S級妖怪・乱童(幽遊白書より)   作:ロマンGO

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 逃げ出した味方を殺した六遊怪チームの酎(ちゅう)
そのまま勝ち点+2をもらえるところを何故か桑原に勝ち点を譲ると言い出した乱童。


乱童の思惑とは?最終戦幽助VS酎の結果は?





第4話:乱童の誤算!?修の拳・光浄裁!

総合戦績:左が乱童チーム、右が六遊怪チーム

 

 

 

1:蔵馬〇ー×鈴駒(りんく)

 

 

 

2:蔵馬(欠場)×ー〇呂屠(ろと)

 

 

 

3:飛影〇ー×呂屠(死亡)

 

 

 

4:飛影(欠場)×ー〇是流(ぜる)

 

 

 

5:乱童〇ー×是流(死亡)

 

 

 

6:乱童(欠場)×ー〇イマジン

 

 

 

7:桑原(不戦勝)〇ー×イマジン(死亡)

 

 

 

8:桑原(不戦勝)〇ー×ガオウ(死亡)

 

 

 

9:桑原(欠場)×ー〇酎(ちゅう)

 

 

 

乱童チーム5勝4敗 六遊怪チーム4勝5敗

 

 

 

 

そして最終戦は幽助と酎にゆだねられた!

 

 

 

10回戦:幽助VS酎

 

 

 

 

決着の直前までは原作と同様の立ち回りを演じる(幽助は霊丸の連射もしてみせる)

 

 

しかし最後の最後で…

 

 

 

ガキイッ(お互いのヘッドバッド炸裂)

 

 

 

酎「うおっ!?」

 

 

幽助「いやなヤローだ…切り札まで同じなんてよ…」

 

 

ドサッドサッ(両者とも倒れ)

 

 

 

 

小兎「おーっとこれは…!!」

 

 

小兎「ダブルノックアウト!まったく同じタイミングです!」

 

 

 

小兎「この勝負の判定…引き分けとさせていただきます!」

 

 

小兎「よって勝ち点、負け点両者ともに0!」

 

 

 

小兎「両チームともに2人を除くすべての選手が敗退しているので、これより勝ち点による裁定が下されます!」

 

 

 

 

桑原「なに!?」

 

 

飛影「引き分け…だと!?」※

 

 

※本編の幽助より少し弱いのでこの結果になりました。

 

 

 

小兎「乱童チーム勝ち点5!六遊怪チーム勝ち点4!」

 

 

小兎「よってこの勝負…乱童チームの勝利です!」

 

 

 

ざわざわざわ…

 

 

 

桑原「ひゅーっ、あぶねえあぶねえ。まさか…乱童にあれだけ鍛えられた幽助と引き分けるヤツがいるなんて…」

 

 

 

桑原「もし負けてたとなったら…同点の延長戦…そうなったらと思うとゾッとしていたぜ」

 

 

 

パチパチパチパチパチ(乱童の拍手)

 

 

 

乱童「いやぁ実にすばらしい。理想の試合展開を見せてくれましたね…幽助くん」

 

 

 

乱童「こちらとしては負けてくれてても良かったんですがね…」

 

 

乱童「むしろそっちの方が君へのダメージも後処理もごくわずかで済む算段だったんですが…まぁいいでしょう」

 

 

 

桑原「負けても良かった…?いったいどういうこった?」

 

 

 

蔵馬「まさにそれこそが乱童の計算…自分が敗退扱いされてでも桑原くんに勝ち点を譲った理由さ」

 

 

 

蔵馬「もしもあのまま乱童が勝ち点+2を受け入れた上で続投していたとする」

 

 

蔵馬「その場合こちらの勝ち点は5…相手は2のままだが…」

 

 

蔵馬「乱童が酎に負けた場合勝ち点3、桑原君は闘えない状態だから相手の不戦勝で4」

 

 

 

蔵馬「この状態でさらに酎が幽助に勝ったとする。その場合は勝ち点は5同士だがこちらが敗北チームになる」

 

 

蔵馬「もちろん勝ち数制だから異議を申し立てれば延長戦に持ち込むこともできる…」

 

 

 

蔵馬「だがその時再戦するのは一度酎に負けて体力的にも消耗している乱童になる」

 

 

蔵馬「これではよくて引き分け…勝ち抜き戦としてはこちらが負けているから敗北裁定になる可能性が高い」

 

 

 

蔵馬「だが…今回やったように乱童が1敗を受け入れてでも桑原くんに2勝を譲ったとする。」

 

 

 

桑原「するってーと…どうなるってんだ?」

 

 

 

