ウチの姉ちゃんと幼馴染、何とは言わんがデカい 作:himahy
いつもこの小説を見てくれている読者様方には感謝しても仕切れません!……今後とも、よろしくお願いいたします!
今回の小説はとても短く、見る需要がないので気になる方だけどえぞ!
おはようございます皆様、明けましておめでとうございます、聖園ミカの弟にしてミカナギCPガチ恋クラブ会長の聖園カナタです。
そんなクラブ存在するのかって?あるわけねえだろ。
コホン……皆様、元旦は何をされましたか?おせちを食べましたか?お雑煮を食べましたか?……ちなみに僕は、トリニティ総合学園の近くにある神社に朝早く来ています。
察しの良い人ならもう気付いたでしょう、そうです今日は初詣をする日です、しかもあのミカ姉ちゃんとナギサさんと3人で神社に行ってお参りをします、神でしょうか?
そういや、ミカ姉ちゃんと俺とナギサさんの3人で初詣なんて、年末年始をナギサさんの家で過ごした時くらいしかなかったな……あの時のことはよーく覚えてる、年越しした後にベットで寝る時、ミカ姉ちゃんとナギサさんが俺を挟んで抱き付きながら寝てくれたこと。
あん時の俺は子供だったから何も思わなかったけど、今思えばとんでもないことしてるな……と言うかあの2人幼馴染の範疇で収めて良い距離感してないだろ。
「……よし…服装も完璧かな。」
先程まで静まり返っていた神社にも、今では人が大勢集まって来ていて、中には死ぬ程可愛い着物姿をした少女や、何かと見慣れた顔の人も……。
「カ〜ナタッ♩」
「────ワッタッファ!?」
「わっ!?……え、そんな驚く!?」
途端にツンツンと肩をつねられ、完全に油断していたからか男とは思えない情けない声をあげてしまい、後ろを振り向いた……そこには、白を基調とする着物姿のミカ姉ちゃんが居た。
「な、何だミカ姉ちゃんか…あんまり驚かせ────」
自分の背中を取ったのが実の姉だったのだと安堵したのも束の間。肝心のミカ姉ちゃんを視界全体に収めたその瞬間、「ハッ」と、鈍い声と共に、俺は目を大きく見開いた。
────か
あぁミカ姉ちゃん、我が導きのミカ姉ちゃんよ……何故あなたはそんなにも美しいの、儚いのか、この世の天使様となりうる存在なのか?それは私には理解できないだろう……あぁ神よ、私はあなた方に感謝いたします……この様な美少女を姉にしてもらい、何とお礼を言えば良いのかわかりません。
これだけで小説作れるよ多分と言うか絶対、な○う系主人公の話で絶対構築できるって
「か、カナタ?…その……大丈夫?
「……ハッ」
姉の着物姿を人生の最期と言って良いほど噛み締めていた時、張本人のミカ姉ちゃんが心配そうな眼差しでこちらを見て来ていた……そこでようやく我に帰り、コホンと咳払いをする
「ごめんミカ姉ちゃん、大丈夫……ただ、朝の2時からここにいるから」
「へぇ〜………え、2時!?…2時って、朝の?!……集合時間は9時だよ!?」
「ウチの時計ぶっ壊れてたらしくて。」
「ぶっ壊れてるのはカナタの方じゃないかな」
普通に辛辣な事言われた、解せぬ
「────へ…へっくしゅ!!」
とりあえず、ミカ姉ちゃんと合流はできたので、残るは我らが桐藤ナギちゃんだけだ……多分だけどナギサさんも着物姿だよな?……それより、あのナギサさんがミカ姉ちゃんよりも後に来るのは何かと妙な気を起こしてしまう。
「か、カナタさん!…あ、あけましておめでとうございます!」
今か今かと待ち侘びた時、見計らったかの如くナギサさんの声が聞こえ、どんな服装をしているのなど考える暇もなく、俺は声をした方へ振り向いた。
「………………………………………」
太陽の影と重なって見えたナギサさんの服装は、ミカ姉ちゃんの色と反対の『黒』をベースとした着物だった………あぁ、あぁぁぁぁぁぁ……うぁぁぁぁぁ!!!!!
「……あなたは……天使様……でしょうか」
「!?…か、カナタさん…?!」
「あぁ……俺は……俺は、この瞬間のためだけに生まれて来たんだ……」
「あ〜あ……ねぇ、ナギちゃんのせいでカナタがおかしくなっちゃったよ?」
「え、えぇ…!?」
困惑するナギサさんを他所に、俺は感動のあまり涙さえ出ず、溢れ出るのは胸の奥底から溢れ出る言葉……────今はただ、この世界が心地いい……それだけだった。
その数秒後、カナタは完全に停止した。
「あの…か、カナタ……?」
「……………」
恐る恐る、何も応答をしなくなったカナタに、ナギサはゆっくりと語りかけた……応答がない、ただの屍の様だ。
「あ、ついに何も喋んなくなっちゃった…ナギちゃん、これは責任取らないとダメだよ?」
「せ、責任……ですか!?」
その様子を見て、ミカは笑い顔を浮かべて、何もかもが意味不明な状況にあるナギサに「責任」と言う言葉を使い、ナギサの事を揶揄っていた。
しかし。その揶揄いも束の間、「……分かりました」そう呟いたナギサが、意を決した様にカナタの近くへ歩みを進めた。
────ギュッ………
「……!!」
「ぇっ……な、ナギちゃん!?」
布を伝ったかの様な柔らかな音が、カナタを包んだ
「か、カナタ……ごめんなさい、お姉ちゃんのせいで…こんな事になってしまって」
「…………」
慣れてない口調で喋りかけるナギサは、とても大きな緊張感に苛まれていた。
「…ですが、その分……本日はカナタを楽しませる為に、精一杯お姉ちゃんが頑張ります!…ですから」
自分の腕の中にいるカナタに語りかけた瞬間、ナギサはふと違和感を感じ、そっとカナタの顔を見た*1
「……カナ…タ?」
彼は────既に、意識を失っていた。
親友からの言葉を聞き、勇気を振り絞って発したナギサの声は……もはや、カナタの心になど届いていなかったのだ。
朝を貪り、夜を吐き出し♫生かんとする我が性〜〜♫
こんなくだらん事に神曲を使うな (迫真)