アリウス出身だけど幸せになれますか? 作:侘 濡羽
ブルーアーカイブというゲームがある。
スマホのやつ。僕はやったことないから、概要しか知らないけど。
ジャンルとしては、「学園×青春×物語RPG」だったはずだ。通学中の駅で、でかでかと広告が張り出されていたから、やけに記憶に残ってた。
特徴の一つとして、
そのかわりに、登場人物の大半は銃で撃たれても「痛い」で済むくらい、頑丈にできているらしい。
初めて見た時、正直怖いと思ったよ。
だってさ、痛いのって怖いじゃん。嫌じゃん。
だから僕は、現代日本という平和を極めたみたいな場所に生を受けたことに、感謝を覚えたりもした。
本題。
解答。
……はい。そういうわけで、どうしたものか、
夢みたいだ! 夢は夢でも悪い夢だけど。
自己紹介。僕の名前はレイカです。名字はない。ちょっと
いやさ? というのも、どうやら僕が転生した先(アリウス自治区という名称らしい)は、キヴォトスの中でもトップクラスに
騙し合い・奪い合い・果てには殺し合いまでなんでもござれ。無法を超えた無法地帯。今の今まで、戦闘技術の一つも持たない僕が生き残れたのは、本当に運が良かったんだと思う。
そんなもんで、嬉しいことなんて一つもない。なんとか孤児院っぽいところに拾ってもらえたのは良かったけど、しかし僕が拾われた先は、孤児院ではなく
周りには兵士として様々な訓練を受けている子どもたち。そこに放り込まれる、なんの技術も持たない僕。
アリウスは、ちょっと前まで内戦をしてた。だから僕もそれに向けて、色々な戦闘技術を叩き込まれるハメになった──が、実技はまるでからっきし。たくさん懲罰を受けました。とっても痛くて怖かった。
僕が今まで、どれだけ恵まれていたのかを再認識できたよ。日本では失敗しても鞭で叩かれることはなかったし、踏み付けにされたりご飯を少なくされることはなかったもんね。
というかなんだったんだよ、あのご飯は。内戦中で物資が少なかったとはいえさ、あんな雑巾を煮詰めたみたいな汁を飲まされたって、訓練に対するモチベーションが下がるだけだっての。
まあ仮にご飯がおいしかったとして、訓練に僕の身が入ることはなかっただろうけど。
せめてさあ、僕にも手伝いくらいさせて欲しかったよね。これでも料理の腕には自信がある方なんだから、家事手伝いくらいなら満足にこなせるのに。
……いやでも、こんなに貧相な身体で、力仕事ができるかと言われれば……うん。まあ、命でも削れば、弾薬の詰まった箱くらいなら運べるでしょう。
僕はそこで肌寒さを感じたので、細腕で自分の身体をさすろうとする──が、しかし。そこでようやく、自分の置かれた状況に意識が向いたのでした。
「……そういえば、括りつけられてるんだった……」
そうなのです。僕、現在進行形で、懲罰体験中。
いつもの通り、戦闘訓練がへっぽこだったからなあ。しょうがないといえば、しょうがない。他人に銃を向けるという行為が、まさかここまでできないとは。僕もやはりヘタレだということか。
じゃらじゃら。懲罰房に甲高く響く鎖の音。僕の四肢を拘束しているそれは、僕に着座を許さなかった。
これのせいでさ、手首と足首がもう酷いことになってんだよね。直視したくもないよ、痛いしさ。冷たいし、逃げられないし。
ご丁寧にちょうどいい長さに調整されてるせいで、僕はどんな扱いをされようとも、身をよじって痛みに悶えるくらいのことしかできない。この懲罰房、もはや僕の寝室と化しているし。
ただまあ、懲罰も悪いことばかりでもない。
与えられる痛みにさえ慣れてしまえば、その間の僕は戦闘訓練に参加しなくてよくなるわけだし。ほとんど赤子同然だった時から叩かれ殴られ蹴られ撃たれ続けているので、骨とか折られなければ全然耐えられる。
あとはまあ、自分で口の中とか噛んで、血でも吐いておけばそれなりに騙くらかせるからね。他にはシンプルに、わざと吐く技術も体得した。
ここ最近気づいたんだけど、どうやら僕は、この養成施設内において、
だから絶対に
死なやす、死なやす。死ななければ万事OK。いつかこんなシケた施設は抜け出して、日本で見た広告の子たちみたいに、キラキラ輝かしい青春を送ってやるのです!
