英雄症候群に治す治崎君っ!   作:シュガーマン

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か、書きだめしてたやつだから!べ、勉強サボったんじゃないから!
ぜ、全然今までのコメント読みなおしてモチベ上がって書きたかったわけじゃないんだからねっ!


保須市にようこそ

「貴様らの一団に俺も加われだと?」

 

「あぁ。ヒーロー殺し、ステイン。」

 

ヒーローの預かり知らぬところ、暗いバーの中で2人の男と頭にモヤがかかった者が対面していた。

 

「何を成し遂げるにも…信念、思いが必要だ。…ない者、弱い者が淘汰される。当然だ。」

「……!」

 

「だから、こうなる。」

 

ヒーロー殺しは敵連合の主魁を押し倒しナイフを突きつけた。

 

「ハ、ハハ。」

 

敵連合を大きくできる、と黒霧に言われて呼んでみたが…いってぇ、強すぎだろ…

 

死柄木弔は敵連合を更に世間に広めるためヒーロー殺しを味方につけようとしていた。

だが…現在ヒーロー殺しの個性によってメンバーが2人の敵連合は制圧された。

 

「黒霧…!こいつ帰せ。」

 

「すみません死柄木弔…体が…動きません…!」

 

ちっ、こいつの個性か…

 

「贋物のヒーローが蔓延る社会も…いたずらに力を振り撒く犯罪者も…粛清対象だ。」

 

「はぁ…お前もオールマイトファンなのかぁ?!」

 

死柄木は自身の個性でナイフを崩壊させながら赤い瞳で睨みつける。

 

「…!」

 

「俺はあんなゴミが祭り上げられているこの社会をぐちゃぐちゃにぶっ潰したいなとは思っているよ。」

 

ステインは死柄木と距離を取るため後ろに飛び、…そしてこう話した。

 

「お前と俺の目的は対極にあるようだ。だが…」

 

「…?」

 

「"現在(いま)を壊す"この一点において俺達は共通している。お前には歪な信念の芽がお前には宿っている。

それが芽吹くのを見届けてから粛清しても遅くはない。」

 

「結局は殺すのかよ、ざけんな、死ね。」

 

「さぁ俺を保須に戻せ。あそこにはまだやる事が残っている。」

 

ワープゲートを開く音が響く。

 

この日、敵連合とヒーロー殺しは出会った。出会ってしまった。

 

 

_______________________

 

職場体験が始まりはや2日。日数がほとんど経っていないにも関わらず、使用限界はかなり増えた。

オールマイト人形がやはり良かったのだろうか???

轟も氷ほどではないが炎を器用に扱えるようになった。

十分実戦に使えるだろう。

 

「なぁ治崎。自分の体治すのは今何回くらい使えるんだ?」

「そうだな…全快させるなら…大体4回くらいだな。もとは2回だった。」

「そうか。一気に回数が増えるわけじゃないんだな。」

 

そんな簡単に増えるわけないだろこれでもかなり増えてるんだぞ…?

 

単純計算、戦う人数が1人増えたようなものだ。まぁ出てくるのは1人ずつだが。

ス◯ブラでも3ストックと4ストックなら4ストックが勝つだろう。(半裸の即死ドゥリャおじさんは例外とする)

 

「今日はパトロールどうするんだろうな?いつもならもう出発してる時間なのに親父がこねぇ。」

「確かにな。まぁ何か用事でも」

「おいお前ら。今日は保須に行く。準備をしろ。新幹線に乗っていくからな。」

 

「!!」

 

今どっから出てきたんだ親父殿。轟の後ろから急に出てきてかなりびびった。

轟の後ろさっきまで壁しかなかったのに…個性親バカの親父は今日も健康そうだ。

 

「保須?なんでそんなとこに。」

 

保須…保須って確か…

「現在、ヒーロー殺しが出没しているそうだ。お前らも聞いた事があるだろう。

ヒーロー殺し、敵名が『ステイン』

奴は数多くのヒーローを戦闘不能、もしくは死亡に追い込んでいる。

そして奴には一つの街で大体3〜4人の犠牲を出すまで移動しないという特徴がある。だがまだ保須では1人しか犠牲を出していないのだ。

よって、この俺自らが数日間パトロールする。」

 

分かったらついてこい、とまとめてエンデヴァーは去っていった。

…いや去るなよ。俺と轟はコスチュームを持って追いかけた。

 

「どうした治崎?」

 

…いつのまにか俺は立ち止まっていた。

 

保須…飯田が確か保須のマニュアル、とかいうヒーローのとこ行ってたな…まさかとは思うが………

まぁいい。行けば分かる。

 

「なにもない。先を急ごう。」

そう自分を納得させ、またエンデヴァーを追いかけた。

 

 

_______________________

 

 

「もうすぐ保須に着く。起きろ治崎。」

 

いつのまにか俺は寝ていたようだ。

轟が新幹線の席はエンデヴァーの隣以外がいい、とか言ってたのは覚えてるんだが……

 

「起きろよ治崎。」

「っ…あぁ」

 

軽く目を擦り、硬くなっている肩や首を回しながら持ち物をまとめる。持ち物といってもコスチュームぐらいなのだが。

独特な音が流れ、新幹線のドアが開いた。

 

「忘れ物はないか?」

 

「あぁ。」

「ねぇ。おそらく。」

 

俺達は新幹線から降りてパトロール場所へと向かった。

 

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