いつの間にか呪術廻戦の世界に転生してた話─術式、解体(バラバラ)って何ぞ   作:粉爆発

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おぎゃあと生(転生)を受けて早くも15年。

気がつけば高校生にもなっていたし、気がつけばここが呪術廻戦の世界だと知ったのがつい最近(遅いにも程がある)

 

 

よくある転生○○が〜とか流行りのブームに乗っかって、まさか自分が転生するとか無いよね。

 

 

思わないよね。

それなりにブラックな会社に入って現実逃避に○ろう読んでた時は流石に「転生したい」とか、いい歳こいて思ってたけどさ、まさか通勤途中に駅のホームで突き飛ばされて死ぬとは思わないじゃない?

 

 

そんでさ、私かなりの衝撃を受けたから多分ミンチになった訳よ。

 

 

ほんでさ、転生して小さい時に術式使えてさ、その術式が【解体/バラバラ】とか皮肉にも程がある。

 

 

術式を展開して呪霊に触れれば見事粉々になって消える。

地面に落としたガラスみたいにパリーン、てなって粉々に散っていく感じ。

 

 

けれどこの術式は私の等級よりも高いと相手には通用しない。

 

 

つまり、原作に絡んだら私の人生派即時終了。

痛いのも怖いのも嫌だし、ここは主役の皆さんにまかせて私は人生を謳歌するわ。

 

 

前世の分まで。

 

 

と、思っていたのに何でか目の前には結構強そうな呪霊が不気味な声を出して鳴いている。

 

 

 

あれー、これ私倒せない。

てか触りたくない。

 

 

私の術式の条件にまず呪霊に触らなければ祓う事が出来ない、と言うのがある。

···どっかの誰かさんと条件が同じで解せぬ。

 

ちなみに目の前の呪霊は、女の子のぬいぐるみの目玉がボロりと糸で辛うじて繋がっていて、交通事故にあっあたようなボロボロな感じで、至る所にタイヤ痕があり、雨に濡れたのか青カビや黒カビで汚染されていて、触れた瞬間にぬちゃっとして胞子が飛んできそうな勢いの見た目だ。

 

 

これ多分等級低めだけど、私から見たら色んな意味で特級呪物だよ。

 

 

触らないとダメ?

ほっとけば誰かがやってくれるよね?

だって私はただのモブ。

 

 

故にクソ弱ザコだと思うの。

うん、ここは見なかった事にして、Uターンして帰りましょ。

 

 

「あだっ、···すみませ···ん」

 

 

何も考えずに後ろを振り向いたせいで、誰かとぶつかってしまった。

 

 

「大丈夫?ごめんね。ぶつかっちゃって、怪我は無い?」

 

 

目の前にいたのは、乙骨憂太だった。

うわぁ、本物だ。

凄い、刀持ってる、···後ろのリカちゃんは見ないようにしよう。

 

 

視線送ったら変な風に捕らえられるかもしれない。

 

 

「はい!こちらこそすみませんでした···!」

 

 

と、私は頭をぺこりと下げて、私はダッシュでその場を去ったけれど、これは始まりに過ぎなかった。

 

 

 

 

 

 

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