飄々とそこにいる者達   作:ユータンホッケプト

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性癖詰め込め鬱味
改変っていいよね。上位存在からしたら人間のやっている事って無意味で間違いだらけなんだろうね。それで悲しんだらやり直しできるようにしてくれる存在がいたところで、優しい周り同じ間違いをしない様に手助けしてくれると思うんだ


始祖成り代わり3

生まれた、私とイヴの子達が

相変わらず未来は悪く見えるけれど、それでもカインとルルワが生まれてきてくれたことがとても嬉しい。弱ったイヴと赤ん坊の世話はとてつもなく大変だけど、今生きている事を実感できて涙が止まらないくらいありがたい事なんだと強く心に刻まれた。

 

原罪を犯した私がこう思えるのもリリスやイヴ、ルシファー達のおかげだ。どれほど最悪だったとしても、カインの罪を変えられる筈だ。だってこの子はこんなにも親想いで可愛い子なんだから。この先産まれる弟との争いを無くそう。私がカインを気にかければ起きないかもしれない

 

二回目の出産でアベルとアクレミアが産まれた。小さくてふにゃふにゃ言っている兄弟にカインもルルワも興味津々の様だ。この先、主のお告げにより二人は贄を捧げることを知った。カインはそれでアベルが選ばれた事を羨んだ?みたいで…これからもカインを気にかけた方がいいのだろうか。

 

あか あか 真っ赤

 

目の前に広がる血の赤、なんでこんな事に

 

カインがうまれ、新たな罪が起きるのを知っていたのに

カインを気にかけて、アベルとの争いが起きない様にって 気をつけていたのに

 

なんでアベルがカインを、私たちを…?

私は間違えてしまったのだろうか、カインを気にした事でアベルが一人になってしまったのだろうか

 

《ダメだったみたいだね、アダム》

 

 

《受け入れさせる為に君に未来を見せたけど、それに逆らって動くなんて悪い子だ》

 

ごめんなさい ごめんなさい

 

《今謝ったところで何も変わらないよ…でも君は私の自慢の子でないといけない》

《戻してあげよう、過去に》

 

かこ ?

 

《でも未来を見る力は没収だ。君には早すぎたみたいだからね》

《ルシファーやリリスに情を持ったのも間違いだ。そんなことが起きない様に私が導いてあげよう》

《さぁ眠りなさい。目を覚ませばまた始まりに戻るよ。君が生まれた時に》

 

まって まってください おとお、ブツッ__________

____________________________________________________________

《おはよう、アダム。今日から「また」よろしくね》

 

さらさらと煌めく草原 眩い光に包まれた存在 初めて「私」がいるとわたしがみた時、そう優しく声をかけてくださった

「はい、お父様。アダムはこの地を治めます。お父様のおっしゃる通りに」

この先何があるのかわからないけど、きっと素敵なことばかりなんだろう。主の優しさに包まれながらわたしは、笑った。

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