棺の中のスノウ・ホワイト   作:ぜっけい

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恐怖〜Goldilocks〜

 階下に降りた真白が目にしたのは無数の異形の熊の群れであった。

 

 腐肉の毛は逆立ち、変色した筋繊維や血管、神経の束がザワザワと波打つ。縫い目になっている小さな骨……幼児の小さな指の骨……がかちゃかちゃと軽い音を鳴らして威嚇する。

 それが、無数に。ざっと見ただけで20はくだらない。かちゃかちゃという骨が擦れる音は輪唱するかのようにお菓子の家に響き渡る。

 まるでおもちゃ箱を振っているみたい、と真白は連想する。自慢のおもちゃはこんなにあると誇示するように。そう、懐かしい誰かがそうしていたように。名前すら思い出せない少女がよく、していたことを思い出す。

 

 ……どうでも良いことだ。真白は頭を振って感傷を捨てる。

 

 かつての名残なんて、この左目だけでいい。

 今すべき事は、異端を焼却(しょけい)すること。

 分裂して数を揃えても、視界に収まるのなら無力なおもちゃの兵隊に過ぎない。

 真白は緋色の櫛を指揮棒のように振るい、異端者の群れを示す。

 そして、銃爪(トリガー)を引く。己の異端を、”鏡の射手”の名のままに!

 

「──鏡よ鏡、世界(いのち)を写せ!」

 

 ぎゃあッ、という醜く爛れた無数の断末魔で家が揺れる。ピシ、とサブレの壁にヒビが入る。

 分裂した異端者(グリム)は一瞥で破壊できる。敵はさほど強くない。力の多くを迷宮(ラビュリス)の維持に割いているのだろう。おかげで真白がひと睨みするだけで熊の群れは腐敗液と小骨を撒き散らしながら爆散してくれる。

 ……問題があるとすれば、

 

「ッ、く……」

 

 自分の異端の限界までに倒し切れるか、ということだ。

 

 義眼の裏、視神経の残骸がある眼窩の奥。そこが、じくり、と腐敗するような痛みが走る。

 幻視痛──死者となり、感覚のほとんどが鈍くなった真白にとって唯一痛烈に感じられる感覚(いたみ)……生きたまま腐敗していく激痛は真白の精神力をじくじくと削っていく。

 既にもう6回以上使っている。眼窩はもう形を保っていないのでは、と思ってしまうほどの激痛で、幻視痛は脳髄を揺さぶってくる。

 

 だが、どうでもいい。

 この眼にあるのは力だけ。

 異端者を倒す──それがわたしという死者に赦された唯一の目的なのだから。

 

「──出てきなさい、ゴルディロックス……人の家に押し入り、日常(しあわせ)を奪う小娘。他人の幸福(たましい)を啜ったところで、あなたは幸せになんてなれはしないわ」

 

 ゴルディロックス──三匹のくまというイギリスの童話に登場する少女の名だ。

 少女が熊の一家の留守に押し入り、スープを食べ、ベッドや椅子を壊し、一家が帰って来ると逃げ出す……そういう物語。

 この異端者の場合──家そのものを鍋にして、家族みんなをスープに変えて、飲み干してしまう。なんでもない家族の幸福をただ食欲だけで踏みにじる、悪辣な怪物として再誕したのだろう。

 

「ッ……ズルイッ、ズルイッ、ズルイッ! ドウシテソンナコトヲイウノッ!?」

 

 とととっ、と菓子に変貌した天井裏や、壁の中から異端者の声と小骨がこすれる音が響く。

 駄々をこねる子どもとほとんど変わらない、無様な負け惜しみ。……真実、この異端者はそうなのだろう。

 幼くして異端者になるほどの絶望……その痛みは、真白も知るところだ。

 だが、関係ない。

 

「……そこね」

 

 ──ギャアアアアアアッッッ!!?

 

 写れ──銀の瞳が一際”異端”を映す壁を一瞥し、粉砕する。

 真白の義眼──正しくは眼窩と視神経の残骸の一部──は異端を映す。

 その視界は、例えるならサーモグラフィカメラが一番近い。サーモグラフィカメラは温度の高い場所ほど色が明るくなるように、真白の銀の視界は異端が強く、濃く現れているほど鮮烈に”黒く”なる。

 迷宮という異端に染まった空間となれば左の視界のほとんどは暗黒に染まる。右の頼りない視界がなければとても階段なんて登れないほどの暗黒風景。共闘する焚書官や生き残った被害者だけが白く幽霊のように浮かんでいる。

 しかし、暗黒にも”濃度”がある。影のように薄い闇もあれば、どす黒い底なし沼のような漆黒もある。一際”黒い”場所にはたいてい異端者の本体が潜んでいることを真白は3年間の戦いで知っていた。

 

