どうもおはこんばんにちわ、投稿主のセイヴァーです。
今回は早くヒスイが下忍になるところまで話を進めたいがそれまでの間のストーリーとして書きたい話が色々あるという板挟みになった結果、かなり雑に話を一纏めにして、なおかつ巻きで話を進めているので途中で話が繋がらなかったり、おかしなところがあったりしますが自分の文章力不足ですのでご容赦ください。m(_ _;)m
それでは本編へどうぞ(^O^)/
イメージOP:アニメ ジャングリラ・フロンティアより
【Danger Danger】
1[うずまきの章]
穏やかな日々は、突如として打ち砕かれた。
その夜、木の葉隠れの1区画が吹き飛んだ。九尾の妖狐が里に出現してきたのだ。木ノ葉の里は混乱を極めた。
幼いヒスイは母エリカの腕に抱かれ、地下の避難壕に匿われていた。
エリカ「おとなしくしてるのよ。」
エリカが息子の頭を撫でる。彼女の目には不安と共に強い意志が宿っていた。かつて木ノ葉を守るために忍びとなったエリカは、今、豆腐屋の主として里の人々の胃袋を支えている。しかし、その瞳の奥には依然、闘志が燻っていた。
外では、激しい戦闘音が轟いていた。父トウヤは戦場へ馳せ参じたきり帰らない。
エリカ「大丈夫……きっとあの人は……。」
震えるヒスイを抱きしめ、エリカは唇を噛んだ。
やがて朝日が昇り、鎮圧が報じられた。しかし、喜びはすぐに絶望へ変わった。
ヒルゼン「トウヤとミナト、クシナが戦死した。」
三代目火影猿飛ヒルゼンより届けられた訃報に、エリカはヒスイを抱いたまま泣き崩れる。
だが、どこか腑に落ちない違和感が残る。
クシナは九尾の人柱力であったため、九尾が暴れていたから尾獣を抜かれたのが容易に想像がつくし、その後にミナトがクシナと共に屍鬼封尽と八卦封印を用いて子供に九尾を封印したと三代目火影より聞いていたので理解と納得は出来る。
しかし、トウヤの死体が見つかったのは九尾が暴れた戦場から離れた森の中だった。
その場には、トウヤ以外にも彼の部下達の死体もあった。
エリカの疑念は葬儀を終えた後も払拭されることはなかった。
ただ、今はただ一人の家族である我が子を守るのが最優先だった。
彼女は密かに決意する。この子だけは、必ず守り抜くと。
エリカは夫トウヤの兄でありうちは当主のうちはフガク立ち会いの元、事前にフガクと話し合いで決めていた通りトウヤの
また、トウヤの死に伴いエリカとヒスイ、2人の姓はうずまきになった。
うちは一族は木ノ葉内でうちは地区という一族で一纏めにされており籍を入れたとは言え他族の人間がいる事を良しとしない者もおり、またヒスイはうちは一族の血を引いているがまだ幼子である為、一族のしがらみに巻き込まない為にフガクの配慮もあり性をうずまきに戻している。
九尾事件から月日は流れ、ヒスイは健やかに成長した。
母エリカは商売上手で、実家のうずまき豆腐店の看板商品「三食いなり」(ノーマル・五目・刻みワサビ入り)は飛ぶように売れ、近隣の名物となっていた。店番を手伝ったり、客の笑顔を見たりするのがヒスイの日常だ。
そんなある日、店の片隅で小さく啜り泣く声がした。ボサボサの金髪、汚れた服の少年―うずまきナルトだ。
ヒスイ「どうしたんだ?」
ヒスイが声をかけると、ナルトは涙を拭いながら顔を上げた。
ナルト「おなか、すいたってばよ……。」
その時、ナルトの姿を捉えたエリカが目を見開いた後厨房から裏方に入り戻ってくると、何も言わずに出来立ての三色いなりを差し出した。
エリカ「食べな。おかわりもあるよ。」
その日の夜、閉店作業の後怖いオーラのようなものを出したエリカは笑顔で
エリカ「ちょっとくそジジ⋯⋯、火影様のところに行ってくるわね。」
と言って家を出て数刻後、エリカが帰宅してきた⋯が。
何故かズタボロな三代目火影とナルトを伴って戻ってくると
