その過程で幽助・桑原からのリベンジマッチも受け入れ2人に修行をつけてやることに。
果たして乱童の思惑とは!?
四聖獣・朱雀を倒した乱童は果たして幽助たちの敵か味方か!?
〜垂金の別荘編〜
霊界探偵として飛影の妹・氷女雪菜を救うべく垂金の別荘に潜り込んだ幽助と桑原。
そこにまたもや幻海師範からの命令で幽助たちを手伝うよう指示された乱童も合流する。
雑魚妖怪を倒した後3人は戸愚呂の部下である三鬼衆と対面する。
桑原「どうする?こっちも3人、相手も3人…1人ずつ相手にするか?」
幽助「こいつらが大ボスとは限らねーだろ。他にもまだ幹部クラスの敵がいるかもしれねーぞ」
幽助「だとすればここで俺たち全員が消耗するのは避けたい」
乱童「それじゃあ答えは簡単ですね。僕がこいつら全員を相手しますよ」
幽助「なんだって!?」
乱童「そのスキに君たちはさっさと先に進むんですね」
乱童「そして幽助くんの推測は当たっていますよ。こいつらは戸愚呂と呼ばれる妖怪の部下…」
乱童「こいつらを倒したとしても戸愚呂兄弟が控えているのは確実です」
桑原「意外だったぜ…まさかおめーが大ボスとの戦いを俺たちに譲るなんてな」
桑原「お得意の技を盗むってヤツで戸愚呂からも盗むつもりだと思ってたぜ」
乱童「戸愚呂の能力は盗むには相性が悪い特性がありましてね…」
乱童「アレを盗めたとしても僕が戸愚呂以上の使い手になるのは難しいでしょう」
乱童「それに盗みすぎると「容量(メモリ)がなくなる」という状態にも陥ります。」
乱童「なのでこれから盗むのは僕にとって相性のいい技だけに絞りたい…というのが本音です」
幽助「なるほどな…よっしゃ桑原、先に行こうぜ!」
三鬼衆:魅由鬼(みゆき)「なめられたものね…」
乱童「いえ…なめているのは戸愚呂の方ですよ…」
乱童「お前たちに聞きたいことがある…まずは半死半生にしてそれを聞き出さなければ…」
三鬼衆「なに?」
幽助と桑原、戸愚呂の下にたどり着く
霊剣+霊丸発射のコンビネーション前までは原作とほぼ同じ流れの立ち回り
そのころ乱童は…
乱童「さて…これでお前たちはもう口以外どこも動けなくなっただけだが…」
三鬼衆「ぐ…」
乱童「戸愚呂はナニを考えている?」
三鬼衆「なにを考えているとはどういう意味だ…?」
乱童「そのままの意味ですよ…戸愚呂はどうみても今の幽助や桑原が勝てる相手じゃない」
乱童「かといってあの戸愚呂が金のためだけに素質のある人間を殺すとは考えられない」
乱童「依頼主をどうごまかすつもりかは知りませんが…戸愚呂はあの2人を生かそうとしていますね?」
乱童「そこになんの意図がある…?と聞いているんですよ」
三鬼衆「お…俺たち…いや戸愚呂様の本当の依頼主は…」
乱童「なるほど…そういうことか…」
〜幽助側〜
桑原「おめーの霊丸でオレを一気に噴射させろ!」
幽助「なんだと!?おめーもただじゃすまねーぞ」
桑原「いいからやれ!これしかもう手はねーんだ!」
ブォン…(霊剣をかまえる桑原)
幽助「いっけー!桑原!霊がー」
乱童「霊丸!」
ドゥン!ドゥン!
