せっかくのTS転生だし可愛い幼馴染を化け物にしてみた(責任取るつもりは一切ございません) 作:すっごい性癖
軽度の虚言癖
短めの投稿が続いて申し訳ございません
本日2話目
「えっ、マジですか?」
お風呂をあがり、自室に戻って机の上に置いていたスマホを確認。今日連絡先を置いてきたのでもしかしたら、と期待しながら――まぁほとんど期待してはいなかったんですけれども――確認してみれば何とまぁ、届いているじゃないですか。花火カガリさんからのメッセージが。
『KAGARIがあなたを追加しました』という通知に続き、『立花さんですか』、『花火カガリです』ときちんとメッセージも送られてきています。
この一か月、なにをやっても暖簾に腕押しだったことを思うといやに素直というか、あっけなさすぎるというか。
まぁコレで一歩前進か、と。そう思いカガリさんのチャットを開いてみると
「おおぅ……」
『勘違いしているかもしれませんが私、イジメられてません』
『お母さんにも愛されてます』
『貴方よりも愛されてますけど?』
『それに私本当はクラスで一番成績がいいんですから。テストなんて受けなくても何とかなります』
『毎日人の家に勝手に来て、騒ぎ立てて迷惑って言葉を知らないんですか?』
要約するとつまりはこいつらに集約するような内容のメッセージが合計百件ほど届いている。文章自体のつながりが分かりにくく、内容自体も辛うじてと言った感じだけれど。
スイレンちゃんとのあれこれで鍛えていなければ読めませんでしたよこんなもの。
しかし内容もお粗末と言いますか、大分ひどいですね。これがカレンちゃんの言っていたカガリさんの虚言癖でしょうか。彼女の虐めの原因となった一つの要因である。
まずそもそも、カガリさんが虐められてないわけがないでしょう。カレンちゃんが虐めてたんですから、私が知らないわけがない。貴方のノートが一体何冊無駄となり、あなたの消しゴムが一体幾つ隠されたか知らないとでも?
次にお母さん、カスミさんについてですけども。
いや、家族の愛って人それぞれだとは思いますよ?ほんとほんと。でもアレは絶対愛してませんって。というか、愛したことすらないですって絶対。あのサイコパスが自分の娘に愛着を持ってるわけないでしょうが。だから私、あの人怖くて苦手なんですもん。
それにカガリさんが私よりもカスミさんに愛されてるって言うのもだいぶ……。
成績に関して言えばウチの学校は成績貼り出す形式じゃないからバレないと思ったのかな?でも多分ウチのクラスで成績一番いいのは私だよ。それで二番目がキッカちゃん。カガリさんも成績は悪くなかったってスミレちゃん言ってたけど、私たち程じゃないよ多分。
それと最後のメッセージね。
それ、部屋から出て自分からお母さんに行ってくださいよ。私を逃がしてくれないの、あのヒトですよ。カガリさん自身曰く、私よりカガリさんの方がカスミさんに愛されているって言うんでしょう?ならいけますって、さっさと部屋から出て説得してくださいよ。そこまでやってくれましたら学校なんて来なくていいですから。
いやぁ、それにしてもひっどいですねコレ。
そりゃあこんな感じのことを言いまくる子ならカレンちゃんは虐めますよ。ウチの子のことですから私が保証します。
でもこれどうやって返信しましょうかね。何を送っても逆効果な気がしますけれど。
う~ん。まぁとりあえず無難な内容を送りますか。
「え~っと、『ご迷惑かけて申し訳ございません。カガリさん、そんなに成績良かったんですか!ビックリです!』って感じか、な?しらじらしいかな?……まぁいいか、えいっ」
しゅぽっ、と送信。瞬間、
「既読早いですねッ!?」
送信と同時にメッセージ横に付く既読の二文字。この速度感、ずっと見張ってましたね。最後のメッセージが送信されてから十分程度経ってるんですけどずっと見てたんでしょうか。引きこもりは暇ですねぇ。
えっと、なになに……。
『うんそう、じつはそうなんだよ。僕はすごいんだ。よくわかってるじゃん』
あっ、……なるほど。そう言うタイプの子ですかぁ、そうですかぁ。
……。
クッソメンドくっさぁ。
否定したら絶対逃げるのに、肯定したら調子に乗るんですかこの子。マジどうやってコミュニケーションを取ればいいんです?
そりゃあ虐められますよ、こんな娘。今日日言っちゃいけませんかもしれませんが、虐められる側にも問題ありますって。
多分彼女のこの性格も虚言癖もあのお母さんに見てほしいから生じたものだとは思いますけども。そんなにアレに見てほしいモノですかねぇ。実の母親から見られない悲劇より、あのヒトに見初められる悲劇の方が悲劇度上な気がしますけども。
しかしまぁ何となく性格も把握できそうですし、これなら何とかなりそうですね。
『カガリちゃんってすっごいんですね!尊敬しちゃうかも!?』
『そうかもね、僕って実はすごい奴だから!』
要はおだてりゃ会話は続くんですから、褒めて褒めて褒めまくればいいんですよ。気分はキャバ嬢、相手はプライドが高いおじさん。久しぶりの水商売のさしすせそ、活躍の時です。
『なんだユリちゃんて悪い奴かと思ったけど、全然いいこじゃん!言ってよ!それならもっと早く部屋に入れてたのにさ~!』
『ごめんなさい!私が思い至らないばっかりに!』
『いーよ、許してあげる!僕、優しいから!』
『ありがとうございます!嬉しいです!』
『うん、いいのいいの!それでいつ会えるかな?!明日とかどう!?』
ちょっろ。
いや、なんか。なんでしょうかねぇ。
一か月上手くいかなかったことがここまで前進しているんですから本来なら喜ばしい事なんでしょうけれどもね?その結末がこれって……。
なんだかなぁ。
だってこんなん、マッチングアプリとかで出会い厨の相手をしているようなもんじゃないですか。
じゃあもしかして何ですか。私もしかして恥を捨ててあの扉の前で彼女を褒めればそれだけでドアを開けてくれたと?
……はぁ?!
辛うじて『楽しみです!!』とだけ返信し、ふて寝しました。
なんかアンケート、キッカちゃんをスミレ先生が追い越しているんですけれども
もしかしたらキッカちゃんのペット√より先にスミレ先生R18を投稿するかもしれません
キッカちゃん√は学生時代で書くとネタバレが多くなりそうですし、未来の大学生頃で書くと今のキッカちゃんとは違い完全ユリ専用ドSに目覚めたキャラになるので……
その点スミレ先生はお酒の過ちで済むのですぐ書けるでしょうし
R18版希望調査
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カレンちゃん
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キッカちゃん
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スイレンちゃん
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カガリちゃん
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カスミさん
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スミレ先生
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シスターキキョウ