補習授業部の大クソボケ   作:作刀

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ちなみにハルキ君のcvは島崎信長さんをイメージしてます。藤丸立香はわからないの謎丸をさらにおバカにした感じです


バカでも掃除ぐらいはできる

 

現在ハルキたちは合宿所の外に集まっている。なぜ外に集まっているのか、その理由は至極単純、ハナコの提案によるものである。ハナコが掃除をしようと提案すると、皆それを肯定し、汚れてもいい服に着替えてくることになった。

 

 

 

 

 

「みんな体操着なんだね。まあオレもだけど」

 

「はい、体操着は動きやすいし汚れたときに洗濯もしやすいですし」

 

「わかる」

 

「……で、私は何をやればいいの?」

 

「あ、コハルちゃん早かったですね」

 

「お待たせ」

 

「アズサちゃんも──って、どうして銃を……?」

 

「肌身離さず持ってないと、銃の意味がない。襲撃はいつ来るか分からないものだ」

 

「いえ、それはその、なんといいますか、そのとおりかもしれませんが」

 

 

 

 

補習授業部の面々が集まってきている中、ハルキはといえば、先生にちゃんと掃除ができるのかを聞かれていた。しかしそれに対してハルキは「大丈夫だ、問題ない」と答えた。ほんとかよ

 

 

 

「おまたせしました、皆さん早かったですね?」

 

「アウトーーーーーー!!」

 

「あら………?」

 

「なんで掃除するのに水着なの!?バカなの!?バカなんでしょ!?バーカ!!」

 

「ですが動きやすいですし、何かで汚されても大丈夫ですし、洗い流すのも簡単で──」

 

「そういう問題じゃないでしょ!ていうかハルキ先輩に悪影響が出たらどうすんのよ!?」

 

「まじか!じゃあオレも水着に着替えてくる!」

 

「ほらー!ハルキ先輩が真に受けて行っちゃったじゃないの!!どう責任取るのよ!!ていうかアンタも着替えてきて!水着の着用禁止!」

 

「あら、禁止されてしまいましたね……」

 

「あうぅ……」

 

 

 

この後、体操着に着替えたハナコがハルキと手をつないで帰ってきた。なぜハルキと手を繋いでいるのか?それは蟻の行列を興味津々で眺めていたハルキを見つけたため、このままではしばらく戻ってこないと思い、ハルキの手をそっと握って「戻りましょう?」と言った。そしてハルキもまったく抵抗することなく手を繋いで歩いている。ちなみにさっき水着に着替えに行っていたが、蟻の行列をみるのに夢中で完全に忘れていたハルキなのである。おバカです

 

 

 

"姉弟みたいだね

 

「蟻の行列見てたらハナコちゃんが来た」

 

「ええ、見ていて微笑ましかったのでそっとしておこうかと思ったのですが、それをすれば当分戻ってこないのでは?と思いこうやって手を繋いで帰ってきたんです」

 

「そうだったんですね」

 

「で、いつまで手を繋いでるのよ!戻ってきたんだから離しなさいよ!」

 

「………」

 

「は、ハルキ先輩?な、なによ」

 

「コハルちゃんも手、つなぐ?」

 

「繋がないわよ!?どういう考えしたらそうなるのよ!?」

 

「(´・ω・`)」

 

「あらあらコハルちゃん、酷いですね。ハルキ先輩が落ち込んじゃいましたよ?」

 

「え……いや、そんなつもりで言ったわけじゃ……ああもう分かったわよ!繋げばいいんでしょ!?」

 

 

そう言ってコハルはハルキの左手を掴んだ。右手にハナコ、左手にコハル、ダブルピンクに挟まれる小学生低学年知能のおバカの完成である。ハルキはこの状態に非常に満足していた

 

 

「(`・ω・´)シャキーン」

 

「どういう表情よ……」

 

「うふふ、可愛いですね」

 

「あはは、微笑ましいですね」

 

「今私が抱いている感情が分からないんだが、先生はわかるか?」

 

"多分、尊いって感情だと思うよ"

 

「そうか、これは尊いというのか」

 

 

 

手をつないでいるハルキ達を見て、ヒフミ、アズサ、先生の3人は尊みを感じていた。しかし、このままでは掃除が始まらないため、先生がそろそろ掃除をしようかと言い、全員で掃除に取り掛かることにした

 

 

 

 

「それではまず、建物周辺の雑草から抜いていきましょう!」

 

「任せろ!」

 

"ハルキは私と一緒にやろうね"

 

「わかった!じゃあ早く行こう先生!」

 

"はいはい、そんなにはしゃがないの"

 

 

ハルキは先生の手を引っ張って草が多く生えている場所に走っていった

 

 

「うふふ、では私たちも始めましょうか」

 

「ああ、ハルキにも負けないように死力を尽くそう」

 

「あはは……ただの掃除ですよ……?」

 

「……」

 

「どうかしたのかコハル?」

 

「いや、なんでもない……」

 

「あらあら、もしかしてハルキ先輩と一緒がよかったですか?」

 

「なっ!?そんなんじゃないわよ!ただ先生一人であのバカを制御できるのか心配だっただけよ……」

 

「ですが、ハルキ先輩は言うことはちゃんと聞く人ですよ?やってはいけないことを伝えればそれはやりません」

 

