傭兵ギルド:死線踏破が異世界にログインしました 作:全智一皆
ユグドラシルに存在したギルドの一つ。傭兵ギルドとして名を馳せ、総合ギルドランキングは6位、資産ポイントにおいては堂々の1位にランクインした実力を持つ、簡単に言えば戦闘狂達の集まり。
レイドボスやダンジョン攻略、ギルド戦争といった危険な依頼程安く、逆に平和な依頼程高いという、完全に戦闘以外やる気ありませんよという意思しか感じない異彩な組織運営から、多くのギルドから利用されていた。
■ ■
「は、へ?」
腑抜けた声が
さしもの彼も、突如の異変に困惑が隠せないのだろう。自分の顔をペタペタと触り、声が出た喉へと指を通せば、感触的に血の流れを理解出来る。
周囲を見渡せば、そこは先程とは違って自室だった。
《死線踏破:前衛本拠基地》の厳かな雰囲気に包まれた作戦会議室ではなく、生け花や掛け軸、畳に庵という、全体的に『和』で固められた部屋。その布団に腰を下ろしている―――という現状だった。
瞬きなんてしていない。なんせゲームなのだ、そんな機能はない。しかし、自分は今こうして全く別の部屋に転移させられていた。そしてそれを理解出来ていた。
それに加え―――
「せ、セッちゃん…だよな?」
「―――はい。旦那様の被造物、《死線踏破:前衛本拠基地》全権代理人兼旦那様の専属メイド……セツナでございます」
布団の前に正座し、深く頭を下げる女性―――セツナ。《死線踏破》の作製NPCの一人であり、侍Destr!が自ら作製した、もはや自分の
麗しさを感じる灰色の髪のセンターを分け、ほんのりと額を出し、後ろはローポニーテール。ガーネットを思わせる真紅の瞳にふっさりとした白まつ毛。黒い和服に白いフリルの割烹着という和服メイド衣装。
しかし、いざ戦闘となれば白を貴重に淡い水色が混ざった、篭手付きの和服防具と
そんな彼女が、今こうして生きているかの様に口を開き、頭を下げている姿に―――
「Jesus……」
神を感じていた。心の底から。
よく考えてほしい。自分の性癖をこれでもかと詰め込んだNPCという事は、それ即ち自分にどストライクのNPCという事である。そんなNPCが自我を持っているというそれが、プレイヤーにとってどれだけ重い事か。
(え、何これ夢? 俺は夢見てます? それともアレか、ユグドラシルがサービス終了したと同時にユグドラシル2の運営スタート? だとしたら粋が過ぎるだろよくやった運営!)
「旦那様?」
「ん゛っ……ヤバい、これはヤバい。破壊力がえげつない。流石は俺の至高のNPCだ」
「そ、そんな……身に余る光栄です」
「可愛過ぎる…! え、マジでどうなってんのこれ? というか、なんで俺自室に居るんだ? さっきまで作戦会議室に居た筈なんだけど……」
ふと冷静に戻って、やっぱりおかしいと思考を巡らせる。
つい先程まで、確かに自分は作戦会議室に居た。シスター・ヨカネ、☆ミラクル☆、卍最強天魔ぺったんぷりん卍、屍山血河、ヲズワルド=ディズス・クラスター達5人と共に、ユグドラシルの最後を見送った筈だ。
だが、それが気が付く間もなく自室に転移している。自分だけが、自分の部屋に。他のメンバーは居ない。
試しに右指で空をなぞるが、コンソールは開けない。チャットは勿論、GMコールまでも。
まるで―――
「……セッちゃん、一つお願いがあります」
「何なりと」
「ちょっと頭撫でていい?」
一応言い訳しておくと、これは決して下心などではない。断じてそうではない!
これが本当に夢であるかどうかを確かめる為に必要な作業! そう、ただの作業だ! 断じて自分の嫁の頭を撫でたいなどという欲望ではない!
