あの夢だ。世界を混沌に陥れた強大な敵に立ち向かうあの日の光景。激戦の中で死にかけた俺を助けた2人の仲間。1人は身体が消滅していき、もう1人は目や髪に色が無くなる中、2人は言った。
「自分を責めないで」
「あなたはあなたのままでいてください」
屈託のない笑顔を見せた瞬間、ベルは目覚める。冷や汗が出ていたのですぐに着替えて顔を洗うと、横で寝ていた神が起き上がる。
「どうしたんだい、ベル君」
「…いえ、昔を思い出してました…」
「そっか…」
ベルと言われた青年はそう言うと、身支度を整えてボロボロの教会を出る。と同時に、木の椅子に座る色のない女性のエルフにも伝える。
「行ってきます神様、リューさん」
彼はそう言ってダンジョンへと向かっていった。
ー
ベル・クラネル
異世界の英雄。幼い頃に異世界に迷い込み、なんだかんだで同じく異世界に迷い込んだリュー・リオンやアイズ・ヴァレンシュタインと共に旅をしていた。だが、邪神との最終決戦にてアイズは消滅し、リューも『色』がなくなってしまった。邪神を倒した後、元の世界に戻りリリを助けたりして今に至る。肩から背中にかけて風のような模様があり、ベルを支えているようにも見える。
ステイタス
レベル2
力:SSS1145
耐久:SSS1358
器用:SS1085
敏捷:SSS1245
魔力:SSS1209
【魔法】
【カオス・マギア】
・炎雷魔法
・無詠唱魔法
・自由
【
・【疾風】の魔法を使える
・詠唱式【
・自由
【
・【剣姫】の魔法を使える
・詠唱式【
・自由
【スキル】
【
・早熟する
・【英雄】である限り、限界突破
・【英雄】である限り、精神力と体力の自動回復
・状態異常無効
【
・【剣姫】と【疾風】のスキル使用可能
・思い出を忘れぬ限り、敏捷・魔力・力に補正がかかる
・【剣姫】と【疾風】を知るものに、自身のステイタスを加算
ー
リュー・リオン
未だ深き眠りにつく女性。異世界に迷い込み、ベル達と共に旅をしていたが、邪神との最終決戦にて魂を砕かれ、色を失った。肌の色や髪色、目の色すら白くなっており、もはや生きていないとさえ思うが一応生きている。砕かれた魂が再生するのか、それとも二度と治らないのかはベルにすらわからない。ただ眠りについているだけだが、実は風の膜を常時貼っており、外敵から身を守っている。
時々反応が見られる。ベルはアストレア・ファミリアに合わせるか悩んだが、今合わせるべきではないと判断し、外に出る時は深くローブを着せるなどの対策を行なっている。