「……楽しみだなあ。青空とか、海とか、久々に見たいもんなあ──っ、た……」
じくじく痛む頬と下腹部が、考えをいちいち邪魔してきて鬱陶しい。いい加減さ、僕の身体も痛みとかシャットアウトしてくれるようにならないかね。
あー、痛い痛い。せっかくの二回目の人生だってのに、どうしてこんな思いしなきゃいけないんだか。
つーかさ、みんなもよくやるよ。ちゃんとしたご飯も食べられてない僕は、現代日本なら一発で児童相談所行き、それから何らかの治療を受けなければいけないくらいに貧相なのに。
僕だったら、こんなかわいそうな子を痛めつけるなんてできないね。肋とか浮き出てるし、顔色も悪いし、鎖に繋がれてるせいで寝れないから髪もボッサボサ。隈もひどい。誰か助けてよ、僕のことを。
とか、そんなことを考えつつ、自分の生命力も大したもんだよなあ──みたいなことを口にしていたら。
突如として、懲罰房の扉が
……うるさいなあ、夜中くらい静かにしてよ。
「……こんな深夜に、何の、けほっ……ご用ですか。申し訳ないのですが、僕、これ以上痛めつけられたら、っ……本当に死にますよ」
「お前がどうなろうと私の知ったことではない。それから、お前が死ぬこともない。レイカ、お前には
「……僕には、もったいない役割ですね……」
さっきまでの説明を聞いてれば、普通に考えて僕がこんな口を利けるわけないと思ってるでしょ? でもね、なんかこの人、ちょっと言い返すくらいなら許してくれるんだよね。
おかげさまで、毎日退屈していません。話し相手になってくれてありがとう。名前は知らないけど。
「それで、何の用ですか? 今が何時なのかは分かりませんけど、今日の分の懲罰は終わってるはずです」
「
「……そう、ですか。今日の当番があなただってことが、唯一の救いですね……」
「そんなに嬉しいことを言うな。そうやって媚び
「それが、施設長からの命令だからですか?」
「……ああ。お前が惨めな扱いを受けていれば受けているほど、他の連中は『レイカみたいにはなるまい』と、やる気を出すからな──お喋りは終わりだ、レイカ」
……あーあ、至福の休憩時間ももうおしまいか。近づいてくる副施設長の姿が見える。懲罰で殴られた影響でぼやける視界では、その表情はいまいち判別できない。
まあ、大方ストレス発散みたいなものだろう。痛む腹筋に力を入れ、遠からず到来するだろう激痛に耐える姿勢を取った。
「…………?」
しかし。いつまで経っても、激痛はやってこない。不思議に思い、ほんのり目を開ける。
すると、僕の右手側に副施設長が立っているのが見えた。まさか、腕の骨を折ったり、脇腹に拳をねじ込んだり、太ももを足蹴にされたりするのだろうか。
嫌だなあ、骨はかなり痛いんだよなあ。どこもかしこも青あざまみれだから、できれば勘弁願いたいんだけど。
僕はそう願いながら、痛みをできる限り軽減するために、先ほどよりも強く、ぎゅっと目を瞑った。
「……そんな風に泣くな。まるで私が、これからお前を虐めようとしているみたいじゃないか」
「……泣いて、ません。泣いてませんし、それに、あなたは今、僕を虐めようとしているんです」
「そりゃあそうだ。今からお前には、私の不満の捌け口になってもらうんだからな──レイカ。お前、
「ッ……いいえ、そんなわけっ、ないじゃないですか。僕は一度も、ここから出ようだなんて、そんなこと思ったことも──」
そう言いかけて、直後、僕の目の前に示される
弱っちい心臓が、これまた弱々しく拍動している。目が勝手に見開いてしまって、呼吸はまるで制御できない。汗が吹き出る。涙もだ。それと同時に、吐き気が込み上げてきた。ありとあらゆる負の感情が一気に押し寄せてきて、身体が爆発しそうだった。
まずい。まずい。まずい。バレている。2年間かけてひっそり作り上げた逃走経路が、完全にバレている。
それも、よりにもよって、内戦時代のエリートである、副施設長に。この施設を、運営している側の人間に。
副施設長は、私の指先を撫でている。
これから何が行われるのか、はっきりと、脳裏でイメージさせるために、優しく、慈しむように。
今の僕を鏡で見れば、きっと酷いものだろう。涙、鼻水、唾液。多分、現在世界で一番みっともない人間は、僕だ。
「はッ、はぁっ……ちが、これは、違うんです……」
「何が違う? 私はこの目で確かに見たぞ、レイカ。
「違います! あっ、いや……違うんです、そうじゃなくて、そんな、間違ってるだなんて」
「散々説明したはずだろう? 脱走は重罪だと。あれだけ懇切丁寧に説明してやったというのに、そうか、お前は、私を裏切るのか」
「裏切りません! 裏切りませんっ!! 気の迷いなんです、ごめんなさい、ごめんなさい、もうしません!! もうしないから、だから、ご慈悲を──!!」
