光が溢れ、地が出来て、後少し
その上に塵から人間が作られた。人間には生命に名を与える仕事を振り分けられた。
彼は仕事として植物や動物、そして星に名前をつけていく。彼の名前はアダム。
始まりの人類で、この先罪を食べる者である。
それが私。私がアダムであると認識した時、この情報が頭に入っていった。よくわからないが、これは未来であり変えることができないと知っている。そういう物かとぼうっとしているとリリスがやってきた。
「アダム、相変わらずね」
リリスは私と違っておしゃべりが好き。よく私や、たまにくる天使達に先を見据えたかのような話をしている。リリスも未来を知っているのか気になって聞いてみると、知らないよう。リリスは自分で考えついたことに私は生まれて一番驚いた。
「ねぇ聞いてるの?」
「んー…リリスのことかんがえてた」
「聞いてなかったのね。アダムももっと自分の事伝えればいいのに、どうしてそうなのかしら?」
「わたしは、きいたりかんがえたりだけでまんぞくで、おしゃべりはなをつけるときいがいはあんまり」
「じゃあ私は特別って事?」
「そうだね、リリスはすき」
そういうとくすくす笑い、風に靡く髪に見惚れてしまう。リリスは私と違う。同じ所もあるけれど、違う所がとても輝いて見えて時に眩しく見える。
だから、何故未来では私はリリスと一緒じゃないのか、わからない。未来が来ないといいなぁ、と今日も祈る。
「紹介するわ、彼はルシフェル。初めて話の合うヒトよ」
「キミがアダムだね!リリスから話は聞いてるよ」
あ、終わる。終わってしまう
夜明け星の様に現れた天使を見て、罪が、未来が近づいているのに気づいてしまった。名前と、姿。その二つを知る事で未来を見ると今、知ってしまった。
嫌だ、リリスと離れたく無い。一人になってしまう。どうかそばにいて。焦って、言葉も出さず、私の望みを実現しようとした。どれも、失敗してしまったが
「離してアダム!なんで何も伝えないの!言わないと分からないわ!!」
「何て酷い事を!リリス、大丈夫かい?」
リリスは私を嫌い、ルシフェルと共に私が行ったことのない楽園の端っこへ逃げ出した。私が、自身の行いを顧みた、時にはもう、あえなくなっていた。一人になった。一人になりたくなくて、やった事が私を一人にした。さびしい、さびしい。どうしたら、よかったのかわからない。
目から水が溢れて、いきができない。私は…わたしは、なぜアダムなのだろう
目を覚ますと私の隣に見知らぬ人がいた。リリスと似た形をした人、けれど違う。目を開けて彼女が言う。
「初めまして、ワタシはイヴ」
貴方の妻よ、と髪の隙間から見える目が私を刺激する。最 な未来が見える