ここまで煙たい!不死の煙   作:みんなの茶番劇

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どうもみなさんこんにちは!
兄弟と仲がいい人はどれほどいるのか少し気になる「みんなの茶番劇」です!
それでは第十一話 どうぞ!



第十一話 弟は可愛い!!

 

妹紅さんの英語勉強が終わり、今は自室で動画を見ている。

ゆっくり茶番劇最高!!

あの独特の間と、アニメでは味わえない自由性が最高だ!!

一日の終わりに見ると、頭がふわっと軽くなる気がする。

 

……そういえば、今ふと思った。

今は冬。

なんで紫は冬眠してないんだ?

 

そんな疑問が浮かんだ直後――

空間が、ぐにゃりと歪んだ。

 

紫「そんなの、妹紅がこっちにきたからに決まってるじゃない」

 

雄二「うお!なんだよ……急に出てくるなよ!

……で、冬眠はしなくていいのか?」

 

紫はどこか眠そうな目で答える

 

紫「正直、かなり眠いわ。だから今日はそれを伝えるために来たの。

しばらく冬眠させてもらうわ」

 

雄二「うん?それじゃあその間にアクシデントがあったらどうするんだ?」

 

紫「大丈夫よ。私が冬眠している間は、私の式神、藍がどうにかしてくれるわ」

 

……どうにかって、投げやりだな

 

紫「まぁ藍ができるのは、幻想郷とこっちを行き来する程度だけどね。

結界や境界をいじることはできないわ」

 

雄二「いや、それ重要な仕事ほとんどできてなくない?」

 

う〜〜ん。正直かなり心配だ。

冬の間、何も起きない保証なんてどこにもない。

 

紫「とにかく妹紅の正体を知られなければいいのよ。

それじゃあ、おやすみ」

 

そう言い残して、スキマは静かに閉じた。

 

……てか、なんで冬眠する必要があるんだ?

次あったら聞いてみるか。どうせ忘れてるけど

まぁいい、とりあえず兄貴達に知らせとくか。

 

その後、俺は兄貴達にこのことを伝えた。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

晩御飯を食べ終え、あとは寝るだけ。

明日は学校があるが午前授業で、次の日は終業式で冬休みだ。

ヨッッシャァァーー!!

……とはいえ、特にやりたいことがあるわけでもない。

 

多分、いつものようにグータラしてたら

気づいた頃には冬休みが終わってるんだろうなぁ。

 

 

 

朝。

鳥の囀りで優雅に起き――

 

三輝「おっきだよぉーーー!!」ドス!

 

……ということはなく、

三輝にダイビングされて起きる。

 

雄二「ぐえっ……時間は……」

 

時計を見る。6時。

早すぎる。二度寝するか――

 

三輝「おーきーなーさーーい!!」ユサユサ

 

なんでそんなに起こしたいんだよ!!

俺じゃなかったら普通にキレられてるぞ!!

まぁ俺は三輝が可愛いからいいけども!!

 

雄二「もういい!もういいから揺らさんでくれぇ〜!」

 

三輝「おはよう!!」

 

雄二「……うん、おはよう」

 

うん、やっぱめっちゃ可愛い。

 

 

 

今日の学校は午前だけ。

だから荷物も少ない。

……なんか学校に行く時、バッグが軽すぎると不安にならね?

これ俺だけか?

 

そんな誰に向けて言っているのかわからない疑問は置いといて、学校へ。

 

妹紅「それじゃあいくか!」

 

あ、そうやん。

妹紅さん、自転車無理だったな。

歩いて行くか、時間ならあるし

 

 

 

学校に着き、なんやかんやあって一限目。

自習。

二限目も自習。

三限目も自習。

 

……これ、学校来る意味あるのか?

 

冬休みの課題はプリント計10枚。

こんなのとっくの昔に終わらせている。

昨日妹紅さんが苦戦していた英語の課題も冬休み課題だ。

 

ワークを進めようにも、ワークは全部家。

やることが、ない。

 

結論。

暇!!

 

……よし、寝るか。

 

 

 

妹紅「おーい、起きんかー」

 

雄二「……zzz」

 

康太郎「えい!(脇腹ツン)」」

 

雄二「どわっ!?

……こた(康太郎のこと)と妹紅さんか」

 

康太郎「んじゃあ帰るぞ」

 

……帰る?

教室を見ると、俺と二人以外誰もいない。

 

時計を見る。

……俺、今日ほぼ寝てたのか。

 

妹紅「先生がどんなに起こそうとしても起きなかったぞ」

 

康太郎「譲っても、怒鳴っても、机を引いても起きなかったぞ?」

 

雄二「俺机に伏せるようにして寝てたよな……それ俺どういう寝方してたんだよ、怖いんだけど」

 

 

 

帰り道。

 

こたと帰るのは久々だなぁ。

こたとは途中で別れるから、妹紅さんと同居してることバレない。

まぁいつかこたには教えるだろうがな。紫が起きたら教えるか

 

康太郎「そうやぁ、おみゃぁら冬休みなんか予定あんのかえ?」

 

雄二「なぜ訛っているんだ?

まぁ予定は特にないな」

 

妹紅「私もだ」

 

そして俺たちはまた歩き出した

 

康太郎「おぉ〜い!!

ここは俺にも聞くところだろ!!」

 

雄二「……で、こたは?」

 

康太郎「補修でほぼ潰れるぜ!!」

 

雄二「だろうな」

 

なんだこいつ……

 

康太郎「クリスマスも補修で潰れるぜ!!」

 

雄二「お前にクリスマスなんてないようなもんだろ」

 

……あ。

妹紅さんが「?」って顔をしている。

 

康太郎「てかよぉ、クリスマスってなんでプレゼントもらえるんだろうな」

 

タイミング良すぎだろ!?

 

雄二「クリスマスってのはな、

多分偉い人の誕生日を祝う日……だった気がする」

 

妹紅「ほう……」

 

納得したっぽい。よし。

 

クリスマスプレゼントかぁ。

今百瀬家でプレゼントをもらえるのは三輝だけだな。

あいつ、何を欲しがるんだろう。

 

……てか三輝って、

サンタの正体、もう知ってるのかな?

 

そんなことを考えながら、

俺たちは冬の帰り道を歩いていた。

 




ありがとうございました!
また次回もお楽しみに!
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