蔵馬は操られていた3人の師匠のもとへと解毒剤を届けに行くため次の試合を辞退。
乱童と飛影は不覚にも運営の罠によって欠場扱いとなるのであった。
霊丸が打てない幽助と桑原では実質戦えるのは桑原のみ。
果たして桑原は奇跡の5人抜きをやってのけるのか!?
VS魔性使いチームとの一戦が始まる!
試合方法:勝ち抜き戦
第1試合:桑原VS画魔
画魔、化粧でパワーアップする。
画魔「元来化粧は~(原作と同じセリフ)」
桑原「うおっ!すげー速さだ!」
桑原「これも化粧によるパワーアップってヤツか!?」
画魔「いまだ!」
画魔は筆を持ち出して桑原の片腕に化粧を施す。
画魔「とらえたぜ」
画魔「獄錠の粧!」
桑原の腕に鎖の様なマークが刻まれる。
桑原「か…片腕がおもてぇ!な…なんだこれは!?」
画魔「例えるなら70キロのおもりをその片腕に着けたってところか」
画魔「さぁ、のこる手足にも化粧を施してやる!覚悟!」
桑原(ちょっとまて…この鎖のマーク…無限大∞マークにも見えるぞ…)
桑原(だとすれば…この技を破るすべは…)
桑原「いまだ!取った!」
画魔「なに!?」
画魔「こいつ…オレの筆を1つかすめとりやがった…!?」
画魔「だがそんなことして何になる?筆はまだ無数に存在するんだぞ」
桑原「へっへっへ。オレもお前同様…お化粧でパワーアップするんだよ」
画魔「なんだと!?」
幽助「なにぃ!?桑原が化粧!?」
〜幽助の想像〜(アニメ版的演出)
桑原「うっふん♥幽ちゃん♥」
桑原「これからは和子って呼・ん・で♥」
幽助「おえっ」
画魔「はっはっはっはっは。それこそ無謀だ!素人にオレの化粧を真似できるはずがない!」
画魔「お前、口紅の一つでも鏡無しで塗ったことがあるのか?案外難しいものだぞアレは」
桑原「心配すんな、おめぇみたいに複雑な化粧はしねぇ」
桑原「ただ書き足すだけよ!おめぇの化粧水を使ってオレの魂の文字をよお!」
画魔「なに!?」
桑原は片腕の鎖のマークに連なるようにとある文字を画魔の筆を使って書き足す
桑原「見ろ!」
桑原「雪菜さんへの愛は∞(無限大)!そうとも読めるだろ?」
会場「…」
会場「ズコーッ」(90年代アニメ演出)
幽助「く…桑原の野郎…それじゃあ化粧じゃなくて恋人同士がやるイタイ入れ墨じゃねーか」
画魔「馬鹿め!そんなことをしてもオレの獄錠の粧が破れるわけがない!」
画魔「ましてや化粧を付け足したところでお前の霊力がアップするわけでもな…」
桑原「果たしてそうかな…」ゴゴゴゴゴ…
画魔「なに!?」
画魔「本当に霊力が上がってやがる…そんな…バカな…」
乱童「飛影くん…あれをどう見ます?」
飛影「ふん、ただのハッタリだな」
飛影「ただし、文字を付け足したことで画魔が施した化粧の意味も変わって無効化だけは出来てるはずだ」
乱童「では…霊力が上がった理由は?」
飛影「ただの思い込みだ」
乱童「…」
乱童「バカなんですね彼は」
飛影「今頃気づいた貴様もな」
桑原「まだ1戦目!霊剣を使うわけにはいかねぇ!」
桑原「くらえ!愛の無限大パーンチ!」
化粧が施された方の腕で画魔にストレートパンチを決める桑原。
画魔「ぐはぁっ!?」
画魔、1発で場外にすっ飛ばされる。
小兎「桑原選手の勝利です!」
残り4人「な…!?」
4人のうちの1人「そんなバカな…画魔の化粧が…敵をパワーアップさせるなんて…」
1人「画魔の化粧は画魔自身にしか使いこなせないはずだ」
1人「だが…獄錠の粧の無効化自体には成功していると見える」
1人「じゃあヤツの霊力が上がった理由は…?」
1人「単なる思い込みだ」
4人「…」
1人「バカ…なのか?とてつもなく…」
1人「これはある意味こちらが骨を折る可能性も出てきたな…」
凍矢「よし、次はオレが行こう」
2回戦:VS呪氷使い凍矢
凍矢「お前にオレの霊撃の一端をみせてやろう」
凍矢「魔笛霧弾射(まてきさんだんしゃ)!!」
桑原「な…氷の妖気!?」
桑原「ならばこちらは…首位打者剣!」
カキィーン!