「
「──……えっ?」
僕の指を撫でていた副施設長の手は、そのまま僕を拘束している鉄の枷へと伸びていき……そして直後、
顔面から流した様々な体液もそのままに、呆気に取られてアホ面を晒す僕。そんな僕など気にも留めずに、副施設長は次々と枷の鍵を外していく。
そして、ついに四つの枷が外され。擦り切れて酷いことになった僕の手首と足首が
「……『どうして?』って顔だな、レイカ」
「そっ……そりゃあ、ひぐ……そうっ、ですよぉ……! 僕、ぼく……てっきり! てっきり、手足を、ダメにされるんじゃないかって──!!」
「内戦時代の私なら、そうしてたかもなあ。でもな、レイカ。私はもう、そういうの……全部、疲れたんだ」
そう言ってにへっと笑う副施設長。そんな風に笑うところ、僕は初めて見た。
キヴォトスに生を受けてから、おおよそ四年。優しく微笑みかけられたことなんて、一度だってなかった。
蔑みの目、嘲りの目、誹りの目。みんな、みんなみんな、落ちこぼれの兵士である僕を、そうやって見てきたというのに。
どうしてこの人は、今になって突然、優しい顔をしながら、僕の顔を拭って、怪我した部位に手当てを施しているのだろうか。
「……これ、貴重な医療器具じゃないですか。僕みたいな落ちこぼれなんかにじゃなく、もっと頑張ってるみんなに、使ってあげたほうがいいと思います」
「まあ、普段ならそうするんだろうが。でも、あいつらに使うよりは、お前に使ったほうが有益だと……私がそう判断した」
「……その判断は、間違ってると思いますよ……」
「ははは、中々手厳しい──でもな、レイカ。お前の言う通りだよ。私はいつだって、間違いに間違い続けてきたんだ」
「…………」
「昔はな、私もアリウスの外を見てみたかった。こんな
僕の手首と足首に包帯を巻きながら、どこか昔を懐かしむかのように──惜しむかのように、そう語る副施設長。
僕の肌に触れる副施設長の手はしっかりとしていて、鍛えているのだろうということが推測できた。
冷え切った僕の身体に、優しく染みる、暖かさがあった。
「でも、生きるために必死だったからな……気づけばこんなにも、どうしようもない人間になっていた。私はただ、青空や海を、この目で見てみたかっただけなのにな」
「……僕と、おんなじですね、副施設長」
「ああ、そうだな──だからこそ、レイカ。お前には、私にとっての、
「……意味、分かんないんですけど」
「だろうな。これだけだと、説明不足にも程がある……つまりだ、レイカ。愚かしくもアリウスの外に出ることを、夢見ているであろうお前には──」
「……夢くらい、自分で叶えてくださいよ。こんな細身のガキに、重荷を背負わせないでください」
「ははは。できるならとっくにそうしてる。でもな、私は外での生き方を知らん。爪を剥ぎ、歯を引っこ抜き、骨を折り、血で血を洗って生きてきた──青春を謳歌するには、この手はちと
「質問の仕方を変えます。
「
いつもの厳しい姿からは考えられないほど、副施設長は弱々しく、
この人の過去に何があったのか、僕は知らない。そもそも僕は、この世界のことを、全然知らない。無知でいるのは楽だったからだ。
諦めは、とうについていた。一生このちんけな懲罰房で、二度目の人生を終えるものだと、そう決めつけていた。
だけど。
どうやら、そうもいかなくなった。
僕は、変わらなければならない。
そして、全てを変えなければならない。
そうでなければ、目の前の女性が、あまりに報われない。
「……僕の脱走を見逃して、それで? その後あなたは、どうするんですか、副施設長」
「そうだなあ。そこまで歳を食ったわけでもないんだが、色々と疲れちまったからな。このゴミ溜めの中でやりたいことやって、好きに生きるよ」
「そう、ですか。それなら、あなたの夢は、僕が請け負います。非力な僕でも、人の夢の片棒くらいは担げるつもりですから」
「ああ、そうしてくれ。夢破れた女の戯言を、どうか青空の下まで持っていってくれると嬉しいよ」
それにお前なら、なんだか
……たはは、察しが良すぎるよ。この人、今はくたびれてしまったようだけど、本当にとんでもない人だったんだろうな。
痛めつけられたことだって何度もある。酷いことを言われたことだって。でも、その全てが、
多分、元々は、そういう人だった。どこかで、捻じ曲がってしまっただけで。
「おっと、そうだ。渡そうと思ってたものがあったんだ」
よたよたとした足取りで懲罰房を後にしようとした僕を呼び止めた副施設長。なんだろうかと思い振り返ると、彼女は何かをこちらに投げつけた。
顔面にぶち当たる寸前で、僕はそれをなんとかキャッチ。僕の肌よりもよほどひんやりとしているそれは、すわ銃弾か、とも思ったが──想像していたものとは全く違った。