エリカ「ナルト君を家で引き取る事になったから。」
その言葉に火影様はボロボロの顔を押さえながら頷いた。
ヒスイとナルトは何が何だかよく分からずに互いに顔を見合わせた。
その日からナルトは家族の一人になった。
この時はよく分からなかったがヒスイとナルトが
母エリカは忙しい。豆腐づくりに、店番に、家事。そんな彼女に代わって、ヒスイがナルトの面倒を見ることが多くなった。
ナルト「なぁ兄ちゃん、遊ぶってばよ!」
ヒスイ「いいよ、今日は手裏剣投げの練習ね。」
裏庭で共に鍛錬を積む二人の姿が、日々の風景の一つとなっていった。
2[うちはの章]
数年後、ヒスイは
ある日、ヒスイは母エリカの使いでうちは地区を訪れる。手提げには自慢の三食いなりが入った箱。目的地は叔父でありうちは現当主のうちはフガクの屋敷だ。
ヒスイ「こんにちはー!うずまき豆腐からのお届け物でーす!」
門前で声を上げると、女性の声が返ってきた。
?「あら、ヒスイ君。いつもありがとうね」
現れたのはフガクの妻うちはミコト。
優しい微笑みが印象的だった。彼女はヒスイの頭を撫でると、三食いなりが入った箱をを受け取った。
?→ミコト「旦那なら執務室よ。上がってね」
奥へ進むと、執務室では男性⋯⋯家主のうちはフガクが難しい顔で書類を睨んでいた。
フガク「トウヤの忘れ形見か。成長したな」
厳しい口調だが、声色には確かな親族への情があった。ヒスイは持参したものを渡し、ひとしきり挨拶を交わし父トウヤの話を聞く。
退室時、庭から子供達の賑やかな声が聞こえてきた。
ヒスイ「あれは……」
庭には、ヒスイより少し年上の黒髪の少年―従兄弟イタチが組手を行っていた。
イタチ「遊びに来たのか?」
振り向いたイタチの涼しげな瞳。その隣には陽気な短髪の青年―シスイが立っていた。
シスイ「おお、ヒスイ!ちょうどよかった。一緒に鍛錬しようぜ!」
以来、ヒスイは時折うちは地区を訪れ、シスイやイタチに修行を付けてもらうのが常となった。特にシスイは明朗快活で、年下のヒスイを本当の弟のように可愛がった。忍の基本や身のこなし・チャクラや忍具の扱い方などを、時には厳しく、時には冗談を交えて教え込む。
シスイ「おいヒスイ、チャクラの流れが雑だぞ!」
ヒスイ「はい!シスイ兄さん!」
そんな呼び方を許してくれるシスイが、ヒスイは大好きだった。もちろん、イタチとも修行するが、やはりシスイが家族以外で身近な兄のような存在だった。
そこから更に刻は経ち、ナルトも
それは、夕暮れが迫る森の中での出来事だった。
ヒスイ「シスイ兄さん遅いな……今日は新技を教えてくれる約束だったのに。」
いつもの修行場所。岩陰に腰かけ、ヒスイは木の枝を弄びながらシスイを待っていた。普段ならとっくに到着している時間帯だ。
ヒスイ「ちょっと探してみるか」
ヒスイは森の中を探し回り、南賀ノ川の岸辺近くに辿り着き、そこで人影を見つける。
ヒスイ「……?」
慎重に茂みを掻き分ける。そして、信じられない光景が飛び込んできた。
そこには探していたシスイとイタチがいた。
しかし、シスイの右目からは鮮血が滴っている。左目はまだ輝きを失っていない。
シスイ「イタチ…これで木ノ葉を頼む。俺の残った左目を……」
シスイの低い声。その手には苦無が握られていた。イタチは硬直し、首を振る。
イタチ「シスイ……!それは……!」
シスイ「黙れイタチ。この目は……里のために使うべきだ……。」
まさにその瞬間、茂みがざわめいた。
ヒスイ「……シスイ兄さん?イタチさん?」
現れたヒスイの姿に、場の空気が凍りつく。シスイがゆっくりと振り向き、驚愕に歪む顔。イタチの目が大きく見開かれた。
シスイ「ヒ……スイ……。」シスイの呟きは掠れていた。
ヒスイ「どうしたんですか……?その右目⋯⋯血が……いっぱい……」
