ドラえもん×ウマ娘!ゴルシちゃんの幸せ未来大作戦! 作:ゴルシ未来人
ゴルシとドラえもんは無事に椎名校長とサンデーサイレンスの手で、この時代のトレセン学園での立場を手に入れた。
「ゴールドシップだったね。ここのトレセン学園でチームに入ってなかったり、トレーナーとペアを組んでいないウマ娘の訓練を担当する広中だ。こう見えて、昔は海外でトレーナーをしてたよ。宜しく」
「おう!!宜しくな広中さんや!!」
そんなゴールドシップことゴルシであったが、ゴルシは教官を務める教員の1人である広中博である。なんでもロイヤルイザーニャの祖母が働いていた牧場が実家のことで、サンデーサイレンスの教え子の1人であるロイヤルイザーニャのファンだったそうだ。
教官とはトレーナーライセンスと中学教員免許の2つを持つ人間が、チームに所属していない或いはトレーナーとペアを組んでいないウマ娘の基本的なトレーニングを担当する教員の総称である。広中は欧州でトレーナーとしての経験を積んでおり、椎名校長からのスカウトでトレセン学園にやってきたのだ。
「しかし、この時代のトレセン学園も色んなチームがあるな!!」
「今、中央でのトレーナーライセンスを持つ人は人間やウマ娘を合わせて180人以上。このトレセン学園に働くトレーナーだけでも50人以上居るね」
広中さんに案内されながらゴルシは現代のトレセン学園を歩く。歴史改変前や未来のゴルシの知るトレセン学園では完全女子高ということもあり、設備も女性向けだったが、ここでは共学になったこともあり中高一貫校だけではなく大学のようにも感じる。
「競技者だったサンデーサイレンス教頭の意見もあり、トレセン学園では実際の競馬場さながらの練習場があるよ。それが、ここだ」
「うぉぉぉおーー!!すげぇぇぇえ!!」
そして広中に案内されたのはサンデーサイレンスプロデュースで作られた競馬場さながらのコースが用意された練習場である。
一番内側はダートのコース。二番内側はウッドチップのコース。3番目は芝のコース。4番目はニューポリ(ポリエステルなど)を用いたコースとなっている。更に全長1キロのウッドチップが敷き詰められた直線の坂路のコースも用意されている。近くの建物は観測棟となっており、最新技術を用いてのタイムの測定やフォームの解析などが行われている。
そこではリギルやスピカだけではなく、トレセン学園に所属する多くのウマ娘が今日もトレーニングを行っており、ウマ娘だけではなくトレーナー志望や職人志望の生徒達も将来の為に活用しているのだ。
「なあ!!なあ!!広中のおっちゃん!!ウッドチップは知ってるが、ニューポリってなんだ!?」
「ニューポリはポリエステルの事だね。気象条件の影響を受けないから、馬場コンディションが悪くても変化が少ないから天候を選ばない。凍結しにくいから、冬でも問題ないよ。欠点は雪が積もりやすいことかな?」
「他にも学校教育として400メートルトラックのグランド、野球グランドもあるよ。と言っても、観客席とかはないよ?」
「一般的なスポーツ設備も整ってるな!!」
「スポーツ高校レベルだけどね。それに、今ではウマ娘のセカンドキャリアのことも考えられていてね…食堂や寮の食事は学内の農園や牧場で取られた物が使われてるよ」
広中はそう言い、自分の知らないトレセン学園の設備に興奮するゴルシを見て告げる。それは学生のゴルシの夢を木っ端微塵に打ち砕く、現実の宣言だった。
「ゴールドシップさん。トレセン学園高等部を卒業して、ドリームトロフィーリーグに参戦したウマ娘…そして人間のプロスポーツ選手は現役を終えると、将来的に金銭の不安を感じる人が8割以上だと言われているんだ」
「ほー……って8割!?いやいや、プロスポーツ選手は勿論だし、ドリームトロフィーリーグは億単位やうん千万で賞金出るだろ!?」
そう、プロスポーツ選手やドリームトロフィーリーグのウマ娘は将来的に8割が金銭の不安を感じると統計的に言われているんだ。と言うのも、これは莫大な報酬や賞金が入っていた現役時代と同じような金銭感覚で引退後も暮らしてしまい、貯金がなくなるなどである。
「ああ、だけどね。実際に金銭の不安で事件を起こした元アスリートが何人も居る。それは日本でも例外ではないよ」
事実現実の日本でも元プロスポーツ選手が金銭の不安で事件を起こしたケースがある。当然、ウマ娘達にそんなことはしてほしくない。だからこそ、トレセン学園ではウマ娘のセカンドキャリアの為にも、教育に力を入れてるのだ。
例えば学内農園で取れた作物の販売や食品加工の職場体験、そしてURAの協賛企業の協力の元で職場見学なども行っているのだ。
「すげー…私の知るトレセン学園じゃそんなことはやってなかったのに」
「学校は子供達の未来のために有るからね。子供達の夢の実現は勿論、未来の幸せを掴むためのサポートは常に全力さ」
学校は子供達の未来の実現のためにある。トレセン学園はウマ娘や人間の子供達の未来を輝かせるために、全力でサポートをしているのだ。
だが、ゴルシの知る改変前ではウマ娘のセカンドキャリアなどは一緒に考えてくれなかったし、トゥインクルシリーズで活躍出来なかったら追い出されるように退学も当たり前だった。いい、時代だな~と感激するゴルシであった。
「ダジャレは世界を救う!!ダジャレ同好会を必ず設立するぞ!!ハッハハハハ!!」
ゴルシの知る冷徹な雰囲気とは真逆であり、ダジャレ大好きと成り果てた皇帝シンボリルドルフ。
「筋肉は全てを解決する。屈腱炎、筋肉痛、膝の痛み、腰痛さえも。さあ、筋肉を崇めよ、プロテインを称えよ」
原作でぽっと出のインパクトが強すぎる後の無敗の三冠馬であるイマジンドラゴン。原作で怪我で休養していた後に秋三冠為し遂げたことから、プロテイン愛好家となる。
「タマ!!回復薬を使うんだ!!」
「もう回復薬ないんや!!コミちゃん!!粉塵使ってや!!」
「まって!!本当に待って!!リオレウス来てる!!」
「仕方ない…俺の出番だな…ぎゃぁぁぁぁぁあ!!」
「「「沖野Tぃぃぃい!!」」」
練習中以外は完全にフリーダムに過ごすチームスピカの皆様。上からフジキセキ、タマモクロス、コミちゃんトレーナー、ゲーミング沖野トレーナーである。4人で仲良く3DSでモンハンをしていたとか。
「どっちもキャラ濃いな!?てか、あのトレーナー…なんでレインボー!?」
頑張れゴルシ!!リギルに入ってもキャラが濃い、スピカに入ってもキャラが濃い。果たしてハジケリストの明日はどっちだ!?
次回…ゴルシ、サンデーサイレンスの家で目覚める。ドラえもんは何故か押し入れで寝起きする。
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