「確かにそれはそうだけど……」

 

「ま、まあ!ハルキ先輩のことは先生に任せて私たちも始めませんか?」

 

「そうだな」

 

「ええ」

 

「……うん」

 

 

 

 

ヒフミたちも、各々掃除に取り掛かる。そして、一通り掃除をして、最終的に合宿所全体が綺麗になった。だが、掃除で汚い場所に入ったからか、ハルキはホコリやゴミで全身が黒ずんでいた。なぜか先生はまったく汚れていなかったが

 

 

 

 

「あの、なんでハルキ先輩はこんなに真っ黒なのに先生は綺麗なんですか……?」

 

"ハルキがここはオレがやるよ!って汚れが酷いところはだいたいやってくれたからね。もちろん私もちゃんと掃除はしてたんだよ?"

 

「いえ、先生がサボっていたとは思っていませんが……」

 

「ちょっと!アンタシャワー浴びてきなさいよ!きったないわね!」

 

「わかった、じゃあ行ってくる!」

 

 

 

ハルキはコハルに怒られてしまい、急いでシャワーを浴びに行った。そして、掃除が終わりこのまま勉強をするのかと思われたが……

 

 

 

「また一箇所残っていますよ?」

 

「え?そうでしたっけ?」

 

「はい、野外プールが♡」

 

「ぷ、プール……?あ、そう言えばさっき……」

 

"じゃあ、ちょっとプールに行ってみようか。ハルキには後で私が伝えておくね"

 

 

 

先生にそう言われ、補習授業部はプールへと向かう

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは……」

 

「だいぶ大きいな、どこから取り掛かればいいのか……いやそもそも、補習授業に水泳の科目はなかったはずだけど?」

 

「試験に関係ないならこのままでいいじゃん。掃除する必要ある?」

 

「いえいえ、よく考えてみてください、コハルちゃん、キラキラと輝くプール、楽しい合宿、はしゃぎ回る生徒たち……楽しくなってきませんか?」

 

「何言ってるの!?ハルキ先輩じゃないのにわからない!」

 

「そこでハルキ先輩が出てくるのはやっぱり先輩は先輩だなって感じですね……ですがハナコちゃんの言う通り、こうして放置されてしまったプールを見ると……なんだか寂しい気持ちになりますね」

 

「このサイズだったし、昔はきっと使われていた時期もあったんだろう。元々はにぎやかな声が響き渡っていた場所なのかもしれない。それでも、こんなふうに変わってしまう。「vanitasvanitatam」……それがこの世界の真実」

 

「おお、プールを掃除するって先生から連絡きてたから来てみたら、アズサちゃんがよくわかんないこと言ってる」

 

「ハルキ、来ていたのか」

 

「うん」

 

「それで、するんだよね掃除?オレはやるよ(`・ω・´)フンス!」

 

「うふふ、もちろんです。掃除したら、プールで遊びたいですよね?」

 

「遊びたい!」

 

「決まりですね」

 

"うん、1日ぐらいそういう日があってもいいと私は思うよ"

 

 

 

ハルキ、先生の2人がハナコに賛成したことで、他三人もそれを肯定した

 

 

 

「……うん、たとえすべてが虚しいことだとしても、それは今日最善を尽くさない理由にはならない。問題ない。ちゃんと水着も持ってきてる、待ってて」

 

「あっ、待ってくださいアズサちゃん!」

 

「ええ……補習授業と全然関係ないのに……」

 

「コハルちゃんもやろうよ!ね!」

 

「分かった!分かったからそんな近くによるなー!顔が近いのよ!エッチなのはダメ!死刑!」

 

「?」

 

「なんでわかってな……まあいいわ。あんたはそういうヤツだもんね」

 

「ありがとう!」

 

「褒めてないわよ!」

 

 

 

そう言ってコハルは走っていってしまった。それから数分後着替えたメンバーが戻ってきた。ちなみにハルキは黒Tシャツと黒の長ズボンを着用している。特に濡れても問題はないためわざわざ水着に着替える必要はない

 

 

 

「ねぇハナコちゃん」

 

「どうかしましたか、ハルキ先輩?」

 

「オレバカだから分かんねえけど、プール掃除に制服ってどうなの?」

 

「だめに決まってるでしょ!?なんで濡れてもいい格好で制服なのよ!バカなんじゃないの!?今のあんたはハルキ先輩よりバカよ!」

 

「ナチュラルにハルキ先輩をバカ扱いしてますね……本当の事なので何も言えませんが……」

 

"ヒフミ、ハルキに遠慮なくなってきたね"

 

「ハルキに遠慮している人なんてここには居ないと思うが」

 

"それはそう"

 

 

散々な言われようではあるが、当の本人はバカなため何を言われても気にしない……というよりは意味が分かっていない

 

 

「まあ、ハナコちゃんがそれでいいならいいんじゃないかな。じゃあ、早速始めよう!」

 

「「「「おおー!」」」」

 

"うんうん、青春だね"

 

 

 

こうしてプール掃除は始まり、水をかけたり掛け合ったりして、楽しみながら掃除をするのであった

 

 

 

 

 

 

 




なんだろう。先生と補習授業部(主にコハル)がハルキ君の保護者みたいになってる……1年生に子供扱いされる三年生とはこれいかに
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