桑原は凍矢が打ち出した氷の霊撃をすべて剣で打ち返す。
凍矢「なに!?」
凍矢はすんでのところで打ち返された魔笛霧弾射をすべて避ける。
凍矢「まさかこちらの飛び道具を打ち返してくるとはな…」
凍矢「単なる剣使いではなく遠距離攻撃に対する解答も持ち合わせているとは…」
凍矢「ただの思い込みが激しいバカだと思っていたが…どうやら認識を改める必要がありそうだ」
桑原「氷の妖気…あんたもしかして…雪菜さんの兄貴かなんかかい?」
凍矢「は?」
飛影「…」
桑原「そうだとしたら…乗り越えなくちゃいけねぇ…倒さなくちゃいけねぇ…認めさせなくちゃいけねぇ相手の一人だ」
桑原「お義兄さん!雪菜さんを僕にください!絶対に守り通して見せますから!」
凍矢「いや…オレは雪菜なんて名前はしらな…」
乱童「飛影君…彼は…」
飛影「ああ、しらんはずだ」
乱童「霊界が用意した映像にはキミの妹だと明言されていましたが…」
飛影「知るか。それを確認する前に飛び出していったんだろ」
乱童「バカなんですね…」
飛影「何度も再確認する貴様もな」
凍矢「ええい!何を言ってるかわからんが…魔笛霧弾射が効かないなら…」
凍矢「接近戦で確実に殺す!呪氷剣!」
凍矢は氷の剣を自らの片腕にまとわせた!
凍矢「くらえええええ!」
桑原「剣同士での勝負なら飛影以外に負ける気はしないぜ!」
飛影「威張って言う事じゃない」
桑原「だから安らかに眠れ義兄さん!そして雪菜さんのことはまかせてくれ!霊剣…ホームラン剣!」
バキィッ
凍矢の呪氷を突き破り、そのまま本体を叩いて場外ホームランを決める桑原。
凍矢「バカな…」
凍矢「い…いや…バカだからこそここまでの力が出せるのか…」
がくっ
小兎「桑原選手の勝利です!」
3戦目:VS爆拳
爆拳「へへへ…オレの汗の霧をくらいな!」
桑原「うわっきたねっ!この霧…すべて汗かよ」
桑原「あーっ!しかも霧の水分でせっかくの化粧文字が洗い流されちまった!」
桑原「それに…霧のせいでヤツの姿も見えねぇ…うまく妖気も隠してやがる…このままじゃ…」
爆拳「へへへ…そうさ…オレはお前を一方的に殴れるってわけだ!」
爆拳「くらえ!爆弾拳!」
ぺしっ
爆拳「へ…?」
桑原「は…?」
爆拳「うぎゃあああああ!オレの腕が…殴ったはずの俺の腕の方が…逆に折れてるううううう!!」
桑原「おいおいマジかよ…お前弱すぎんぞ」
爆拳「てめーが硬すぎんだよバカ!」
桑原「浦飯や乱童のパンチと比べたら屁でもねー」
桑原「いや、一応臭さは汗で食らってるから屁くらいの手ごたえはあるのか…」
桑原「蚊にさされてもかゆさは残るしな…お前のパンチの弱さを例える言葉が見つからねー」
飛影「乱童…まさか貴様…アレを見越して霊丸を桑原にぶちこんだのか?」
乱童「さぁどうでしょう…」
乱童「ただ一つ言えるのは総合力での1位は僕…」
乱童「スピードの飛影くんと攻撃力の幽助くん…」
乱童「冷酷さと知略の蔵馬くん…それらに追いつくため桑原くんにも個性が必要でしたから…」
飛影「それが…防御力ということか…」
乱童「そう。それを鍛えるためには一度徹底的に叩きのめす必要がありました」
乱童「そこに僕と師範の霊光波動がダブルで注入されることにより回復する頃にはさらに防御力は向上するという事です」
乱童「硬すぎる防御力はすなわち攻撃力すらも兼ねることがある…いまの爆拳が腕を折られたようにね…」
爆拳「こ…この腕じゃもう闘えねぇ!ギブアップさせてくれ!」
桑原「しかたねぇなぁ」
小兎「桑原選手の勝利です!」
小兎(今回あたしこれしか言ってない気がする)
桑原(よし…4人目までほぼ無傷で突破できたぞ…)
桑原(こりゃもしかして…本当の本当に5人抜きできちまうかもな…ぐふふふふふふ…)
4回戦VS陣
陣「オラがいくべ」
桑原、霊剣では空中の陣に当たらず苦労する
ただし陣側も攻撃するときは拳を桑原に当てなくてはいけないので防御力での反射ダメージを受けてほぼ互角の攻防を繰り広げる。
桑原、陣に勝つには勝ったがボロボロになる。
5回戦VS吏将
桑原(くそ…3回戦目までは順調だったのに…4戦目の相手があんなに強かったなんて…)
桑原(残った霊力でどこまでやれる…?こいつも陣並みだったら確実に負ける…!)
