「ようこそ、この俺の事務所へ!焦凍…やっと父のもとで炎を極める気になったか。」
「俺は自分の気持ちにケリをつけにきただけだ。あと、今回の職場体験、俺の事を息子扱いすんな。」
「「………………………」」
……………ナニコレ。
俺と轟は三時間の旅を終え、エンデヴァー事務所に来ていた。
なのに…なんで職場体験に電車を使ってはるばる来たのに
親子喧嘩みせられなきゃならん。
「エンデヴァー。俺には挨拶をしてくれないのか?」
「なんだ貴様。帰れ。」
し、辛辣だな…
おい轟??ちゃんと連絡したよな???
なんであ。みたいな顔してんだ連絡してるよな?
「わりぃ治崎。連絡し忘れてた。…相澤先生とかには話してるから一応大丈夫だが。」
「それ大丈夫じゃないやつじゃないか…」
これでエンデヴァーに拒否られたら俺詰むぞ?
「ふぅ……はじめましてエンデヴァー。治崎廻と申します。手違いがあったようで連絡が出来ていませんでした。
私も職場体験をお願いできますでしょうか。」
敬語にニッコリスマイルもつけてプレゼント。これでヨシ!
「…さっきまでの話し方でいい。気持ち悪い。」
せっかく組で身につけた礼儀作法を使う時が来たと思ったのに…!
いや、ヤクザの礼儀作法なんざ絶対どっかが一般の礼儀作法と違うからどのみち使えないか。
「俺に職場体験させてくれ万年No.2。」
「…もう少し丁寧に話してもらいたいものだ。だがまぁいい。
貴様も面倒をみてやる。体育祭では見事な活躍だったからな。」
俺と轟はそのままエンデヴァー事務所を案内してもらった。
サイドキックの量がやはり他の事務所と比べてずば抜けている。この街じゃ犯罪なんてできないだろう…なんて思っていると。
「へいへい新入り達!敵が大通りで出たみたいだ!エンデヴァーについてって仕事見せてもらいな!」
バーニンというサイドキックの人からそう話され、俺と轟は急いでコスチュームに着替え街に繰り出した。
敵てのはどこにでもいるもんなんだな。
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「焦凍はやはり炎が拙いな。だが氷は器用に扱えている。
治崎はスタミナだな。速度は
「炎…か。」
「ッハァッハァ………やはり問題になるかッ。ハァッ……スタミナが。」
個性の使用限界もそうだが、個性を使いながら走ったりする事が辛すぎる。死穢八斎會の奴らと鍛えてはいたが
個性を使いながら、というのは初めての経験だ。実戦でしか気づけぬ事も出てくるな…
「これから午前は俺についてパトロール。午後は各自俺のサイドキックと共に訓練だ。
焦凍はバーニンに炎の使い方を教えてもらえ。治崎はそうだな…キドウに見てもらいながら個性を使い続けろ。
個性も一つの身体機能だ。使えば使うほど体に合ってくる。」
…やはり、No.2ヒーローは伊達じゃないな。
エンデヴァーはそう話しながら俺にオールマイト人形を渡してきた。
「なんだこれは?」
「オールマイト人形だ。」
見ればわかる。
「このオールマイト人形をだな…お前の個性で分解してだな…そして治し、そして分解してだ…!」
なるほど、それで個性を使いまくって限界値を伸ばす、という事か。
だが…嫌な予感が…!!
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そしてあのエンデヴァーのテンションがイカれるという惨状が起きたのだ。
ヒーロー免許返納しろ。
前の話の親父はこうやって生まれたんです……
もー受験まで書きません!多分!絶対!おそらく!