「…俺が敗北すると悪魔との契約により闇の力の奔流が起きてしまう。
そうなると…」
「ッ!鏖殺が起こってしまう…」
「そ、そうだ。場外に出すんじゃなく意識を刈り取らなければいけないという事だ。」
「…なるほどな…黒影!壁を攻撃するんじゃなく避けて回り込め!」
よし勝った。
治崎は黒影が壁を回り込もうとした瞬間壁を分解し、石柱を足元に生やして常闇に高速で体当たりした。
『ふ、踏影!』
「ひ、卑怯だ…」
「俺の策略にハマったお前の責だ……」
危なかった、常闇が厨二病じゃなきゃ負けていた。
「…ち、さき…はや…く厨、二病は…やめろ…よ」
「常闇君の気絶により、治崎君の勝利!」
な、なんか釈然としないが勝利は勝利だ。釈然としないが。
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「なぁ峰田。うちのクラス厨二病2人いたんだな。」
「…たまに治崎にもなんか持ってってやるか…大剣とか。」
「なら私が作りますわ、その大剣は…」
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俺が観客席に戻るとなんか暖かい目で見られたら気にしたら負けな奴だろう。
「次心操君と爆豪君だねー…治崎君はどっち勝つと思ってるの〜!」
「葉隠か。あ、あの。近い…」
「へ?」
「……俺は心操を応援するが…勝つのは爆豪だろう。」
「はじめ!」
「死ねェェェェ!」
心操が1番キツいタイプは…会話をしない奴だ。いや、爆豪はしないんじゃなく出来ないのかもしれないが。
試合開始と同時に爆破で心操に急接近する爆豪。
心操はなんとか距離を取ろうと石を投げているが全て爆破で散らされ爆破をくらってしまう。
「ッ!!」
「お得意の洗脳はどうしたァァ?!」
[ち、近寄るな!]
「……!」
「な、なんで黙んだよォォ!」
まさか爆豪…もう個性に気づいたのか…!
本当に戦うセンスが神がかっている奴だ。
「心操君場外!よって爆豪君の勝利!」
俺、あいつと次戦わなきゃいけないのかよ…
死穢八斎會にて
組長「廻…厨二病だったのか…」
玄野「親父…気にしないでやりやしょう。あしつも思春期でしょうし…」
音本「じゃああっしは治崎の部屋に自作ポエムがないか探してきやす。」