 異端が砕かれバラバラとクッキーだった壁はもとの木材に戻り、せんべいのフローリングに散らばる。壁に開いた穴から、べちゃり、と異端者が腐肉を撒き散らしながら倒れていく。

 ……それでもまだ形は保っている。最初、寝室で目撃したときのおよそ四分の一……真白とほとんど同じくらいのサイズにまで削れているが、それでもまだ存在している。いったいどれだけ魂を、人を殺してきたのか……10や20じゃ到底足りない。これだけの存在強度を得るためには50や100は必要だ。

 

「はぁ……しぶといわね」

「ウ、ウゥ……ウワァアアアアアアッン!! マダダモン!! マダ、ミッチャンハ、マケテナイモン! モット、モット、モット”シアワセ”ヲアジワウンダモン!! モットタベレバ、タベレバ、タベレバ……ミッチャンハ”シアワセ”ニナレルノッ!!!」

 異端者は泣いて喚いて駄々をこね始める。腐った眼孔からはすえた匂いのする液体を溢れ流す。

「……成れはしないわ。怪物に変わってしまえば、もう人間(ふつう)には戻れない。そんな優しい夢は、叶わないの。だから──」

「ッ──ドウシテッソンナ、ソンアヒドイコトヲイウノッ!!? モウイイッ、モウイイッ……オネエチャンナンカ、シラナインダカラァアアアアッ!!!!」

 

 異端者は真白が写れ、と唱える直前に両手を思い切り振り下ろす。ただただ大気を殴りつけるかのような所作──だが、真白の直感が警鐘を鳴らす。

「うつ──ッ!?」

 即座に写れ、と言葉を紡ごうとしたその瞬間──ばき、と何かが砕ける音が天井から聞こえた。

 咄嗟に天井を見る。そこは、半分だけ普通に戻っていた。白い紙クロスが貼られたありふれた──ふつうの、天井に。つまり、そこだけ迷宮(ラビュリス)が解けていた。

 これまでお菓子の家という脆い幻想が崩れずに成立していたのは、異端者がその力で支えていたからだ。その力があったとしても、スナック菓子やパンの柱で木材やコンクリートの塊を支えられることはできない。

 

 バキッバキッバキッと轟音を、菓子をどんどん破砕しながら天井が迫ってくる。

 一刻も早く逃げなければ、異端者は真白もろとも天井の下敷きになろうとしている。

 だが、真白は逃げない。恐怖にかられる必要はない。

 

「ッ──写れッ!」

「ギ、ィヤアアアアアア!!!?」

 

 真白が見上げた瞬間を狙って、逃げようとした異端者を──腐肉の子熊を──迷わず、真白はトドメを刺す。

 断末魔。ごぽごぽと沸騰するかのようなうめき声が崩落の轟音にかき消される。

「っ、きゃっ」

 真白も即座に逃走しようとするが、異端の過負荷による脳への激痛で足元がよろめき、転んでしまう。

 

 しまった、と思う間もなく、

「ッ、ぐ……っ」

 夜の少女の小さな体躯は、為すすべ無く数百キロの瓦礫の塊に押しつぶされた。

 

……

…………

………………

 

「……う、く」

 

 ……身動きが取れない。当然だ、首から下が全部瓦礫に押しつぶされている。

 眼窩が焼けただれ、脳髄が砕かれたかのような激痛を発しているが、実際にはほとんど無傷らしい。幸運にも頭部に瓦礫は落ちていない。ただただ、異端の負荷で視神経と脳がオーバーヒートを起こしているだけだ。もうほとんど限界だ。

 これ以上異端を使用すれば、激痛と過去の悪夢によって真白から正気をしばらく奪うだろう。

 

 この激痛と、鈍い感覚のせいで正確には分からないが、お腹のあたりからどくどくと絶えず血液が溢れ、手足が変な形に破壊されていることはなんとなく分かった。

 まるで、早すぎる埋葬だ。土中の棺、死者はどれだけ蓋を押し上げても蘇ることはできない。

 

 ……わたしの場合、もがきはしない。身体を圧迫する大質量は不愉快だが、生きて動くいつもの姿よりかは自然に思えた。

 

 ……首はわずかに動く。ひび割れた義眼には灰色の風景だけが映る。……この家を迷宮(ラビュリス)にしていた異端はほとんど解除され、その残滓だけが残っている。銀我がこの場にいれば、サウナめいた異常な暑さも生クリームそのもののような甘い香りが和らいだことにも気づけただろう。

 

「はぁ……カミサワくん、来てくれないかしら」

 

 ぽつり、と真白はこの場にいる力の持ちの姿を思い出すが、近くにはいないようだ。被害にあった一家を守れているのなら、十分なのだけど。

 