2発の霊丸が同時に桑原を押し出す。
桑原「うわ…ちょ…2発なんて聞いてな…」
桑原「うぎゃああああああああ!!」
なんとか体勢を維持したまま霊剣を戸愚呂に突き刺す桑原。
戸愚呂「やるねぇ…」ドサッ
桑原「うが…うががが…」ドサッ(全身複雑骨折)
幽助「桑原!」
幽助「乱童!てめぇどういうつもりだ!?桑原を加速させるだけならオレの霊丸だけで十分だったはずだ!」
乱童「なに…君たちの作戦を聞いていましてね…」
乱童「どうせ加速させるなら2発の方が威力は増すとおもって力添えしただけですよ」
幽助「ふざけんな!そのせいで桑原はボロボロに…!」
乱童「たしかにこれはひどいですね…」
乱童「一応幻海師範から治癒の霊光波動の技も習っていますが…それを使ったところで…」
乱童「次の戸愚呂との再戦時までに…治るかどうかは…彼しだい…といったところでしょうか」
幽助「再戦?何言ってんだお前?戸愚呂はもう…」
乱童「立て戸愚呂…見え透いた芝居はやめるんだ」
乱童「お前の表向きの雇い主である垂金はここだ」
乱童が道着のポケットから縮身の術で小さくした垂金を取り出す。
垂金「え?え?え?」
ピンッ(デコピンで垂金の首を飛ばす)
乱童「これで演技する必要はなくなりましたよ…さぁ、早く本題に入りなさい」
戸愚呂弟「やれやれ…仕方ないねぇ」
ズボッ(霊剣が抜ける音)
戸愚呂弟「よっこらせ…と」
幽助「な…!?」
乱童(ふむ…)
乱童(桑原の身体を気遣ってある程度手加減はしましたが…そこそこ本気の霊丸だったんですけどね…)
乱童(これで無傷となると…僕も本格的に修行をやりなおすしかなさそうだ…)
戸愚呂弟「わざと負けるって言うのは案外ストレスがたまるもんでねぇ。途中で止めてくれてありがとう…とでも言っておこうか」
戸愚呂弟「弾を打つあんたら2人…乱童の方は霊光波動拳の正当後継者…浦飯も非正規ではあるもののその心得があるとみた」
戸愚呂弟「お前たちはまだまだ強くなる…暗黒武術会に参加する資格はありそうだ」
幽助「暗黒武術会!?」
戸愚呂弟「断ればいますぐ殺す。そしてオレにはその力がある」
戸愚呂弟「お前たちと戦ったこの姿は10%ってところだからな」
幽助「10%だって!?」
戸愚呂弟「そしてこれが…」
ゴゴゴゴゴゴ‥‥
戸愚呂弟「これが50%ってところか…13分でこの別荘を更地にしてみせようか?」
戸愚呂兄「くくくく…どうせ垂金のやつは破産してるしな…」
幽助「な…」
乱童(これほどとは…)
乱童(やはり下手にこの技を盗もうとはしないほうが賢明だな…)
戸愚呂弟「あんたらのチームメンバー構成はもうすでに決まっている」
戸愚呂弟「人間に肩入れした乱童・飛影・蔵馬・そして裏飯と桑原…お前たちが今回のゲストだ」
戸愚呂弟「まぁ6人目の補欠メンバーだけは自由に決めさせてやる…」
戸愚呂弟「そしてオレのチーム自身も…5人目を探さないとなァ…まぁ4人でもやるつもりだがね…」
幽助(ち…ちきしょう…)
幽助(ま…また負けた…乱童にもまだ…勝ってないのに…また…)
幽助(ちきしょう…)
乱童と幽助、ボロボロの桑原を連れて幻海の道場に訪れる。
幻海「なんだい、お前たちも来たのかい」
幻海「それで用件は?」
幽助「桑原を治してやってくれ…あんたと乱童の霊光波動があれば…2倍の早さで治癒するはずだ」
幽助「それと…」
幽助「強くなりてぇ…暗黒武術会が始まるまでの間で出来る限り…!」
幻海「お前を正式な弟子にした覚えはないよ」
幻海「まぁでも見学自体は好きにさせてやる」
幻海「わたしと乱童の修行を目で見て勝手に盗む分にはなにも言わんでおいてやる」
乱童「ただし、ついてこられるなら…の話ですがね」
幽助「ああ、しがみついてでも追いついてみせるぜ」
幽助「それと…6人目の補欠メンバーとしてばーさんを…」
