ここまで煙たい!不死の煙   作:みんなの茶番劇

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どうもみなさんこんにちは!
この話の台本やストーリー展開などを一切使っていない「みんなの茶番劇」です!
ネタ切れもそう遠くはない…
それでは第七話 どうぞ!



第七話 もこたん学校にインしたお!

[雄二 視点]

 

三輝「お〜き〜ろ〜!!」

 

……俺の朝は、ほぼ確実にこの悪夢みたいなコールで始まる。

平日のときだけは “ありがた迷惑” なんだが、休日はただの迷惑である。

 

雄二「……んあぁ……今何時……?」

 

寝起きで脳みそが半分死んだまま聞き返したら、三輝の次の一言で全部蘇った。

 

三輝「今8時15だよ〜。そろそろ僕も学校行かないと〜」

 

……おい。

三輝は小学生。俺は高校生。

小学生より寝坊してる高校生ってなんだよ、俺。

 

…………!!!(IQ180・完全覚醒)

 

雄二「寝坊したーーーー!!!!!」

 

布団を天井まで吹っ飛ばし、バッグへノートをねじ込み、階段を滑り降りながら制服に着替える!

※これでも俺の特技である。

 

母「あら?まだ起きていなかったの?」

 

雄二「やばいやばいやばい!!朝食は!?死ぬ気で食べるから早く!!」

 

我が家では朝食抜きは母の2時間説教を招く。

遅刻より怖い。

 

母「トースト置いといたわよ。食べながら用意しなさい」

 

雄二「感謝!!」

 

片手でトーストをむさぼりつつ弁当をバッグに詰める俺。

――だが、重大なことを思い出した。

 

雄二「妹紅さんは!?起きてる!?」

 

母「そういえばまだ降りてきてないわね」

 

……まさか……

 

妹紅「お、やっと起きたか。私、学校どこにあるかわからんから先に行けんぞ」

 

雄二「今すぐ出るぞーーーー!!」

 

妹紅「は!?何時までに着けばいいんだ!?」

 

雄二「8時45!!」

 

今は8時25。

普通に25分かかる道のり。

全然間に合わねえ!!

 

雄二「三輝!!自転車借りるぞ!!妹紅さんはその自転車に乗って!」

 

妹紅「私、自転車乗れねぇけど」

 

雄二「なんでだよ!!」

 

……いや幻想郷に自転車走ってないから当たり前か。

 

妹紅「安心しろ!足には自信がある!雄二は自転車で行け、私は走る!!」

 

雄二「突っ込む元気もねぇ!!限界感じたら後ろ乗れ!!」

 

こうして俺と妹紅さんは家から飛び出した。

 

母「いってらっしゃ〜い」

※三輝はもう登校済み。

 

全力で自転車を漕ぐ俺。

その横を時速チャリ並で走る妹紅さん。いやむしろ速い。

 

妹紅「もっと速くてもいいぞ!」

 

雄二「これが限界だよ!!」

 

でも学校は見えてきた!!

……行けぇぇぇ!!!!!

 

 

 

 

ピーンポーンパーンポーン

 

 

 

 

 

[妹紅 視点]

 

ふぅ……危なかった……。

学校初日に遅刻なんて、さすがに格好悪すぎる。

 

今は教室前の廊下で待機中。

扉の向こうでは“ホームルーム”というやつをやっている。

 

(なるほど……朝の挨拶と連絡をする時間、か)

 

先生「妹紅さ〜ん、入って〜」

 

呼ばれた。

私は一歩踏み出し、教室へ入る。

 

ざっと見て35人ほど。……多いな。

いろんな視線が一斉に俺に集まる。なんかくすぐったい。

 

黒板に名前を書き、軽く自己紹介をするよう言われていた。

 

妹紅「藤原妹紅です。一年間よろしくお願いします」

 

先生「はい、では藤原さんの席はあそこね」

 

そこには――雄二さん。

 

雄二「まさか隣になるとはな」

 

ふっ……奇跡ってのは案外転がっているもんだな。

 

先生「それではホームルームを終わる。日直、挨拶!」

 

こうして朝の会が終わった瞬間――

 

クラスメイトA「藤原さん!どこから来たの?」

 

クラスメイトB「髪すごい綺麗!地毛?地毛なの!?」

 

クラスメイトC「LINE交換しよ!」

 

うおあああああ!!

クラスの半分以上が一気に押し寄せてくる!

圧がすげぇ!!

 

雄二「おいお前ら!初対面の相手に距離感ゼロは失礼だろ!」

 

……雄二さん。

うん、分かってる。

これは嬉しい。かなり嬉しい。

 

が――

 

クラスメイトA「うわ、はっず!女の子の前で好感度稼ぎするタイプね!」

 

クラスメイトB「俺はただ褒めただけだけど?褒めちゃダメなんですかねぇ?」

 

……なんだこいつら。

雄二さんが正しいこと言っただろうが。

 

胸の奥で、熱いものが“ボッ”と燃えた。

 

妹紅「おい、貴様ら――」

 

ガツンと言ってやろうとした瞬間、

雄二さんがそっと俺の腕を掴んだ。

雄二さんの目を見てみた。その目には家の時にあった光なんてなかった。




ありがとうございました!
また次回もお楽しみに!
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