 ……真白は焚書官として稀有な才覚を持つが、しかし肉体的にはただの少女だ。

 いくら不死身と言っても、少女のか細い腕では数百キロの瓦礫を押し上げることはできない。ただ標本になった昆虫のように身動きできず、この場で救助されることを待つこしか出来ない。主観的には自然だが、客観的には酷い有様だから、人目につく前に救助されたいと真白はぼんやりと思考する。

 

 ……けど、とりあえず異端者は倒せた。あと数分で玄馬さんたちが着くはず……そのときに救助される。なにも焦ることも、怯えることはない。

 そう、思ったときだった。

 

「え……」

 

 ──ぞわり、と視界が黒に染まった。

 まるで水に墨をまぜるように、灰色の世界が黒に淀み、周囲の空気が変容する。

 甘く、蕩けて、真夏のようにじっとりとした熱と、へばりつくような湿気。

 真白にはただ白黒の濃淡でしか判別できない、異端の侵食が再起していく。

 

「おなか、すいたのぉ。みっちゃん、ペコペコで…さみしいの、くるしいの」

 幼女の声が瓦礫の上からぽつぽつと溢れた。

 ……真白の背後に異端者がいる。

 その存在は真白の視線でほとんど崩壊しているが、しかし幼児一つ分の魂だけを支えに未だこの世に執着していた。

 

「おなか──スイタノ」

 

 ──即ち、食欲。

 ポタポタ、ボタボタ、ポタボタ…と瓦礫に落ちる雫は異端者の腐肉が滴り落ちる音なのか、大きな口から溢れる唾液の音か。振り返られない真白には分からない、濁った聴覚では判別できない。

 

 まずい、と真白は奥歯を噛み締める。真白の異端は視ることで発動する。この様に身動きが取れず視界に収められない状態では発動できない。櫛で指し示すこともできない。

 ……実のところ、緋色の櫛は発動するだけなら不要だ。呪文も要らない。ただ余計な部分まで異端を破壊しないため、そして鈍い感覚でも正確に焦点を定められるようにするために緋色の櫛を使い、暴発を防ぐために呪文を銃爪(トリガー)にして発動しているだけだ。

 

 ポタポタ、ボタボタと滴り落ちる音がどんどん大きくなっていく。真白の鈍い感覚でもわかるほどに、濃密な死臭と甘ったるい香りが現実を侵食していく。

「オネエチャン、オナカスイタノ……ダカラ、オネエチャンノシアワセ……タベチャッテモ、イイヨネェ?」

「っ……!」

 

 真白を圧し潰す瓦礫の上に──獣が、いる。

 髪の毛に雫が落ちる。じゅわり、と音を立てて真白の艶やかな黒髪が胃酸で溶けて嫌な匂いを立て無惨に縮れていく。ぞっとする。今まで棺のように安らかでさえあった瓦礫の重量が、一瞬で獣の獣性に、獲物を押さえつける重しに様変わる。

 ──自分の黒髪に液体が飛び散る様は、真白に恐怖(かこ)を想起させる故に。

 真白は……その身に刻まれた恐怖に囚われ、一瞬、白い顔を歪める。

 

「ッ──鏡よ鏡っ、世界を写せ!」

 

 その恐怖を振り払うように、首を捻じ切る勢いで……事実として首から嫌な音を立てさせながら真白は無理やり背後を睨む。脳髄がガンガンと大きく揺れる、もう異端が限界だ。眼窩の奥は腐敗の熱で炉のように熱い。視神経の断片が燃えているかの様に真白の精神を凌辱する。もう焦点は定められない、それでも敵を砕こうと両目を見開く。

 が、

 

「ワルイコハ、”オシオキ”ナンダカラネェエエ!!!」

「あ──」

 

 ──振り下ろされる木材で、真白の視界はほとんどいっぱいだった。

 真白の異端の一番の欠陥はそれだ。視界を塞がれてしまえばほとんど無力であること。透視ができるわけでもない、千里眼が使えるわけでもない、ただ視て砕くだけの異端。真白を無能にしたければ、アイマスクかなにかで視界を真っ暗にするだけで事足りる。

 

 ぐしゃっ──!!

「っ……ぅ!!」

 

 ささくれ尖った木材で、真白の顔が破壊される。

 最後の力で視ることができれば異端者は絶命していただろう。だが、偶然。そう、異端者が真白から少しでも離れた距離から攻撃するために柱の残骸を武器にしたせいで、その可能性は潰えた。

 

 ぐしゃっ! ぐしゃっ!! ぐしゃっ!!!