理解を超えた光景にヒスイの声は震えていた。足がすくみ、後ずさりするも動けない。
シスイ「見るな……早くここから去れ……!」
シスイの叫びと同時に、イタチが凄まじい速度で動き、ヒスイの眼前に立った。イタチの写輪眼が紅く輝く。
イタチ「……すまない。」
イタチ【幻術・写輪眼】
一筋の光線がヒスイの網膜を貫く。抵抗する間もなく、急速に意識が遠のいていく。シスイの声と、最後に見たイタチの苦悩に満ちた顔が、闇の中に溶けていった。
次にヒスイが目覚めたのは、静まり返った自宅の寝床だった。窓の外は白々と明けようとしている。
体は重く、頭の中は霧がかかったようにぼんやりしていた。
エリカ「起きたかい?」
心配そうな母エリカの声。しかし、その目はどこか疲れている。普段の快活さが影を潜めていた。
ヒスイ「どうして……ここに……?」
エリカ「お前、昨日急に倒れたんだよ。医療班が来て……」
エリカの言葉が途切れる。ヒスイは自分の掌が冷たく、汗ばんでいることに気づいた。何か重大なものを忘れたような焦燥感が胸を締め付ける。
ヒスイ「シスイ兄さんは……?イタチさんは……?」
言葉が喉につかえる。エリカの顔が強張った。
エリカ「……大丈夫、さっきアンタの様子を見に来たけど無事だと分かると安心して帰って行ったよ。」
エリカは何かを隠すようにヒスイを抱き締めながら安心させるように頭を撫でながら伝えた。その時彼女の手の平からチャクラで作られた鎖が伸びヒスイの後頭部に繋がっていた。
ヒスイは戸惑い、混乱した。何かが狂っている。大切なものが奪われた予感。しかしその瞬間、その予感すらも忘れてしまいヒスイは再び眠りに就いた。
目を覚ましたヒスイはポッカリと大切な誰かを忘れたようなしかしそれが何なのかわからないまま、無意識にうちは地区に向かう事なくナルトやエリカと日常を過ごした。
その数日間、ヒスイは悪夢に苛まれた。
夢の中で目を抉られた誰かの血飛沫が舞う。思い出そうとする度、頭が割れるように痛んだ。
そして木ノ葉内である一族の地区が一人を残して抹殺された。後にうちは一族抹殺事件と呼ばれる事件だ。
事件後、事件の話を聞いたヒスイの心には謎の焦燥感が燻っていた。鍛錬にも身が入らず、以前のように笑うことも少なくなった。
その夜、ベッドに横たわるヒスイの耳に、 コツコツ と窓をつつく音が聞こえた。
窓辺に、漆黒のカラスが佇んでいる。月光に浮かび上がったその姿は、ただの野鳥ではない威厳を放っており、そのカラスの左目が紅く光っていた。
なんと、それは写輪眼だった。
カラス?【幻術・写輪眼】
カラスの左目から一筋の光線がヒスイの網膜を貫く。堰を切ったように封印されていた記憶が奔流のごとく押し寄せる。シスイの血。イタチの苦悩。抉り出される左目。全てが鮮烈な映像となって脳内を駆け巡った。
ヒスイ「うあああっ!!」
『???回想』
カラスの写輪眼が発動すると同時に、ヒスイの眼前に過去の光景が鮮明に蘇った。まるで自分がその場にいるかのような臨場感。シスイの血に染まった右目と、今まさにイタチに託されんとしている左目。
ヒスイを幻術で眠らせたイタチは、倒れるヒスイの身体を抱きかかえ横にした後シスイに向き直る。
シスイの右手が懐から巻物と、背中から鞘に納められた一振りのチャクラ刀を外しイタチに渡し、唯一の目線を
シスイ「これを、あの子に。」
イタチが息を詰める。
イタチ「ヒスイに……か?」
シスイ「ああ。いずれわかる日が来る。俺のメッセージと、俺が信じたお前の証を託してくれ。」
イタチは逡巡の末、巻物と刀を震える手で受け取った。シスイが微かに笑う。既に光を見ることが出来ない顔から漏れる言葉が、ヒスイの胸を貫いた。
シスイ「ヒスイ……強く生きろ……里のために……仲間のためにな⋯⋯達者でな。」
‐横たわる僕の頭を撫でるシスイ兄さんの声が、現実の僕の脳裏に響く。
