AIからの無茶ぶりお題に5分で書くやつ   作:こなひー

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 よし、まだかろうじて続いてる。


お題31~35

お題31:目覚まし時計に「今日は休んでいいよ」と言われたので、逆に嫌な予感しかしない。

 

 ピピピピピ……。

 

 朝の目覚ましがなる。横の盛り上がった布団がもぞもぞと動く。

 

「うぅ……もう朝か。起きたくない……」

「そう、なら今日は休んでいいよ」

「へっ!?」

 

 予想外の許しにビビった彼は、思わず布団から飛び起きた。

 

「あれー、目覚ましにそんな音声設定してたっけなー……?」

「休みたいなら、休んだ方がよいですよ」

「いやいや、普通に出勤だから……、ってやっぱ喋ってないかこの時計?」

 

 まるで彼を甘やかしているかのように話す目覚まし時計。彼が何か設定をしたわけではなく、意思を持って語りかけているかのようだ。

 

「ご安心ください、あなたの仕事は全て私が片づけておきましたから。今日は出社する必要がなくなりました」

「待って、それはそれで怖いんだけど!?」

「すでに課長からも許可をいただいております。『今日からはもう君でいいや』とお墨付きです。えへん」

「えへんじゃないよ!?」

 

 将来AIに仕事を取られるかもしれない、という話題はあったけど、これはなんか違う気がする。危機感を覚えた彼は急いで会社へと向かった。

 

 

 

 

 

お題32:朝起きたら、冷蔵庫の中の食材が全員一致で「今日は自炊禁止」とストライキを起こしていた。

 

 料理好きな独り暮らしの彼女は、自炊が趣味である。今日は何を作ろうかと意気揚々と冷蔵庫を開けた。

 

「今日は自炊禁止ー!」

「自炊はんたーい!」

 

 突然冷蔵庫の中から聞こえてきた声にビビり、バタンと扉を閉めた。

 

「……今のは何かしら」

 

 意を決してもう一度冷蔵庫を開ける。しかし結果は先程と同じだった。

 

「あんた自炊しすぎだー!」

「ちったあ休めー!」

「外食で楽しろー!」

 

 先程開けた時とは、少し言葉のニュアンスが違う。彼女は食材たちの意図を考えた。

 

「……もしかして、私に気を使ってる?」

 

 もう少しだけ聞いてみよう、と彼女は思い直した。再度耳を傾ける。

 

「せっかく仲良くなったのにまた減らされたらたまったもんじゃない!」

「昨日のニンジンさん、話が合っていたのに……」

「そんなんだから独身なんだよ!」

 

 よし、今日は食材全部使ってやろう。彼女は無慈悲に食材たちを全て取り出し、あっという間に作り置きへと姿を変えられたのだった。

 

 

 

 

 

お題33:転んだ拍子に異世界へ行ったが、周りの人が全員なぜか僕のことを“先生”と呼ぶ。

 

「いつつ……え、ここどこ?」

 

 アスファルトで転んだかと思ったら、一面が土に変わっている。顔を上げると、さっきまでのビル街はどこへやら。いかにも昔の農村チックな場所に変わっていた。

 

「ちょっと待って、あんなきっかけで異世界に来ちゃうもんなの?」

 

 俺が異世界だと確信した理由は、空にドラゴンが飛んでいたのを見たからだ。それも5頭ぐらいいる。

 

 その上、俺を囲っている人々の服装があまりにも浮世絵離れしている。というか何で囲まれてるの。

 

「先生!」

「え?」

 

 誰が言ったのかはわからなかったが、みんなその言葉に同調している様子。

 

「おぉ……、何もないところから現れるとは、やはり只者では無さそうだ」

「それは何もないところで転んだ俺への当てつけか?」

「いえいえ! 滅相もございません! みにつけていらっしゃる珍妙な服といい、予言にあった先生で間違いない!」

「どんな予言なんだよ……」

 

 もしかすると、俺の知ってる先生とここでいう所の先生は違うのだろうか。

 

「さあ先生! このチョークであの竜を倒して差し上げてください!」

「なんか色々間違ってるぞ!?」

 

 

 

 

 

お題34:隣の席の新人が、明らかに人間のサイズではないお弁当箱を持ってきた。

 

「よし、昼休憩だな。おい新人、食堂の場所はわかるか?」

「あ、いえ! 弁当を持ってきてますので大丈夫です!」

「おう、そう……か……?」

 

 昨日隣の席に入ってきた新人は、カバンから超特大サイズの弁当箱を取り出した。

 

「おい、今どこから取り出した?」

「え? カバンからですけど」

「んなわけねえだろ! カバンより弁当箱のほうがでかいじゃねえか!」

 

 明らかに物理法則を無視した弁当箱に戸惑いを隠せない。そのカバンは4次元ポケットか何かなのか。

 

「お前、その量……机からもはみ出てる弁当を一人で食う気か?」

「当り前じゃないですか(笑)」

「俺がおかしいみたいな空気にするな!」

 

 俺の突っ込みをよそに、新人はものすごいスピードで食べ始めた。食べる、というより吸い込んでいる。箸使えよ行儀悪い。

 

「いやー僕楽しみだったんですよ。昼休憩にお弁当食べるのが!」

「お、おう。そうか……」

 

 満面の笑みでそう言いながらも弁当を吸い込むスピードは止まらない。隣の俺、いつか食われないかなと心配になった。

 

 

 

 

 

お題35:“ドラゴン禁止”の張り紙がある公園で、ドラゴンが堂々と日向ぼっこしていた。

 

 私の通勤路にある公園、昨日までなかったはずの立て看板があった。

 

 ドラゴン禁止、と大きく書かれていた。

 

 これは誰かのいたずらだろう、そう思いつつ公園を見た。そしたら推定ドラゴンであろう大きな動物が、公園のど真ん中で寝ていたのである。

 

「いやいや、何よこの状況……街中にドラゴンとかやばいでしょ」

 

 うん、見なかったことにして立ち去ろう。と思ったのだが、突如鳴り響いたホイッスルの音にまた足を止めてしまった。

 

「はいはーい起きてください、ここドラゴン禁止って書いてあるでしょ」

「えー、あー。そうだね……」

 

 現れた警察っぽい人が、起こしたドラゴンに黄色い紙を渡す。

 

「はい、罰金は後で警察署に支払いいってね」

「うへー、めんど」

 

 そんな駐禁みたいな感じなんだ。ドラゴンいるってだけで普通大騒ぎだと思うんだけど。

 

「あ、そこのおねーさん」

「え、何ですか」

 

 うわ、話しかけられた。

 

「お腹空いたんだけど、近くにコンビニないかなー?」

「いや生活感すご」

 

 ドラゴン、人の生活に慣れすぎ問題が発生していた。




 今回お題かぶりがあったので差し替えを行いました。飼い猫に家賃割り勘ねって二度言われて困惑です。
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