 

 木材が叩きつけられるたびに真白の白い顔が赤一色に削れていく。

 視認するために見開いていた眼球はどちらも最初の一撃で潰れた。右目は木片に突き刺さりくり抜かれ、左の義眼はあっけなく砕かれた。そのガラスの破片も木片といっしょになって真白の眼窩に鱗のように突き刺さっている。

 真白の洋人形めいた均整な顔立ちは、木材の質量に打ち砕かれ、木片が突き刺さって不格好な形に縫い止められた。殴打されるたびに、真白の頭部は輪郭を失い、脳漿と血液を飛び散らす。

 

 3度、4度、5度──繰り返す度に、抵抗はなくなっていった。

 異端者を打ち砕くための最後の抵抗は、叶うこと無く潰れて消えた。

 

「ククク、ウフフフフフフ! ヤッタ、ヤッタ、ミッチャンノカチィ!」

 

 ごとん、と木材が投げ捨てられる。頭部の潰れた少女という猟奇的な光景を前に、異端者は狂喜乱舞する。

 ──そう、マナーを守らない悪い子は叩かれちゃうの。だから、この子も叩かれたのよ。

 異端者はそんな昔の理屈を、自分を縛っていた規則(ルール)を思い出す。……そして、忘れた。それは、彼女にとっての絶望(ことわり)では無い故に。 

 

「アァ、オナカスイタァア」

 

 くぅ、とお腹が虚しく鳴り響く。

 そう、彼女が突き動かす絶望はそれだ。夏の暑さと極限の飢餓。

 衰弱しきった幼児の絶望(あくむ)が、彼女の成れ果てなのだから。

 

「……イタダキマァス」

 

 両手を合わせる。少女(てき)だったものは、ちょうどいい塩梅に柔らかくふやけていた。

 たくさん叩いたのが良かったのだろう。少女のちょうどお目々があったあたりはとても柔らかく……お肉のスープのようになっている。

「ゴクリ……!」

 いつも食べているシアワセの料理。異端に変貌した少女の腹を満たす唯一の料理。

 だから、少女はためらわずその腐肉に口をつける。……それは、己で作った料理ではないことをすっかり気づかずに。

 

「ア、れ? ナニ、コノ……あじ?」

 

 食んだ。飲んだ。味わった。とある少女が壊れた──絶望の記憶を。

 腐ったスープだった。まるで腐った果実(りんご)のような味わい。

 舌にへばりつく酸っぱい甘さ、喉を侵食するすえた苦み、腹を砕く異常な刺激──!

 

「──う、ウげぇエエエええ!!??? ナんデ、なンで、ナンデェ!!?」

 

 たまらず、異端者は今口に含めたものを吐き出した。今まで捕食してきた人間たちの腐肉もろともに、瓦礫の上に吐き出す。

 

 ……異端者(グリム)はわかった。隈本(くまもと)奇跡(みらくる)は知ってしまった。

 この少女は何一つ家族との幸福(ふつう)な思い出がないことに。

 この少女は、家族からずっと、酷い仕打ちを受けてきたことに。

 自分と、同じ怪物なくせに──まだ、人として在る悍ましい存在(かいぶつ)であることに!

 

 瞬間、真白の崩壊したはずの顔が、口がひく、と動く。

 ──まだ、活きている。

 その事実に、ひっ、と異端者は悲鳴をあげる。仕留めたハズの獲物の異常さに、子熊は怯えた。

 

「ヤダ、ヤダ……ヤダァ! ワタシハモウ、オバケナノニ! オネエチャンハ、ナンデ、ナンデ、ナンデェ!!?」

 

 理解できない。

 もう頭部は潰れたはずなのに。

 とっくの昔に壊れているのに。

 どうしてこの少女は人の形で、人の姿で、人の世界に在るのか。

 わたしは、わたしは、お兄ちゃんを食べて壊れたのに!!

 

「ウウゥ、ウワァアアアアアアア!!!?」

 

 絶叫をあげる。異端者に。隈本奇跡という少女に残っていたのは恐怖という感情だけだった。

 食欲ではなく、恐怖故に、異端者は牙を剥く。

 自意識過剰と余裕の無さ……異端者の特徴のままに、隈本奇跡は真白を完全に腐らせようとする。

 この少女を完全に、完璧に、二度と日常(あっち)に戻れないようにするために。

 自分の恐怖を肯定するために、隈本奇跡は狂気のままに牙を剥く。

 腐敗の小骨(あぎと)を突き立て──

 

「──させるか、よぉおおおお!!!」

「ギャア!?」

 

 ばごんっ、と異端者の腐肉の肉体が殴られ後方に吹き飛ばされる。

 いったい何が──困惑する異端者の視線の先には、少年がいた。

 

「おまえはぜってぇ許さねぇ! いい加減にしろよこの熊公がッ!!」

 

 若き、未熟な焚書官──上沢(かみさわ)銀我(ぎんが)がゴルフクラブを片手に、瓦礫の上で猛獣を睨んでいた。

 さながら、勇敢な狩人のように──その瞳は怒りに燃えてた。

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