シスイ「……イタチ、お前にこれを。」
シスイが自ら抉り出した左目をイタチに握らせた。
血が滴る眼球が鈍く輝いている。
シスイ「里のために使え。俺たちが選んだ道の証だ」
イタチの拳が小刻みに震えていた。眉間に深い皺を刻みシスイを凝視している。
シスイ「頼めるのは親友のお前だけだ 。木ノ葉の里を……うちはの名を……守ってくれ。」
そして訪れる静寂。イタチは天を仰ぎ、一筋の涙を零した後、覚悟を決めて自身の刀を抜き構える。
シスイ「じゃあな、親友。」
『???→シスイ回想End』
悲鳴とともに、ヒスイの両目が熱く燃え上がった。瞳に幾重にも重なる同心円模様と2つの黒い巴模様が浮かび上がる。写輪眼──初めて開眼したその瞳は、激情と決意に満ちていた。
カラスが嘴で咥えていた巻物を、器用に床に落とした。次の瞬間、カラスは翼を翻し、月夜の中に消えていく。呆然と巻物を拾い上げたヒスイの手が震えていた。
巻物を開く。そこには端正な文字で書かれていた。
イタチ「ヒスイへ。君がこれを読むとき、君の記憶は元に戻っているだろう。シスイの意志を受け継いでくれ。これはそのための証だ。」
更に巻物を開くと口寄せの術式が書かれおり真ん中に解と書かれていた。
ヒスイ「口寄せの術式……。」
恐怖よりも好奇心が勝り、ヒスイはシスイに習った通りに迷わず印を結んだ。次の瞬間、煙が湧き上がり、中から一本の刀が出現した。短刀位の短さ⋯⋯、使い古された柄……、特徴的な鍔の無い刀身⋯⋯
ヒスイ「シスイ兄さんの……チャクラ刀……!」
床に置かれたチャクラ刀を震える手で握ると、冷たく滑らかな感触が伝わってきた。これはシスイの手によって磨かれた証。彼の信念そのものだ。
ヒスイはシスイのチャクラ刀を抱きしめ嗚咽の声を漏らした。
ヒスイの部屋の扉、その外で事の成り行きを見守っていたエリカはその場を後にしながら、ある日のことを思い出していた。
『エリカ回想』
夕暮れから日が落ち暗闇に変わる時間、うずまき豆腐に一人の客が訪れた。
それはうちはイタチだった。彼の背にはヒスイが背負われていた。
エリカ「あら、イタチ君いらっしゃい。うちの子を送ってくれたの?」
店番をしていたエリカが話しかける⋯⋯、がイタチは何も言わなかった。
不審に思い再度聞き返そうとするエリカだが、イタチはそれを遮るように口を開いた。
イタチ「エリカさん、お願いがあります。何も言わずにこの子(ヒスイ)から俺とシスイに関する記憶を封印してください。」
イタチは意を決した顔でエリカにお願いする。彼の眼には三枚刃の手裏剣の模様の写輪眼が浮かんでおり、更には涙を流した後が付いていた。
エリカ「⋯⋯何があったの?」
エリカは目を細めイタチに問うがイタチは無視して
イタチ「お願いします。」
と深々と頭を下げた。エリカはため息を吐き頭を掻きながら
エリカ「⋯⋯分かったわよ。何も聞かないでおくわ。但し、時間制限付きね。」
何も聞かずに了承した。
イタチ「ありがとうございます。」
イタチはお礼を言って背負っていたヒスイを渡しうずまき豆腐を後にする。
また次の日、客足が落ち着いてきたお昼時、子供達が
ミコト「エリカ⋯⋯。」 フガク「⋯⋯⋯。」
イタチとサスケの両親だった。
エリカ「ミコト?珍しいわねこんな時間に。それにフガクさんまで⋯⋯。」
すると、ミコトが神妙な顔で口を開いた。
ミコト「エリカ、もし私達に何か会った時は子供達の事をお願いできる?」
エリカ「ちょっと、どうしたのよ急に?」
エリカは驚きながらミコトに聞き返すが、
ミコト「何も聞かないで。何も聞かずに了承してくれないかしら?」
フガク「俺からも頼む、エリカ君。」
そう言って2人はエリカに頭を下げた
エリカ「⋯⋯あぁっもう!」