「あ、頭ですか? それは勿論、旦那様であれば構いませんが……」
(自分の
これでも正気を保てている方だ。自分でこれなら、作製NPCの為だけにバカみたいな金を注ぎ込んだ彼女達はどうなるのだろうか? なんて、想像も出来ない。
まぁ、それは兎も角として。
僅かに腰を落とし、撫でられの姿勢を取ったセツナの頭を、手を置く様に撫でる。フサフサでさらりとした灰色の髪は、まるで絹を撫でているのかと彼に錯覚させる程の質感だった。
……夢ではない。夢だとしたら、これはあまりにも出来過ぎている。こんなにも鮮明に、尚且つ明確な質感を感じるなんて事は夢では不可能だろう。
「ん……」
(犬か? いや、そう設定したの俺か。セツナはワンコ属性にしたからなぁ……クールな見た目に反して中身はワンコ、我ながら素晴らしい設定じゃないか?っと、いかんいかん。流石にこれくらいにしとかねぇと)
侍Destr!が手を頭から離せば、あっ……と残念そうな顔を浮かべるセツナ。
正直に言えば悶えそうだった。あまりにも可愛すぎて。何なら全部放り投げて撫で回してやりたかった。
だが今はダメだ。流石に事態が事態、まずはその対処と諸々の確認を取らなければ。【
「……後でね! 後でめちゃくそ撫で回したるからね! 取り敢えず確認に回ろうかセッちゃん!」
「は、はい!」
やっぱ無理だった。息をするかの様に約束を取り付け、侍Destr!はセツナと共に自室から飛び出していった。
(あー、クソッ。何がどうなってんだよ全く。いきなり自室に移動させられたかと思えばセッちゃん動いとるし。いや全然良いんだけどね、そこはさ? でも流石にこんな現実的過ぎるのは無い。マジでどうなってんだよ……とにかく他の奴らの確認だ。俺の部屋から近いとなると……☆ミラクル☆だな)
もし自分と同じ場合であれば、彼も自室に転移している筈だ。
もうこの際、何故自室に転移したのかは問題ではない。今は自分以外の存在―――ユグドラシルのサービス終了の瞬間まで居た仲間達の確認が先決だ。
長い廊下を暫く歩き続ければ、天使の彫刻が施された大きな石の扉へと辿り着く。種族が天使であり、尚且つ熾天使という階級に到達している☆ミラクル☆は、
『翼が邪魔過ぎて、普通の部屋じゃ違和感ありまりくだから広めの部屋頼むわ』
と、《死線踏破》の内装を担当していた最大殿に全部ぶん投げた。その結果がこの悪趣味な扉である。
「うわぁ……いつ見ても悪趣味だなー、これ。やっぱバカ殿のセンスはスゲェな。キラキラがガチ切れしてバカ殿に論破されてたの余裕で思い出せるわ」
「最大殿様の建築センスには、感服させられるばかりです。この《死線踏破:前衛本拠基地》の内装は、その殆どが最大殿様がお造りになられたものですから」
「感服するかなぁ、これ…どっちかと言えばドン引きの範疇な気がするけど……まぁ良いや。おーい、キラキラー、居るかー? 居るなら返事しろー」
ドンドンっ! と、石の扉を強く叩きながら声を掛けるが、帰ってくるのは静寂のみ。小さな声の一つすら聞こえてこない。
「居ねぇのか…? おい、キラキラ。居るのか居ないのかくらい答えろ。ノックし返すとかでも」
ピコン、と。頭の中で、そんなゲームちっくな音が反響すると共に、
『居る』
そんな短いメッセージが送り込まれてきた。
《
ただ、《
今回は扉一枚で隔てられている為、受信者である侍Destr!の声が、使用者である☆ミラクル☆に聞こえるからこそ成り立つもので、普段なら全く使用する事のないゴミスキルである。
「居るのかよ。だったら返事しろよ」
『出来る訳ないだろバカか』
「あ゛ぁん…? んだとこのアヒル野郎。人が折角心配して声掛けてやってるっつーのに、なんだその言い草はよォ? 俺は別にお前の部屋をぶち壊して入ったって良いんだぜ?」
『ごめんなさい勘弁してください』
「……なんか珍しく弱気だな? いつものお前なら喧嘩腰で返してくる癖に」
『だって…そりゃ………その…』
「は? なんだよ、何が言いてぇの?
