どうもみなさんこんにちは!
ハーメルンのシステムをまだ理解できていない「みんなの茶番劇」です!
それでは第三話 どうぞ!
【雄二 視点】
雄二「よし、親が帰ってくる前に妹紅さんの戸籍の内容を教えてもらおうか」
俺たちが起きてからざっと2時間くらい経過……。
もう日が沈みそうだ。両親も帰ってくる。
紫さんに戸籍の説明をしてもらったり、うちの家族ルールを妹紅さんに説明したり、早くしないと。
紫「そうね。それじゃあまずは妹紅──」
──ガラガラッ!(車が止まる音)
理一「……まずい!親が帰ってきた!紫さん、早く隠れて!!」
三輝「それじゃ説得できないよ〜!」
紫「心配しなくていいわ。私の能力で、あなたたちの心に直接語りかける。分からないことは都度聞いてちょうだい」
そう言うと紫さんはスキマの中へ消えた──数秒後、
母&父「「ただいま〜」」
親が帰ってきた。こんな日に限って二人同時かよ……
母「あら?そこの銀髪の女の子は誰かしら?」
父「友達かな?家で遊ぶのはいいけど、一言欲しいな」
雄二(まぁ、当然の反応だよな……)
紫「……ふふ、二人の心の中を覗いたけど……なかなか面白いわね」
雄二(え?どんな感じ……)
母の心の声
「銀髪に赤いカラコン、ボロボロの服……間違いない!この子、不良!我が子を守らなくては!」
父の心の声
「この姿……藤原妹紅!?現代入り?いや、よくできたコスプレだよな……でもボロボロなのは何故だ?」
雄二(父はまだ説得できそうだけど、母はスーパー過保護モード入ってるな……)
理一(これ、本当に説得できるのか?)
雄二(紫さんの力があれば……ワンチャンあるかも)
三輝(まぁ、頑張ろうかな〜)
──決戦の火蓋が切られた!
リビングで大家族会議開始
父「さて、この子の名前は?」
妹紅(紫、名前はどうする?)
紫「え?藤原妹紅でいいわよ。変える必要あるかしら?」
一同(おーーーい!!!)
紫「あら、ごめんなさいね」
大丈夫なのか?父が絶対反応するだろ
妹紅「……ふ、藤原妹紅です」
父「!……危ない危ない。東方血が騒ぐところだった……」
一同(セーーーフ!)
父「で、どこの学校に通っているのかな?」
妹紅(紫、学校はどうする?)
紫「遠くの高校に通っていることにしておきましょう。普段は事情があって、しばらく学校に行っていないことにするわ」
雄二(なるほど……これなら母も納得しそうだな)
三輝(さすが公式でも頭が切れるキャラをしてるだけはあるね〜)
……我が弟よ、神隠しにあっても知らないぞ
妹紅「遠くの高校に通ってるんだけど、事情があって普段は行けてないんです」
母「そう……学校に行ってないのは事情があるのね」
雄二(ふぅ……なんとか丸く収まったか)
母「それで?本日はどのようなご用件で来たのかしら?」
よしよし、いい感じに流れているぞ。さて、どんな理由にしようか?
理一(まず三輝の考えは除外として……)
三輝「えへへ〜僕が学校帰りに拾ったんだよ〜」
一同(終わった……!!)
雄二(何かってなことしてくれてんだ!!)
三輝(え?紫さんが何でもいいって言ってたし、考え込んだら不自然だと思って〜)
理一(紫さん!今言ったこと、真実に見せられる!?)
紫「えぇ!任せて。……よし!これで二人とも“拾った”で納得させたわ!」
母「そうなのね、疑ってごめんなさい」
父「じゃあ家まで送ろう。もう暗いしな」
母「妹紅さん、どこに送ればいい?」
妹紅(紫、家がないってことでいいのか?)
紫「えぇ、信じ込ませるわ」
理一(理由とか作らないのか……?)
紫「家から追い出されたことにするわ」
妹紅「私、家がないんです……」
母「え……御両親は?」
妹紅「私を家から追い出しました……」
父「……もしかして学校に行けない事情はそれなのかな?」
父がそういうと妹紅は頷いた。
おーなかなかの演技だ。これで二人が信じてくれれば……
父&母(立ち上がり外へ向かう)
三輝「ちょ、どこ行くの!?待って!!」
父「妹紅さん、住所を教えてもらえるかな?」
紫「……!!この二人からとてつもない量の怒りを感じるわ!」
理一(どうする?両親は蒸発したことにするか?)
紫「そうするしかなさそうね。……よし、できたわ」
妹紅「すみません。私の両親、数ヶ月前からどこかに行っちゃって……」
父「……すみません……取り乱してしまった」
母「……妹紅さん、我が家に住む気はないかしら?」
妹紅「……!!ありがとうございます!差し支えなければ、ぜひ居候させてください!」
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こうして、妹紅さんは百瀬家の一員となったのでした。
──なんとか紫さんの力で丸く収まったけど、俺たちの心臓はまだバクバクしていた。
ありがとうございました!
また次回もお楽しみに!