AIからの無茶ぶりお題に5分で書くやつ   作:こなひー

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 お題がよりバカバカしいものになりました。無茶振り度が上がって難しいですね。


お題51~55

お題51:**朝起きたら全身が餃子の皮になっていた。**しかも具がまだ入っていないらしい。

 

「え、なんか体が薄い……手足が無い…」

 

 朝起きたら、自分の身体が餃子の皮になっている。これを脳が理解するまで、30分もの時間を要した。

 

「寒っ、昨日は寝床で寝たはずなのに。いつの間にか冷蔵庫の中に入れられてるし……いや、餃子の皮としては合ってるのか」

 

 ツッコミどころが多すぎて、全然そこじゃないだろってところからつっこんでしまった。

 

「よう、皮」

「え、でかいボウルが話しかけてきた」

「違うわ! 今からお前に包まれる中身だよ!」

「ああ、ひき肉とか、白菜とかか?」

「いや、うちはキャベツ派だ」

「うん、しらんけど」

 

 今から本格的に餃子にされる、そんな予感がしているのに危機感が湧いてこない。

 

「というかにんにく入れすぎじゃないか? 冷蔵庫中匂いがきついんだけど」

「俺に言われても困るぞ! きれいに包んでくれりゃ、俺はそれでいい」

「妙なこだわりだなぁ……」

 

 果たして俺は、きれいに包むことができるのだろうか。というか、食われちゃうのか。え、逃げたい。超逃げたい。

 

 

 

 

 

お題52:**世界が突然「語尾にニャ」を義務化した。**反抗した者は全員、猫じゃらし係に配属されるという。

 

「全ての国民は、語尾にニャをつけることを義務といたします。反抗したものは、猫じゃらし係に強制配属となります」

「はいぃ?」

 

 通勤途中、車内のラジオを聞き流していたら突然、そんな一斉アナウンスが流れてきた。助手席の後輩も違和感しかなかったようで、思い切りしかめっ面をしている。

 

「はぁ? 今のなんすか?」

「さあな……いたずら電波か何かか?」

「でも今トーンがガチっぽかったっすよ?」

「いやいや、そういうギャグもあるだろ」

 

 普通に考えてそんな事はありえない。仮に真実だったとして、一体誰が得をするというのか。

 

「あれ、なんか向こうで検問やってるっすよ?」

「マジかよ。あんまり始業に遅れたくないんだがな……」

 

 仕方なく景観の前で車を止める。窓を開けると景観がすみませんにゃーと挨拶してきた。

 

「はーい、語尾チェックしますニャー」

「は? ふざけてんのか?」

「……あの、ちゃんとつけてくださいにゃ。でないと捕まりますにゃ?」

「おいおい、冗談きついぞ…………にゃ」

 

 あまりの真剣な目つきに、俺も合わせてしまった。横で吹いた後輩よ、後で覚えておけよ。

 

 

 

 

 

お題53:**僕の部屋の押し入れから、なぜか毎日大根が1本ずつ生えてくる。**しかも育てた覚えはない。

 

 一体いつからだったか、うちの押入れには一日一本、大根が生えてくる。

 

 別に土や肥料、水も与えていないのに太くて大きい、元気な大根が生えてくる。最初は怪しすぎて捨てていたのだが、試しに食べてみたらこれが美味しいでやんの。

 

「いや、これ本当なんなんだろうな……」

 

 今日も今日とて、煮付けにして食べている。味噌との相性が素晴らしい、じゃなくて。

 

「しかも最近、寝付きも良いし腰の痛みも無くなったんだよな……」

 

 この大根、ただの大根かと思いきや、なんだか特殊な効能まであるようで。毎日ランダムで体の悪いところが治っていく。

 

 

 わからないまま食べ続けていたある日。大根の横に紙がおいてあった。そこには顔写真とコメントが載っていた。

 

「生産者さんの顔が見えるようにしました!」

「いや知りたいのそこじゃないっす」

 

 生産者いるのかよ。顔に全く見覚えがねえよ。まず産地書いてくれよ。言いたいことが多すぎて、逆に何も言えなかった。紙の裏にあるレビュー欄には、とりあえず星5つけておいた。

 

 

 

 

 

お題54:**学校の先生が突然、「今日の授業は空を飛びます」と言って窓から飛び出していった。**誰よりも驚いたのは先生本人だった。

 

 今日も退屈な授業の時間が来た。今回はどうバレないように眠ろうか、なんて事を考えていた。

 

 しかしそんな思考は、先生の一言で打ち切られたのである。

 

「はい、今日は空を飛びましょう」

「えっ」

 

 なんかとんでもない事言わなかったか。先生の口調は別に普通の事を言っているみたいだった。クラスメイトたちはざわつきが止まらない。良かった俺だけじゃなくて。

 

「では、窓を開けてください。まずは先生が飛びますので、あとに続いてくださいね」

「待ってください先生。さっきから何を言っているんですか!?」

 

 窓から飛び出そうとする先生を、クラス委員の女子が慌てて止めようとする。しかし、先生はもう既に飛び出してしまった。おいおい、ここ3階だぞ。

 

 ひゅー……べしゃっ。

 

 人が地面に落ちた音が、窓の外から聞こえてきた。もしかして死んじゃったのか、と思い全員が窓の外を見る。

 

「ちょっと! なんで誰も付いてこないんですか!?」

 

 先生、生徒全員を置き去りにするのやめてもらってもいいですか。あんたが一番道徳の授業ちゃんと受けたほうがいいよ。

 

 

 

 

 

お題55:コンビニで買ったおにぎりに話しかけられた。「君はツナマヨを選んだのか…覚えていろ。」

 

 僕はこれまで、周囲に合わせて生きてきた。誰かの恨みを買うと、何一つ良いことが無いと思うからだ。

 

 けれど、そんな僕が初めて、誰かの恨みを買った。そう思わされる出来事が起きてしまったのである。

 

「君はツナマヨを選んだのか……貴様、覚えていろ」

 

 ただ、その対象がまさかコンビニで買ったおにぎりからだとは、夢にも思わなかったけれど。

 

「な、なんで?」

「……」

 

 おにぎりは何も言わない。当然である、だっておにぎりなのだから、喋るわけがない。じゃあさっきのは一体なんだったんだ。

 

「……他の具材なら、まだ助かったかもしれなかったのにな」

 

 そう思っていたら、また喋ってきた。なんでツナマヨが地雷なんだろう。というか君自身ツナマヨだよね、尚更なんでだよ。

 

「えっと、僕どうなっちゃうんです?」

「……近いうち、貴様は握られることとなるだろう」

「何を!?」

 

 握られるって一体、何されるんだ。僕もおにぎりにされちゃうってことなのか。




 一体何回おにぎりに話しかけられたらいいんだ……?
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