AIからの無茶ぶりお題に5分で書くやつ   作:こなひー

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 何か習慣を身に着けるのって、難しいですよね。私はとにかくこの短編を100まで続けることを頑張ってみます。


お題26~30

お題26:朝起きたら、枕元に「昨夜のあなたの行動について話があります」と書かれたメモと、正座している猫がいた。

 

「あー、体が重い……ん?」

 

 起き上がった俺の後ろに位置する枕元、そこには飼い猫であるクロが正座していた。その足元には『昨夜のあなたの行動について話があります』と書かれたメモ。

 

「え、なにこれ?」

 

 妙に味のある文字は、まさかクロが描いたものなのだろうか。昨夜の俺の行動、とあるが俺が一体何をしたというのか。

 

「……なあ、何か言いたいことがあるのか?」

「んなぁーお」

「喋れはしないんかい」

 

 文字は書けるけど、言葉はネコ語のままだった。これだと何が言いたいのかわからん。どうしたものか。

 

 悩んでいると、ネコはボールペンを持ってメモに追加で書き始めた。

 

「おぉー、本当に書いてるぞ。……餌が足りない?」

「んなぁ」

 

 要求は、なんともネコらしいものだった。書かなくてもどうにかわかりそうなもんだけどね。というか、餌って漢字で書けるのかよすご。俺より学力あるとか勘弁してくれよ。

 

 

 

 

 

お題27:転職サイトに登録したら、「魔王軍・雑務全般(未経験歓迎)」というスカウトメールが届いてしまった。

 

 会社の昼休み、僕は転職サイトのメッセージ欄を血眼で見ていた。

 

「早く転職したい……今の環境じゃもう数日も持たない……」

 

 話しかけに来た同僚が僕を見てUターンするぐらい、負のオーラを発しているらしい。気にせず続きを見ていると、一件のメールを見て手を止めた。

 

「ん? なんだこれ、会社名・魔王軍?」

 

 どう考えてもいたずらメールだろ、と思いながらもつい内容を見てしまう。

 

 仕事内容は、雑務全般。未経験歓迎。人間にでも可能な範囲で作業をしていただきます。

 

「怪しすぎる……。けど給料はいい」

 

 あまりに非現実的な内容に苦笑する。一通り読み終わったところで、着信が来た。またクレームかと思いながらしぶしぶ電話を取る。

 

「はい」

「あ、どうも魔王軍のものです。メール、見ていただきましたよね?」

「はっ!?」

 

 え、何でメール見たら即電話来るの。こわ。

 

 

 

 

 

お題28:コンビニのおにぎりを開けた瞬間、中の具が「話がある」と言って逃げ出した。

 

「ようやく顔を拝めたな。話がある」

「私は無いんですけど。今おにぎり食べてるから後にして」

 

 こうしてみると普通の男女の会話に思える。しかし、状況は想像以上に混沌としている。

 

「私が食われてしまったら、話ができぬではないか!」

 

 そう、今私に語り掛けているのは、おにぎりの中から出てきた梅干しなのだ。いや怖いわ。

 

「残業続きでおかしくなっちゃったのかなぁ……?」

「目の下のクマに眉間のしわ。ちゃんと休養をとれていないのだろう?」

「しわだらけの梅干しに何がわかるのよ……」

 

 なんか口酸っぱく注意をし始めたんだけど、本当になんなの。

 

「とにかくだ。このまま私を食べてしまう前に、小生の話を聞いておくがいい」

「いや食べないわよ。しゃべる梅干しとか気味悪いし。捨てるわね」

「ちょっ! 待って! お願い話聞いて!」

「梅干しがいっちょまえにキャラ作ってんじゃないわよ!」

 

 

 

 

 

お題29:市役所に引っ越し届を出しに行ったら、「あなた、前世でも来てましたよね?」と受付に笑顔で言われた。

 

 今日は待ちに待った引っ越し、その手続きを市役所へしに来た。なのだが、受付の一言で浮足だっていた気分が一気に混乱へと落とされることとなった。

 

「あなた、前世でも来てましたよね?」

「……はい?」

 

 俺はこの一言を全く理解できなかった。あれ、ここ市役所だよな。変な宗教団体の施設じゃないよね。グーグルマップ君もここは市役所だって言ってるし。

 

「ふふっ、冗談ですよ。今のは気を引き締めてもらうためのジョークです。気分が浮かれていると、書類関係でのミスが起きやすいですから」

「あ、あぁー! なんだそういう事でしたか!」

 

 なんと、相手をリラックスさせるための、受付さんによる粋なジョークだった。

 

「もしかして、俺みたいに浮かれている人みんなに言ってるんですか?」

「いえ、今初めてやってみました。効果はあったみたいですね」

「それはちょっとチャレンジしすぎじゃないですかね……?」

 

 初手にそのジョークはちょっと攻めすぎだと思う。

 

「……なーんだ、まだ思い出していないんですね」

「何か言いました?」

「いえ」

 

 

 

 

 

お題30:家のWi-Fiが繋がらなくなったので調べてみたら、ルーターの上で小さな妖精たちが「合議中」と書かれた札を立てていた。

 

 なんだか家のWi-Fiの調子がおかしい、そう思ってルーターの様子を見に来た。そしたら、いつもの8倍ぐらいルーターが光輝いていた。なんで。

 

「って、よく見たらルーターの上になんか光ってる小人みたいなのがいる? それに札が……『会議中』?」

「おい! ニンゲンは札に書いてることも読めないのか!」

「うわっ!?」

 

 ぼんやりとしていた光のうち1つが姿を変えた。その姿は、まるで妖精のようだ。

 

「ようだ、じゃなくて妖精なんだよ!」

「ナチュラルに心読むなよ。人んちのルーターで何やってんだ」

「今大事な話してんだ、ニンゲンに聞かせられるわけねえだろ!」

「そのルーター全国に繋がってるんだけど」

 

 そっちこそ人間の常識を知らないみたいだ。

 

「で、何でこんなとこで会議なんかしてんだ?」

「そりゃあ、お前んちの中で一番、俺たちに近い光を出していたからだ!」

「そんな理由かよ……」

 

 なんだろう。こんなよくわからん妖精たちの要請は通したくないな。




 お題28の梅干し、逃げ出してなかったやべ……。
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