どうもみなさんこんにちは!
東方原作未経験の「みんなの茶番劇」です!
マイパソコン欲しいなぁ……
それでは第九話 どうぞ!
【雄二 視点】
学校が終わり、今は妹紅さんと一緒に下校中だ。
夕方の風は少し冷たく、昼間の学校の空気がまだ体に残っている感じがする。
……正直、早く帰りたい。
家でゴロゴロしたい。
ベッドと合体したい。
え?康太郎はどこ行ったって?
あいつは部活だ。
意味がわからない。
なんで放課後という“自由の象徴”を自ら手放してまで学校に残るんだよ。
俺なんてチャイムが鳴った瞬間、魂が校門の外にワープするってのに。
いつもなら自転車で爆走して一瞬で帰るところだが、今日はそうはいかない。
妹紅さんがいるからな。
自転車をかっ飛ばして置き去りにするわけにもいかない。
……まぁ、歩きも悪くはない。
その代わり、俺には切り札がある。
俺は耳にイヤホンをつけた。
妹紅「おい、その耳につけているものはなんだ?耳栓か?」
雄二「ちげぇよ。これはイヤホンって言ってだな……まぁ説明するより体験したほうが早い。ほら、片方つけてみ」
妹紅「う、うん……?こんな小さいもので音が聞こえるのか?」
半信半疑でイヤホンを受け取る妹紅さん。
耳に装着する動作一つ一つが、やけに慎重だ。
……よし。
俺は再生ボタンを押した。
《月まで届け、不死の煙》
次の瞬間――
妹紅「……!!」
妹紅さんの体が、ほんの一瞬ビクッと揺れた。
妹紅「おぉぉぉぉ!!なんだこれは!!本当に曲が流れている!!」
雄二「はははっ!驚くだろ?で、どうよ、この曲」
妹紅「あぁ!すごくいい!!力強くて、懐かしい感じもする……胸の奥がざわざわするな。この曲はどこで演奏されているんだ?」
お、完全にハマったな。
この反応、原曲勢としては最高だ。
……が、正直に「パソコンゲームのBGMです」って言っても、
理解される未来が見えない。
雄二「まぁその辺は帰ってから教える。ちなみにこの曲、妹紅さんと“関係がある”かもしれないぞ」
妹紅「……どういう意味だ。気になるじゃないか」
雄二「今は我慢。説明すると長くなる。ほら、まだまだ曲はある」
妹紅「むぅ……まぁいい。この曲が良すぎるからな!他の曲も気になる!」
その後、俺たちは歩きながら何曲も流した。
どれを流しても、妹紅さんは楽しそうに耳を傾けてくれる。
正直、こんなふうに原曲を共有できる相手ができるとは思ってなかった。
今まで父さん以外は原曲ほぼ知らなかったからな。
それだけで今日はちょっと得した気分だった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
家に帰ると、俺はすぐにパソコンを起動した。
妹紅「うおっ!?霊夢の絵が映っているぞ!!」
雄二「これは東方Projectっていう創作物だ。外の世界じゃ、幻想郷も、そこの住民たちも“物語の中の存在”として扱われてる」
妹紅「……そうか」
……あれ?
拍子抜けするくらい落ち着いている。
雄二「もっと驚くと思ったんだけどな」
妹紅「大結界がある時点で、何が起きても不思議じゃないだろ。幻想郷では常識が通じないのは今さらだ」
雄二「……ここ、幻想郷じゃないけどな」
妹紅「じゃあ、私もこの東方に出てくるのか?」
雄二「出てくるぞ。ちょっと待ってろ!」
そう言うと俺は東方永夜抄を起動した
100ピチュ突破!
……無理。
何度やっても被弾する。
鈴仙が越えられない。
雄二(そういえば俺、この家で一番ゲーム下手だったな……)
そこへ救世主。
三輝「ただいま〜。何してるの〜?」
雄二「帰ってきたか!帰ってきてた早々で笑いが頼む!妹紅さんにEX見せたいんだ!」
三輝「妹紅さんに東方教えたんだね〜、よーしやるぞ〜!」
三輝は、当たり前のように被弾ゼロでクリアした。
……もう何も言うまい。
妹紅「下校中に聴いていた曲、私のテーマだったのか。それに技も会話もほぼそのままだな……」
三輝「妹紅さんもやってみる?」
妹紅「お、いいのか?」
雄二「此処にあるものならなんでもいいぞ」
妹紅「う〜〜ん、じゃあこれで!」
――選択されたのは、紺珠伝。
雄二(なんで???)
紺珠伝ってトップクラスでむずいって言われているよな??
数十分後
妹紅「障壁波動(イビルアンジュレーション)!!!」
……勝った。
ラストスペカを突破した。
三輝「すごーい!!」
妹紅「フフフ!本物の弾幕をくぐってきたからな!これくらい余裕だ!」
雄二「……俺、存在意義なくね?」
結論!俺は何が悪いんだ???
ありがとうございました!
また次回もお楽しみに!