幻海「あたしゃもう年だ。たとえ補欠であったとしてももう暗黒武術会に関わるつもりはないよ」
幻海「どうしてもというならコエンマあたりに頼みな。まぁ5人でなんとかしてみせるんだね」
幻海と乱童、修行再開
幽助はそれを必死で追いかけ、見様見真似で修行を重ねていく。
桑原は原作と異なり幻海のもとでけがの治療をしながら目で見て修行方法を盗んで強くなっていく。
そして武術会予選当日…
蔵馬「結局飛影と桑原くんの治療は間に合わずじまいですか…」
飛影「片腕だけでもやってやるさ」
桑原「すまねぇみんな…でも基礎鍛錬はこの状態でも続けてきたつもりだぜ」
桑原「1回戦が終わるころまでには…絶対治して見せる」
乱童「別に構いませんよ。僕と幽助くんだけでも十分なくらいですから」
幽助「たとえ実力的にはそうだとしてもオレはお前と組んだりは絶対しねーけどな」
乱童・幽助・蔵馬だけで船の上の予選を突破
第1回戦
乱童チームVS六遊怪チーム
幽助「おいおいなんだよチーム名乱童チームっていうのは…!?」
乱童「もちろん5人の中で1番強いのが僕だから代表としてチーム名にさせていただきましたよ」
幽助「でもおめーナンバー2が1番いいみたいなこと言ってなかったか?だったら浦飯チームでも飛影チームでも桑原チームでもいいだろ」
乱童「おっと、この場合のナンバー1は僕の師匠幻海師範か、チームオーナーであるコエンマですよ」
乱童「幻海師範はチームメンバーとしては参加しませんが、僕に奥義を託すために遅れてこの島にやってきてくれるそうです」
乱童「だからそれまでは幻海師範がナンバー1で僕がナンバー2な事は変わりませんよ。だから僕が代表なんです」
幽助「ちっ…目立ちたいんだか目立ちたくないんだか…よくわかんねーやつ」
幽助「そんじゃ、対戦方式含めて交渉たのんだぜ。チームリーダーさんよ」
乱童&是流(ゼル)「…」
乱童「5対5で行きたいところですが…こっちは体調不良のものを2人ほど抱えているんでね…」
乱童「勝ち抜き戦+勝ち数制で提案したいのですがどうです?」
乱童「重症の桑原君が勝てなそうな相手の場合無条件であなたたちに勝ち点を差し上げます。どうです。圧倒的にあなたたちに有利過ぎて怖いですか?」
是流「いいだろう」
是流「ただしこちらに死人が出た場合は補欠も含めた6人のフルメンバーで行かせてもらう。それがそっちの提案を飲む条件だ」
乱童「構いませんよ。ただし6人目を使うというのは人数上は有利になりますが勝ち点を取られるリスクもありますよ?」
是流「承知の上だ」
補足説明:勝ちぬき制+勝ち数制とは?
基本は勝ち抜き制だが負けた側のチームが勝ち数で上回る、または同点だった場合
戦闘可能な選手同士で延長戦を行い完全決着をつける方式。
例:引き分けが加わるなどして勝利チームが4勝 敗北チームも4勝になった場合
戦闘可能な者同士で延長戦を行い、その勝者が所属するチームが勝利チームとなる。
乱童「飛影くん」
飛影「ああ、わかってる是流のことだろ?」
乱童「そう。あいつも麒麟(きりん)同様炎の妖気の使い手…」
乱童「黒龍波が使えない今のキミにだけは戦わせるわけにはいきませんので悪しからず」
乱童「それとももう片方の手を犠牲にしてでも黒龍波を打ちますか?そうでなければとうてい倒せない相手ですよ」
飛影「ち…」
1回戦
蔵馬VS鈴駒(りんく)
お互いにローズウィップやヨーヨーの軌道を変えながら本体にダメージを与え続ける攻防が続く。
蔵馬が勝利するが体調の回復を優先させて2回戦目は辞退するように乱童が指示する。
2回戦
蔵馬VS呂屠(ろと)
上述の理由により呂屠(ろと)の不戦勝。
総合戦績:左が乱童チーム、右が六遊怪チーム
1:〇ー×
2:×ー〇
一勝一敗
3回戦目
飛影VS呂屠(ろと)