『……なくなったんだよ』
「何がよ?」
『だから、
コイツはいったい何を言っているんだ? 侍Destr!は訝しんだ。遂に自分以上に頭がイカレてしまったのか、と。
(男じゃなくなったってなんだ? 性別が変わったとでも言いたいのか? 幾らなんでもそれはないだろ。だって現に俺は男のまま…………ん?)
そこでふと思い出す。
確かに自分は男である。だがそれは、アバターが男であるからに他ならない。今こうして発している声も、リアルにおける自分の声とはかなりの違いがある。
つまり、今の自分はアバターそのものであり、そうであるならばアバターの性別や種族がそのまま反映されているのは、何ら不思議な事ではなく、寧ろ自然の理と言える。
そうであるならば、今の☆ミラクル☆は―――
「……ふ、ふふ…ははははは……なるほどねぇ、なるほどなるほど…………」
「旦那様? 如何なされましたか?」
「―――そんな面白い展開を見逃す訳にゃあ、いかねぇよなァ?」
この男、普通にゲスであった。
『はっ? ちょ、おい待て! 何する気だお前!?』
「セッちゃん! 至急『死線の間』から『死闘征破』を持って来てくれ! もしかしたらキラキラが危険かもしれない!」
「はっ!」
『何のつもりだお前!? なんでわざわざギルド武器なんか……は!? お前ギルド武器で無理矢理開けるつもりか!? 流石に冗談キツイぞお前!!!』
「フハハハハ!!!!!! 長年のゲーム友達が(TS)に苦しんでいるとなれば、ギルド長としてその苦しみに寄り添わなくちゃだよなァ!?」
『苦しみに寄り添う奴の笑い声じゃないだろっ!?』
扉で分け隔てられてはいるが、☆ミラクル☆には分かる。
今この大きな石扉の向こう側で、あの狂れ侍はそれはもう子供には決して見せられない様な、とても邪悪極まった笑みを浮かべている事が…!
『おいやめろマジふざけんなッッッ!!!!! 殺すぞ!? 絶対に殺すぞお前!? カルマ値どん底のお前に《
「おいおい、此処は《
『クソがァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!』
「旦那様、『死闘征破』を持って参りました!」
『
メンバー全員がわざわざ会社を、配信を、学校を休み、丸4日をレイドボスやワールドボスからのデータクリスタル集めに注ぎ込み、尚且つ稀少鉱石の周回に丸3日―――つまりは、
それがまさかこんな使い方をされる日が来るなど、いったい誰が予想しようものか。
「よくやったセッちゃん! さぁ待ってろキラキラ! 今すぐお前を
『来るな開くな近寄るなァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!! 嫌いだ! お前なんか大っ嫌いだァ! お前なんかと会わなきゃ良かったクソがァァァァァァ!!!!!!!!』
「おいおい酷いじゃねぇか親友! そんな事言われちゃあ尚のこと入らねぇとなァ!?」
『あァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
◆
「うっ、うぅ…! くるなって、はいるなっていったのにぃ…!!!」
「うわぁ…まーじ? ぶっ、これマっ、ジかふふ……こ、声が…声がかわぶっふぉ…………ひっ、アッハッハッハッハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 無理だ、これマジで無理ぃ!!!!! キラキラの声が、あのキラキラの声が、どちゃクソ可愛い清楚ボイスになっアッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!!!!!!!」
「ころせぇ…もういっそころしてくれぇ……!!!!」
