ドラえもん×ウマ娘!ゴルシちゃんの幸せ未来大作戦! 作:ゴルシ未来人
ジェンティルドンナとドラミちゃんとの邂逅から暫くして。ジェンティルドンナとドラミちゃんという改変された後の未来からやって来た存在が出てきたこともあり、ドラえもんはゴルシちゃんにぐちぐちと歴史を変えることを注意しなくなった。と言うのも、ジェンティルドンナとドラミが存在することはタイムパトロールの人達からも、サンデーサイレンス生存ルートはOKという判断だったのだろう。
「だけど、ゴルシちゃん!未来の知識を使って競輪やボートレースで大金をかけるのはダメだからね!!」
「やらねーよ!!私はこれでもjkじゃ!!」
だけど、未来の知識を利用してボートレースや競輪で大金を稼ぐのは絶対にダメである。当然だ、結果が分かってるのだから大金をぶちこめばより大きな大金に出来る。だが、そうすると注目を集めてしまうし…現実史実にもタイムスリップ疑惑のミラクルおじさんという人が居たが。
「しかし、ドラえもん。ジェンティルドンナとドラミからタイムマシンの修理キット貰えて良かったな!!これで元の時代だったり、お婆ちゃんの時代に行けるぜ!!」
「そうだね。でも貰えたのは修理キットだけだから、自分達で直さないといけないよ」
ジェンティルドンナとドラミは元の時代に帰っていったが、2人からタイムマシンを修理する修理キットは貰えた。これを使うことでタイムマシンを直せば、元の時代だったり、メジロマックイーンが現役時代にタイムスリップすることが出来るのだ。
だが、タイムスリップできるようになったら、とっとと元の時代だったり、目的地であるメジロマックイーンが現役だった時代に飛ぶ必要がある。この時代には事故で来てしまったのだから。
「わりーな、忙しい所、時間つくってくれてよ!椎名さん」
「こちらこそ。お子さんが産まれてお忙しい所をありがとうございます」
一方のサンデーサイレンスはトレセン学園の食堂で、1人の年上のトレーナーと話をしていた。彼の名前は椎名義弘、サンデーサイレンスより少し年上の人間であり、トレセン学園でも最強と称されるチームリギルのチーフトレーナーで、リギルの礎を築いた人物だ。
冷静沈着な人物であり、常に無表情。そのため、周囲の人からは鉄人なんて影で言われているが、ある意味サンデーサイレンスとは似た者同士。サンデーサイレンスは普段悪巫山戯で本気出したら冷静なら、椎名は普段は冷静沈着無表情で本気出したら感情丸出し激情という似ているが対極の人物である。
そんな彼は分析力、指導力、サンデーサイレンスには劣るがウマ娘の素質を見抜く相馬眼が強い。事実、史上初の三冠馬であり幼馴染みのセントライト、トレセン学園最強の呼び声も高いスピードシンボリなどの超強力なウマ娘達のトレーナーでもある。
『スピードシンボリはもう貴女の義妹であるティターンに2度と負けません。スピード、パワーはスピードシンボリの方が上です』
『おう、言ってくれるじゃん椎名さんや』
この2人、会うたびに「うちの子の方が凄いんだから!」とバチバチに火花を散らすウマ娘大好きおじさんである。
しかし、改変前ではそんなウマ娘大好きおじさんの片割れである椎名トレーナーも、トレセン学園から去ってしまう。椎名トレーナーは最強チームリギルのトレーナーだが、リギルでも未勝利戦が勝てていないウマ娘が何人か居ており…他のチームならそのウマ娘達は間違いなく退学に追い込まれているが、椎名トレーナーはサンデーサイレンスと同じく絶対に教え子を見捨てない。他のチームなら『4回目の未勝利戦?しーらね』と見に行かないが、椎名トレーナーは教え子のために遥々駆け付ける。教え子が結局勝てなくても、卒業後のセカンドキャリアに困らないように実家の人材派遣会社ソリューと連携してセカンドキャリアを一緒に考えてくれるのだ。では改変前はどうなったのか?サンデーサイレンス急死から彼の意思を継いでトキノミノルを引き取ろうとしたが、サンデーサイレンスアンチの理事会の妨害を受けてトキノミノルを別のチーム*1に引き取られてしまい…結果、トキノミノルは合わない練習で身体を壊し、ダービー後にトレセン学園を退学。夢を見てトレセン学園に入ったが、殆どの子が勝てなくて退学する…そんなトレセン学園となにも現状改善しない他のトレーナーや理事会に失望し、スピードシンボリの大学卒業と教え子のお花さん+沖野が一人立ちしたことを見届け、長男と長女ヴァルシャーレを連れて日本を出ていったのだ。
「来年度からトゥインクルシリーズと大学生以降のレースは別物になるってよ」
「ええ、中学生から高校生のレースがトゥインクルシリーズ。大学生や社会人のレースはドリームトロフィーリーグと差別化がされますね」
この年代ではトレセン学園を卒業した大学生や社会人が参戦するドリームトロフィーリーグはなく、トレセン学園の生徒が走るトゥインクルシリーズに社会人や大学生が出れたのだ。
だが、この来年度からトレセン学園中等部~高等部の生徒が出走するトゥインクルシリーズと、大学生~社会人以降のドリームトロフィーリーグは分けられることになる。
「スピードシンボリは高3。貴方の教え子トキノミノルと最初で最後の有馬が始まりますね」
「そうだな」
スピードシンボリは現在高3。いやスピードシンボリだけではない、セントライトなどの社会人も今年の有馬が最後のトゥインクルシリーズでのレースとなるのだ。
「お互い、悔いの無いレースをしましょう」
「ああ」
「言っておきますが、勝つのはスピードシンボリかセントライトです」
「言うじゃないか。宣言するぜ?俺様の教え子、トキノミノルが勝つ」
だが、トゥインクルシリーズとドリームトロフィーリーグが分けられることによって、ゴルシの時代では当たり前となったアレが行われるようになるのだ!!
