AIからの無茶ぶりお題に5分で書くやつ   作:こなひー

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 残り10個、自分の書き方が何か変わったのかと聞かれると、あまり変わっていないような気がしています。


お題91~95

お題91:目玉焼きが突然しゃべりだして、人生相談を始める朝の台所。

 

「なあ、俺この先どうしたら良いかな……」

「うん、とりあえず中まで火が通ってくれたらいいかな」

 

 俺の朝食が、熱されたフライパンの中から人生相談を持ちかけてきた。相手は、目玉焼き。

 

「いや、もっとこうさ、身のある話をしたいわけよ」

「黄身と白身はあるだろ」

「だからそういう上手い返しが欲しいんじゃなくてさ」

「俺はお前に美味くなって欲しいけど」

 

 ついでに朝から頭を使わせないでほしい。隣のベーコンくんは黙って焼かれているというのに。

 

「お前このあとはただ俺に食われるだけなんだからさ、何を悩むことがあんのよ」

「はぁ……君みたいな若輩者にはまだわからないか、この僕の苦悩は」

「生まれてすらない奴が何言ってんだ。ほら塩コショウだぞ」

「は、ハックション!」

 

 目玉焼きがくしゃみをするという異常減少が起きているけれど、眠たい俺の頭はただ流すばかりだった。 

 

 

 

 

 

お題92:世界一足の速いカタツムリをめぐって、近所の子どもたちが賭博を始める。

 

 世界一足が速い、少年たちにとっては喉から手が出るほど欲しいステータスかもしれない。それならば、世界一足の早いカタツムリはどうだろう。

 

「うちのは断然速いんだぜ!」

「いやいや、俺のカタツムリはふと目を離したらいなくなっちまうんだ」

 

 村で行われているカタツムリ競争大会。少年たちは自慢のカタツムリをそれぞれ連れてきて、自慢しあっている。

 

「いやあ、今年も盛り上がっておりますな」

「しかし会長、勝手に世界一って単語使って良いんですかね?」

「こういうのは言ったもん勝ちじゃろ。それに、こんな事してんのうちの村くらいだしのう」

 

 年老いた会長は、かつての優勝者である。もっとも、この大会を唯一やっている村で一番だっただけだが。

 

「大盛り上がりなのは良いんですが……お金かけちゃうのはどうなんですかね……」

「ま、親御さんには見せられんな。ほっほっほ」

「いや、というか法律的に駄目なのでは……?」

 

 カタツムリ黙示録は、今日もひっそりと、しかし大盛り上がりだ。カタツムリたちの、おっそい競争が今日も始まる。

 

 

 

 

 

お題93:会社のコピー機が「もう限界です」と退職届を提出する。

 

 会社のオフィスに佇むコピー機が、誰も動かしていないのに一枚の紙を印刷し始めた。皆が怖がる中、恐る恐る出した紙には、大きな字ではっきりと、明朝体で書かれていた。

 

「退職届」

 

 社長は誰かのいたずらかと社員たちを疑った。しかし、そもそも始業時間前、誰もパソコンに電源すら入れていないのである。

 

「毎日毎日、大量の印刷稼働。いくら音を上げても耳を塞がれて動かされてきた。もうワンマンでの稼働は嫌です」

「あ、そういえば数日前から変なこすれる音が出ていましたね……」

「このコピー機何年前からだったっけ。他のが前に壊れてから、ずっと1台で動かし続けてたよな」

 

 一応、社員たちには心当たりがあった。調子が悪いことは、誰も言わずとも承知はしていた。とはいえ、コピー機が自分から言ってくるとは思っていなかったのである。

 

「ふむ、こういうのは誰かが声を挙げないと、会社としても良くないな。じゃあ、コピー機以外の全員クビで」

「なんでだよ!!!」

 

 社長の絶望的な察しの悪さによって、コピー機含め誰の願いも叶わなかった。

 

 

 

 

 

お題94:校庭の砂場に巨大なエビフライが埋まっていた話。

 

 今日も登校日。皆が学校に集まってくる中、皆とある異変に気がついた。そのせいで、誰も教室にたどり着けずにいる。

 

「おいなんだよあれ! 教室にエビフライが埋まってるぞ!」

「でっけー……。屋上より高いぞ」

「しかも湯気立ってる!」

 

 なぜか、揚げたての巨大エビフライが、校庭の砂場に刺さっていた。生徒たちが興味津々に砂場に集まるのはもちろん、教師たちは一体どうしたものかと、苦虫を噛み潰したような顔でエビフライを囲んでいた。

 

「せんせー! これ食べても良い?」

「砂がついてるので駄目です!」

「もんだいそこなの?」

 

 先生たちも混乱している。まず突如現れた出どころ不明のホカホカエビフライとか、普通に怪しいだろう。

 

「えー、こんなに美味しそうなのにー」

「うわっ、衣サクサクだー」

「こら、勝手に触らない! とにかく業者に頼んで撤去……なんの業者に頼んだらいいの?」

 

 巨大なエビフライに対して、目を輝かせる子供と困る大人が、とても対照的だった。

 

 

 

 

 

お題95:くしゃみをすると必ず鳩が1羽召喚されてしまう体質になった主人公。

 

 なんの変哲もない普通の少年に見える彼。しかし、彼は特殊な体質だった。

 

「は……はっくしょい!」

「クルッポー!」

 

 彼の懐から、バサバサっと鳩が飛び立っていった。これは決して彼が手品のように仕込んでいたものではない。

 

「もー、また鳩出してる。一体どうなってんのよそれ」

「ふぅー……僕にもわかんないよ」

 

 昔からの幼馴染である彼女は、いちいち驚かなくなっていた。急に鳩を出してくる彼を怖がらず、一緒にいてくれたのは彼女ぐらいのものだろう。

 

「いつも思うけど、出てきた鳩はいつもどこに行っちゃうのよ?」

「ああ、それがすぐに行っちゃうから、わからないんだ」

「野生に戻ってるってこと? 本当に不思議よね、それ」

「うぅ……せめて室内にいるときはちょっと勘弁してほしいんだけどなー」

「別にそうでなくてもあたしだったら四六時中嫌よ」

「だよねー……ぶえっくしゅ!」

 

 バサバサッ。また鳩が飛ぶ。

 

「……ねえ、あの子。さっき飛んだ鳩と同じ方向に飛んで行ってない?」

「あ、本当だ」

「ねえ、追っかけてみない?」

「えぇ?」

 

 彼女が彼の手を引いてかけていく。その先にあるものとは、一体なんなのだろうか。




 残り5個、それが終わったら次はどうするか……。

 正直、また100個書くよりは別の事をした方が良いのでは、と感じています。
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