AIからの無茶ぶりお題に5分で書くやつ   作:こなひー

3 / 20
 ジャンルとかも全く決めていないので、本当に行き当たりばったりです。


お題11~15

お題11:目覚まし時計を止めようとしたら、代わりに隣の住人を止めてしまった。

 

 

「んん……もう朝か……」

 

 昨夜ゲームにハマっていたせいか、瞼が重い。目覚まし時計のアラームを止めようとしたのだが、体が思うように動かない。

 

「って、え?」

「……」

 

 目を開けると、何と俺の布団の中に隣に住んでいる転校生のケイトがいた。俺が寝ぼけて彼女を布団に抱き入れてしまっていたらしい。顔を真っ赤にして固まっている。

 

「ご、ごめっ!?」

 

 慌てて布団を抜け出そうとしたのだが、彼女は混乱しているのか、俺の背中に両腕をがっちり回したまま離してくれそうにない。

 

「ア、アノー。……ワタシナラ、コノママデモイイデスヨ?」

「え、え……」

 

 いや、このままだと学校に遅刻しちゃうから。そう言いたかったのに、彼女の照れ顔を見たら言えなくなった。

 

「あー……じゃあ二度寝、する?」

「! イエス!」

 

 こうして、無事遅刻しました。

 

 

 

 

 

お題12:今日からダイエットを始めるつもりだったのに、冷蔵庫が先に反抗してきた。

 

 

「さて、そろそろ本気でいかないとまずいよな……」

 

 一人暮らしの僕は、健康診断の結果が書かれている紙をじっくり見つめながらつぶやいた。

 

 結果の欄に並ぶ、多くのD判定。その原因は間違いなく肥満。

 

「やるか、ダイエット!」

「待てい!」

「何奴!?」

 

 謎の声の謎の口調に釣られて何奴と言ってしまった。え、本当に誰?

 

「ダイエットなんかしたら、私の中身がずっと代わり映えが無くなってしまうではないか!」

「どんな文句!? っていうか相手冷蔵庫かよ!?」

「頭が高いぞ人間!」

「図体が四角くてでかいやつに言われたくないわ!」

 

 健康診断の結果が悪いと、冷蔵庫から訳わからん文句を言われるのか。

 

「くそぅ、今度こそは絶対ダイエット成功させるんだ!」

「だからよせと言っている! 儂が退屈になってしまうではないか!」

「なんでさっきから将軍みたいな喋り方なんだよ!?」

 

 この後隣人からうるさいと俺だけ怒られてしまった。なんでよ、冷蔵庫の方がうるさかったのに。

 

 

 

 

 

お題13:面接官が開口一番、「まずは腕相撲で自己PRをお願いします」。

 

 

 俺の第一志望である会社の面接会場。しかし目の前にいるのは筋肉自慢と言わんばかりのタンクトップ男だった。

 

「まずは腕相撲で自己PRをお願いします。私の相手をしてください」

「え……?」

 

 昨日まで入念に準備してきた志望動機とか、今後の展望をしっかり話す気持ちだったのに。頭が真っ白になる。

 

「じゃあ、始めるよ」

「え、はい」

 

 わからないまま、手をがっちりとつかまれて立たされる。そしてリングへ。やべ、この人腕が俺の二倍ぐらい太い。絶望が凄い。

 

「さて、実は言うとね。わが社に受かる条件は……どんな状況においても全力を尽くせるかどうか、なんだ」

「な、なるほど……?」

「では、始めようか」

 

 言われた通り全力を尽くそうとしたけれど、開始数コンマ秒で倒された。そして結果は、まさかの採用。なんでだよ。

 

「私の指示通りに動き、意図を汲み取ってくれた。まずは上出来だよ」

「大丈夫かこの会社」

 

 第一志望にしたの、間違いだったかもしれない。

 

 

 

 

 

お題14:飼い猫が突然しゃべり出したが、最初の一言が「家賃、割り勘ね」。

 

 

「家賃、割り勘ね」

「ほえ?」

 

 いや、誰だって赤ちゃんの頃から面倒見てきた飼い猫が、急にこんなこと言い出したらこんな声も出ると思うのよ。

 

「急にどうしたの?」

「そりゃあ僕だってさ、ただのタダ飯ぐらいだと思われちゃ困るわけさ」

「猫ってそういうもんじゃないの……?」

 

 私の負担を減らそうとしてくれてるのかな。気持ちはありがたいけど、あなた猫だよ?

 

「僕だってやるときはやるんだよ。害虫は絶対家に入れたことないでしょ?」

「あ、そんなことしてくれてたんだありがとう。でもヘソ天しながら言っても説得力無いよ」

 

 愛嬌は据え置きだけど、ちょっとだけ頼もしく見えたり、見えなかったり。

 

「そもそも、猫に収入なんて無いでしょ」

「最近はね、ニャイミーでバイトしてるんだ」

「初耳すぎるんだけど!?」

 

 飼い主に一言も無いとは何事か。いやそもそも喋るのがおかしいって言われたらそれはそうとしか。

 

「とにかく、家賃を払えるぐらいには稼いでるから。割り勘でいいよね?」

「あ、うん……」

 

 これ、飼い主より猫の方が稼いでるとか、無いよね?

 

 

 

 

 

お題15:異世界に転生したと思ったら、まず最初に渡されたのが自治会の回覧板だった。

 

 

「前世において、不慮の事故で死んでしまった安田さん。貴方を異世界へと転生させます」

「おおー」

 

 現実味が無さ過ぎて頭が追い付いていない俺に、女神は淡々と告げていく。そして目の前には新たな世界が繰り広げられた。

 

 魔法、魔物、これらが普通に存在する世界で、俺は生きていくらしい。いきなりファンタジーすぎて浮足立ってしまう。

 

「では、まずはこれを」

「何ですかこれ?」

「自治会の回覧板です」

「え?」

 

 俺の始まりの村であるカイロ村。その自治会の回覧板を何故か転生して最初に渡された。

 

「あら、最初のネットワークは何よりも重要ですよ? 伝手が何も無い状態で異世界に放りだされたら、普通はすぐにしんでしまいますからね」

 

 なんて地に足のついた女神様なんだろうか。浮いてるけど。

 

「まずは自治会費500ギルを得る所から、貴方の冒険は始まるのです」

「現実みがありすぎるスタートだなぁ……」

 

 果たしてこんな調子で生きていけるのだろうか……。




 これ他の人がやってるところも見てみたい気持ちがあります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。