ギルド武器は、そのギルドの象徴そのもの。ギルド長のみが装備する事を可能とする武器であり、他の武器よりも膨大なデータを組み込む事が出来る唯一無二の装備だ。
下手すればWIにも匹敵する力を持つギルド武器を装備していれば、自分達のギルド内においてはまさに無法状態。他プレイヤーのNPCの設定データを書き換える事すらも可能となるのだ。
それによって強制的に扉を開いた結果が、キングサイズのベッドで布団を被りながら啜り泣く☆ミラクル☆の無様な姿であった。
「☆ミラクル☆様、何故泣いておられるのですかっ!? まさか何処かお怪我を…!?」
「やさしくするなぁ! もういっそわらえよぉ!」
「あはははは!!!!!! ごほっ、うえっごほっごほっ!? ひぃ、ひぃお腹痛い! お腹痛ははははごっ、はははははっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!」
「しね! まじでしねぇぇぇぇぇ!!!!!!」
怨嗟の声と思わしきそれは、しかしまぁ、何とも無情と言うか。全くそれらしさを感じず、寧ろ何処か子供っぽさすら感じてしまう。
どうやら彼は完全に
「あーヤベェくっそ面白ぇ!!!! 涙声の清楚ボイスのお陰で死ねって言葉がめちゃくそ軽りぃわ! そうかそうか、そりゃそうだよなぁ! アバターに引っ張られるなら、そら声も性別に寄せられるわなぁ!? ネカマが仇になったなァ、えぇ
「くそぉ…なんでボクがこんな目に合わなきゃいけないんだよ……」
「まぁ、これぞ人徳の差ってやつですかねぇ?」
「カルマ値ド底辺のお前にだけは言われたくねぇよ!」
《死線踏破》は傭兵ギルドである以前に戦闘狂の集まり。そのリーダーたる侍Destr!のカルマ値は-500、《死線踏破》の中で最高値である。
一人でアインズ・ウール・ゴウンに匹敵する程のPKをこなしてきた人間であれば、実に妥当な数値だろう。☆ミラクル☆からすれば、あと500は足りない所ではあるが。
「いやー、これは良いな。ただでさえ成人男性のそれとは思えない青年ボイスだったお前が、遂に清楚ボイス獲得だ。お陰で悪口がぜんっぜん刺さらんわ。もういっそ口調もその見た目っぽく矯正したら?」
「する訳ないだろバカかお前!? そんな事したらボクの尊厳が欠片も残らないだろっ!?」
「TSしてる時点で今更な気もするけどなぁ……まぁ、お前の事情は隅っこに放り投げるとしてだな」
「放り投げるな拾えよ!?」
「んな事よりまずは状況把握だろうが。ユグドラシルのサービス終了と共に、作戦会議室から俺たちは自室に転移させられた。しかも俺たちの作製NPCが全員生きてやがる。よく見ろ、この至高の和風メイドことセッちゃんを」
そう言われて、ようやく☆ミラクル☆は目を見開く。
自分が女性アバターになってしまっていた事で頭がいっぱいいっぱいになって目にも留めていなかったが、よく見れば侍Destr!の作製NPCがまるで……いや、実際に生きているではないか。
「な、なんで…? これがユグドラシル2?」
「俺もそう考えたんだが、それにしちゃシステム不具合が多過ぎるんだよ。チャットは勿論GMコールも効かねぇ上に、そもそものコンソールすら浮かばん。幾らなんでもおかしいだろ」
「確かに……でも、ならこれは…」
「俺たちがユグドラシルという世界に閉じ込められたってのが、今ん所は妥当だろうな。だが、あくまで今ん所は、だ。まだ周囲の捜索してないから、確定じゃない。だから、まずはそれを確実なもんにせにゃならん」
「サムが真面目な事言ってる……」
「その無駄にデケェ羽を斬り取ってテメェをだるまにしてから野に放つぞアヒル野郎」
「良かった、いつものサムだ」
ボキャに溢れた暴言こそ侍Destr!の最たる特徴だ。これが無ければ彼は始まらない―――彼を知る多くのプレイヤーが、口を揃えてそう言うだろう。
