せっかくのTS転生だし可愛い幼馴染を化け物にしてみた(責任取るつもりは一切ございません)   作:すっごい性癖

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久しぶりに趣味と実益を兼ねて見ました


せっかくのTS転生だし可愛い幼馴染を化け物にしてみた(責任取るつもりは一切ございません)

 

化け物。

 

と、そう聞いたときに思い浮かぶ像はいったいどんなものだろう。

 

怪獣か、お化けか、もしくは正体不明の何かか。恐らく大体の人はその単語から連想するものは人知の及ばぬ埒外の化生をイメージすると思う。

 

でもそんなものは可愛らしいモノだ。何が可愛いって全部が全部ただの空想、おとぎ話、存在しない概念でしかない。水爆によって活性化した恐竜なんかは地上に上がってこないし、呪いのビデオの井戸から情報だけなら清楚系の幽霊も向かってこないし、13日の金曜日にホッケーマスクの大男も当然襲ってなんかこない。

 

実際、実生活で化け物という言葉が意味を持って指し示す単語となるのは決まって人間を指す時に使われる。

 

そう。人間を形容する時に使われる単語なのだ、化け物とは。もちろん前述通り一般人の理解が追い付かない、という前提付きの。

 

聞き馴染みのある使い方としては俗にいう天才という生き物。彼らの才能に凡人が追い付けないとき、人はそろって化け物だと形容する。底はクラスで一番テストの点数が高いあの子から、果ては人類の常識そのものを覆す傑物まで。凡人、言い換えれば平均を逸脱した存在は周囲から化け物と呼ばれる。なんとも悲しい人間の性なのか。

 

だがしかし、もう一つだけ。

 

人が人を化け物などと呼ぶ場合が存在している。人が、それは自分とは根本が違うと忌避する理由がもう一つだけ。

 

そして私はむしろ、いや、当然として其方としての用法の方が元来の言葉の意味として正しいと思ってもいる。

 

 

 

前置きが長くなった。

 

古くから使われる用法ではあったが、近年SNSなどで活発的に使われる対人間を目的とした化け物という形容法。

 

それは、精神的な未熟さを持った人間を指すことがある。正確に言えば、そう言った精神を持った大人を指す。

 

 

場合によっては化け物、でなくモンスター、と呼ぶ場合もあるね。

 

 

我が儘、自己中心的、我慢が効かない、考えないでものを言う、なんだかんだ望めば望んだ通りになる。

 

こういった要素は人間誰しもが持っている、否、持っていた思考だ。もちろん、子供の時分にであるが。

 

子供がこういった仕草を見せるのは可愛らしいモノだと社会には受け入れられるだろう。当然だ、物心つく前の子供に社会通念以前の人間としての道徳心を求める方がどうかしている。自分自身がかつてそうであったように、持っていてしかるべき思考であり、過ちなのだから。

 

そして、その過ちを少しずつ改善していくのが大人の役割でもある、というのは社会の常識と呼んで差し支えないだろう。

 

しかし稀に、いや割と、まぁまぁの数の人間がこういった道理を弁えないまま年を重ね、子供から大人へと変貌していく。

 

所謂、身体は大人で頭脳は子供、といった奴だ。

 

こういった手合いは子供への対応とは一変、社会からの風当たりは強くなる。当然だろう。大人なのだから、大人として振舞うべき存在が子供の様な振る舞いをして見咎めない理由が無い。社会のどこにもそういった奴らに甘くしてやる義理なんざ無いのだ。

 

だからそう言った奴らは目立つ。ただでさえマイノリティなのに、常識が無いから目立ってしょうがないのだ。そして日常に潜む以上としてSNSに晒上げられ、匿名アイコンたちが挙って「化け物」といった烙印を列をなしながら押していく。

 

 

飲食店の店員に金切り声を上げる若い男、電車の中で周囲を一切顧みず大声で電話する若い女、横断歩道を無視した移動をする年老いた男に、根拠もないまま感情だけで批判をする中年の女。

 

 

SNSには世界中のありとあらゆる化け物が列挙される。現代のSNSとは半ば、化け物の動物園だ。ちょっと画面を再ロードすれば次の化け物とご対面、さっきまでの化け物のことなんか眉をその時ひそめただけでもう記憶にも残っていない。

 

 

さて、そんな世に蔓延る化け物達ではあるがじゃあどうやって作るのか?

 

 

それはとてもとても簡単なことだ。

 

さっきも言ったがこの場合の化け物は精神が未熟、成長が一切ない人間だ。コレがどういうことか、わかるかな?

 

 

答えはそう、種を植える必要が無い、ということ。種なんかを誰かが態々植えなくても人間が勝手に母親の胎の中から生れ落ちてくるときに勝手に備え付けられているんだ。だからその種を大人が丁寧に、子供が成熟しきる前に掘り起こしてどこかへポイと捨ててあげなきゃいけない。根を張って芽が出たらもうおしまい、我欲の化身の降臨だ。

 

というわけで、裏を返せば後は簡単も簡単。種を捨てたら人間は真っ当な大人へと育つんだ。じゃあ化け物にするには……。そう、種を捨てさせなければいい。心の植木鉢の土を一切掘り起こさせない、悩みとか、壁とか、挫折とかそんな感じのモノは一切を排する。成長の機会なんて与えず、ただただ年を取らせる。

 

そうすることで人間は勝手に化け物へとなってくれる。まぁこの場合、正確に言えば化け物になる、っていうより手遅れの存在を人が化け物って言って区別するようになるってわけだけど。まあどっちでも良いかね。

 

 

……と、いう訳で。人間を化け物へと成長させるには子供の時の周囲の環境に大きく依存していることが分かったね。

 

