俺は神の駒らしい ―平和のためにコーディネーターを滅ぼすまで―   作:やわらぎ

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アイデアは有れども、文才は無く…
なので、AIさんに描いてもらいました。

続きません


第1話 神の声と、目覚めた場所は戦乱前夜だった

第1話 神の声と、目覚めた場所は戦乱前夜だった

 

 喉が焼けるように熱い。

 息を吸うたびに、アルコールの匂いがこびりついていた。

 

 ――ああ、そうだ。俺、飲みすぎて死んだんだ。

 

 最後の記憶は居酒屋の床。情けない死因だと、自分でも思う。

 

「目覚めたか、人の子よ」

 

 低く、どこか芝居がかった声が響く。その声に聞き覚えがあった。

 どこだ……どこで……?

 

 あ、ラウ・ル・クルーゼだ。

 

 いや、待て。あいつはアニメのキャラだろ?

 ここはどこだ? 白い空間。体は浮いたまま。夢じゃないのか?

 

「私は“神”だ。もっとも、君の世界での呼称に合わせれば、そう名乗るのが早い」

 

 神? こいつが?

 妙に丁寧で、冷たく、底が見えない声。確かに“あの”喋り方だ。

 

「凡人でありながら、筋だけは通す。酒に弱い以外は悪くない。君を選んだのは、理にかなっている」

 

「……俺を選ぶって、何に?」

 

「簡単なことだ。この世界を修正してほしい」

 

 神は淡々と語る。

 

 この世界――コズミック・イラ。

 そのルール、乱数、出生すら神のシステムが決めている。

 だが遺伝子を弄り、自らの運命を歪めようとした者たちがいた。

 

 コーディネーター。

 

「遺伝子操作は禁忌だ。システムを壊す行為だからな。放置すれば“腐敗”は全体に広がる」

 

 淡々とした語り口だが、内容は恐ろしい。

 

「だから君には、“戦争の片付け”を任せる」

 

「……片付けって、そんな簡単に言うけどさ」

 

「君は平和主義だが、筋の通らない暴力を嫌う。

 だからこそ向いている。コーディネーターは最後に自然消滅へ導けばいい。

 ナチュラルには、安定した未来を与えてやれ」

 

 おいおい、軽いノリで人類史を動かすこと言うなよ。

 

「拒否権は?」

 

「ない」

 

 即答だった。なんて神様だ。

 

「まあ……逆らったら怖いし、やるしかないか」

 

「理解が早くて助かる。では転生を開始しよう。君の立場は“オルビタル・コモンウェルス”、その主導者。

 必要な軍は揃えてある。アンドロイドの指揮官もな。

 ヨハン・レビル、ワッケイン、シーマ、ガトー……精鋭だ」

 

「え、なんでその人選?」

 

「演算の結果だ。君の好みも少し入れた」

 

「入れなくてよかったんだけど……」

 

 もう止まらない。光が視界を覆う。

 

「最後に一つだけ言っておく」

 

 神の声が、闇の奥底から響いた。

 

「ラウ・ル・クルーゼは、君のいない原作で“私の端末”として動いた。

 人類のリセットを図ったのは、そのためだ。

 ――今度は、君が私の代わりにやるのだよ」

 

 あまりに重すぎる役目に、俺は絶句する。

 

 だが次の瞬間、景色が色づき、重力が戻った。

 

 目の前には――巨大な宇宙要塞アクシズ。

 そして、整然と並ぶサラミス級、マゼラン級。

 ブルーディスティニーの青が輝く。

 

 軍人たちが一斉に敬礼した。

 

「オルビタル・コモンウェルス総司令、御着任を歓迎します!」

 

 え、俺そんな偉いの?

 

 神よ。

 平和主義の俺に、こんな戦争の中心地を任せるなんて――

 

 ……本当に、酷いことをする。

 

 だが、やる。やるしかない。

 筋の通らない暴力を止めるために。

 

 そして、コーディネーターの悲劇も、ナチュラルの虐殺も、二度と起こさないために。

 

 俺の二度目の人生は、神の駒として始まった。




こう言うのが読みたいんですけど
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