せっかくのTS転生だし可愛い幼馴染を化け物にしてみた(責任取るつもりは一切ございません)   作:すっごい性癖

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女の子の脳はお砂糖で出来ている(そんなわけない)

 

「ねー、聞いてよユリ~。ママがさ~、酷いんだよ~」

 

「うんうん、そうだねカレンちゃん♪それは大変だねぇ」

 

にっこりと笑顔を浮かべながら特に話の内容は聞かずに全肯定に全肯定。カレンちゃんの話す内容なんて中身1%も無いからコレでも十分会話が成り立つから本当に都合の良い可愛らしい子である。

 

そしてそんな私の内心なんて知る由もないカレンちゃんはその適当な肯定にも気分を良くして話を加速させる。いっぱい話せて偉いね♡でも中身も無ければ順序もくそも無いし、そもそも自分の話ばっかりするあたりがコミュ力のコの字すら育ってない感じがするけど、スッゴイ無様でかわいいよ♪そのままの君でいてね?もちろんオレが捨てるまで。

 

「ママったらもうなんにでも高校生になったんだから、っていちいち言ってきてさ!すっごいウザいの!私ちゃんとしてるし!ね、ユリ?」

 

「うんうん、そうだね~」

 

そんな訳ないじゃん♡

 

自分が客観視できてないね、てかしようと思ったことすらないよね?恥ずかしさとか、そんな感じの感情抱いたことないんだよね?全部私が防いできたもん♪

 

高校生にもなって女王様気取り兼ワガママ暴君、結構な癇癪持ちにエトセトラ。パッと思いつくだけでもうどこに出しても恥ずかしい存在なのに。

 

お母さんの言うことはもっともだよ。

 

私、家族とはもっと仲良くした方が良いと思う。もっとお母さんの言ってる内容をちゃんと聞いた方が良いと思う。

 

まぁ無理だろうけど。

 

私がカレンちゃんの脳みそ、なっがい時間かけてドロッドロの砂糖漬けにしちゃったし。

 

彼女の耳は彼女を褒める声しか受け止めないし、彼女の頭は彼女を肯定する言語しか理解しようとしないし、彼女の精神はカレンちゃんファーストじゃないと気がすまない。私がそうチューニングしたんだ。がんばりましたよ、がんばりました。

 

教育してくれる親御さんのありがた~い、そして煩わし~いお言葉よりも私のただただ甘いだけの心の贅肉しか生まない言葉の方が大好きで仕方がない。

 

女の子は甘いお菓子が大好きで、それと同じくらい甘い言葉が大好きな生き物。舌触りも耳触りも可能な限り滑らかで苦みや辛みはいらないの。

 

要は頭がお砂糖で出来てる哀れな人たちなんだ、と。そう言って過言じゃないと私は思っていたりもします。ソースはもちろんカレンちゃん。あのアホの子を全女子代表に据えるのはかわいそうだけど、まぁドンマイ。

 

「昨日もさぁ、これ以上テストの点が悪かったら塾行かせるぞっ!とか言ってさぁ。勉強できて何になるの、マジ?筆者の心?サイン、コサイン?水ン中に塩入れて濃度はいくつ?そんなん生きてく上で全部要らないじゃん!」

 

「そうかもね~。たしかにお買い物とかのお釣りの計算くらいだよね~。カレンちゃんは賢いね~」

 

「ユリもそう思うよね!そうそう、実生活じゃあ使わないことばっかり教えてきてさ!そう言う無駄なことに時間とお金を使っちゃうあたり先生とかの公務員?と政治家?とかはみんなバカばっかなんだよ!しかもさっ、現在の教育が間違ってるのに、その中で褒められる人たちが上に立つから間違いが続いてるの!ユリ、わかる?!わかるよね!」

 

「うんうん、わかるよ~。カレンちゃんは凄いね~」

 

「やっぱりユリは分かってくれるよね!うん、そう!で、今の教育が間違ってるのにそんなんを理由に塾なんか行かされても時間の無駄じゃんね!ほんっとママもバカ!大人はみんな大バカ!」

 

「あっはは、カレンちゃんは今日も元気だねぇ」

 

バッ、バッと大きな身振り手振りをしながらこれまた大きな声で自身の主張を叫ぶユリちゃん。その内容はお世辞を言おうにもどこを褒めればいいのか小一時間悩んでも見つからなそうなゴミそのものだけれども、こうして自信を持って発言できるところは彼女の数少ない美徳だろうか。まあ中身が伴っていない時点で私以外にはそれ、美点でなくただの欠点だけれど。

 