要は生育環境、主に問題となるのは家庭環境かな?ネグレクトとか、毒親とか、そういった人たちの子供は幼少期の抑圧で種がそのまま育ちきってしまう場合が多いという傾向がある。と、思う。個人の感想だから実際のとこは知らんけど。

 

他には学校とかも。いじめが酷いと種は根強く心に残るね。思春期特有の思い込みの深い時期に他者とのかかわりに問題があれば、そりゃあ社会参画のベースは育たない。これも勝手なイメージね。

 

 

……さてさて。これで事前説明は全部終わり。問題文に進む前の前提知識の開示は終了だ。

 

はい、じゃあここで問題です。

 

 

例えば。そう、例えば。むかしむかし、ではなく現代、二十一世紀を謳歌している現代日本で。

 

とあるごく普通の夫婦との間に女の子が一人産まれたとします。

 

その少女は一見普通の女の子でした、……が、なんと!実は前世の記憶を持ったいわゆる転生者と言うヤツでした!しかも前世は男の子、TS転生ってやつですね!

 

ちなみになんと、コレ、私です!答えに一切関係ないので無視して結構ですが!

 

そしてその子のお隣に住むご夫婦との間にも同時期、一人の女の子が産声を上げました。まぁ、上げてませんけどね。上げたのは分娩室ですから。

 

歳の近いことから二人はすぐに仲良しに、幼稚園だか保育園だかわかりませんが、そういった所へ通う前からたびたび顔を合わせ名実ともに幼馴染と言って問題ない関係へとなりました。

 

そして何回目での邂逅だったかはもはや覚えていませんが転生女の子ちゃん、つまりは私ちゃんはふと思ってしまいました。

 

……ふふふ、何を思ってしまったんでしょうかね?少しの間だけナイショです。

 

それから私は幼馴染ちゃん、カレンちゃんと言いますが、その子のことをいっぱい。いっぱいいっぱい褒めてあげました。

 

怒ったりなんてしません、ただただ甘やかして、どろっどろに甘やかして、彼女の要望はすべてを聞いてあげて、我が儘も肯定してあげて。

 

カレンちゃんは凄いね、可愛いね、偉いね、さすがだね。どれもこれも、もはや何回口にしたか分かりませんね。

 

なんで私はこんなことをしたのでしょう?

 

 

元男の子だから幼馴染ちゃんが可愛くて?実際に可愛くて偉いから?目に入れても痛くないほどの猫可愛がりを?

 

 

……ふふふふ♪さて、どうですかねぇ?

 

 

では現在、私もカレンちゃんも健やかに育って現在16歳。花のJKを謳歌している真っ只中なわけですが。

 

 

甘やかしに甘やかし、褒められに褒められたカレンちゃんは。

 

 

 

『いったいどんな娘に成長したでしょうか?……成長、出来たでしょうか?』

 

 

――答えは。

 

 

「ちょっとユリ!聞いてるのユリ!」

 

 

「はいはい、なんですか。カレンちゃん?」

 

 

「聞いてるなら返事しなさいよ、この愚図!さっさと肩揉んでね、あとそれ終わったら喉渇いたからジュース買ってきて!」

 

 

「ふふふっ、カレンちゃんったら仕方ないですね。わかりましたよ♪」

 

 

 

 

こうして立派にスクスクと化け物へと成長してくれました♡

 

 

はい、正直に申し上げます。私は幼い時分に思ったのです。

 

 

もし、もしも。目の前のこの可愛らしい赤ん坊を甘やかしに甘やかしたら、どんなダメ人間が出来るのだろうか。どんな化け物へと変貌してくれるのだろうか、って。

 

 

この、生まれ変わった言わば人生のボーナストラックの様なおまけ部分で、人を完全にダメなゴミ屑にしてみたいなぁ、って。

 

 

性癖、ですかね?あるいは興味?

 

 

大人の容姿に子供の精神を宿した化け物が可愛らしくて、可愛らしくて仕方がないんです、私は。まぁ、人として、というよりは動物……、蟲として、と言った方が適切ですが。

 

 

キモかわ~、と言うヤツですね。何分私、JKなので。当時は赤ん坊ですが。

 

 

せっかく転生したんですから、今度の人生は自分の思うがままに生きてみようかなって前向きに考えているんです。

 

 

そんなわけで自分好みにカレンちゃんをカスタマイズしようとしたわけですが……結果は御覧の通りの大成功。立派に社会には到底お出しできないモンスターに仕上がりました。

 

実はもう一人幼馴染がいるんですがあっちはダメですね。

 

人としては満点なんでしょうが、私としては点でダメ。勝手に私と一緒に居ると成長につながらないからと距離を一定に保つような子なんかに用はないのです。可愛いのはカレンちゃんだけ~。

 

……まぁ、そんな彼女との交流もあと数年ちょっとですがね。

 

 

知っていますか?食料に賞味期限や消費期限があるように、人間や化け物にも消費期限があることを。

 

 

中身怪物、が可愛く見える年齢ってあるんですよ。

 

 

女子高生がガキの言動をしても私としては、それはそれは可愛くて仕方がないですねぇ。大学生は……、ちょっとどうかなぁ、って思ったりしますが見た目良ければ全然守備範囲。かな、どうだろ?実際そうならんと分からんかも。

 

 

社会人になって、三十路までいった化け物は……。これは断言できるけど、うん。キツイね。

 

 

可愛さよりキツさが目立つかな?

 

 

まぁそうなったらもうカレンちゃんに用はないのでポイするだけです♡

 

 

 

「ユリ~、もっと下~。全然気持ち良くない~」

 

 

「ごめんね、カレンちゃん♡」

 

 

まあまだまだ先の話です。

 

 

彼女の王朝は当分堅牢に私が守ります♪




わからせた方が社会のためだけどわからせない方がイキイキしてそうなクズ

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