二人のヒーローが死神の世界に現れました   作:落雷氷華

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今日は二つの隊長&副隊長に会わせました




ヒーロー、挨拶するin七番隊&九番隊

「身体中が痛い」

「そりァ真正面に受ければなァ」

所々傷だらけ(前回を見れば分かる)の上条は若干引きずりながらも一方通行と共に七番隊に向かっていた

「あぁ…ヤバい、こんなの卯ノ花さんにでも見つかったら…」

顔を青くし、ガクガクと震える上条

「ア?別にどォでもいいだろォ」

「あなたはLevel5だからいいんですけど上条さんは健全なLevel0なんですからね‼︎殴り合いなんて負けたも同然ですとのことよ‼︎」

「じゃあお前に二回負けてる俺はお前より弱いってかァ?」

それを聞くと上条は目を泳がせ

「……………ドンマイ」

「オーケー、今すぐ楽にしてやるから止まれ」

「す、ストップ‼︎ゴメン一方通行‼︎いやでもほんとに…すみませんすみません‼︎言わない‼︎言わないからだからそんな睨まないで‼︎臨時体制とらないで‼︎」

両手で全力で阻止する上条

一方通行はもういつでもいける(殺す)という感じだ

と、そんな二人に

 

「何をしているのだ?」

低い男の声が

「あ、いえ‼︎別に大した事では…」

そして上条の言葉が途切れた

そして驚きを露わにする

そう、低い男の声の正体とは

 

 

 

犬なのだ

 

いや、犬ではないかも知れない

 

別の種類かも知れない

 

(……………犬⁉︎)

上条と一方通行は心の中で一致するのだった

(……いや、ここならどんな野郎でも何故か納得いく。ならこいつは人狼かァ?いや、ただ単に被り物をしているやつかも知れねェ)

否、一方通行は考えていた

と、犬の男の後ろに

「…あ、お前ら確か…」

96と頰に刻んだ男が現れた

「……あなた達は?」

「ん?ああ、まだ名を名乗っていなかったな。儂は狛村左陣。七番隊隊長だ」

「俺は曾佐木修兵。九番隊副隊長だ」

犬の方が狛村左陣。96と刻んだ男が曾佐木修兵だ

「俺は上条当麻、そんでこっちが一方通行だ」

「………………」

一方通行は未だに狛村を凝視している

と、そんな視線を感じだのか、狛村が説明した

「言っておくが、これは着ぐるみではないぞ?」

「うえっ⁉︎」

「…………………」

上条は完全に着ぐるみだと思っていたらしい

一方通行は分かっていたらしい

「人狼か?」

「お、良くわかったな。儂は人狼だ」

えー…と上条はまた驚いた

一方通行はやはりという顔で溜息を吐いた

「それにしても、ここから行けば七番隊だが…七番隊に何か用事だったか?」

「俺たち、挨拶しに行こうと…」

「何だそんな事か。なら九番隊は俺が言っといてやる」

「え、いいんですか⁉︎」

ああと修兵は返事したのでありがとうございますと上条はお礼した

「……………あ?」

一方通行は何かを見つけた

いや、それは真っ直ぐに上条に向かっていき

「いてぇ⁉︎」

当たった

カランと転がる。どうやら空き缶のようだ

(あ、空き缶がクリーンヒット…。運がないやつだな…)

上条の不幸体質を知らない二人はそう思うしかなかった

「な、何で空き缶が飛んでくるんだ…‼︎」

「ハァ」

もはや一方通行は言う気にもなれない

上条は空き缶を拾い、何処かに捨てようとした(ゴミ箱に)

と、曲がり角の所で

「ふざけんなよテメェェええええええええええええええ‼︎」

怒号と共に誰かが投げ飛ばされた

そしてその誰かは上条に当たった

当然上条も

「のわァァああああああああああああああああああああああ‼︎」

吹き飛ばされた

 

 

 

 

「あれは行かなくていいのか…?」

「行きたければ行けばいいじゃねェか」

「俺は行ったら巻き込まれそうな感じが…」

 

 

ちなみにその誰かとは上条が見た限りツルピカ頭の男だったような気がするが、見間違いなのだろうか




第十六話エンド

「今日は二人だな‼︎」

狛村左陣 曾佐木修兵

「狛村さんは固い性格の大男だ。人狼で顔を隠す為に虚無増のようなもの被ってたらしいけど、なんか被らなくなったんだって。鬼道は得意ではないようだ」

「…………………」

「………あれ、斬魄刀は?」

「……………作者がメモし忘れたらしい」

「作者貴様ァァああああああ‼︎」

「狛村さん抑えてェェええええええええええええええ‼︎」

「曾佐木修兵は」

「ちょ、一方通行‼︎狛村さん抑え_____」

「クールでどっしりした硬派で誠実だが、思い人である…誰だァこいつ。らん_____」

「ああァァああああああああああああ‼︎」

「曾佐木さんまで出てきた⁉︎」

「……斬魄刀は『風死』能力解放と共に一対の鎖で繋がれた特殊な形をした二枚の互い違いの刃のついた鎌に変する…………………………解号は『刈れ 風死』だ」

「一方通行止めるのてつだ」

「次回は八番隊飛ばして十番隊だァ」

「無視しないでェェええええええええええええええ‼︎」

次回「ヒーロー、挨拶するin十番隊」

八番隊は作者のミスより少し記して飛ばします。
ゴメンね(>人<;)

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