「「ウイニングライブか」」
遠い目をして上を見上げるサンデーサイレンスと椎名トレーナー。そう、トゥインクルシリーズとドリームトロフィーリーグの差別化として、トゥインクルシリーズはレース後にウイニングライブが行われるのだ。早い話、ウマ娘は全力疾走の後で、アイドルや歌手のようにライブを行うのだ。そして、サンデーサイレンスと椎名トレーナーに歌とダンスを伝える素質はない!!
「てか、トレセン学園って共学で良くね?トレーナーになりたい人間は大学生になってからしか学べないって、ウマ娘と比べたら不公平だろ。ウマ娘はトレーナーから話も聞けるし、仕事も実際に見ることが出来る」
「それもそうですね。ウマ娘は1人で走るわけではない。両親、友人、チームメイト、トレーナー、勝負服を作ってくれた人達、練習用シューズを作ってくれた人やメーカー、皆の思いを乗せて走ります。
勝負服や練習用シューズを作る人を目指す子供達も居ます。彼らもトレセン学園ならウマ娘の子供達から、直接話や要望も聞ける。トレーナーを目指す子供達もトレーナーから実際の話も聞ける。良いですね、そう言う子達も受け入れたら未来は明るくなるでしょう」
そしてトレセン学園から去らなかった天才保護者2人のお陰で、トレセン学園が変わる。
オグリキャップがシングレってる世界線ではウマ娘をサポートする人を目指す、サポート科なんて物もある。
ウマ娘は1人で走るのではない。チームメイトやトレーナーは勿論、勝負服を作ることに関わるデザイナーや職人だって「この勝負服を着て活躍してほしい!」と思いを込めている。普段から練習で使う蹄鉄シューズもメーカーやそこに勤める社員さんが「これを履いて頑張ってほしい!!」と思いを込めている。勝負服デザイナー、トレーナー、蹄鉄シューズなどの会社で働く人達…職は違えどウマ娘に関わる人達だ。ソレを目指す子供達もきっと多いし、人種や性別関係なくなることは出来る。それらを目指す学科がトレセン学園の中にあれば、ウマ娘やトレーナーから意見も聞けるし、要望も聞ける。ここに、トレセン学園共学化プロジェクトが始まった。
そして時は流れて、ロイヤルホープがトレセン学園に入学する日。
サイドテールの美少女ウマ娘となったロイヤルホープは、自分の足長おじさんとなってくれた人材派遣会社ロイヤルヒューマンの創業社長 山王耕造の代理人も兼ねてか、姉の元カレである税理士の栗栖栄治(通称クリス)とトレセン学園の入学式にやって来た。
「OK、行きましょうクリス」
「ホープ、待ってください」
早歩きで行くロイヤルホープを追いかける栗栖。そんな栗栖であるが、早歩きで先先行くホープを追いかけていたこともあり、ポケットからハンカチが落ちてしまった。
「あの…落ちましたよ」
だが、そのハンカチを拾う人物も居た。その人物はホープと同い年の少年であり、丸眼鏡をかけた少し…オタク気味を感じる。だが、トレセン学園の男子制服を着ており、間違いなくホープと共にトレセン学園中等部に入学する男の子だろう。
トレセン学園はサンデーサイレンスと椎名トレーナーが頑張りまくったこともあり、競技者を目指すウマ娘だけでなく、トレーナーや勝負服デザイナーや蹄鉄シューズなどを手掛ける職人を目指す人(性別人種問わず)も入学出来るようになったのだ。
「すいません!!ありがとうございます!!」
少年はクリスにハンカチ手渡し、クリスはハンカチをポケットに仕舞う。すると、ホープが少年に興味を持ったのか、少年に近づいていき…眼鏡を取った。
眼鏡を取られた少年だったが、眼鏡のこともあったのだろう。眼鏡をかけていると、オタクのように感じたが…眼鏡を取ると「どこのアクションスターやアイドルですか?」と言いたげのイケメンだったのだ。そんなイケメンの素顔を見たホープは尻尾を3回振り、少年に眼鏡をかけた。
「私はロイヤルホープ。貴方に夢はあるかしら?私の夢は有馬記念を勝つことよ」
「中條耕一…その…夢はトレーナーになることです」
中條耕一。サンデーサイレンスと同じくウマ娘の素質を見抜く素質を持っており、やがて史上最年少でトレーナー免許を取得して、希望と幸福の結晶ロイヤルファミリーを有馬記念に導くトレーナーとなる人物だ。
リギル追加メンバー イマジンドラゴン、ヴァルシャーレ、ソーパーフェクト、メジロラモーヌ、エアメサイア、アドマイヤベガ、マネージャーとしてアヤベの双子の妹、エアジハード、トウカイテイオー、メジロアルダン、そしてシンザン
スピカ追加メンバー キングヘイロー、ディープインパクト、ラインクラフト、シーザリオ、ロイヤルホープ、ロイヤルファミリー、フジキセキ、アグネスタキオン、オグリキャップ、フジマサマーチ
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