せっかくのTS転生だし可愛い幼馴染を化け物にしてみた(責任取るつもりは一切ございません)   作:すっごい性癖

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本日一応二話目

代替品ちゃんのエンドなので短いです だって非R18で書ける内容がほとんどなかったので


年明けと言えば姫はじめ

 

年も明け、冬休みも終了しまた学校が始まりました。

 

年末年始はとくにコレということもなく、コタツでぬくぬくしているだけで終わりましたね。変わったことと言えば新年恒例の親戚一同へのゴマすりでしょうか。お世辞を言いながらお酌なんかしちゃって、気分はキャバ嬢ですね。去年の後半はスイレンちゃん相手にヨイショをたくさんしたので慣れたものでしたよ。おかげさまでお年玉もがっぽりですので今年いっぱいもお金には困ることは無いでしょう。

 

あぁそう、スイレンちゃんと言えばですね。そろそろいい感じなんじゃないかと思ってるんですよ。

 

この冬休みという比較的長い休み期間で冷静になって自分がから回ってることに気が付いてるんじゃないかな~、って。

 

放課後、私が彼女の間違ったコミュニケーション観念を肯定しまくった結果、それが正しいんだって完全に思っちゃってましたから。他の子たち相手に自己を主張しまくるような話口調でズカズカ踏み込んでいっても輪に溶け入ることなんてできるはずが無いのに。

 

度々クラスの子に話しかけに行っていた彼女を見ましたが、それが上手くいっていないのも放課後の会話でそれとなく察しています。

 

きっとこの休みの中で自分はもしかして間違っているんじゃないか、と思ったことでしょう。

 

でも彼女はそれを認めることは出来ません。

 

だって彼女にとってはそれは間違いなく進歩であったんですから。以前までの彼女は自分から他人に声をかけるなんて無理だった、それが出来たのは私の。唯一の友達が肯定してくれたやり方だけ。

 

自分が読んだ漫画の様な距離感で、接し方でただひたすら自分の好きなことを機関銃のように話し続ければ他の子はきっと笑顔で喜んでくれるはず。だって自分の話は面白いって言ってくれたから。

 

自分の中に生まれた疑問とそれを否定しようとする感情。

 

しかしその答えはどんなに悩んでも出ることは無い。

 

だってそう、冬休み期間にいくら悩んでもそれを確かめられるような人は家の中に居ないんだから。自分は間違っているのかって聞ける友達は、学校の放課後の図書室にしかいてくれない。

 

溜め込んだ感情っていうのは恐ろしいモノです。誰にも、それこそ本人にさえ理解できないような行動をとらせるんですから。

 

自分の周りから離れていった子たちのみたいに、私には消えてほしくないと。

 

そう思って年を越したのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

「ゆっ、ユリさん!あっ、あけまして、おっ、おめでとうございますっ!」

 

「うん、あけましておめでとうだね~。年越してからまあまあ時間たったけど、二人で会うのは久しぶりだ~」

 

暖房であたたかな図書室で久しぶりの挨拶を交わす。

 

この特徴的な話し方もなんだか懐かしい。きっとしばらく会話をしていればこの懐かしさは消え失せ、またいつもの要領を得ないことへのイラつきへと変貌するんだろうけども。

 

「えっ、えへへ~」

 

ぎゅ~、っと互いに抱擁し合う。

 

私たちは最近こうして会うたびに抱き合っています。無論これも彼女の間違った同性との付き合い方観を成長させるためです。

 

もちろん役得的な理由もありますがね。柔らかさは正義的な。

 

……しかしこれは思った通りのようですね。

 

「ん~」

 

明らかに去年よりも腕に入れている力が強いです。私を離すつもりがない、みたいな感じに。それはそれは悶えながらのゆく年くる年だったのでしょう。

 

今は確かめたくて仕方がないのでしょう。自分自身が間違っているかどうか、自分の行動を私が否定するかどうか。

 

もし私が彼女を拒絶すれば自分は間違っていたと解る、私が彼女を受け入れたら自分は間違っていなかったと自信が持てる。

 

離したくない、離したくない、離したくない。

 

今もし私がいなくなったら自分はまた一人に戻ってしまう。

 

彼女はきっとそう葛藤しています。

 

本当に可愛らしい子に育ってくれました。自己愛に満ちながら、自分自身をだれよりも見ることができない悲しいモンスター。客観視を行うための視座を持たないが故に生じた獣。

 

 

だから私はいつも通り。

 

 

彼女の総てを無条件で肯定してあげればいいだけ。

 

 

「ゆ、ユリさんっ!」

 

 

きゅっ、と明らかに腕に込められる力に変化が生じた。強さじゃない、思いが違う。彼女のこの行動に乗せた感情の色が明らかに変化した。

 

半年ほどかかりましたか……、案外あっさりでしたね。

 

「ココじゃダメだから……、奥の本棚の裏に行こ?」

 

この学校に入学してからまるで神に祝福されるように全てが上手くいきます。彼女との接触なんかも一切の問題がなく二人きりの時間が得られましたし。

 

なんだか作為的なものを感じてしまいそうです。

 

けれど私のこの活動を援助する人も、その理由も思い当たりませんからね。単純に運がよかったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

これで私がここに頻繁に通う理由もなくなりました。あぁ、これから暇ですね。

 




コレと言ってフォーカスしていたわけではありませんが代替品ちゃんのお話はこれでおしまいです もともとユリの欲求不満から手を出しただけの関係でしたので

次回からは別の娘の話になります

R18版希望調査

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