飛影「バカか貴様…本来今のお前は誰にも勝てない状態なんだぞ」

 

飛影「そんなやつに2勝分のポイントが入る。1ポイントの敗北を差し引いても+1のアドバンテージを無償で得られるってことだ」

 

 

飛影「となれば…戦えないお前に不戦勝を譲るのは当然と言える」

 

 

 

 

蔵馬「それだけじゃない…仮に今回幽助が負けて5対5の延長戦になった場合でも乱童は十分に休息を取った状態で試合に臨めるということだ」

 

 

 

桑原「な…なるほど…わかりやすく言えば酎との延長戦も考慮に入れて乱童は本戦を辞退したってことだな」

 

 

 

蔵馬「まぁおおざっぱにいうとそういう事だね」

 

 

 

桑原「ちょっと待て!ってことはえーと…」

 

 

桑原「最初っから乱童は幽助の力なんてあてにしてない…自分の力しか信じてないってことになるぞ!?」

 

 

 

 

飛影「なにを今更言ってやがる」

 

 

飛影「あいつは最初からそういうヤツだっただろうが」

 

 

蔵馬「表面上はチームリーダーだが…奴に仲間意識は皆無といってもいい」

 

 

 

蔵馬「でも感情論に振り回されずにチーム全体の力を俯瞰して見られるというメリットもあるけどね…だからこそこの試合は勝てた」

 

 

 

桑原「なんでぇ…浦飯に出番を譲った時はもしかして…なんて思ったオレがバカだったって事か…」

 

 

飛影「そういうことだ」

 

 

 

 

桑原「てめー!せめてバカの部分は否定しやがれ!」

 

 

 

 

次の日

 

※やっと乱童と幻海の霊光波動がいきわたり桑原の骨折は完全に治癒する。

 

 

 

 

 

桑原「霊丸がうてねー?」

 

 

幽助「うーん…」

 

 

 

乱童「連射は高等技術…霊気をあやつって半年のあなたができる事じゃない…」

 

 

乱童「…と幻海師範なら言ったでしょうね」

 

 

乱童「幽助くん…しばらくは霊丸も霊光弾も使用を控えなさい。でないと…」

 

 

 

乱童「飛影くんみたいに…片腕が使い物にならなくなりますよ」

 

 

 

 

 

次の日

 

 

ドクターイチガキの夢を見る桑原…そして…

 

 

VSイチガキチーム戦

 

※原作と同じ3対3の状況。ただし覆面の代わりに乱童がいる。

 

 

 

 

 

桑原「あ、あいつら!夢に出てきたやつらと同じだぜ!」

 

 

乱童「うむ…幻海師範から聞いたことがあります」

 

 

乱童「ある有名な武道家の愛弟子たち…おそらくイチガキに洗脳されてますね…」

 

 

 

 

幽助&桑原「「なに!?」」

 

 

 

乱童(やれやれ…言わないほうが良かったか?)

 

 

乱童(こうやって感情論に流されるとこの2人は使い物にならなくなる…)

 

 

 

乱童(さて…どうしたものか…)

 

 

 

 

乱童「幽助くん、桑原くん」

 

 

 

乱童「今から僕が繰り出すワザはほぼすべての霊力を消耗します」

 

乱童「しかし確実に勝てるワザです。3人をいっぺんに倒せるほどの…ね」

 

 

 

乱童「僕は闘えなくなりますが君たちを無傷で次の試合に進ませることができるでしょう」

 

 

 

乱童「つまり…後は任せましたよ…ってヤツですね」

 

 

幽助「なに!?」

 

 

桑原「次の試合!?いってーどういうことだ?」

 

 

 

乱童「トーナメント表を見てもまだ気づいていないのですか?」

 

 

 

乱童「おそらく…今日は連戦を強いられる」

 

 

 

幽助&桑原「…!?」

 

 

 

 

乱童「というわけでイチガキさん…でしたっけ?3対3の6人バトルで決着を着けさせてもらいたい」

 

 

イチガキ「いいじゃろう」

 

 

 

小兎「はじめ!」

 

 

 

 

乱童「こぉぉおおおおお!!」

 

 

 

幽助「な…!?」

 

 

桑原「すげぇ霊気…いや妖気か…!?」

 

 

 

乱童「光・浄!!」

 

 

 

乱童「裁!」

 

 

 

どばっ(エン、カイ、リョウ同時に倒れる)

 

 

 

幽助「な…!?」

 

 

 

 

イチガキ「バカな…バカな…一瞬で…一瞬で3人の命を奪いよった…!」

 

 

 

 

桑原「た…たしかに今の技じゃなきゃ余計なダメージを受けていたのは俺たち…だけどよ…」

 