飛影「あの程度なら片腕でも勝てる。オレにやらせてくれ」
乱童「いいでしょう。次の相手によっては勝ち抜いて対戦してもらってもいいかもしれません」
片腕だけの剣技で圧倒する飛影。完全に呂屠の背後をとらえるが…
呂屠「妹の命はあずかっているぜ。やさしいやさしい飛影お兄ちゃん♥」
飛影「…!!」
ザクッ(呂屠の一撃が飛影にかする)
呂屠「このスイッチを押せばオレの使い魔があんたの妹を襲う」
呂屠「それが嫌なら抵抗せずにオレに一方的にやられることだな」
飛影「くっくっく…」
呂屠「なにがおかしい!?」
飛影「いや…預かってるというから垂金の時みたいにすでに呪符で閉じ込められているものと思っていたが…」
飛影「まだ襲ってすらいないとはな…とんだいらん心配だったぜ」
呂屠「おんなじことだろボケがぁ!さぁ腕を後ろで組みな!これからは口での強がりを挟むことも許さねぇぜ!」
飛影「押せ」
呂屠「なんだと…!?妹の命が惜しくないのか!?」
呂屠「けけけけ…所詮お前もオレたちと同じ穴のムジナだったわけだ!自分さえ助かればそれでいいんだ!」
飛影「押せ!」
呂屠「いいぜやってやらー!後悔すんなよー!」ポチッ
呂屠「くくくくく…これでお前の妹は」
ピシュン!(飛影の高速移動)
ザクッ(呂屠の右腕を切断)
呂屠「ぎゃああああああああああ!!」
飛影「見たか?オレのスピードを…本気でやろうと思えばお前が押す前に切断できた」
呂屠「なら…なぜあえて押させた…今頃お前の妹は…」
飛影「お前自身が青龍より弱いのに…使い魔とやらは青龍より強いのか?」
呂屠「な…青龍!?あの四聖獣の青龍のことか!?」
呂屠「そんな過剰戦力必要ねぇだろ…たかが…たかが女1人ひねり殺すくらい…」
飛影「なら結果は見えているな…邪眼で確認するまでもないが…」
飛影「ふむ…やはり倒されている。その使い魔は雪菜にな」
呂屠「な…!?」
飛影「かつてあいつがつかまった時はまだ妖力が成長過程の中にあった…」
飛影「それにあいつは自然や人間には絶対に手をかけないところもあった…だから垂金相手でも抵抗できなかったんだ」
飛影「だが同じ妖怪相手なら容赦はしない…お前やお前の使い魔のような外道ならなおさらな」
飛影「まったく…誰に似たんだか…」
呂屠「う…嘘つけ!てめーの妹が青龍以上だって言うのか…!?あ、ありえねぇ…たかが12年前後しか生きてねぇ氷女ごときが…」
飛影「さて…雪菜は無事だったわけだが…今度はお前自身の処遇をどうしようか…」
呂屠「た…助けてくれ…まいった!オレの負…」
グサッ(高速で喉を潰す飛影)
飛影「降参はさせん。服従も許さん」
飛影「じっくりゆっくりといたぶりながら殺してやるぞ」
以下、放送禁止すれすれの内容で呂屠をいたぶり殺す飛影
飛影「やっとくたばったか…もう少し生かしてやってもよかったがな…」
パチパチパチ(乱童の拍手)
乱童「素晴らしいですよ飛影君。よくやってくれました」
乱童「それに…時間をかけて殺したのは蔵馬くんや桑原君を少しでも回復させるためでもあったんですよね?」
乱童「実にやさしくて紳士的な勝ち方だ…称賛に値しますよ」
飛影「ち…勝手な解釈でオレの心内まできめるんじゃない」
飛影「さて…次の相手は…」
観客の妖怪「是流だ!」ざわざわ
観客「3人目でもう是流が出るのか!?」
乱童「おやおや…これは想定外の事態ですね…」
乱童「飛影君には2人抜きくらいはやってもらおうかと思ったのですが…完全にくじかれました」
乱童「チームリーダーとしての命令です。事前に是流とは戦うなと言いました。もちろん守れますよね?」
飛影「ち」
乱童「是流とは僕が戦いますよ」
ざわざわざわ…
観客「乱童だ!乱童チームも大将をぶつけてきたぞ!」
観客「それぞれのチームのナンバー1同士の戦いか…!?いったいどうなっちまうんだ!?」
【続く】