「……懐中時計? いいんですか、こんな、高価なもの」
「いいんだよ。私が昔、妹から貰った誕生日プレゼントだ──お守り代わりに持っていけ。このしみったれた世界でいちいちアナログでアンティークな時計を持つ意味もないが……ま、ないよりマシだろう」
「妹からの、誕生日プレゼントって……」
「ん? ああ、まあ……想像に任せる。ただ、そうだな。理由の方はちゃんと教えておいてやろうか」
「…………」
「レイカ。お前、
「……あ」
そうだ、そうだった。
すっかり忘れていた。
今日は僕の、五歳の誕生日だ。
ついさっき、副施設長が言っていた。「日付は変わった」──つまり僕は、ついさっき誕生日を迎えたのだった。
「だからまあ、私からの誕生日プレゼントは、その懐中時計と、脱走の権利ということだな。五歳の誕生日おめでとう、レイカ。長生きしろよ」
「……どうして、今更そんなに優しくするんですか」
「さっきも言っただろう、疲れたんだよ──ただ、強いて言うなら、大人を相手取って痛めつけるならまだしも、子供が酷い目に遭う世界なんて、私にはまともとは思えなかった。だからこそ、いい加減私も変わらなきゃなあ……と、そう思ったんだ」
「……これで会うのも最後になるでしょうから、もう一つ聞くんですけど」
「ん? おう、どんとこい」
「
つまり、僕の言いたいことは、こうだ。
僕が似ていたのは、昔の副施設長ではなくて。
僕の質問を聞いた副施設長は、その瞬間に目をぱちくりと瞬かせ。そしてさらにその直後、「あははははははは!!」と爆笑した。
……笑いすぎて副施設長の目からは涙が滲み出てきている。さっきからこの人、今までの恐ろしいイメージを覆しすぎだと思う。
「レイカ、お前あれか! もしかして私が、お前を妹と重ねてるとでも思ってんのか! ひっ、ひひひひっ……あーやばい、こんなに腹が痛くなったのは内戦時代に腹を裂かれた時以来だ!!」
「なんでそれで生きてんだよ……」
「知らん! 生きてたんだからそれでいいだろ──で、お前の質問に答えるならば、私がこの懐中時計を貰ったのは、妹が五歳の時だよ」
「……やっぱり、そうなんじゃん」
「ああ、正解だよ。ちなみにだが、妹の名前もレイカだった──私の頭にはな、お前がレイカの生まれ変わりなんじゃないかって、そんな馬鹿げた仮説がずっと浮かんでたよ」
「…………」
「そんな都合のいい話、私に訪れるわけないのになあ。つくづく、私は愚かな女だ」
「じゃ、僕たち二人とも、どうしようもない愚か者ですね。二人して、どうにもならない夢を追い続けてる」
「生まれた時代が同じなら、友達にでもなれたのかもしれないな。ま、言ってもしょうがないが!」
僕たちは互いにそんなことを言って、くすくすと笑い合った。まさか最後の最後で、この施設に楽しい思い出ができるだなんて、そんなこと、夢にも思ってなかった。
……だけど。いつまでも、二人でそうして、雑談に興じているわけにもいかなかった。
僕は、行かなければいけないから。
「副施設長。それじゃあ……僕は、行くから」
「……カイリだ」
「えっ?」
「私の名前。
「……そんなこと、言われなくても」
言われなくても、見せてやる。
副施設長──カイリ。私が幸せになった姿を、青空の下で笑う姿を、これでもかってくらい、見せつけてやる!!
「……カイリ」
「なんだ、レイカ」
「
「──っ! ああ、あぁ……」
行ってらっしゃい。
僕は背中に、カイリの言葉を受けて。
そして、僕らの縁は、終わった。
【補足】
⚪︎レイカ
・転生者。アリウスに転生し、酷い仕打ちを受けていた。名字はない。
・銃を向けるのも向けられるのも怖いので嫌い。そもそも、争うこと自体が好きじゃない。
・無駄に頭が回る。しかしそれを活かすことのできる場面は未だに来ない。
・懐中時計とともに、カイリの夢を請け負った。何が何でも幸せになってやると息巻いている。
⚪︎須磨カイリ
・レイカが所属させられていた少年兵養成施設の副施設長。
・内戦時代のエリート兵。部隊を率いた経験もあるらしく、その腕前も確かなもの。
・須磨レイカという名前の妹がいた。内戦に巻き込まれ死亡。享年五歳。
・レイカの脱走を黙認した後、同志を募り「アリウス青少年解放戦線」を結成。様々な組織・勢力から少年兵等を解放したのち、爆弾の爆発から子供を守り死亡した。享年十九歳。
【追記】
須磨カイリの命を奪った爆弾は、須磨カイリ以外の一切に被害をもたらさなかった。通常の爆弾であれば、地形なり衣服なりが破損するはずなのだが。
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