いつの間にか涙も引っ込み、確かにな、と侍Destr!の考えに同調する。
何が何だか分からないからこそ、それを明確にする為に今は行動すべきだろう。まだ女になった事に対するショックは抜け切れないが、直面している事態の大きさに比べれば些細な事だ。あくまでも、比べれば。
「つーわけで行くぞキラキラ。ヨカネたんにぺっぷん、ヲっさんとついでにちいかわを確認せにゃ」
「相変わらずのちいかわついで扱い了解。はぁ……行くしかないかぁ。嫌だなぁ、行きたくないなぁ……絶対なんか言われるじゃん…」
「寧ろ何か言われるだけマシだろ。何も言われず哀れな目向けられるよりは」
「……それもそうか。それに、解決策が無いとは限らないしな。動かないと始まらない、か」
布団を剥がし、頬を叩いて切り替える。
まだこのままだと決まった訳でもないのだ、悲観するには些か早計というものだろう。
もしかすれば、人化のアイテムを使用する事で、元に戻れるかもしれない可能性だって残っている。此処でじっとしておくよりも、まずは試行錯誤しなければ。
「その意気だ。セッちゃん、俺らは他の奴等連れてくるから、各部隊の隊長を《
「かしこまりました。お気を付けて、旦那様、☆ミラクル☆様」
「ただ確認してくるだけなんだけどなぁ……でもセッちゃんからのお言葉は大変嬉しいんでオッケー! 気を付けて行ってきますわ! ほら、さっさと歩けアヒル野郎」
「アヒル言うなバカ。ボクは天使だぞ、浮けるから歩かなくても良いんだよ」
バサッ! と、六つのつばを軽く羽撃けば軽い風圧と共に☆ミラクル☆の体が宙に浮かび上がった。
天使の種族を選んだプレイヤーは皆等しく白い翼を持っており、ユグドラシルでも移動やダッシュ、待機中のモーションを浮遊状態に変更する事が出来た。
☆ミラクル☆の様な熾天使ともなれば、そのモーションだけでも神々しさを解き放つ。もしこれをそこらの凡人が見ていれば、あまりの美しさに感涙を禁じ得ない事だろう。
だが、
「は? お前ギルド長歩かせて自分だけ浮けるとか思ってんの? 絶対引き摺り降ろすよ?」
ことこの男に関しては、それは有り得なかった。
「マジでクソ過ぎだろコイツ」
「おらさっさと降りろよ。今ならその翼の羽毟るくらいで勘弁してやる」
「熾天使の羽毟るとか罰当たり過ぎるだろ!? ゲームなら兎も角、今のボクはコレが本体なんだぞ!? 絶対痛いじゃねぇか!」
「んなもん分かっとるわ! その上で言ってんだよバーカ! 熾天使の癖して理解力足りねぇんじゃねぇですかー!?」
「もうほんとに
「ほーん? 戦士系の職業だけでLv.100に到達している俺相手に追いかけっことか舐めた真似するじゃねぇかよォ? 良いぜ、先手は譲ってやるよ。お前程度の速力で俺の『
その後、約2分程度で☆ミラクル☆は捕まり、喧嘩しながら部屋を回った結果、《
侍Destr!
通称『サム』。異名は『
傭兵ギルド《死線踏破》のギルド長にして、戦闘ガチ勢筆頭のイカれプレイヤー。PVPは勿論の事、ボス戦やレイドなど戦闘に関する知識や判断力はギルド随一の戦闘狂。最盛期のユグドラシル全体プレイヤーランキングにおいては、たっち・みーに次ぐ4位で、たっち・みーが引退した後は2位。
気分が良い時はギルド武器『死闘征破』を担いで依頼に向かうという、ギルド長としてマジ有り得ない事を何度もしでかしてメンバー達を恐怖させてきたヤベー奴。
ミズガルズで行われた人間種のみが参加出来る大会で優勝し、公式チートとすら言われる戦士系最強職業の『ワールド・チャンピオン』のクラスを取得しており、和服防具と二振りの刀が一体となった装備『
『ワールド・チャンピオン』と『ケンセイ』を筆頭に、戦士系の職業だけでLv100に到達している生粋のアタッカー。
作製NPCは、和風メイドの女剣士『セツナ』。