私としてはおバカな三流ラジオが止まることなく壊れたように流れてきているようで割と面白い。終末世界というか、ポストアポカリプスもので彼女がいればとりあえず精神の安定は取れそう。

 

現代日本だと彼女の周囲自体が終末になる気もするが。

 

「じゃあカレンちゃんは将来なりたい職業とかは無いの?職種によっては大学進学とかそう言うのも必要になるけど?」

 

「私の夢?ん~、そうねぇ……」

 

ぴとり、と人差し指を立てながら唇に当てながら暫し考えるようなそぶりを見せてから。

 

「お給料一杯貰えそうだし医者とか!」

 

なれるわけねぇだろこのクソアホ。

 

「カレンちゃんは明るいから患者さんと仲良くなれそうだね~」

 

「ふふん、でしょう!」

 

ふふん、だって。この子、本当に自分が医者に成れると心の底から思ってる。凄いね、ホント。この間のテストの点数思い出してから言ってほしい。私は少なくともあんな点数を一度でも取ったことがある医者に診てほしくなんかない。誰だよコレに常識教えなかった奴。

 

 

もちろん私です♡

 

「じゃあお医者さん以外は何かないの~?」

 

とは言えそんな妄言なんかに長く付き合うのも面倒だし、あと若干カレンちゃんの叶いそうな将来の夢も気になるので話題をバッサリ切って続きを促す。

 

私が捨てた後のカレンちゃんがどうなろうと知ったことじゃあないけど、それでも一応幼馴染何で死なない程度に生きていて欲しいし。真っ当な夢があってくれると嬉しいんだけど。

 

もちろん他人さまに迷惑かけない系で。つまりは誰とも関わらない系。

 

私としての第一候補は無職、第二が自宅警備員で第三がフリーターかな?カレンちゃんのおじさんとおばさんには長く務めてもらって私が作った粗大ごみを大切に保管していて欲しいですね。親子の愛情は尊いものですから。

 

なんて私の中のカレンちゃんの将来TOP3を妄想している間に彼女の空想も終わったのか考える仕草を止めている。

 

じゃあ答えを聞こうか、と彼女に目線を合わせる。

 

「私の医者以外の夢はね~」

 

「うんうん♪」

 

「イケメンでお金持ちの旦那さんのお嫁さん♪なんちゃって♡」

 

「カレンちゃん可愛い~♡」

 

頭が♡

 

たしかにカレンちゃんは見た目だけは良いけどね?イケメンでお金持ちの人にとってカレンちゃんの見た目レベルの女の子って履いて捨てる程いるの。

 

イメージは赤と白のストライプが有名な使い捨てのオナホ。穴が付いてる見た目が良いだけの女の子はイケメンとお金持ちとの一晩のみの使用でオサラバが常。

 

そういう人たちはカレンちゃんと違って見た目だけじゃなくて頭が良かったり、お金を持ってたり、性格が良かったり。そういうさらに上のクラスを選ぶんだよ。知らなかった?やっぱり常識が足りないね♡

 

見てくれが良いだけの、他に何の取柄もない女の子のイチバンのルートは身体を使って稼ぐこと。ただそれだけなんだよ?

 

風俗でもAVでも非合法な何かでも。そう言ったヤツに加わって身体の旬が過ぎ去ることに年々怯えながら必死にお金を集める生活しかないの。

 

カレンちゃんが将来お股を男の人に開くことがあったとしてもそれはイケメンやお金持ちの旦那様じゃなくって業界のお偉いさんとか、名前も知らない、イケメンでもない、お金持ちでも当然ないおっさんとかなんだ。現実、ちゃんと見ようね。

 

 

「お嫁さんなら勉強する必要ないでしょ?私可愛いし!医者に成れなかったらイケメン金持ち釣って玉の輿するの!」

 

「そうなったら結婚式呼んでね~。幼馴染だし」

 

「えぇ……。私の旦那様に色目使わないって約束してくれるならイイケド」

 

「あははっ。しないよ~、そんなこと」

 

するわけないじゃん。というか、あくまで妄想というか、空想でしかなかった将来の夫像になに早くも優越感と独占欲感じてるんですか。もしも、の話をしていただけなのにあたかも実際に玉の輿に成功したかのようにこちらを気分良さそうに見下している姿に『マジですか……』とドン引く心と『マジで無様で可愛いなぁ♡』といった心が混じり合う。

 

配合としては主に1対100くらい。カレンちゃんは本当に可愛いですね。頑張って作ったかいがあります。

 

 

……ん?

 

 

「あんた達、学校の教室でいったい何を話してんのよ」

 

 

あら、キッカちゃん♡




第2話で主人公がしていい発言じゃあないよ

R18版希望調査

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