エリカは何か言いたそうな顔をしながら、それを飲み込み叫んだ後店の中に入り、戻ってくるとその手には持ち帰り用の三食いなり寿司が入った袋がありそれをミコトに握らせた。
エリカ「わかったわ。二人のことはできるだけなんとかするわ。それはサービスよ、持っていっていいわよ。」
ミコト・フガク「ありがとう、ミコト(君)」
2人は再び頭を下げうずまき豆腐を後にする。エリカは2人の背中を見送りながら
エリカ「ホント⋯⋯、似たもの親子だわ。」
とポツリと呟いた。その頬には一筋の水滴の跡が付いていた。
『エリカ回想End』
そこから時間は少し流れ数日後
エリカ「ふざけるんじゃないわよ!!」
うずまきエリカの怒号が火影室を揺るがした。三代目猿飛ヒルゼンをはじめ、上層部が唖然とする中、エリカは拳を机に叩きつけ粉砕した。
エリカ「あんたら、サスケ君を隔離するなんて……!あの子は被害者のはずでしょ!?」
ヒルゼン「落ち着け、エリカ」
エリカ「これが落ち着いていられるか!!」
彼女が交流を持っていたうちはミコト。互いの子供たち(ヒスイとイタチ)を通じて築いた信頼関係。その約束を守るために……。
こうして強引にサスケを引き取ったエリカ。うずまき豆腐店に、新たな住人が加わった。
エリカ「今日からここがあんたの家よ。文句ある?」
そう言ってニヒルに笑うエリカに、サスケは戸惑いながらも小さく首を横に振った。
初めはぎこちなかったが、ヒスイとナルトが積極的に絡んだ。
ヒスイ「サスケ!飯前に組手しようか!」
サスケ「兄貴、俺は飯の方が先だ……ナルト!それは俺のいなり寿司だ!!」
ナルト「何言ってんだ!俺が先に狙ってたいなり寿司だってばよ!!」
賑やかな食卓。三食いなりを頬張るナルトと、狙っていた獲物を取られそれを咎めるサスケ。エリカは鍋を掻き回しながら笑みを浮かべた。
うちは地区の墓地。静謐な空気に包まれた一角に、「うちはシスイ之墓」と刻まれた石碑があった。
その墓前に赤い挿し色の入った黒髪を風で揺らす一人の少年──うずまきヒスイが両手を合わせていた。
ヒスイは膝を付き、中身の無い墓前に手向けられた白い花を見つめていた。彼の手には、布に丁寧に包まれた三色いなり。
ヒスイ「シスイ兄さん……、差し入れ持ってきたぞ。」
包みを開くと、香ばしい匂いが漂った。ノーマル・五目・刻みワサビ入り。幼い頃、修行帰りによく差し入れした品だ。
風が吹き抜け、墓標の花弁が一枚舞い散った。遠くで
今日は
ヒスイ「……行かないと」
立ち上がったヒスイはその場を後にして
彼の背中に、どこからともなく烏の鳴き声が重なった。
続く
本話のご読了ありがとうございます。
本当はもっと色々書きたいのに、全然満足できる文章が書けない自分が恨めしくなるほどで、ドラゴンボールがあれば文才を願うレベルです。
ある程度話を進めたら(多分原作入るくらい?)設定集を投稿する予定です。
ちなみにうちは一族抹殺事件が起きるまでサスケとヒスイは会ったことありません。
ヒスイが主にシスイに懐いて修行を付けてもらってたのもありますが、少し話は変わってリアルの学校の話をしますが基本的に上級生・下級生のクラスとは行事や部活でもない限り関わることはほぼ無かったので、原作のアカデミーでも同学年との関わりはあっても他学年との関わりは無かったはずですので2人はイタチ伝いに互いの存在を聞いたことがある程度です。
また、シスイのチャクラ刀はオリジナル設定です。というのも調べた限りでは、明確な描写や設定がない為チャクラ刀という形にしました。
改めてこんな拙い内容ではありますが生暖かい目で次話をお待ちくださいませ。m(_ _;)m
・むにむにらむらむにむにむ 様 ・亜白木 様
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イメージED:アニメ 銀魂より
【修羅】