 

桑原「だけどよ乱童!なにも命を奪う事はねーじゃねーか!」

 

 

 

乱童「甘いですねぇ」

 

 

乱童「君たちを無傷で次の試合に進ませるためやったことですよ…感謝されこそすれ怨まれる道理は無いはずなんですけどねェ…」

 

 

 

幽助「お、おい待て桑原!見ろ!」

 

 

 

エン、カイ、リョウの3人が起き上がる

 

 

エン「これは…?」

 

 

カイ「生きているのか…?俺たちは?」

 

 

 

 

 

乱童「な…なんだと!?」

 

 

乱童「おかしい…こんなはずでは…この霊撃は確実に相手を死に至らしめる…そういうワザだったはずだ!」

 

 

 

乱童「だからこそ幻海師範の弟子になった時、真っ先に習得した技だというのに…なぜ…」

 

 

 

幽助「はっはーん。乱童…おめーばーさんに一杯食わされたな」

 

 

 

乱童「なに!?」

 

 

 

 

幽助「どうせ相手を確実に殺すワザっていうのもお前のリクエストでばーさんに教えてもらったんだろ?」

 

 

幽助「だけど、本質は殺すのは相手の悪い心だったってオチみてーだな。3人とも善人だから生きてらぁ」

 

 

 

 

幽助「いままで自分と同じ穴のムジナ…悪い妖怪しかこの技の実験台にした事が無かったんだろ?」

 

 

 

幽助「だからこの技の本質までは読めなかった…おめーにしては珍しくやらかしちまったな」

 

 

乱童「くそっ」

 

 

 

 

※イチガキは原作同様ぶっ飛ばされました

 

 

そして連戦。VS魔性使いチーム

 

 

 

蔵馬、飛影も合流。

 

 

※しかし原作よりも早い決着だったため操られていた3人の師匠の居場所もわからず、解毒剤も間に合ってない状態

 

 

 

 

桑原「蔵馬、おめーはこいつらの師匠の居場所と解毒剤の調合をたのむ」

 

 

蔵馬「しかし…それでは次の試合は…」

 

 

 

桑原「心配すんな!オレは前の試合と違って骨折も治っている。霊丸が使えない今の浦飯よりパワーが有り余って仕方ねーんだ」※

 

 

※イチガキチームとの対戦が一瞬だったため幽助の霊丸復活イベントもなし

 

 

 

蔵馬「わかった。任せてくれ。オレはこの試合を辞退しよう」

 

 

 

桑原「おーサンキュ。任せたぞー」

 

 

 

桑原「さて、こっちは蔵馬を欠いて4人だが…やってやれない事はない…そうだろ?」

 

 

飛影「ふん」

 

 

乱童「…」

 

 

 

 

しかし原作同様メディカルチェックが入る。

 

 

ただし対象者は飛影と乱童。

 

 

大会本部「飛影選手と乱童選手は欠場とする」

 

 

 

桑原「な…なんだって!?」

 

 

幽助「おいおいおいおいおい一気に不利になっちまったぞ」

 

 

 

幽助「しかもオレの霊丸が回復してない現状…こりゃあ実質桑原1人VS相手5人ってことになっちまう」

 

 

 

幽助「どうする桑原?霊丸が使えないオレがまず様子見として出るか…それとも…」

 

 

桑原「いや、おめーも休んでろ…肉体的には健康でも…ここで無理すると霊丸が二度と打てなくなるかもしれねーからな」

 

 

 

幽助「桑原!?」

 

 

 

桑原「こいつら5人は…オレが片づける!」

 

 

 

桑原(まいったなこりゃ…)

 

 

桑原(今の状態はフルパワー中のフルパワーだが…5人抜きとなると…また文字通り骨を折りそうだぜ)

 

 

桑原(今度こそオレ死んだかもな…雪菜さん…せめてその前にもう一度あなたに会いたかった…)

 

 

 

 

その頃武術会会場前

 

 

 

使い魔「ギャギャッ」

 

 

雪菜「呂尾羅(ろおら)…どうですか?中の様子は…?」

 

 

呂尾羅「ぎゃぎゃっ」

 

 

 

雪菜「そうですか…やっぱりチケットが無いと中に入れない、様子もわからないみたいですね…」

 

 

 

補足説明:呂尾羅(ろおら)命名:雪菜

 

 

元々は呂屠(ろと)が雪菜を殺すために派遣した使い魔。

 

雪菜が返り討ちにした後は雪菜の使い魔になっている。ちなみに♀。

 

 

 

 

 【続く】

 

 

 

 

 

 

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