「さーて、荷物と食料、後諸々準備はよし」
「俺の
「そんじゃ⋯出発進行!」
突然の話だが、旅は好きか?
俺は大好きでな、バイク免許を取って親父に無理言って頼んで、ホンダ・ドリームCB250を買ってもらって、今は長野から東京に向かう予定だ!
「しっかし⋯親父も過保護だよな⋯」
「こんなに着替えとか洗剤とか⋯よく詰めれたよな、ホント感謝しかねぇわ」
「さて⋯おじさん、色々教えてくれてありがとね!」
「おうよ、ボウズ、楽しんでいけよ!」
そんなこんなでバイクを走らせ、東京に向け出発した。
高速道路に乗り、時にはSAよってガソリン補充して⋯
浅草とかスカイツリーとか東京駅とか⋯
初めての東京旅行が楽しみで仕方なかった!
━━けど⋯待っていたのは悪夢だった。
「なんか車が止まってる、渋滞でもしてるのかな」
車が止まっているので仕方なく待つことにはしたのだが。
いくら時間が立っても渋滞が解消されることなく⋯
「・・・流石にまずいよな、少し様子でも見に行こ」
「って⋯だいぶ事故が起きてる⋯玉突き事故でもこうならないでしょ・・・!」
光景的には地獄だった。仕方なく俺は、エンジンを止めてバイクを押しながら進んでようやく着いた。
「⋯東京は人が多いイメージだったんだけど、ここまで人がいないものなの?」
そう、道を見渡しても歩行者はおろか、人一人すら見当たらなかったのだ。
「⋯仕方ない、バイクを置いて少し近くを散策するか⋯」
バイクを置いて周辺を探索し始めるが⋯やはりと言うべきか、人がほんとにいない。
都合よく店が空いていたので、俺は入って人を探すことにしたが⋯
━━━それが悪夢の始まりとも知らずに⋯
「ごめんくださ⋯ってここ銃砲店!?」
なんと都合よく入ったのは、まさかの銃砲店だったのだ⋯その証拠に壁にはショットガンやスナイパーライフルなどがかけられていた。
そしてバックヤードに向かう扉が空いていることから、ただごとではないのは明白だった。
「失礼しま⋯」
その時、俺は絶句した⋯
一瞬にして日常が非日常に堕ちる恐怖に、
ここがどこか異世界であると思い込みたい哀れな恐怖に、
そして眼の前にいる人が、人を食べているという底知れない恐怖に⋯
「あ⋯ああっ⋯」
「うわあああああああああああああっ!!!!!!」
「ア゙ア゙ア゙ァ⋯」
「ど⋯どうしよう⋯このままじゃ⋯殺される⋯!」
その時近くにあった銃に目が入る⋯けど撃ち方も知らないし、撃ったらどうなるかもわからない⋯
「⋯やるしかない」
意を決して、構える。
「うあああああああっ!!!」
叫びながら俺は人だったなにかに撃つ、運が良かったのか眉間に命中し倒れた。
「⋯初めて人を撃った気分だ」
「⋯それでこれは一体なんなんだ⋯?⋯⋯ってそれより使えるものは持っていかないと」
とりあえず俺は近くにあったコルトM1911ハンドガン、レミントンM700ショットガン、マチェットと弾薬、マガジンだけ持っていくことにした。
これ以上持っていってもかえって死ぬリスクが高いだけだ。
「⋯まずは、やることだけまとめよう。目標は明確にしておかなきゃ」
・都心部の調査
・ガレージと拠点の捜索
・生存者の救助と捜索
・原因特定
・とにかく生き残る!
「こんなものか、さて⋯ちょっくら物騒な旅に行きますか!」
次回に続く
ゾンビものっていいよね、たまには書きたくなっちゃった。
そんで青神くん、すごい能天気。
あ、ブルアカの更新は待っててね。
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