吏将「オレもお前同様防御力には自信があってな…」
吏将「修羅念土闘衣!」
吏将「そしてボンバータックル!」
桑原「ぐわああああああっ!」
吏将「…!闘衣の一部が…欠けた!?」
吏将「どうやら貴様の防御力もまだまだ健在らしいな…油断せずに殺しに行くぞ」
乱童「飛影君、こんな時になんですが雑談でもしませんか」
飛影「貴様と話すことなど何もない、いや…誰ともだ」
乱童「すでに色々話したじゃないですか」
乱童「それに…蔵馬くんとは結構色々な話をされてるみたいだし…」
乱童「聞きたいなぁ。蔵馬くんと初めて出会った時の話あたりを…」
乱童「じゃないと…今度は桑原君と飛影くんの妹についての雑談をしたくなっちゃいます」
飛影「ち…仕方ないか…少し長くなるぞ…」
飛影「その昔…オレは八つ手という者を追っていてな…」
桑原「う…うおおおおおお!!」
吏将「なぜだ…なぜ立ち上がる!?」
桑原「おめーを追い詰めるためだよ…浦飯が…霊丸なしでも倒せるくらいにはな…」
幽助「桑原…」
桑原「後は頼んだぜ浦飯!うおおおおおおおおおおおおおお!!」
雪菜「和真さん!」
桑原「雪菜さん!」
吏将「きさま!どこを見ている!?」
桑原「てめーはどいてろ!」
以下原作と同文
小兎「桑原選手の勝利です!5人抜きにより勝者乱童チーム!!」
小兎「これにより乱童チームの準決勝進出が決定いたしました!」
雪菜「すごいです和真さん…5人いっぺんに倒しちゃうなんて…」
桑原「いや〜愛の力ですよ愛の力♪」
桑原「幽助のやつも1日何もせずに休んでたら霊丸を打てるようになったみたいだし…準決勝はベストメンバー&コンディションでまたパパっとやっつけちゃいますよ!」
桑原「ところでどうやってこの大会の事を?それも愛の力ですか?」
雪菜「呂尾羅(ろおら)が教えてくれたんです。和真さんがこの大会で戦っているって」
桑原「ローラ?」
雪菜「あっ、わたしの使い魔です」
雪菜「それに…この大会の会場には私の生き別れの兄がいるとも話してくれました」
桑原「ひょっとしてそれってあの…凍矢ってやつじゃ…」
雪菜「いえ…名前までは知りませんので…それに…」
雪菜「兄は生まれたとき…氷の妖気ではなく炎の妖気に包まれていたと聞きます」
桑原「じゃあもしかして…是流のほうだったか?だとしたら雪菜さんの兄貴はもう…」
雪菜「たぶんそちらの方も違うと思います」
幻海「どうやら順調に勝ち進んでいるようだね」
幽助「ばーさん!」
乱童「幻海師範!」
幻海「乱童、わかっているだろう?お前に話がある」
幻海「これがお前に与える最後の…そして究極の試練だ」
乱童「くっくっくっく…いよいよ僕が…霊光波動拳の究極奥義を手にする日が来たのですか…」
乱童「いいでしょう。そのためならいかなる試練でも受け入れますよ僕は…」
【続く】